この文書では、墨消し機能を使用して、Adobe Acrobat で PDF 上の機密情報を塗りつぶして表示させないようにする方法について説明します。墨消し部分は黒で塗りつぶす以外にも、「社外秘」などのテキストで覆い隠すことも可能です。
ツールタブをクリックし、保護と標準化セクションの中から「墨消し」を選択します。
「プロパティ」を選択します。
墨消しツールのプロパティダイアログボックスで設定を行い、「OK」をクリックします。
「墨消し領域の塗りつぶしの色」で塗りつぶす色を指定します。また、「オーバーレイテキストの使用」にチェックを入れると、テキストでの塗りつぶし効果が適用されます。
その他の設定は、以下の通りです。
「テキストと画像を墨消し」または「ページを墨消し」「テキストの検索と墨消し」のいずれかを選択します。
※ ここでは、「テキストと画像を墨消し」を選択します。
「ページを墨消し」を選択すると、ページ全体を墨消しすることが可能です。また、「テキストの検索と墨消し」を選択すると、検索に当てはまるテキストを墨消しすることが出来ます。
「テキストと画像」を選択した場合は、以下のいずれかの操作で削除する項目を範囲選択します。
※ マーク後に赤枠の領域上にマウスポインターを置くと、墨消しマークの外観をプレビューできます。
墨消しを適用するすべての項目のマークが終了したら、「適用」をクリックします。
警告メッセージが表示されるので、問題なければ「OK」をクリックします。
非表示情報を削除するかどうかの確認メッセージが表示されます。文書内で非表示になっている情報を検索して削除する場合は「非表示情報を完全に削除」を有効にします。
墨消しが適用されます。
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