ソースクリップについて

最終更新日 : 2026年5月1日

Adobe Premiere でソースクリップがどのように機能し、シーケンスで編集するクリップとどのように関連するかを理解します。

メディアを Premiere にインポートすると、「プロジェクト」パネルでソースクリップに変換されます。ソースクリップは元のメディアアセットを表し、シーケンスに追加するたびに、Premiere は同じ基盤となるファイルを参照するシーケンスクリップを作成します。この構造により、プロジェクト内で単一の参照ポイントを維持しながら、複数のシーケンス間で同じメディアを再利用できます。

ソースクリップは常に「プロジェクト」パネルで管理され、シーケンス内には存在しません。シーケンスクリップはソースからメディアを継承しますが、タイムライン内で独立して編集、トリミング、重ね合わせ、調整することができます。

Premiere では、ソースクリップに直接ソースレベルのビデオ効果を適用できます。ソースクリップに効果を追加すると、そこから派生したすべてのシーケンスクリップが自動的にその効果を継承します。これらのグローバル効果は、「プロジェクト」パネルでクリップが選択されているときに、「エフェクトコントロール」パネルの「ソース」タブに表示されます。このレベルではビデオ効果のみがサポートされています。

ソースクリップに適用された複数のビデオ効果を表示する「エフェクトコントロール」パネル。すべてのシーケンスインスタンスがこれらのエフェクトを継承します。
「エフェクトコントロール」パネルでクリップに適用されたソースレベル効果は、そのクリップのすべてのシーケンスインスタンスによって自動的に継承されます。

特定の効果はソースクリップに適用できません。モーション不透明度y速度などの固有の効果、およびワープスタビライザーローリングシャッターの修復などのエフェクトは、タイムライン内のシーケンスクリップでのみ使用でき、「ソース」タブには表示されません。オーディオ効果もソースクリップレベルではサポートされていません。

一部の形式、特にカメラ Rawメディアでは、ソースクリップにソース設定が含まれており、編集前に露光量、色温度、ガンマなどのプロパティを調整できます。これらの調整はすべてのタイムラインインスタンスにグローバルに適用され、さらなるグレーディングのための一貫した基盤を提供します。