Frame.io エンタープライズユーザー向けの Adobe Admin Console

Admin Console の概要

Adobe Admin Console は、組織全体でアドビの使用権限を管理するための中心的な場所です。コンソールを導入することで、作業管理の効率が向上し、組織は将来的にイノベーションをより迅速に進めることができます。Frame.io と連携すると、単一の Adobe ID を使用して Frame.io エンタープライズユーザーを認証したり、SSO 構成を有効にしたり、他のアドビのツールや製品間での統合を容易にしたりできるようになります。

注意:

この統合を使用するには、Frame.io V4 を使用しており、2024 年 10 月以降に利用可能な Frame.io エンタープライズ版アカウントを所有しているか、そのアカウントの一員である必要があります。既存顧客の場合は、アカウントの移行に関する情報について、アカウントチームにお問い合わせください。さらに詳しい内容については、エンタープライズプランを確認し、アドビのセールスチームにお問い合わせください。

アドビが管理する Frame.io アカウントを使用すると、ユーザーを Frame.io 内で直接追加するのではなく、Admin Console 内ですべてのユーザーの Frame.io へのアクセスを管理できます。これにより、ユーザー、製品ライセンス、設定を一元的に管理できるほか、追加のアドビ製品ライセンスに割り当てられたユーザーは、単一のアドビアカウントからアプリケーションにアクセスできるようになります。選択するエンタープライズプランに応じて、Frame.io ユーザーに対応する、Admin Console 内で使用できる一定数のユーザーライセンスが与えられます。

Admin Console 内のユーザーは、管理者ユーザーで構成されます。

管理者

エンタープライズ版の管理者は、Admin Console で管理タスクを実行します。管理者は、アドビ製品へのアクセス、使用状況、その他の管理タスクを詳細に管理できます。ユーザーには Admin Console 経由でのみ管理者権限を割り当てることができ、割り当てられた役割に基づいて様々なレベルの権限が提供されます。管理者の役割の詳細をご覧ください。

階層における管理の役割
管理の役割の階層

ユーザー

エンドユーザーとは、組織や機関がアドビとの契約を通じて取得したアドビの製品やサービスを使用する、組織や機関内のユーザーを指します。

Frame.io の Admin Console でユーザーを追加する方法

ニーズに応じて、ユーザーを個別に追加、削除、更新するか、用意されているいずれかの一括アップロード方式または自動同期方式を使用できます。Adobe Admin Console のユーザー管理オプションの詳細をご覧ください。

Admin Console の ID タイプ


Federated ID

Enterprise ID

Adobe ID

ID タイプが複数存在することで、組織はユーザーのアカウントとデータを様々なレベルで制御できます。ID モデルの選択は、組織がアセットを保管また共有する方法に非常に大きな影響があります。Federated ID および Enterprise ID モデルは組織が作成および管理しますが、Adobe ID は個人が作成および管理します。

Adobe Admin Console にユーザーを追加する前に、組織に最適な ID モデルを決定する必要があります。ID タイプの詳細をご覧ください。

ユーザーを個別に追加

  1. Admin Console に移動し、「ユーザーを追加」を選択します。

  2. ユーザーの電子メールアドレスを入力し、オプションで名と姓を入力します。

    ユーザーを手動で追加

  3. 「+」をクリックして製品プロファイルを追加します。

  4. 製品リストから「Frame.io エンタープライズ版」を選択し、「適用」をクリックします。

    Frame.io エンタープライズ版の製品プロファイルを選択

  5. オプション)ユーザーをユーザーグループに追加します。

  6. 保存」を選択します。

ユーザーが Frame.io に追加され、「ユーザー」リストに表示されます。

ユーザーの個別管理に関する詳細をご覧ください。

一括または自動同期によるユーザーの追加

複数のユーザーアカウントを同時に追加および管理するためのオプションが複数あります。これらの方法により、管理者は Frame.io ライセンスを複数のユーザーに直接割り当てたり、ユーザーグループへの割り当てを通じて割り当てたりすることができます。オプションには以下が含まれます:

Frame.io ユーザー権限

Admin Console にユーザーを追加すると、Frame.io 内でそれらのユーザーが表示され、ユーザー権限をさらに管理できるようになります。ユーザーをアカウントに追加するときに、ワークスペースとプロジェクトでそのユーザーの権限が適切に設定されていることを確認してください。そうすることで、Frame.io 内でユーザーがアクセスできる内容をさらに制御し、必要に応じてユーザーを制限できるようになります。

Frame.io V4 ユーザーは、アカウント所有者コンテンツ管理者、およびメンバーで構成されます。メンバーのその他の権限には、フルアクセス編集と共有編集コメントのみ、および表示のみがあります。

すべてのユーザータイプと権限の詳細な分類と比較表を参照するには、こちらのガイドをご確認ください。
 

よくある質問

詳しくは、HelpX ページにアクセスしてください。

Frame.io V4 のリリース時点では、Frame.io で Admin Console を購入した新規顧客のみが統合を利用できます。Frame.io V4 のリリース後すぐに、既存の Frame.io エンタープライズ版のお客様に Admin Console へのアクセス権を付与する予定です。Admin Console で可能な限り最適なエクスペリエンスを提供するために、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

現在のところできません。今後サポートする予定です。すべてのユーザーは、Admin Console で追加または削除する必要があります。

はい。アドビが管理するすべての Frame.io アカウントはアドビを利用します。アドビが管理する Frame.io アカウントの場合、ユーザーがアドビを利用して直接認証できるオプションがあります。または、Admin Console から SSO を構成することもできます。

注意:

アドビが管理する Frame.io アカウントのユーザーは、Frame.io ID を使用できません。

いいえ。今後は、Frame.io V4 以降のバージョンのみサポートを提供します。

いいえ、Global Admin Console は現時点ではサポートされておらず、サポート開始予定日も決まっていません。Frame.io オファーは、Admin Console 内で委任できないようにブロックされています。

Frame.io では、製品で指定された役割がサポートされており、お客様はユーザーに Frame.io の権限を割り当てる際、「コンテンツ管理者」または「メンバー」のいずれかとして役割を割り当てることができます。メンバーとして割り当てられたユーザーに対するワークスペースやプロジェクトの割り当てなどの詳細な管理はすべて、Frame.io で実行する必要があります。コンテンツ管理者には、全機能へのアクセス権が付与されます。

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