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既存の Adobe Admin Console 内での契約タイプの切り替え

エンタープライズ版に適用されます。

Adobe Admin Console で期限切れ間近の契約から新しい契約に切り替える際に、ユーザーと管理者をアクティブな製品プロファイルに再度割り当てる方法について説明します。

組織に関連付けられている契約を表示または管理するには、Admin Console の「アカウント」タブに移動して、契約を選択します。

概要

管理者は、既存の Admin Console に新しい契約を追加して、期限切れ間近の契約から新しいアクティブな契約に切り替えることができます。 これにより、ユーザーとアセットを別の Admin Console に移行する必要はなくなりますが、ユーザーと管理者の役割を新しい契約のアクティブな製品プロファイルに再度割り当てる必要があります。

システム管理者は Admin Console の「アカウント」タブからすべての契約を管理できますが、契約管理者は自分に割り当てられている契約のみを表示できます。複数の契約が存在する場合は、契約間で製品を区別するために、Admin Console 全体で各製品の横に契約名が表示されます。詳しくは、契約の管理を参照してください。

注意:

契約の猶予期間が終了すると、製品はすべてのユーザーから自動的にプロビジョニング解除され、契約から削除されて、非アクティブ状態に移行します。Enterprise 契約の期限切れステージについてご確認ください。

プラン変更後のユーザーの再割り当て

Admin Console 組織を別のプランに変更しても、現在のストレージリポジトリーおよび ID 実装とユーザーは保持されます。ただし、ユーザーは割り当てられた製品にアクセスできなくなり、製品管理者と製品プロファイル管理者は管理権限を失います。

スムーズな移行のために、また、ユーザーのアクセス権や管理権限の喪失を避けるためには、以下の作業が必要です。

  • 変更を加える前に、契約を変更するとともに Admin Console からユーザーリストをエクスポートします。このリストは、新しい契約でユーザーや管理者を再割り当てする際に参照資料となります。
  • 以前の契約の有効期限が切れる前に、ユーザーと管理者を新しい契約に再割り当てします。

ユーザーリストをダウンロードするには、Admin Consoleユーザーユーザーに移動します。ユーザーページの右上隅にある「詳細オプション」  アイコンを選択し、「ユーザーリストを CSV に書き出し」を選択します。詳しくは、CSV ファイル形式
を参照してください。

注意:

管理者の役割は、個別または CSV の一括アップロード方法を使用してのみ再割り当てできます。

ユーザーと管理者を再割り当てする様々な方法を以下に示します。

個別の操作

この方法は、ライセンスが 10 未満の小さなチームの場合に使用します。

  • ユーザーを割り当てるには、Admin Console製品に移動し、関連する製品カードの「ユーザーの割り当て」を選択します。詳しくは。「ユーザーの割り当て」を参照してください。
  • 製品管理者を割り当てるには、Admin Console製品に移動します。必要な製品を選択し、「管理者」タブに移動して「管理者を追加」を選択します。詳しくは、「製品管理者の割り当て」を参照してください。
  • 製品プロファイル管理者を割り当てるには、Admin Console製品に移動します。必要な製品を選択します。次に製品プロファイルを選択し、「管理者」タブに移動して、「管理者を追加」を選択します。詳しくは、「製品プロファイル管理者の割り当て」を参照してください。

CSV バルクアップロード

この方法は、中規模または大規模なチームで 10 以上のライセンスを使用する場合に使用します。

Admin Consoleユーザー/詳細オプション  アイコン ユーザーの詳細を一括編集に移動します。次に、CSV テンプレートをダウンロード現在のユーザーリストを選択します。CSV ファイルの必須フィールドを変更して、更新された製品または製品プロファイルを新しい契約に関連付けます。

ユーザーの詳細

CSV ファイルの関連フィールド

割り当てられた製品

製品プロファイル

管理対象の製品プロファイル

管理製品構成

管理製品

管理製品

次に、更新した CSV ファイルを Admin Console にアップロードして戻します。 CSV によるユーザー詳細の編集について詳しくは、こちらをご覧ください
 

ユーザー同期ツール(UST)

この方法を使用するには、macOS ターミナルまたは Windows コマンドプロンプトと LDAP を理解している必要があります。Adobe Admin Console にユーザー同期ツールが統合されている場合は、以下の 2 つのいずれかの方法でユーザー同期ツールを使用します。

  • ディレクトリのユーザーを Admin Console の製品プロファイルにマッピングして、UST 構成ファイル内で、ディレクトリのユーザーのグループから Admin Console の指定された製品プロファイルへのマッピングを更新します。 このプロセスには、User SyncTool 構成ファイルがホストされているサーバーへの管理者アクセスが必要です。UST 構成ファイル内のグループマッピングを更新する方法については、リンクをクリックして参照してください。
  • ディレクトリのユーザーを Admin Console のユーザーグループにマッピングして、ユーザーグループに追加された製品プロファイルを更新することで、選択したプロファイルにグループユーザーをプロビジョニングします。このプロセスでは、更新が必要なグループのシステム管理者権限またはユーザーグループ管理者権限が必要です。詳しくは、製品プロファイル管理者の割り当てを参照してください。

User Management API(UMAPI)

この方法を使用するには、REST API を使用するためのプログラミング言語(Python など)の知識が必要となります。Adobe Admin Console に User Management API が統合されている場合は、以下の 2 つのいずれかの方法で User Management API を使用します。

  • ディレクトリのユーザーを Admin Console の製品プロファイルにマッピングして、UMAPI 内で、ディレクトリのユーザーのグループから Admin Console の指定された製品プロファイルへのマッピングを更新します。このプロセスには、UMAPI 構成ファイルへの管理者アクセスが必要です。詳しくは、UMAPI 構成ファイルの製品プロファイルへのマッピングの更新を参照してください。
  • ディレクトリのユーザーを Admin Console のユーザーグループにマッピングして、ユーザーグループに追加された製品プロファイルを更新することで、選択したプロファイルにグループユーザーをプロビジョニングします。このプロセスでは、更新が必要なグループのシステム管理者権限またはユーザーグループ管理者権限が必要です。詳しくは、製品プロファイル管理者の割り当てを参照してください。

Azure Sync と Google コネクタ

Adobe Admin Console に Azure Sync または Google コネクタを統合している場合は、この方法を使用します。すべてのユーザーを新しい製品プロファイルに再割り当てするか、契約の製品構成のユーザーグループに割り当てられた製品プロファイルを更新することができます。

  • Azure Sync は、選択したディレクトリグループのユーザーを Admin Console のユーザーグループに同期します。それらのユーザーグループに製品プロファイルが割り当てられている場合、ユーザーグループに追加された製品プロファイルを更新することで、そのグループのすべてのユーザーを選択したプロファイルにプロビジョニングします。このプロセスでは、更新が必要なグループのシステム管理者権限またはユーザーグループ管理者権限が必要です。詳しくは、製品プロファイル管理者の割り当てを参照してください。
  • Google コネクタは、対象ユーザーのリストを Admin Console に同期し、Admin Console を通して製品プロファイルに割り当てます。Google コネクタで同期されている既存のユーザーに割り当てられた製品プロファイルは、個別または CSV のバルクアップロード方法で更新できます。このプロセスには、ユーザーの割り当て方法に応じて、システム管理者、ユーザーグループ管理者、製品管理者、または製品プロファイル管理者の権限が必要です。製品製品プロファイルの管理方法について詳しくは、それぞれのリンク先を参照してください。

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