広角レンズのゆがみを補正

Last updated on 2026年10月29日

レンズプロファイルと制約線を使って、広角写真やパノラマ内の曲がった要素を自動補正でまっすぐにします。

広角レンズや魚眼レンズでは広いシーンを撮影できますが、直線が曲線にゆがむことがよくあります。建物が内側に傾いて見えたり、地平線が外側に湾曲して見えたりするなど、直線が歪んで見える場合、このフィルターはレンズのメタデータとユーザーが定義した制約線を使用して補正します。

このフィルターは埋め込まれた EXIF データからカメラとレンズを検出し、自動的に補正を適用します。画像にメタデータがない場合は、焦点距離と切り抜き係数を手動で指定して、同様の結果を得られます。

スマートオブジェクトに変換 (オプション)

非破壊編集を行うには、フィルターを適用する前にレイヤーをスマートオブジェクトに変換します。その後で画質を落とさずにフィルター設定を調整できます。

「レイヤー」パネルでレイヤーを選択します

レイヤー/スマートオブジェクト/スマートオブジェクトに変換 を選択します

レンズのゆがみ補正を適用

フィルター/アダプティブ広角を選択します

右側で補正タイプを選択します:

  • 魚眼:魚眼レンズによる極端な曲線に使用
  • 遠近法:カメラのチルトによって生じる収束線に使用
  • パノラマ:Photomerge パノラマに使用
  • 全球面:縦横比が 2:1 の 360 度パノラマに使用
  • 自動:補正を自動的に検出

拡大・縮小 を調整して画像サイズを変更し、空白領域を最小限に抑えます。

画像に埋め込みレンズデータがない場合は、焦点距離 をミリメートル単位で指定します。

切り抜き係数 を調整して、補正後の画像の切り抜き方法を制御します。

埋め込まれたレンズ値を適用するには、撮影時の設定を使用 を有効にします。このオプションは、Photoshop が画像内のレンズ情報を検出した場合にのみ表示されます。

制約ツールを選択し、建物のエッジや水平線などの要素を横切るように線をドラッグします。Shift を押しながらドラッグすると、線を垂直または水平に制限できます。

ポリゴン制約ツールを選択し、直線的に見えるはずの曲線的な建築要素や複雑な形状に沿って描画します。フィルターが曲線を検出し、自動的に輪郭をたどります。

画像のさまざまな領域に制約線を追加して、補正を調整します。任意の制約線を右クリックすると、方向を垂直、水平、自動の間で変更できます。

OK を選択して補正を適用します。

補正を適用した後、曲線状のコンテンツが直線化されたエッジに沿って、画像に空白または透明な領域が生じる場合があります。これらの領域を削除するには画像をトリミングするか、コンテンツによる塗りを使用して空の領域を塗りつぶします。