オーディオトラックミキサーのオートメーションモード

最終更新日 : 2026年5月1日

Adobe Premiere のオーディオトラックミキサーのオートメーションモードと、再生中のトラック調整を制御する方法について説明します。

オートメーションモードは、各トラックの上部に表示されるメニューで設定します。 例えば、再生中にトラックのボリュームフェーダーまたはパン制御をドラッグすると、 トラックのオートメーションメニューを「読み取り」、「タッチ」または「ラッチ」に設定してオーディオを再生すると、Premiere は指定した調整を適用してトラックを再生します。オーディオトラックミキサーのチャンネルを調整すると、タイムラインパネルにキーフレームが作成され、それぞれのトラックに対して変更内容が適用されます。逆に、タイムラインパネルで追加または編集したオーディオトラックキーフレームは、オーディオトラックミキサーの値(フェーダー位置など)に反映されます。

ミキシング処理中のオートメーションの状態は、各オーディオトラックのオートメーションオプションメニューの選択によって決定されます。

  • オフ:再生中、トラックに保存されている設定が無視されます。なし」を指定すると、既存のキーフレームによる影響を受けないので、オーディオトラックミキサーの各コントロールをリアルタイムで使用することができます。 ただし、なしモードにおけるオーディオトラックへの変更は記録されません。
  • 読み取り:トラックのキーフレームを読み取り、再生中のトラック制御に使用します。トラックにキーフレームがない場合は、トラックオプション(ボリュームなど)を調整するとトラック全体に影響します。 オートメーションが「読み取り」に設定されているトラックのオプションを調整した場合、調整を停止すると、そのオプションはオートメーションで変更を加える前の値に戻ります。戻る速度は環境設定の「自動一致時間」オプションで指定します。
  • 書き込み:オートメーションが可能なトラック設定の中で「書き込み中保護」に設定されていないものについて調整内容が記録され、タイムラインパネルに対応するトラックのキーフレームを作成します。書き込みモードでは、設定の変更を待たず、再生の開始直後から書き込みが始まります。 この動作を変更するには、オーディオトラックミキサーメニューの「書き込み後タッチに切り替え」コマンドを選択します。再生の停止後または再生ループサイクルの完了後、「書き込み後タッチに切り替え」コマンドにより、書き込みモードに設定されているすべてのトラックがタッチモードに切り替わります。
  • ラッチプロパティの調整が始まらないとオートメーションが開始されないこと以外は、書き込みとまったく同じです。初期のプロパティ設定は前の調整内容が反映されています。
  • タッチ:プロパティの調整が始まらないとオートメーションが開始されないこと以外は、書き込みとまったく同じです。プロパティの調整を中断すると、オプション設定は、現在のオートメーションに変更を加える前の状態に戻ります。 戻る速度はオーディオ環境設定の「自動一致時間」で指定します。