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PDF でのグリッド、ガイド、ものさしの使用

はじめる前に

アドビは、より直感的で新しい製品エクスペリエンスの提供を開始します。表示された画面が製品インターフェイスと一致していない場合は、現在の機能のヘルプを選択してください。

新しい機能では、ツールが画面の左側に表示されます。

グリッドの表示

グリッドを使用すると、文書内のテキストやオブジェクトを正確に配置することができます。グリッドを有効にすると、交差する線のフレームワークが表示され、様々な要素を適切に整列させるのに役立ちます。

「グリッドにスナップ」オプションを選択すると、オブジェクトを移動するときにオブジェクトの端と最も近いグリッドの線に合わせることができます。

グリッドを表示または非表示にするには、左上のハンバーガーメニュー(Windows)から「表示」を選択するか、直接「表示」(macOS)を選択して、表示切り替え定規とグリッドグリッドを選択します。グリッドを表示すると、このコマンド名の隣にチェックマークが表示されます。

Adobe Acrobat PDF でグリッド、ガイド、ものさしを使用します。

「グリッドにスナップ」オプションをオンまたはオフにするには、ハンバーガーメニュー(Windows) がら「表示」を選択するか、直接「表示」(macOS)を選択して、表示切り替え定規とグリッドグリッドにスナップを選択します。

グリッドの表示方法を変更するには

  1. (Windows)ハンバーガーメニュー  から「環境設定」を選択します。
    (macOS)Acrobat環境を選択します。

  2. 左パネルから、「単位とガイド」を選択します。

    グリッド設定を変更します。

  3. グリッド設定を次のように変更します。

    • グリッド線の間隔を変更するには、「線間の幅」と「線間の高さ」に値を入力します。

    • グリッドの原点をずらすには、「左端からのグリッドのオフセット」と「上端からのグリッドのオフセット」に値を入力します。

    • 各グリッドの補助分割線の数を変更するには、矢印キーまたはテキストボックスを使用して「分割数」に値を入力します。この区画はグリッドよりも薄い線で表示されます。

    • グリッド線の色を変更するには、「グリッド線の色」ボックスを選択して、オプションから新しい色を選択します。

定規とガイドの使用

垂直および水平の定規は、文書内にあるオブジェクトのサイズを調べるために使用できます。フォームフィールドなどのオブジェクトを簡単に整列させるためのガイドも作成できます。定規で使用する測定単位および表示色を変更できます。

  • 定規を表示するには、ハンバーガーメニュー (Windows)から「表示」を選択するか、「表示」(macOS)を選択して、表示切り替え定規とグリッド定規を選択します。
  • ガイドを表示または非表示にするには、ハンバーガーメニュー (Windows)から「表示」を選択するか、「表示」(macOS)を選択して、表示切り替え定規とグリッドガイドを選択します。

定規とガイドを使用するには

  1. 水平ガイドを作成するには、水平定規から下方向にドラッグするか、垂直定規の位置をダブルクリックします。

    垂直方向のガイドを作成するには、垂直定規から右にドラッグするか、水平定規上の位置をダブルクリックします。

  2. ガイドを移動するには、ガイドをクリックして選択し、新しい位置へドラッグします。

  3. ガイドを削除するには、ガイドをクリックして選択し、Delete キーを押します。

  4. すべてのガイドを削除するには、定規領域で右クリックし、「すべてのガイドを消去」または「ページ上のガイドを消去」を選択します。

  5. ガイドの色を変更するには、ハンバーガーメニュー から「環境設定」を選択するか(Windows)Acrobat環境設定(macOS)を選択して、左パネルから「単位とガイド」を選択します。次に、「ガイドの色」ボックスを選択し、オプションから新しい色を選択します。

オブジェクトの高さ、幅および面積の測定

「オブジェクトを測定」ツールを使用して、PDF 文書のオブジェクトの距離や面積を測定できます。ものさしツールは、CAD 図面のフォームに、オブジェクトに関連した距離や面積のマークアップを表示するときに利用できます。印刷業者に送る前に文書の特定の部分に測定結果を示す場合などにも利用できます。Acrobat Reader ユーザーは、ものさし機能が PDF 作成者によって有効にされている場合にのみ、ものさしツールを使用できます。

ものさしツールを使用する場合、現在のものさし、デルタ値、測定比率などの測定情報がものさし情報ウィンドウに表示されます。Acrobat では、距離、周辺または面積の計算値と共に注釈が挿入されます。

Acrobat のものさしツール
ものさしツール

A. ものさしツールバー B. 測定対象のオブジェクト C. ものさし情報ウィンドウ 

  1. すべてのツールメニューから「オブジェクトを測定」を選択します。

    オブジェクトを測定ツールセットが左側のパネルに表示されます。

  2. 左側のオブジェクトを測定メニューから「ものさしツール」を選択します。

    ものさしツールバーとものさし情報ウィンドウが表示されます。 

  3. PDF 文書内で測定を行うには、次のいずれかの測定タイプを選択します。
    • 2 点間の距離を測定するには、距離ツール を選択します。第 1 の点をクリックし、ポインターを第 2 の点まで移動してもう一度クリックします。

    • 複数の点を指定して、それらの距離の合計を測定するには、周辺ツール を選択します。測定したい各点をクリックします。次に、最後の点をダブルクリックします。

    • 指定した線分に囲まれた領域の面積を測定するには、面積ツール を選択します。測定したい各点をクリックします。2 つ以上の点を指定してから、最初の点にポインターを重ねてもう一度クリックすると、面積の測定が完了します。

  4. オブジェクトの測定中に、次の操作を行うことができます。

    • ものさしを線端にスナップするには、「パスにスナップ」を選択します。

    • ものさしを線の終点にスナップするには、「終点にスナップ」を選択します。

    • ものさしを線の中間点にスナップするには、「中間点にスナップ」を選択します。

    • ものさしを複数の線の交点にスナップするには、「交点にスナップ」を選択します。

    • ものさし線を 45 度ずつの角度で移動するには、Shift キーを押したままにします。

    • 測定を中止するには、右クリックして「測定をキャンセル」を選択します。

    • ものさし注釈を削除するには、ものさしツールで注釈をクリックしてから Delete キーを押します。

ものさしツールオプションの設定

ものさしツールのオプションを設定するには、ツールを選択し、PDF 内の任意の場所を右クリックします。次のオプションが表示されます。

  • 測定比率と精度を変更 - 描画領域の測定比率(3:2 など)と測定単位を変更します。
  • 注釈ラベルを変更 - 測定値とともに表示されるテキストを追加または変更します。
  • ものさし注釈を無効にする/有効にする - 有効にすると、描画したものさし線が PDF に追加されます。無効にすると、別のオブジェクトを測定するか別のツールを選択したときに、ものさし線が消えます。
  • 直交モードをオンにする/オフにする – オンにすると、ものさし線は平行投影線のみになります。
  • 定規を表示/非表示 - ページにある垂直と水平の定規の表示と非表示を切り替えます。
  • ページコンテンツにスナップ/ページコンテンツにスナップしない - すべてのスナップ設定のオンとオフを切り替えます。
  • ものさし注釈を Excel に書き出し - PDF のすべての測定情報を CSV ファイルに保存します。
  • 環境設定 - ものさし(2D)の環境設定ダイアログボックスを開きます。

ものさしの環境設定の設定

2D データの測定方法を指定するには、2D ものさしの環境設定を設定できます。これを行うには、環境設定に移動し、左パネルから「ものさし(2D)」を選択し、次のオプションを設定します。

  • 文書の倍率と単位を使用(指定されている場合) – 選択すると、元の文書から生成された単位(指定されている場合)に基づくものさしが使用されます。このオプションの選択を解除して、手動で単位を指定することもできます。
  • 平行投影線を使用 – 有効にすると、ものさし線は平行投影線のみになります。
  • ものさし線の色 - 描画時の色または線を指定します。
  • ものさし注釈を有効にする - 有効にすると、描画したものさし線が PDF に追加されます。無効にすると、別のオブジェクトを測定するか別のツールを選択したときに、ものさし線が消えます。ものさし注釈にデフォルトラベルを使用するか、独自のラベルを指定することができます。
  • デフォルトの補助線の設定を使用(距離ツールのみ) – 選択解除した場合は、距離ツールで描画するたびに、マウスを移動して補助線の長さを指定します。
  • デフォルトの行頭 - 距離ツールの使用時に、ものさしの行頭の表示方法を指定します。
  • デフォルトの行末 - 距離ツールの使用時に、ものさしの行末の表示方法を指定します。
  • キャプションのスタイル(距離ツールのみ) - 距離ツールの使用時に、ものさし線の内側と上のどちらにキャプションを表示するかを指定します。
  • デフォルトの補助線の長さ(距離ツールのみ) - 測定ポイントの片側に表示される補助線の長さを指定します。
  • デフォルトの補助線の延長(距離ツールのみ) – ものさし線の上に表示される延長補助線の長さを指定します。
  • デフォルトの補助線のオフセット(距離ツールのみ) – 測定ポイントと補助線の間に表示される空白スペースの幅を指定します。
  • 2D スナップ設定 – スナップの動作を指定します。感度には、ポインターがスナップされる最大距離を指定します。「スナップヒントの色」では、ポインターをオブジェクト上に置いたときに表示されるスナップ線の色を指定します。
注意:

Acrobat Reader では、ものさしの環境設定は注釈機能が有効になっている PDF に適用されます。

カーソル座標の表示

カーソル座標は、文書ウィンドウ内でのポインターの座標位置を示します。座標は文書の左上隅が開始点になります。また、オブジェクトをサイズ変更するときは、選択したオブジェクトの幅と高さがカーソル座標に表示されます。

X 座標と Y 座標を表示するには:

  1. (Windows)ハンバーガーメニュー  から表示表示切り替えカーソル座標を選択します。

    (macOS)表示表示切り替えカーソル座標を選択します。

  2. ポインターを動かすと、X 座標と Y 座標が表示されます。

カーソル座標の測定単位を変更するには:

  1. (Windows)ハンバーガーメニュー  から「環境設定」を選択します。
    (macOS)Acrobat環境を選択します。

  2. 環境設定ダイアログボックスの左パネルから、「単位とガイド」を選択します。

  3. ページと定規の単位」ドロップダウンを選択し、別の測定単位を選択します。

水平比率を変更

  1. PDF を開きます。左上のグローバルバーから「編集」を選択します。

  2. 変更するテキストを選択します。

  3. テキストの書式設定」の下にある左側のパネルから、「水平比率」を選択します。

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Adobe Acrobat 2020 (永続版)のサポートは 2025年6月1日に終了します

セキュリティリスクを避け、安心してお使いいただくため、サブスクリプション版へのアップデートを推奨します。

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