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アセットの設定

アセットの設定を使用することで、組織はアセットを組織外でどのように共有するかを管理できます。

組織内のユーザーが会社所有のアセットの共有方法を管理するには、Adobe Admin Console で設定アセット設定に移動します。

注意:

アセット設定は、デジタル著作権管理システム(DRM)でも、完全なアセット保護システムでもありません。特定のアセットへのアクセス権を持つ従業員は、サードパーティのシステムを使用し、これらのアセットを引き続きコピーして、組織外の他のユーザーに提供できます。

共有オプション

システム管理者は制限の設定を選択して、Creative Cloud と Document Cloud 内での従業員による特定の共有機能の使用を制限できます。「アセット設定」と他のサードパーティ組織のポリシー適用システムを使用して、適切な外部の組織のみとアセットを共有するように構成することができます。

デプロイメントの考慮事項

共有制限を有効にする前に、エンドユーザーに対する影響を考慮してください。

設定を選択したら、その後の削除プロセスを停止または取り消すことはできません。「公開リンクの共有をしない」を選択すると、既存の公開リンクはすべて削除され、これらのリンクを持つユーザーはリンクされたコンテンツにアクセスできなくなります。「組織メンバーと信頼できるユーザーに限定された共有」を選択した場合、組織の一部ではない、またはクレームされたドメイン、信頼できるドメイン、承認されたドメインではない現在の外部の共同編集者は、以前に共有されていたコンテンツにアクセスできなくなります。 ユーザーは Adobe Express のコンテンツスケジュールにアクセスできなくなり、スケジュールされたソーシャルメディアへの投稿は一時停止されます。

公開リンクの共有をしない組織メンバーと信頼できるユーザーに限定された共有を選択した場合に影響を受ける Creative Cloud と Document Cloud の共有機能と公開機能を以下に示します。

共有オプションの選択

組織の制限されたアセットの設定を選択するには、以下の手順に従います。

  1. Admin Console で、設定アセットの設定に移動します。

  2. 共有制限ポリシーを選択します。

    3 つのレベルの制限から選択できます。最も厳しい制限の設定を選択した場合、既存の公開リンク、共有フォルダーまたはドキュメントでの共同作業を停止または取り消すことはできません。 ユーザーは Adobe Express のコンテンツスケジュールにアクセスできなくなり、スケジュールされたソーシャルメディアへの投稿は一時停止されます。 

    組織メンバーと信頼できるユーザーに限定された共有を選択した場合、許可されたドメインを定義していることを確認してください。組織の一部ではない、またはクレームされたドメイン、信頼できるドメイン、承認されたドメインではない現在の外部の共同編集者は、以前に共有されていたコンテンツにアクセスできなくなります。

    注意:

    Document Cloud で「組織メンバーと信頼できるユーザーに限定された共有」オプションを使用するには、クレームおよび信頼されたドメインを「許可されたドメイン」に追加します。

    共有オプション

    制限

    既存のリンクおよび共同作業への影響

    制限なし(デフォルト)

    • 組織内外のすべてのユーザーとの共有フォルダーで公開リンクの共有、ソーシャルメディアへの投稿の公開、共同作業を許可するには、このデフォルトの設定を使用します。
    • 従業員にすべての Creative Cloud および Document Cloud 機能に自由にアクセスして管理させるようにすることができる企業に適しています。

    特に影響はありません。

    公開リンクの共有をしない

    • ユーザーが公開リンクを作成したり、ソーシャルメディアに投稿したりできないようにします。
    • 公開の共有は避けたいが、招待に基づく共有は組織内外のあらゆる人に許可したい企業に推奨されます。

    すべての公開リンクが削除されます。このプロセスがいったん開始されると、停止したり、取り消したりすることはできません。 ユーザーは Adobe Express のコンテンツスケジュールにアクセスできなくなり、スケジュールされたソーシャルメディアへの投稿は一時停止されます。

    組織メンバーと信頼できるユーザーに限定された共有

    • 自分の組織での招待状ベースの共有をクレームされたドメイン信頼できるドメイン許可されたドメインの共有相手に制限できます。このポリシーを設定すると、組織が所有するアセットを、組織のメンバーではない、または許可されたドメインのリストに含まれていない外部のユーザーと共有できなくなります。
    • 組織のアセットにアクセスできる外部ドメインを厳密に管理する必要がある企業に適しています。

    既存のすべての公開リンクが削除され、組織内または許可されているドメインに存在しないユーザーとの共有ドキュメントやフォルダーでの既存の共同作業も削除されます。このプロセスがいったん開始されると、停止したり、取り消したりすることはできません。 ユーザーは Adobe Express のコンテンツスケジュールにアクセスできなくなり、スケジュールされたソーシャルメディアへの投稿は一時停止されます。 

    「アセットの設定」を使用して共有を制限するプロセスは、組織のユーザー数や、確立されている共有関係の数に応じた時間がかかります。一部のアドビ製品およびサービスでは、CDN でのキャッシュされたエントリが無効になる場合や、Slack からのプレビュー画像が削除される場合もあります。アセット設定が変更されるには、最大で 24 時間かかる場合があります。

    警告:

    50 万人を超えるユーザーがいる組織では、ユーザーはその組織内の全員とアセットを共有できなくなります。

  3. 確認」をクリックします。

    組織が所有するアセットをユーザーに特定の外部組織または個人と引き続き共有させるには、次の操作をおこないます。

    • 代理店などの外部組織の場合:Adobe Admin Console の「アセットを設定」で、ドメインの許可リストに代理店のドメインを追加します。
    • フリーランサーの場合:組織から個人に Enterprise ID または Federated ID が発行されます。または、Admin Console でユーザーを Business ID タイプとして組織に追加します。
    注意:

    アドビでは、エンタープライズストレージなど、エンタープライズレベルの機能をはじめとするメリットを提供するため、既存のすべての Adobe ID を Business ID に移行しています。企業の新規のお客様はすべて、チームメンバーに Business ID を使用することになります。

    お客様の組織のこのアップグレードスケジュールが確定した際に、事前にお知らせします。詳しくは、「Adobe Creative Cloud:グループ向けとエンタープライズ向けのアカウントの更新」を参照してください。お客様は、組織が移行されるまで、引き続き Adobe ID タイプを使用して組織にアクセスできます。移行後は、Adobe ID では組織にアクセスできなくなります。

  4. アクセス要求ポリシーを選択し、「確認」をクリックします。

    デフォルトでは、アクセス要求が許可されています。そのため、共有リソースへのリンクを持っているが、表示権限を持たないユーザーは、アクセスを要求できます。文書に対する共有アクセス権を持つユーザーは、アクセス要求ごとに通知を受け取って、アクセスを許可するか拒否するかを決定できます。

    アクセスが許可または拒否されると、要求側ユーザーにそれが通知されます。

    注意:

    組織メンバーと信頼できるユーザーに限定された共有ポリシーが選択されている場合、その制限は、組織外のユーザーが行ったアクセス要求に対して、ユーザーが許可を与えようとしたときに適用されます。

許可されたドメイン

許可されたドメインは、共有が安全なドメインです。「組織メンバーと信頼できるユーザーに限定された共有」を選択している場合、許可されたドメインにドメインを追加できます。

許可されたドメインの追加

  1. Admin Console で、設定アセットの設定許可されているドメインに移動します。

  2. ドメインを追加」をクリックします。

  3. ドメインを追加ダイアログにドメインを入力します。コンマで区切って、複数のドメインを追加できます。「追加」をクリックします。

    注意:

    Document Cloud で「組織メンバーと信頼できるユーザーに限定された共有」オプションを使用するには、クレームおよび信頼されたドメインを「許可されたドメイン」に追加します。

許可されたドメインの削除

Admin Console で承認済みのドメインを管理しているときに、リストからドメインを削除するには、ドメイン名の左側にあるチェックボックスをオンにして、「ドメインの削除」をクリックします。「削除」をクリックして確定します。

ドメイン名が許可されたドメインから削除されます。共有オプションとして「組織メンバーと信頼できるユーザーに限定された共有」が選択されている場合、削除されたドメインへのすべての共有は取り消されます。

警告:

許可されたリストからドメインを削除すると、そのドメインのユーザーと、貴社の組織のユーザーとの間で共有されるドキュメントおよびフォルダーでの既存の共同作業がすべて削除されます。このプロセスがいったん開始されると、停止したり、取り消したりすることはできません。

コンテンツ認証情報

コンテンツ認証情報を使用すると、クリエイターはコンテンツをエクスポートまたはダウンロードするときに、追加情報をコンテンツに添付できます。

コンテンツ認証情報をオンに切り替えると、クリエイターは自分の作品をさらに評価してもらい、オンラインで他の人とつながり、視聴者に対する透明性を高めることができます。コンテンツ認証情報に関する詳細。

複数の組織のユーザーへの影響

アドビは、1 ユーザーを 1 組織のみのメンバーとすることを強くお勧めします。複数組織のメンバーであることが必要なユーザーがいる場合、すべての組織で同じ共有ポリシーと許可リストを構成する必要があります。

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