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ユーザーの ID タイプの編集

既に何らかの ID タイプを使用しているが、ID モデルを編集する必要がある場合は、システム管理者としてエンドユーザーの ID タイプを変更できます。

警告 :

このドキュメントで説明される手順は、次のお客様は使用できません。

  • Adobe Experience Cloud のお客様。Experience Cloud のお客様は、Adobe カスタマーケアにお問い合わせください。
  • Adobe グループ版のお客様。

はじめに

システム管理者は、ユーザーの以下の ID タイプを Adobe Admin Console で編集できます。

  • Enterprise ID から Federated ID へ
  • Federated ID から Enterprise ID
  • Adobe ID から Enterprise ID または Federated ID
注意:

ユーザーの ID タイプを Enterprise ID から Federated ID、またはその逆に変更するには、新規または既存のディレクトリが必要です(「ID の設定」を参照してください)。詳しくは、「ディレクトリ間でドメインを移動する」を参照してください。

Adobe ID ユーザーを Enterprise ID や Federated ID に変換する | YouTube ビデオ

この動画では Adobe Admin Console でのIDタイプの編集方法や、組織のアカウントでのサインイン方法、ストレージアセットの移行方 法、アセットの移行レポートとアセットの再利用方法を説明しています。

 

00:58 IDタイプの変更手順

02:24 エンタープライズストレージの管理について

次の表は、ID タイプの移行ワークフローの概要を示しています。

  Adobe ID から Enterprise ID へ
Adobe ID から Federated ID へ

Adobe ID から Federated ID へ(Azure と Google Sync

Enterprise ID から Federated ID へ

Federated ID から Enterprise ID へ

方法 Admin Console で、「ユーザー」に移動し、「ID のタイプを一括編集」を選択します。
  1. まず、ユーザーを作成するように同期を設定します。
  2. ID タイプを編集」ワークフローを使用します。

注意:移行の場合、Admin Console にユーザーが存在する必要があります。

ドメインのリンク先のディレクトリを変更します。ユーザーが自動的に移行されます。

ユーザーアセットへの影響

アセットは自動移行されます

Creative Cloud の使用権限を持つユーザー:アセットは自動移行されます。

Document Cloud、または他の Creative Cloud 以外の使用権限を持つユーザーでは、アセットが自動移行されません。手動による移行が必要です。

アセットは自動移行されます。
リージョンの異なるユーザーのアセットは、自動移行されません。手動による移行が必要です。リージョンについて詳しくは、「リージョンとアベイラビリティーゾーン」を参照してください。

メモ

  • 移行の前に ID 設定が必要です。
  • Creative CloudMarketing Cloud の両方を同一コンソールにインストールしている場合、移行機能は使用できません。
  • ログインの問題を回避するには、CSV を使用してアップロードしたすべてのユーザー情報が、ディレクトリ内の情報と一致することを確認します。
  暗号化されたディレクトリまたは組織のユーザーを移行することはお勧めできません。

エンドユーザーへの影響

ユーザーの ID タイプを Adobe ID から Federated ID または Enterprise ID へ編集する場合、これらのユーザーはそれぞれ個人で所有する Adobe ID へ引き続きアクセスすることができます。ただし、組織が所有する Adobe アプリ、サービス、ソリューションへは、新しく割り当てられた Federated ID または Enterprise ID を利用してアクセスできます。

アセットがリンク付けられた Adobe ID を Creative Cloud のエンドユーザーが既に所有している場合、ユーザーは Adobe ID アカウントから新しいエンタープライズ版アカウントにアセットを移行できます。

ID のタイプを一括編集

注意:
  • 以下に説明する手順で使用される CSV ファイルでは、区切り記号としてコンマ (,) またはセミコロン (;) が使用される場合があります。
  • また、Admin Console、ユーザー同期ツールまたは User Management API を使用して、ユーザーのメールアドレスや名前など、ユーザーの詳細を編集することもできます。
  • ID タイプを切り替えるための CSV をアップロードする前に、Azure Sync によるユーザーの同期が許可されていることを確認します。
  1. Admin Console にログインし、ユーザー/ユーザーグループに移動します。

  2. をクリックし、ドロップダウンリストで「ID のタイプを一括編集」を選択します。

    ID のタイプを一括編集ダイアログボックスが表示されます。

    ID のタイプを一括編集

  3. ID タイプを編集するユーザーを含めるには、現在のユーザーリスト、CSV 標準テンプレート、またはドメインユーザーリストをダウンロードし、「CSV テンプレートをダウンロード」をクリックします。

  4. CSV の編集が可能なアプリケーション(Microsoft® Excel など)で .csv ファイルを開いて、必要に応じて ID タイプを編集します。

    注意:

    ID タイプを Adobe ID から Federated ID/Enterprise ID へ編集する際、Adobe ID のメールアドレスがエンタープライズ版アカウントのメールアドレスと一致している必要があります。

  5. ID のタイプを一括編集ダイアログボックスを選択し、更新した .csv ファイルをアップロードします。

    ファイルが UTF-8 エンコーディングで保存されていることを確認してください。

Adobe ID ユーザーを Enterprise ID や Federated ID に変換する | YouTube ビデオ

この動画では Adobe Admin Console でのIDタイプの編集方法や、組織のアカウントでのサインイン方法、ストレージアセットの移行方法、アセットの移行レポートとアセットの再利用方法を説明しています。

 

  00:58 IDタイプの変更手順

  02:24 エンタープライズストレージの管理について

プロセスが完了すると、メールで通知が届きます。

このプロセスでは、移行されたすべてのユーザーの、権限およびプロビジョニング済み製品が移行されます。ID が変更されたユーザーには、プロビジョニングした Adobe 製品を使用する際、新しい Enterprise ID または Federated ID アカウントを使用するように案内する通知が送付されます。

アセット移行完了ステータスレポートの書き出し

IT 管理者は、ユーザー ID の編集プロセスで、すべてのユーザーのアセット移行完了ステータスレポートをダウンロードできます。

レポートによって、同意した人、同意を拒否した人、まだ行動していない人が誰なのかわかります。移行プロセスでサポートされるコンテンツの種類については、アセットの移行に関する FAQ をご覧ください。

  1. Admin Consoleユーザーに移動します。

  2. をクリックし、ドロップダウンリストから「CSV に移行レポートを書き出す」を選択します。

    レポートがダウンロードされます。

Adobe ID から Enterprise ID または Federated ID への移行

さらに、ユーザーが以前に Adobe ID を使用していて、ID にアセットがリンクされている場合、ユーザーはアセット移行プロセスへの同意を求められます。アセット移行プロセスでは、ユーザーのアセットが Adobe ID アカウントからエンタープライズ版アカウントに自動的に移動されます。

アセットの移行

ユーザーの ID タイプを Adobe ID から Federated ID または Enterprise ID へ編集する際、ユーザーは、会社から割り当てられた既存の Adobe ID アカウントから新しいエンタープライズ版アカウントへ、サポートされたコンテンツを移行することができます。移行には 2 つの方法があります。

ユーザーがコンテンツを確実に自動移行できるよう、ユーザーに Creative Cloud および Document Cloud の両方に対するストレージ/サービスへのアクセスを割り付ける必要があります。ユーザーに Creative Cloud および Document Cloud ストレージへのアクセスを与えるには、次のいずれかの操作を行います。

  • ストレージ付き Creative Cloud コンプリートプランを提供する製品プロファイルを割り付け、PDF サービスをオンにします。
  • ストレージ付き Creative Cloud 製品プロファイルを割り付け、ストレージ付き Document Cloud 製品プロファイル(デスクトップのみの提供を除く)と PDF サービスをオンにします。
注意:

ユーザーが割り当てられているすべての製品ライセンスには、ストレージが含まれていることが必要です。そうでない場合、アセットの移行は失敗します。例えば、ストレージを含まない Photoshop 用の単体プランライセンスが Adobe ID ユーザーに割り当てられている場合、100 GB のストレージを含む XD 用の別の単体プランライセンスで自動的にアセットを移行することはできません。

移行が完了すると、エンドユーザーに、アセットを移行する方法の詳細が記載されたメール通知が送信されます。

移行に参加したすべてのユーザーについて、アセット移行完了ステータスレポートをダウンロードできます。

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この記事に記載されているトピック、概念、または手順について質問や意見がある場合は、ディスカッションに参加してください。

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