Student File Transfer の使用に関するよくある質問について回答します。
Adobe Student File Transfer(SFT)は、アクティブな教育機関提供の学校アカウントを持つ誰もが、学校アカウントと個人用アドビアカウントの間でファイルをコピーできる、柔軟で使いやすいAdobeファイルコピーサービスです。
ユーザーは、filetransfer.adobe.com から Adobe Student File Transfer にアクセスできます。以前に graduation.adobe.com でこのサービスにアクセスしていたユーザーも、その URL を引き続き使用できます。
はい、Adobe Student File Transferは、アクティブなフェデレーテッドIDの学校アカウントを持つ誰でも利用できます。
通常、大学や学校がアドビソフトウェアを使用するためのアカウントを提供している場合は、そのアカウントが Student File Transfer でサポートされているはずです。 通常、これらのアカウントのユーザー名は studentname@schoolname.edu のようになります。 一方、無料または有料の学生/教師プラン、グループ版プラン、その他のアカウントタイプではこのサービスを利用できない場合があります。
すでにアドビの個人アカウントをお持ちの場合は、そのアカウントを使用できます。お持ちでない場合は、Student File Transferのセットアップ過程で新規作成することができます。
Adobe Student File Transferは、容量不足を防ぐ新しいファイル選択機能で更新されました。コピーしたいファイルを選択すると、Student File Transferは操作を完了するための十分な容量がない場合に警告を表示します。ほとんどのユーザーはこのような状況に遭遇することはありませんが、もし遭遇した場合は、選択画面に戻って選択を減らしてください。追加でコピーするファイルがある場合は、2つ目の個人アカウントを使用して残りのファイルをコピーするか、別のアドビアカウントプランを通じて個人アカウントのストレージ容量を追加できます。
いいえ、このサービスは、対象となる教育機関のアカウントと対象となる個人アカウントの間でファイルをコピーする回数に制限はありません。
いいえ。 このサービスは、ファイルを移動するのではなくコピーします。転送が完了した後も、元のファイルはソースアカウントに残ります。
最後のコピー操作以降に編集されたファイルの更新バージョンを取得するために、Student File Transferをいつでも再実行できます。
Student File Transferの新しいファイル選択機能により、必要なファイルのみを手動で選択し、不要なファイルや既存のファイルを除外することができます。さらに、このサービスは以前のコピー操作を記録しており、重複を避けるために以前コピーした選択項目がある場合は警告を表示します。
はい。 Student File Transferは、教育機関のアカウントから個人アカウントへ、または個人アカウントから教育機関のアカウントへファイルをコピーするために使用できます。
ファイルは、別の地理的地域へはコピーできません。 学校のアカウントと個人のアカウントは同じ地理的地域内に位置する必要があります。 例えば、学校のアカウントが米国にある場合、アセットを日本の個人のアカウントに転送することはできません。
無料の Adobe アカウントには、Adobe Express、Adobe Firefly、Adobe Acrobat Web などの無料利用権や、5GB のストレージが付属しています。
学生は www.adobe.com に移動して、「ログイン」を選択し、「アカウントを作成」を選択して、無料アカウントを取得できます。 ログインすると、提供されているすべての無料サービスの完全なリストが表示されます。 無料アカウントには、Adobe Photoshop、Adobe Illustrator、Adobe Premiere Pro やその他の Adobe 製品へのアクセス、プレミアムサービスやコンテンツへのアクセスは含まれていません。
学校アカウントでAdobeプロダクトのプレミアムコンテンツにアクセスできた場合、そのコンテンツは通常、ファイルが無料の個人アカウントにコピーされた後はサポートされません。プレミアムコンテンツは個人のアカウントで引き続き表示できますが、すべてのプレミアムコンテンツが削除されるか、プレミアム権限を含むアドビアカウントプランに切り替えるまで、プロジェクトを保存または書き出すことはできません。
Adobe Student File Transfer は現在、通常のファイルコピープロセスの一部として Behance または Portfolio アセットをサポートしていません。 Portfolio 転送サービスを使用する方法およびアカウント間で Behance プロファイルを移動する方法について詳しくは、こちらを参照してください。 これらはファイルコピーサービスではなく、個別の 1 回限りのファイル転送です。
Behance ツールと Portfolio ツールはどちらも 1 回限りのアカウント移行ですが、いつでもファイルをコピーできるサービスである Student File Transfer とは異なります。 これらのツールを使用する学生は、ファイルとアカウントの転送計画を決定する際にこれらの違いを考慮する必要があります。
Adobe Stock から既にダウンロード済みで、Creative Cloud の Files ディレクトリに保存されている Adobe Stock 写真は、他のアセットと同様にコピーされます。 無料の個人用アドビアカウントでは、Adobe Atockから追加の写真をダウンロードすることはできません。
Adobe Fonts は、アセットのコピー後にローカルマシンから削除されます。 Adobe Fonts で作成された web サイトは、コピー後に無料のフォントに戻ります。
これはStudent File Transferがサポートするアドビプロダクトの一部リストです。Adobeクラウドに保存されているファイルのみがコピー可能であることにご注意ください。ユーザーのコンピューターでローカルに保存されているファイルは、転送に含まれません。
サポートされている製品 (2025年8月現在) |
サポートされていない製品 (2025年8月現在) |
Adobe Express |
Adobe Lightroom |
Adobe Photoshop |
Adobe Portfolio (独自のスタンドアロン転送サービスを提供) |
Adobe Illustrator |
Adobe Behance (独自のスタンドアロン転送サービスを提供) |
Adobe XD |
Adobe Rush |
Adobe Acrobat / DC |
Adobe Frame.io |
Adobe Fresco |
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Adobe InDesign |
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Adobe Aero |
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Adobe Firefly |
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Adobe Premiere Pro |
原則として、アカウント間でファイルをコピーする際、自分以外の誰かが Adobe ファイルに追加したコンテンツは転送されませんこれには、グループプロジェクトの一環として他のユーザーが追加したリンクやコメントの共有機能のほか、自分が所有していない共有されたファイルの共有機能などが含まれます。 自分が作成して他のユーザーと共有したファイルはコピーされますが、共有リンクは保持されません。