最終更新日 :
2024年2月21日
- Adobe Premiere Pro ユーザーガイド
- ベータ版のリリース
- はじめに
- ハードウェアおよびオペレーティングシステムの要件
- プロジェクトの作成
- ワークスペースとワークフロー
- Frame.io
- メディアの読み込み
- 読み込み
- Avid または Final Cut からの読み込み
- ファイル形式
- タイムコードの操作
- 編集
- ビデオの編集
- シーケンス
- シーケンスの作成と変更
- ソースモニターでのインポイントとアウトポイントの設定
- シーケンスにクリップを追加
- クリップの並べ替えと移動
- シーケンス内でのクリップの検索、選択およびグループ化
- シーケンスからクリップを削除
- シーケンス設定の変更
- ソースモニターに読み込まれたシーケンスからの編集
- シーケンスの簡易化
- シーケンスのレンダリングとプレビュー
- マーカーの操作
- クリップにマーカーを追加
- エフェクトコントロールパネルでのマーカーの作成
- デフォルトのマーカーカラーの設定
- マーカーの検索、移動および削除
- 色によるマーカーの表示または非表示
- マーカーコメントの表示
- シーケンスマーカーのコピーとペースト
- After Effects とのマーカーの共有
- ソースのパッチ適用とトラックのターゲティング
- シーン編集の検出
- クリップのカットとトリミング
- ビデオ
- オーディオ
- Premiere Pro のオーディオの概要
- ソースモニターでのオーディオクリップの編集
- オーディオトラックミキサー
- ボリュームレベルの調整
- エッセンシャルサウンドパネルを使用したオーディオの編集、修復および向上
- スピーチを強調
- スピーチを強調に関する FAQ
- オーディオカテゴリのタグ付け
- 自動ダッキングオーディオ
- リミックスオーディオ
- オーディオクリップミキサーを使用したクリップボリュームおよびパンのモニタリング
- オーディオバランスとパンについて
- 高度なオーディオ - サブミックス、ダウンミキシング、およびルーティング
- オーディオエフェクトおよびトランジション
- オーディオトランジションの操作
- オーディオへのエフェクトの適用
- ラウドネスレーダーエフェクトを使用したオーディオの測定
- オーディオミックスの録音
- タイムラインでのオーディオの編集
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- 文字起こしベースの編集
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- レガシータイトルの廃止に関する FAQ
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- フォントと絵文字
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- カラー補正とグレーディング
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- パフォーマンスの向上とトラブルシューティング
- 拡張機能とプラグイン
- ビデオとオーディオのストリーミング
- アセットとオフラインメディアの監視
- アセットのモニタリング
- オフラインメディア
- アセットのモニタリング
Frame.io を使用すると、ビデオプロジェクトを確認する必要があるユーザーやフィードバックを提供する必要があるユーザーと動画プロジェクトを共有することができます。 あらゆるデータが一元化されます。コメントやレビュアーのメモはすべて、Premiere Pro または After Effects のプロジェクトと連携しているため、レビューと承認を簡単に追跡できます。
作業を開始する前に
Premiere Pro および After Effects を最新バージョンにアップデートし、Frame.io 拡張機能をインストールしてライセンス認証していますか。 まだインストールしていない場合は、こちらの手順を使用して、アプリをアップグレードするか、拡張機能をインストールしてください。
Frame.io の仕組み
Frame.io は、Premiere Pro および After Effects 内の Frame.io パネル（ウィンドウ／ワークスペース／レビュー）または（ウィンドウ／Frame.io でレビュー）、web アプリなどのコラボレーション機能を提供します。
すべての機能を利用するには、Frame.io web アプリ（app.frame.io）を使用してください。 Frame.io web を使用すると、バージョンを管理したり、権限を更新したりできます。
Premiere Pro および After Effects 内のパネルを使用すると、メディアへのアクセス、共同編集者の追加、レビュー用に共有、共有用にタイムラインのアップロード、プレゼンテーションモードでの共有、コメントや注釈のプロジェクトへの直接読み込みを簡単に行うことができます。 アプリ内から開始し、Web インターフェイスに移動すると高度な機能を使用でき、Frame.io を最大限に活用できます。
Frame.io は、Premiere Pro および After Effects の最新バージョンに組み込まれており、Creative Cloud サブスクリプションに含まれています。
A. 使用可能なプロジェクトから選択、またはプロジェクトの追加 B. メディアのアップロードおよびダウンロード C. バージョンの管理 D. 共同編集者の追加 E. プロジェクトの共有
共同作業の準備が完了したら、Frame.io 内で新しいプロジェクトを作成します。 Frame.io パネルのメニューバーで、特定のファイルまたは現在アクティブなシーケンスをアップロードし、プロジェクトに固有の設定を選択できます。
Frame.io web アプリには、より強力な共同作業ツール、バージョン管理、レビューおよびコメント用のプロジェクト共有などの追加機能が用意されています。 また、web アプリには、カメラから Frame.io にフッテージを取り込むための高速かつ簡単で、安全性の高い方法である Camera to Cloud 機能も含まれています。
A. プロジェクトのリスト B. すべてのメディア C. レビュー用に送信されたすべてのプロジェクトのリンク D. ブランド化されたすべてのプレゼンテーションのリンク E. Camera to Cloud 接続のすべてのリスト
メディアをアップロードする
Frame.io は、プロジェクトにアップロードされたすべてのファイルを受け入れます。 ビューアやレビュー機能をサポートするファイルタイプには、標準の動画、画像、オーディオ、PDF などがあります。
Premiere Pro でメディアをアップロードする
または、Frame.io ウィンドウの上部にある「Upload/Active Sequence」を選択します。
- Active Comp は、タイムラインから選択したコンポジションをアップロードします。
- Queued Comp は、レンダーキューでキューに入っているコンポジションをアップロードします。 レンダーキューの詳細を確認してください。
さまざまなアップロードオプションの仕組みについて詳しくは、「After Effects 拡張機能を使用する」を参照してください。
アクティブシーケンスとアクティブコンポジションのアップロード
Premiere Pro の「Active Sequence」オプション、After Effects の「Active Comp」および「Queued Comps」オプションを使用すると、アプリから移動せずにタイムラインを直接 Frame.io にレンダリングしてアップロードし、共有することができます。
- Name：Frame.io 内でのファイル名を指定します。
- Preset：使用するレンダリングプリセットを指定します。
- Range：シーケンス全体をエクスポートするか、入力ポイントと出力ポイントの間にあるものだけをエクスポートするかを指定します。
- Render to：エクスポートしたファイルを保存するディスク上の場所を指定します。
- Export markers at comments：このオプションを選択すると、アップロード時にタイムラインマーカーが Frame.io のコメントに変換されます。
- Keep rendered file：このオプションを選択すると、エクスポートしたファイルが、「Render to」オプションで指定した場所に保存されます。 このオプションをオフにすると、アップロードの完了時にファイルが削除されます。
- Auto-version：このオプションを選択すると、シーケンスの新しいバージョンが Frame.io のバージョンスタックに追加されます。
注意事項
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いずれの場合も、フォルダをアップロードする場合、Frame.io は、フォルダ構造を自動的に保持します。
メディアを事前に圧縮しておく必要はありません。 大容量のファイルをアップロードすると、Frame.io は準備が完了した時点でスムーズに再生します。 Frame.io では、高速ファイルアップローダを使用します。
Frame.io は、元のファイルをダウンロードできるようにしながら、ファイルを H.264 動画にエンコードして Web 上でシームレスに再生します。
アップロードが完了すると、Frame.io は動画のホバースクラブと静止画のサムネールをすばやく作成します。 メディア以外のファイルタイプは、ファイルアイコンで識別されます。
ストリーミングに使用されるプロキシビットレートを以下に示します。
- 4k (2160p)：12 ～ 20 Mbps
- 1080p：4 ～ 7 Mbps
- 720p：3 ～ 5 Mbps
- 540p：2 ～ 3 Mbps
- 360p：1 ～ 2 Mbps
- Frame.io パネルでプロジェクトまたはファイルを開きます。
- 「Share For Review 」をクリックします。共有可能なリンクが自動的に生成されます。
- ダッシュボードへのリンクをコピーし、チェーンリンクアイコンを使用してオフラインで共有します。 高度な共有機能を使用するには、Web の Frame.io に移動します。
コメントの追加
レビュアーは、コンポジションウィンドウの下にあるテキストフィールドで、特定の動画フレームについてコメントすることができます。 フォントカラーなどの注釈オプションを使用して、投稿前のコメントをカスタマイズすることができます。 これらのコメントは左側にあるコメントリストパネルに表示されます。コメントは、タイムスタンプと表示できます。 返信を投稿したり、コメントを削除したり、コメントリストでコメントを完了としてマークしたりできます。
コメントリストでタイムライン内を移動する
コメントをクリックすると、コメントが追加された特定の動画フレームに移動します。 任意のコメントをクリックするだけで、タイムライン内を移動することができます。
Premiere Pro でのマーカーとしてコメントを読み込む
レビュアーからフィードバックを受け取ると、そのコメントをタイムライン上のマーカーとして読み込むことができます。
コメントを読み込むには、最初にシーケンスを Frame.io 動画とリンクさせる必要があります。 これは、以前に拡張機能を使用してシーケンスをアップロードしている場合は、自動的に実行されます。 手動で動画をシーケンスにリンクさせることもできます。
-
Frame.io パネルで、クリップをダブルクリックするとプレーヤーが開きます。 再生バーにはコメントが表示されます。コメントをクリックすると、動画の該当するフレームにジャンプします。 動作しない場合は、プレーヤーの下部中央にある「Link Playheads」アイコンをクリックします。
「Link Playheads」アイコンのクリック 「Link Playheads」アイコンのクリック -
動画がリンクされると、クリップに紫色のバッジが表示され、シーケンスにリンクされていることが示されます。
動画がシーケンスにリンクされていることを示す紫色のバッジ 動画がシーケンスにリンクされていることを示す紫色のバッジ -
リンクされているときに、「Comment」アイコンをクリックし、「Import Comments」をクリックします。
コメントを読み込むと、タイムライン上のマーカーにコメント、共同編集者、コメント時刻が表示されます。
コメントを読み込み コメントを読み込み
注意：
適切な Premiere Project が開いている場合は、Frame.io でリンクされたクリップを開くことで、関連する Premiere Pro シーケンスを開くことができます。
共同編集者の追加
共同編集者を追加するには：
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- Frame.io web アプリで共同編集者を追加するには、ブラウザーでプロジェクトを開きます （app.frame.io/）。 右上にあるプラス記号（+）をクリックします。
- 同じ手順に従って、Frame.io パネルで共同編集者を追加します。
アプリケーション内の Frame.io パネルでの共同編集者の追加 アプリケーション内の Frame.io パネルでの共同編集者の追加 Frame.io web アプリでの共同編集者の追加 Frame.io web アプリでの共同編集者の追加 - Frame.io web アプリで共同編集者を追加するには、ブラウザーでプロジェクトを開きます （app.frame.io/）。 右上にあるプラス記号（+）をクリックします。
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- Frame.io web アプリでは、ユーザーがアカウントに追加されると、名前で検索することができます。同じアカウントに属していない場合は、メールアドレスで招待することができます。
- Frame.io パネルで、同じ手順に従って共同編集者を検索し、「Add」をクリックします。 共同編集者がプロジェクトに追加されるか、プロジェクトに招待されます。
Web 上の Frame.io で共同編集者の検索 Web 上の Frame.io で共同編集者の検索 アプリケーション内の Frame.io パネルで共同編集者の検索 アプリケーション内の Frame.io パネルで共同編集者の検索 -
Frame.io web アプリの場合：
招待にパーソナライズされたメッセージを添えて送信することも可能です。
ユーザーは、プロジェクトに参加するよう求める通知メールを受け取ります。
ユーザーは、招待されたメールアドレスと同じメールアドレスでログインする必要があります。
共同編集者の招待 共同編集者の招待 -
Frame.io web アプリとアプリ内パネルの場合：
プロジェクトの招待リンクを有効にすると、URL が生成されます。
この URL を送信すると、ユーザーがプロジェクトにユーザー自身を追加できるようになります。
アプリで緑のチェーンアイコンのプロジェクト招待リンクの有効化 アプリで緑のチェーンアイコンのプロジェクト招待リンクの有効化 Web 上での緑のチェーンアイコンのプロジェクト招待リンクの有効化 Web 上での緑のチェーンアイコンのプロジェクト招待リンクの有効化
共同編集者の削除
共同編集者を削除するには：
- プロジェクトを選択します。
- 右上にある「共同編集者」アイコンをクリックします。
- プロジェクトから削除するユーザーの「-」アイコンをクリックします。
- 「Do it」をクリックして操作の確認を行います。
編集内容を外部のレビュアーと共有する
Premiere Pro または After Effects のプロジェクト、Frame.io プロジェクト、シーケンスなど任意のプロジェクトを組織外の共同編集者と共有できます。以下にその方法を示します。
- プレゼンテーションとして共有：この方法では、カスタムブランディング要素を使用して表示、ダウンロードするためのクリップを表示するのみです。
- レビュー用に共有：レビュアー用の共有可能なリンクを作成します。 詳しくは、「レビュー用に共有」を参照してください。
Camera to Cloud にファイルをハンドオフする
Camera to Cloud 機能を使用して、カメラから Frame.io プロジェクトに直接ファイルをセットからハンドオフすることができます。 Frame.io パネルを Premiere Pro または After Effects で開き、開始します。
詳細 Camera to Cloud Training Series を参照してください。
他の Frame.io プランをさらに活用する
追加機能をお探しの場合は、Frame.io チームプランをご検討ください。 アーカイブ用ストレージ、アクティブストレージ、セキュリティの強化などについては、Frame.io チームプランをご検討ください。 Frame.io のプランについて詳しくは、Frame.io のプランを参照してください。
ご質問または共有するアイデアがある場合
Frame.io に関する質問がある場合は、次のコミュニティにご参加ください。
お客さまからのご意見を心よりお待ちしております。
