Photoshop と Premiere の操作

最終更新日 : 2026年5月1日

Adobe PremiereでPhotoshopの編集をアニメーションとシーケンスツールと組み合わせる方法を学びます。

Photoshop を使用して静止画を作成した場合、その静止画を Premiere で移動したり変更したりすることができます。 画像全体や、任意のレイヤーをアニメーション化することも可能です。

また、ビデオの各フレームや画像シーケンスのファイルも Photoshop で編集できます。 さらに、Photoshop の各種のツールを使用してビデオの編集やペイント作業を行う以外にも、エフェクト、マスク、変形、レイヤースタイルおよび描画モードを適用することができます。 コピースタンプツール、パターンスタンプツール、修復ブラシまたはスポット修復ブラシを使用してペイントしたり、パッチツールを使用してビデオフレームを編集することもできます。

Photoshop でコピースタンプツールを使用すると、ビデオレイヤーからフレームをサンプリングし、サンプリングしたソースを別のフレームにペイントできます。 別のターゲットフレームに移動すると、最初にサンプリングしたフレームに合わせてソースフレームが変更されます。

編集作業が終わったら、ビデオを PSD ファイルとして保存したり、QuickTime ムービーまたは静止画シーケンスとしてレンダリングすることができます。 編集されたビデオを Premiere で再び読み込み、さらに編集を続けることも可能です。

Premiere を使用してムービーを作成している場合、Photoshop を使用して、そのムービーを構成する個々のフレームを調整できます。 Photoshop をすると、次のことができるようになります。

  • 必要のない視覚的な要素を削除する。
  • 個々のフレームを描画する。
  • 優れた選択ツールとマスキングツールを使用して、アニメーションや合成の目的でフレームを要素に分割する。

具体的なタスクでの優位性

Premiereの長所は、動画編集機能が豊富に用意されている点です。 これらの機能を使用すると、Photoshop ファイルをビデオクリップ、オーディオクリップおよびほかのアセットと結合することができます。 例えば、Photoshop ファイルをタイトル、グラフィックおよびマスクとして使用できます。

一方、Photoshop には、ペイントツール、ドローツールおよび画像中の各部の選択ツールなど、優れたツールがあります。 Photoshop のクイック選択ツールやマグネット選択ツールにより、複雑なシェイプからマスクを簡単に作成することができます。Premiere でマスクを手作業で描画するよりも、同じ作業を Photoshop で処理する方が効率的です。 同様に、画像中のゴミを取り除く目的でペイントストロークを手作業で適用したい場合も、Photoshop のペイントツールの方が便利です。

Photoshop Extended のアニメーション機能およびビデオ機能には、キーフレームベースの簡単なアニメーションが用意されています。ただし、Premiere には、様々なプロパティに対する豊富なキーフレームコントロールが備わっています。

  • 静止画像の交換:静止画像のPremiere Pro では数多くの形式で静止画像の読み込みと書き出しが可能です。 Photoshop から Premiere に個々のフレームや静止画像のシーケンスを転送する場合は、最高の柔軟性が得られるように Photoshop ネイティブの PSD 形式を使用します。 Premiere に PSD ファイルを読み込むときには、レイヤーを統合した画像として読み込むか、レイヤーを保持したまま読み込むかを選択できます。 先に Photoshop で静止画像を作成しておき、それを Premiere に読み込むことをお勧めします。 このような準備作業の例としては、カラー補正、画像サイズの調整、画像の切り抜きなどがあります。 Premiere では、プレビューまたは最終出力の各フレームがレンダリングされるため、1 秒間に何度も同じ操作を実行させるよりも、ソース画像の変更は Photoshop で行う方が適切な場合があります。

Photoshop で、特定の種類のビデオ出力用に正しく設定された PSD ドキュメントを作成することができます。 作成するには、新規ファイルダイアログボックスから、「フィルム & ビデオ」プリセットを選択します。 Premiere で、コンポジションとシーケンスの設定に適した PSD ドキュメントを作成できます。

  • ムービーの交換:PSD ビデオファイルを Photoshop との間で交換することはできなくなりましたが、Photoshop からムービーを直接レンダリングしてそれを Premiere Pro で再び読み込むことができます。例えば、Photoshop で QuickTime ムービーを作成し、Premiere で読み込むことが可能です。
  • :Premiere では、カラーが内部的に RGB(赤、緑、青)色空間で扱われます。 Photoshop で作成したビデオクリップを Premiere で編集する場合、RGB でクリップを作成します。

最終的なムービーを放送用に使用する場合は、その画像のカラーがブロードキャストセーフであることを Photoshop で確認しておくことをお勧めします。 確認方法としては、Photoshop で SDTV NTSC もしくは HDTV(Rec. 601)などの適切な出力先カラースペースをドキュメントに割り当てると便利です。

Photoshop ファイルの作成と編集

Premiere プロジェクトのピクセルとフレーム縦横比の設定を自動的に継承する Photoshop 静止画ファイルを作成できます。 また、Premiere プロジェクトの静止画ファイルを Photoshop で編集することもできます。

プロジェクトでの Photoshop ファイルの作成

ファイル新規Photoshop ファイルを選択します。

Photoshop が起動され、新しい空の静止画が表示されます。 ピクセルサイズはプロジェクトのビデオフレームサイズと同じ(標準的なサイズを使用している場合)で、イメージガイドはプロジェクトのタイトルセーフエリアおよびアクションセーフエリアを表します。

Photoshop での静止画ファイルの編集

プロジェクトでは、Adobe Photoshop がサポートするほとんどの形式の画像ファイルを開くことができます。 Premiere は、CMYK や Lab カラー形式のファイルを読み込みません。

プロジェクトパネルまたはタイムラインパネルで静止画クリップを選択します。

編集Adobe Photoshop で編集を選択します。

ファイルが Photoshop で開かれます。 ファイルを保存すると、変更内容が Premiere プロジェクトに反映されます。