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Premiere Pro のペンツールを使用した描画

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最終更新日 : 2023年5月24日

Adobe Premiere Pro ユーザーガイド
ベータ版のリリース
1. ベータ版プログラムの概要
2. Premiere Pro ベータ版ホーム
3. ベータ版機能
  1. 新しい Spectrum UI
  2. カラーマネジメントシステム
はじめに
1. Adobe Premiere Pro の概要
2. Premiere Pro の新機能
3. Premiere Pro の更新のベストプラクティス
4. Premiere Pro のキーボードショートカット
5. Premiere Pro のアクセシビリティ
6. よくある質問
7. リリースノート
ハードウェアおよびオペレーティングシステムの要件
1. 推奨ハードウェア
2. 必要システム構成
3. GPU および GPU ドライバーの要件
4. GPU アクセラレーションレンダリングとハードウェアによるエンコード／デコード
プロジェクトの作成
1. 新規プロジェクトの作成
2. プロジェクトを開く
3. プロジェクトの移動または削除
4. 複数の開いているプロジェクトの操作
5. プロジェクトのショートカットの操作
6. Premiere Pro プロジェクトの下位互換性
7. Premiere Rush プロジェクトを Premiere Pro で開いて編集する
8. ベストプラクティス：独自のプロジェクトテンプレートを作成する
ワークスペースとワークフロー
1. ワークスペース
2. 読み込みと書き出しに関する FAQ
3. パネルの操作
4. Windows タッチおよびジェスチャーによる操作
5. デュアルモニターセットアップでの Premiere Pro の使用
Frame.io
1. Frame.io のインストールとアクティベート
2. Premiere Pro および After Effects での Frame.io の使用
3. Adobe Workfront と Frame.io の統合
4. Frame.io でレビュー用に共有
5. プロジェクトを共同編集する共同作業者の招待
6. よくある質問
メディアの読み込み
1. 読み込み
2. Avid または Final Cut からの読み込み
  1. Avid Media Composer からの AAF プロジェクトファイルの読み込み
  2. Final Cut Pro 7 および Final Cut Pro X からの XML プロジェクトファイルの読み込み
3. ファイル形式
  1. サポートされているファイル形式
  2. Blackmagic RAW のサポート
4. タイムコードの操作
編集
1. ビデオの編集
2. シーケンス
3. クリップのカットとトリミング
4. ビデオ
5. オーディオ
6. 文字起こしベースの編集
  1. 文字起こしベースの編集
  2. 文字起こしベースの編集に関する FAQ
7. 高度な編集
  1. マルチカメラ編集ワークフロー
  2. VR の編集
8. ベストプラクティス
ビデオエフェクトとトランジション
1. ビデオエフェクトとトランジションの概要
2. エフェクト
3. トランジション
タイトル、グラフィック、キャプション
1. エッセンシャルグラフィックスパネルの概要
2. グラフィックとタイトル
3. グラフィック
4. キャプション
5. ベストプラクティス：グラフィックワークフローの高速化
6. レガシータイトルの廃止に関する FAQ
7. レガシータイトルからソースグラフィックへのアップグレード
フォントと絵文字
1. カラーフォント
2. 絵文字
アニメーションとキーフレーム
1. キーフレームの追加、移動、設定
2. エフェクトのアニメート
3. モーションエフェクトを使用したクリップの編集およびアニメーション
4. キーフレームのオートメーションの最適化
5. キーフレームの移動とコピー
6. エフェクトとキーフレームの表示および調整
合成
1. 合成、アルファチャンネル、クリップの不透明度の調整
2. マスクとトラッキング
3. 描画モード
カラー補正とグレーディング
1. 概要：Premiere Pro のカラーワークフロー
2. カラー設定
3. 自動カラー補正
4. Lumetri Look を使用したカラーでクリエイティブに
5. RGB および色相／彩度カーブを使用したカラーの調整
6. ショット間のカラーを修正および一致
7. Lumetri カラーパネルでの HSL セカンダリコントロールの使用
8. ビネットの作成
9. Look と LUT
10. Lumetri スコープ
11. カラーマネジメントの表示
12. タイムライントーンマッピング
13. 放送用 HDR
14. DirectX HDR サポートを有効にする
メディアの書き出し
1. ビデオの書き出し
2. プリセットマネージャーの書き出し
3. 書き出しのワークフローと概要
4. クイック書き出し
5. Web およびモバイルデバイス向けの書き出し
6. 静止画像の書き出し
7. 他のアプリケーション用のプロジェクトの書き出し
8. Pro Tools で使用する OMF ファイルの書き出し
9. Panasonic P2 形式への書き出し
10. 書き出し設定
11. ベストプラクティス：書き出しの高速化
共同編集
1. Premiere Pro での共同作業
2. 共同ビデオ編集の基本を学ぶ
3. チームプロジェクトの作成
4. Team Projects でのメディアの追加と管理
5. 共同作業者の招待と管理
6. 変更点の共同作業者との共有および管理
7. Team Projects の自動保存結果とバージョンの表示
8. チームプロジェクトの管理
9. リンクされているチームプロジェクト
10. よくある質問
長編とエピソードのワークフロー
1. 長編とエピソードのワークフローガイド
2. プロダクションの使用
3. プロダクション内のプロジェクト間でクリップがどのように動作するかを説明します
4. ベストプラクティス：プロダクションの操作
他のアドビアプリケーションの操作
1. After Effects および Photoshop
2. Dynamic Link
3. Audition
4. Prelude
アセットの整理と管理
1. プロジェクトパネルでの操作
2. プロジェクトパネルでのアセットの整理
3. アセットの再生
4. アセットの検索
5. Creative Cloud ライブラリ
6. Premiere Pro の同期設定
7. プロジェクトのコンソリデート、トランスコードおよびアーカイブ
8. メタデータの管理
9. ベストプラクティス
  1. ベストプラクティス：ブロードキャストでのプロダクションから学習する
  2. ベストプラクティス：ネイティブ形式で作業する
パフォーマンスの向上とトラブルシューティング
1. 環境設定の設定
2. 環境設定のリセットおよび復元
3. リカバリモード
4. プロキシの使用
  1. プロキシの概要
  2. 取り込みとプロキシのワークフロー
5. システムが Premiere Pro と互換性があるかどうかの確認
6. Apple シリコン用 Premiere Pro
7. ちらつき削除
8. インターレースとフィールドオーダー
9. スマートレンダリング
10. コントロールサーフェスのサポート
11. ベストプラクティス：ネイティブ形式で作業する
12. ナレッジベース
拡張機能とプラグイン
1. Premiere Pro でのプラグインと拡張機能のインストール
2. サードパーティのデベロッパーの最新のプラグイン
ビデオとオーディオのストリーミング
1. Secure Reliable Transport（SRT）
アセットとオフラインメディアの監視
1. アセットのモニタリング
  1. ソースモニターとプログラムモニターの使用
  2. リファレンスモニターの使用
2. オフラインメディア

Premiere Pro のペンツールを使用してグラフィックを作成する方法を説明します。

Adobe Photoshop や After Effects と同様に、Premiere Pro には、プロジェクトを強化するための堅牢な描画ツールセットが用意されています。このツールを使用すると、直線または曲線のパス、マスクオブジェクトまたはフレームのカラー補正セクションを作成できます。

ペンツールを使用した正確な描画の基礎について説明します。

覚えておくべき用語

頂点ポイント

方向線

ベジェ曲線

直線の作成

ペンツールで描画できる最も単純なパスは、2 つの頂点がある直線です。

クリックを続けて、頂点ポイントを接続する直線のパスを作成します。また、異なる独自のシェイプを作成するために使用することもできます。

直線パスの開始点を押したまま、パスの終了位置をクリックします（ドラッグしないでください）。
クリックを続けて、残りの直線パスの頂点ポイントを設定します。
角度を描画するには、Shift キーを押しながら次の操作を行います。
- 点を追加して、0°、45°および 90°の角度の直線を描画する。
- 既存の点をドラッグして、0°、45°および 90°の角度で動かす。
- ベジェハンドルをドラッグして、0°、45°および 90°の角度に制約する。
- Shift キーと Opt／Alt キーを押しながらベジェハンドルをドラッグすると、ベジェが 2 つの曲線に分割されると同時に、クリックした曲線が 45°の増分に制約されます。

注意：

ストロークの幅を広げるには、エッセンシャルグラフィックスパネルの「アピアランス」で「ストローク」を選択し、幅を大きくします。

曲線の作成

A. 曲線の形状を制御する 2 方向のベジェハンドル B. ベジェのマスクの点

ペンツールを使用して方向線をドラッグすることで、曲線パスを作成します。曲線の形状は、方向線の長さと方向によって決まります。

ペンツールを選択し、曲線の開始点を押したままにします。頂点が表示され、ペンツールのポインターが矢印に変わります。
頂点の両方の方向線の長さと方向をドラッグして変更し、マウスボタンを放します。
曲線パスの終了点にペンツールを置いてから、次のいずれかの操作を行います。

C 字曲線を作成するには、前の方向線とは逆の方向にドラッグし、マウスボタンを放します。

A.ドラッグを開始
B. 前の方向線とは逆の方向にドラッグして C 字曲線を描画
C. マウスボタンを放した後の曲線

S 字曲線を作成するには、前の方向線と同じ方向にドラッグし、マウスボタンを放します。

A.ドラッグを開始
B. 前の方向線と同じ方向にドラッグして S 字曲線を描画
C. マウスボタンを放した後の曲線

マスク用フリーフォームシェイプの作成

ペンツールを使用すると、マスク用の曲線やその他の複雑なシェイプを簡単に作成できます。また、シェイプツールを使用してシェイプを作成することもできます。シェイプを描画したら、シェイプの境界の外側または内側の領域にエフェクトを適用できます。

クリックして頂点ポイントを作成し、パスとシェイプが適切に表示されるまでクリックを続けて追加のポイントを描画します。
Alt キー（Windows）または Option キー（macOS）を押しながら頂点ポイントをクリックすると、頂点ポイントがベジェポイントに変更され、ポイントの両側の線分を調整できるようになります。
選択したエフェクトをクリップに適用するには、エフェクトをエフェクトパネルからタイムラインパネルのクリップにドラッグします。詳しくは、エフェクトのクリップへの適用を参照してください。