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ユーザーグループの管理

ユーザーグループは、共有された一連の権限を付与する必要がある様々なユーザーの集まりです。様々な製品の様々な権限を多数のユーザーに様々な順序で割り当てる必要があります。ユーザーごとに権限を管理するのは、持続可能なモデルではありません。

例えば、50 人のユーザーがいるイメージング部門があり、すべてのユーザーに Adobe Lightroom ライセンスを割り当てるとします。まず、50 人のユーザー全員を含むユーザーグループを作成します。次に、Adobe Lightroom 製品プロファイルをユーザーグループに割り当てます。

ユーザーグループは、ライセンスを一括で割り当てることで時間を節約します。ユーザーグループのユーザーを追加または削除することもできます。グループ内のユーザーは変更されますが、グループの権限はそのまま保持されます。

ユーザーグループの作成

該当する役割:システム管理者

グループを作成するには、Admin Console でグループを 1 つずつ作成する方法があります。または、CSV による一括アップロード手順を使用して、複数のグループを一度に作成することもできます。

組織が Global Admin Console の一部である場合、グローバル管理者は単一のユーザー管理ソースを使用して、複数の組織間でグループを共有できます。

ユーザーグループの編集

該当する役割:システム管理者

Admin Console では、既存のユーザーグループの名前や説明を編集できます。CSV による一括アップロード手順を使用する場合は、ユーザーグループ管理者と、そのグループに現在割り当てられている製品プロファイルも編集できます。ユーザーグループ管理者とグループの製品プロファイルを追加または削除できます。

グループへのユーザーの追加

該当する役割:システム管理者、製品管理者

注意:

製品管理者は、新しいユーザーをグループに追加できません。追加できるのは、組織に既に存在するユーザーのみです。

ユーザーグループにユーザーを追加するには、次の手順を実行します。

  1. ユーザーグループを操作する際に、ユーザーグループのリストから、ユーザーの追加先のグループ名をクリックします。

  2. ユーザーを追加」をクリックします。

  3. ユーザーの追加画面で、名前またはメールアドレスを入力します。有効なメールアドレスを指定し、画面に情報を入力することで、既存のユーザーを検索したり、新しいユーザーを追加したりすることができます。

    ここで最大 10 人のユーザーを追加できます。さらに追加するには、変更を保存した後で上記の手順を繰り返します。

    ユーザーグループにユーザーを追加

  4. 保存」をクリックします。

複数のユーザーのグループへの追加

同時に複数のユーザーをグループに追加できます。例えば、あるグループから別のグループにユーザー(またはサブセット)をコピーする場合、グループからユーザーを書き出した後、別のグループに追加することができます。

注意:

この手順では、既存のユーザーをグループに追加します。ユーザーの組織への追加とグループへの追加を一度に行う場合は、複数のユーザーの追加を参照してください。

  1. Admin Console でグループに対して作業を行っているときに、グループページの右上隅の をクリックします。

  2. ユーザーを一括追加」をクリックします。

  3. ユーザーを一括追加ダイアログボックスで、「CSV テンプレートをダウンロード」をクリックし、現在のユーザーリスト(推奨)または標準テンプレートを選択します。

    ダウンロードしたファイルのフィールドの説明については、CSV ファイル形式を参照してください

  4. グループに追加するユーザーのデータを使って、ダウンロードしたファイルを編集してください。

  5. ユーザーを一括追加ダイアログボックスで、ファイルをドラッグ&ドロップするか、「ファイルを選択」ボタンをクリックしてコンピューター上のファイルを選択します。

  6. アップロード」をクリックします。

一括処理が完了すると、メールが届きます。製品プロファイル/一括操作の結果ページで、操作の詳細レポートを表示することもできます。

Admin Console に一括アップロードする際のトラブルシューティングのヒントについては、ユーザーの一括アップロードに関するトラブルシューティングを参照してください。

グループへの管理者の追加

該当する役割:システム管理者

グループの管理タスクはグループ管理者に委任できます。委任された管理者は、そのグループ内のユーザーを管理することができます。

ユーザーグループに管理者を追加するには、次の手順を実行します。

  1. Admin Console で、ユーザー/ユーザーグループに移動します。

  2. ユーザーグループのリストで、管理者の追加先となるユーザーグループをクリックします。

    選択したユーザーグループの詳細が表示されます。

  3. 管理者」タブに移動し、「管理者を追加」をクリックします。

  4. 名前またはメールアドレスを入力します。有効なメールアドレスを指定し、画面に情報を入力することで、既存のユーザーを検索したり、新しいユーザーを追加したりすることができます。

    ここで最大 10 人の管理者を追加できます。さらに追加するには、変更を保存した後で上記の手順を繰り返します。

    ユーザーグループへの管理者の追加

  5. 保存」をクリックします。

「管理者」タブに戻ります。リストには、このグループに割り当てた管理者が表示されます。

ユーザーグループへの製品プロファイルの割り当て

該当する役割:製品プロファイル管理者、システム管理者

ユーザーグループに製品プロファイルを割り当てることができます。これにより、そのグループ内のすべてのユーザーに一連の同じ製品権限を付与できます。

  1. Admin Console で、ユーザー/ユーザーグループに移動します。

  2. ユーザーグループのリストで、製品プロファイルを追加するユーザーグループを選択します。

  3. 「割り当てられた製品プロファイル」タブに移動し、「製品プロファイルを割り当て」をクリックします。

    表示される製品のリストは、組織の購入計画に基づいています。

    75,000 を超えるユーザーグループをプロファイルに割り当てた場合

    グループのユーザー数が 75,000 を超える場合:

    このグループのユーザー数が 75,000 を超える場合、図に示す警告が表示されます。操作は続行可能です。ただし、このリクエストを Admin Console で処理すると、パフォーマンスの問題が発生する可能性が高いので、このような大規模なユーザーグループの割り当ては避けることをお勧めします。

    グループのユーザー数が 200,000 を超える場合:

    このグループのユーザー数が 200,000 を超える場合、図に示すエラーが表示されます。200,000 人を超えるユーザーを持つグループに、製品プロファイルを割り当てることは許可されていません。ご希望の場合は、Adobe にご連絡ください。Adobe に連絡するには、Admin Console で「サポート」にアクセスしてください。使用可能なサポートのオプションについて詳しくは、こちらを参照してください。

    200,000 を超えるユーザーグループをプロファイルに割り当てた場合

  4. ユーザーグループに追加する製品プロファイルを選択します。

    製品および製品プロファイルの管理方法については、それぞれのリンク先を参照してください。

    製品とプロファイルの割り当て

  5. 保存」をクリックします。

「割り当てられた製品プロファイル」タブに戻ります。

リストには、このグループに追加した製品プロファイルが表示されます。

製品プロファイル管理者は、製品プロファイルを操作する際に製品プロファイルにユーザーグループを追加することもできます。

注意:

グループ管理者がグループからユーザーを削除するには、目的のグループの「ユーザー」タブでユーザーを選択し、画面右上の アイコンをクリックします。

ユーザーグループとアセットの共有

Adobe Creative Cloud エンドユーザーは、これらのアセットをパブリックまたはプライベートで公開して、フォルダー、ライブラリ、Adobe XD クラウドドキュメントで共同作業を行うことができます。プライベート公開は、個人の共有受信者およびグループとの間で利用できます。Active Directory で同期したグループとユーザーグループは組織のアドレス帳に登録され、組織が所有するアセットの共有受信者として使用できます。現在、グループ共有は Adobe XD でのみ利用できます

ユーザーグループの削除

該当する役割:システム管理者

システム管理者は、Admin Console から 1 つ以上のユーザーグループを削除することもできます。

ユーザーグループを削除しても、そのグループ内のユーザーは Admin Console に保持されます。ただし、そのグループに製品プロファイルを割り当てている場合、グループ内のユーザーは関連付けられた製品にアクセスできなくなります。

  1. Admin Console で、ユーザーユーザーグループに移動します。

  2. ユーザーグループのリストで、削除するユーザーグループの左にあるチェックボックスをクリックします。 

  3. 「ユーザーグループを削除」をクリックします。

  4. 確認ダイアログボックスで、「ユーザーグループを削除」をクリックします。

グループからのユーザーの削除

該当する役割:ユーザーグループ管理者、システム管理者

  1. ユーザーグループを操作する際に、ユーザーグループのリストから、ユーザーを削除するグループ名をクリックします。

  2. リストでユーザーの左側にあるチェックボックスを選択します。

  3. ユーザーを削除」をクリックします。

  4. 確認ページで、「ユーザーを削除」をクリックします。

詳細ページに戻ります。

グループからの複数のユーザーの削除

ユーザーの一括削除手順を使用すると、グループから複数のユーザーを同時に削除できます。例えば、あるグループから別のグループに複数のユーザーを移動する場合は、グループからユーザーを削除した後、別のグループに追加できます。

  1. Admin Console でグループに対して作業を行っているときに、グループページの右上隅の をクリックします。

  2. ユーザーを一括割り当て解除」をクリックします。

  3. ユーザーを一括割り当て解除ダイアログボックスで、必要なデータの構造を提供する CSV ファイルのサンプルテンプレートをダウンロードします。

    ダウンロードしたファイルのフィールドの説明については、CSV ファイル形式を参照してください

  4. Excel で CSV ファイルを開き、このグループから削除するユーザーの行のみが含まれるように編集します。

  5. ユーザーを一括割り当て解除ダイアログボックスで、ファイルをドラッグ&ドロップするか、「ファイルを選択」ボタンをクリックしてコンピューター上のファイルを選択します。

  6. アップロード」をクリックします。

一括処理が完了すると、メールが届きます。製品プロファイル/一括操作の結果タブで、操作の詳細レポートを表示することもできます。

ユーザーグループのエクスポート

グループのユーザーのデータをダウンロードできます。例えば、あるグループのユーザーを別のグループに追加する場合は、元のグループのユーザーのリストをダウンロードした後、別のグループに追加できます。ソースグループからユーザーを削除する場合、同じファイルを使用できます。

ダウンロードした CSV ファイルには、CSV ファイル形式セクションで説明したデータが含まれます。

  1. Admin Console でグループに対して作業を行っているときに、グループページの右上隅の をクリックします。

  2. をクリックし、「ユーザーリストを CSV に書き出し」を選択します。

  3. ダウンロード先のフォルダーを選択し、「OK」をクリックします。

「一括操作の結果」タブ

グループの複数のユーザーの追加や削除といった一括操作を実行すると、電子メールが届きます。また、一括操作の結果ページで、一括操作の詳細を確認できます。

  1. Admin Console でグループに対して作業を行っているときに、グループページの右上隅の をクリックします。

  2. ドロップダウンリストで、「一括操作の結果」を選択します。

  3. バッチ処理の詳細を表示するには、リストで処理名をクリックします。

  4. バッチ処理の詳細レポートの CSV ファイルをダウンロードするには、詳細ページで「結果をダウンロード」をクリックします。

「一括操作の結果」ページには、過去 90 日以内のレポートが表示されます。90 日より前のレポートは、システム管理者の介入なく自動的に削除されます。

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