マニュアル キャンセル

Microsoft Intune を使用したアドビパッケージのデプロイ

エンタープライズ版およびグループ版に適用されます。

Microsoft Intune を使用して、Adobe Admin Console で作成した Windows 64 ビットパッケージをデプロイします。

注意:

現在、Microsoft Intune は macOS パッケージのデプロイをサポートしていません。

ここでは、Adobe Admin Console で作成した Adobe Windows 64 ビットパッケージのデプロイに使用する Intune アプリの作成手順を説明します。

  1. Intune を使用してパッケージをデプロイするには、まず Intune Win 32 準備ツールをダウンロードする必要があります。
    注意:これは 1 回限りの作業です。
  2. Intune Win 32 準備ツールを使用して、アドビパッケージから出力 Intune ファイルを作成します。
  3. 最後に、Microsoft Intune に出力 Intune ファイルを公開します。
    ファイルを公開すると、Intune アプリが作成され、ターゲットグループにパッケージがデプロイされます。

Microsoft Intune のアプリ管理についてはこちらを参照してください。

前提条件

Intune を使用するには、次の基準が満たされていることを確認してください。

  • エンドユーザーのマシンが Windows 10 バージョン 1607 以降(EnterpriseProEducation エディション)を使用していること。
  • Adobe Admin Console からダウンロードするパッケージが 8 GB を超えていないこと。

詳しくは、「Intune アプリの前提条件」を参照してください。

Microsoft Intune の Intune Win 32 準備ツールのダウンロード

https://github.com/microsoft/Microsoft-Win32-Content-Prep-Tool/blob/master/IntuneWinAppUtil.exe から Intune Win 32 準備ツールをダウンロードします。

出力 Intune ファイルの作成

  1. Admin Console にログインし、パッケージ/パッケージに移動します。

  2. デプロイする必要のあるパッケージをダウンロードします。

    ダウンロードしたパッケージ(.zip)の内容を展開します。

  3. コマンドプロンプトまたは PowerShell を開き、ダウンロードした Intune Win 32 準備ツールが入っているフォルダーに移動します。

    IntuneWinAppUtil.exe」(コマンドプロンプトの場合)または「.\IntuneWinAppUtil.exe」(PowerShell の場合)と入力し、Enter キーを押します。

  4. プロンプトが表示されたら、次の項目を指定します。

    1. ダウンロードして展開したパッケージファイルの Build フォルダーのパス。
    2. パッケージの Build フォルダーに含まれる <パッケージ名>.msi または setup.exe ファイル。
    3. Intune の出力ファイルを作成する出力フォルダー。
    4. 最後のプロンプトで Enter キーを押します。
    Intune Win 32 準備ツールのプロンプト
    <パッケージ名>.msi を使用する場合

    Intune Win 32 準備ツールのプロンプト
    setup.exe を使用する場合

    便利な使い方

    コマンドウィンドウにフォルダーのパスを入力する場合、Windows エクスプローラーからコマンドウィンドウにフォルダーをドラッグすると簡単です。

処理が正常に完了すると、出力フォルダーに <パッケージ名>.intunewin または setup.intunewin ファイルが作成されます。

Microsoft Intune への出力 Intune ファイルの公開

  1. Microsoft Endpoint Manager 管理センターに移動し、「アプリ」に移動して「追加」をクリックします。

  2. アプリの種類で「Windows アプリ(Win32)」を選択します。

  3. アプリパッケージファイルの場合は、作成した出力 Intune ファイルを選択します。

  4. 次に、次の画面で必要な情報を指定します。

    アプリ情報

    作成する Intune アプリに関する一般的な情報です。

    • Intune アプリの名前。使用するすべてのアプリ名が一意であることを確認してください。
    • アプリの説明
    • 発行者の名前。

    プログラム

    アプリのインストールおよび削除コマンド:

    • インストールコマンド:アプリをインストールするための完全なインストールコマンドラインを追加します。
      • .msi ファイルの場合:msiexec /i msiName /q
      • setup.exe の場合:setup.exe --silent
    • アンインストールコマンド:アプリの GUID に基づいて、アプリをアンインストールするための完全なコマンドラインを追加します。パッケージの GUID は Admin Console から取得できます。詳しくは、「パッケージ詳細の表示」を参照してください。

    要件

    アプリをインストールする前に、エンドユーザーのマシンが満たすべき要件です。以下に例を示します。

    • オペレーティングシステムのアーキテクチャ:アプリをインストールするために必要なアーキテクチャ(Windows 32-bit、Windows 64-bit、または Windows ARM)。
    • 最小オペレーティングシステム:アプリのインストールに必要な最小のオペレーティングシステムを選択します。

    以下の画面の各フィールドは、デフォルトのままで構いません。

    検出規則

    依存関係

    置き換え

    割り当て

    アドビパッケージをデプロイするグループとデバイスを指定します。

    • 特定のアプリについて、割り当てタイプを選択します。
      • 必須:アプリは、選択したグループのデバイスにインストールされます。
      • 登録済みデバイスで使用可能:ユーザーは、企業ポータルアプリまたは企業ポータル web サイトからアプリをインストールできます。
      • アンインストール:アプリは選択したグループのデバイスからアンインストールされます。
    • グループの追加」を選択し、このアプリを使用するグループを割り当てます。

    ユーザーとデバイスの管理については、「グループを追加してユーザーとデバイスを整理する」と「Microsoft Intune を使用したグループへのアプリの割り当て」を参照してください。

  5. 最後に、設定内容を確認し、「作成」をクリックします。

パッケージがターゲットグループにデプロイされると、通知が届きます。

また、「マネージドアプリ」セクションでステータスを確認することもできます。

注意:

パッケージのデプロイにかかる時間は、出力 Intune ファイルのサイズに加え、ユーザー側とパッケージがデプロイされるマシン側の両方のインターネット接続によって異なります。 

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