カスタムフィルターを作成

Last updated on 2026年10月29日

デスクトップ版 Adobe Photoshop で、コンボリューショングリッド内のカーネル値を定義し、「スケール」および「オフセット」パラメーターを調整して、ピクセルベースの効果を作成する方法を説明します。

カスタムフィルターは、5×5のコンボリューショングリッドに入力した値に従って、各ピクセルの輝度値と周囲のピクセルの輝度値を掛け合わせて評価します。中央のセルは評価中のピクセルを表し、周囲のセルは隣接するピクセルが結果にどのように影響するかをコントロールします。この数学的な手法を使うと、シャープ、ぼかし、エンボス、エッジ検出の効果を一から設計できます。フィルターは、画像を変形し、強調するために、さまざまなクリエイティブな方法で使用できます。フィルターとそのクリエイティブな用途を紹介する フィルターの概要 で詳細を確認できます。

カスタムフィルターは スマートオブジェクト に適用すると最も効果的で、最初の適用後でも値を非破壊で調整できます。

カーネル値を定義してフィルターを適用

フィルター/その他/カスタム を選択すると、5 x 5 のテキストボックス グリッドを含む カスタム ダイアログボックスが開きます。

中央のテキストボックスを選択し、評価対象のピクセルの乗数を設定するために -999 から +999 までの値を入力します。

隣接するピクセルに影響を与えたい各テキストボックスを選択し、乗数の値を入力します。例えば、中央のすぐ右にあるボックスに 2 を入力すると、そのピクセルの輝度が 2 倍になります。

スケール フィールドに、すべての明るさ計算の合計を割る値を入力します。

オフセット フィールドに、スケーリング後の結果に加える値を入力します。

OK を選択して、画像にカスタムフィルターを適用します。

フィルターは画像全体にわたって各ピクセルを順番に処理します。スケール の値が大きいほど効果全体の強さは弱くなり、オフセット の値は結果の階調範囲を移動します。さまざまなカーネル パターンを試して、シャープ (中央に正の値、周囲に負の値)、ぼかし (すべてのセルに同じ正の値)、またはエッジ検出 (中央に負の値、周囲に正の値) を実現します。

カスタムフィルターを保存して再利用

カスタムフィルターの設定を作成したら、カスタム ダイアログボックスで 保存 を選択して、今後使用できるように保存します。わかりやすいファイル名と保存場所を選択します。保存したフィルターを適用するには、フィルター/その他/カスタム を選択します。次に、読み込みを選択して、保存したフィルターファイルを選びます。