このドキュメントでは、Cinema 4D および Cineware について説明します。

CINEMA 4D は Maxon(www.maxon.net)による人気のある 3D モデリングおよびアニメーションツールです。

CINEMA 4D との緊密な統合により、Adobe After Effects を Maxon CINEMA 4D と共に使用できます。After Effects 内で Cinema 4D ファイル(.c4d)を作成できます。また、複雑な 3D エレメント、シーン、およびアニメーションを処理できます。

相互運用性を実現するために、CineRender、Maxon CINEMA 4D レンダリングエンジンが Adobe After Effects に統合されました。After Effects で CINEMA 4D ファイルをレンダリングでき、レンダリング、カメラ、レイヤー単位でのシーンのコンテンツのいくつかの側面を制御できます。この効率的なワークフローでは、複数の中間パスや画像シーケンスファイルを作成する必要はありません。

Maxon CINEMA 4D Lite R19

MAXON CINEMA 4D Lite R19 アプリケーションが After Effects と共にインストールされます。CINEMA 4D ファイルを作成、読み込み、編集できます。ただし、CINEMA 4D Prime などの別のエディションの CINEMA 4D がある場合、代わりにそのエディションを使用できます。 CINEMA 4D Lite R19 アプリケーションにより、ネイティブ CINEMA 4D ファイルの編集、作成および処理が可能です。Lite バージョンの機能は CINEMA 4D Prime と同様です。

デフォルトのビヘイビアーでは、インストールされている CINEMA 4D アプリケーションの上位バージョンを使用します。

CINEMA 4D Lite を After Effects のカメラおよびライトと一緒に使用する方法について学習するには、このチュートリアルを参照してください。

Chris Meyer によるビデオ CINEMA 4D Lite の概要をご覧ください。


Cineware エフェクト
Cinema 4D ウィンドウ

CINEMA 4D ファイルの処理

After Effects 内で CINEMA 4D ファイルを作成、読み込み、編集するときには、いくつかのオプションを使用できます。

CINEMA 4D ファイルの読み込み

CINEMA 4D ファイルを After Effects に読み込むには、次の手順を実行します。

  1. ファイル/読み込み/ファイルを選択します。

  2. CINEMA 4D ファイルを選択し、「読み込み」をクリックします。ファイルがフッテージアイテムとしてプロジェクトパネルに表示されます。既存のコンポジションにフッテージアイテムを配置することも、マッチングコンポジションを作成することもできます。

注意:

プロジェクトパネル内の新しいコンポジションアイコンを使用して新しいコンポジションにフッテージを配置すると、CINEMA 4D ファイル設定と一致するコンポジションが作成され、CINEMA 4D レイヤーが作成されて、その上に 3D シーンが配置されます。フッテージを既存のコンポジション内にドロップすると、フッテージは代わりにコンポジションのサイズと縦横比を取得します。

注意:

読み込む前に、CINEMA 4D アプリケーションの環境設定で「Melange の多角形を保存」環境設定および「Melange 用のアニメーションを保存」環境設定を有効にします。これらの設定は CINEMA 4D フレームが前のフレームに依存している場合に特に役立ちます。

CINEMA 4D ファイルの編集

プロジェクト内のコンポジションまたは CINEMA 4D ソースアイテムに配置された CINEMA 4D ファイルを編集できます。ファイルが CINEMA 4D Lite R19 アプリケーションで開かれます。別のバージョンの CINEMA 4D がインストールされている場合、代わりにそのバージョンがファイルを編集するために使用されます。作成元のアプリケーションでフッテージを編集するを参照してください。

オリジナルを編集」で使用する CINEMA 4D のバージョンを選択できます。Cineware エフェクトでの CINEMA 4D の異なるインスタンスの使用を参照してください。

詳しくは、Jeff Sengstack によるビデオ CINEMA 4D ファイルの読み込みと編集をご覧ください。

CINEMA 4D ファイルの作成

  1. After Effects 内で CINEMA 4D ファイルを作成できます。それには、ファイル/新規/MAXON CINEMA 4D ファイルまたはレイヤー/新規/Maxon CINEMA 4D ファイルを選択します。

  2. ファイルの名前および位置を指定します。

  3. CINEMA 4D アプリケーションが開かれます。

  4. C4D シーンを作成し、ファイル/保存を選択してファイルを保存します。

詳しくは、Jeff Sengstack による CINEMA 4D ファイルの作成のビデオをご覧ください。

Maxon CINEMA 4D への書き出しとライブ 3D パイプラインを使用した編集のラウンドトリップ

ラウンドトリップされた 3D ワークフローのための After Effects の Live 3D パイプラインを使用して、3D アニメートされたテキストおよびシェイプレイヤーを Maxon CINEMA 4D に書き出すことができます。

3D シェイプレイヤーは押し出しを適用したスプラインオブジェクトとして書き出され、シェイプレイヤープロパティのアニメーションを含みます。

「シェイプとしてテキストを押し出す」オプションでは、3D テキストレイヤーを、押し出しを適用したスプラインオブジェクトとして .c4d ファイルに書き出します。このオプションでは、文字および段落書式、およびテキストレイヤープロパティのアニメーションといったレイヤーの精度が維持されます。フォントやテキストの内容を CINEMA 4D 内で変更することはできません。

「編集可能なテキストを保持する」オプションでは、3D テキストレイヤーを、押し出しを適用したテキストオブジェクトとして .c4d ファイルに書き出します。このオプションでは、CINEMA 4D 内でフォントやテキストを変更することができます。ただし、このオプションでは、文字および段落書式、およびテキストレイヤープロパティのアニメーションのサポートには制限があります。サポートされていないテキストアニメーション機能には、テキストアニメーター、カーニング、トラッキング、縦書き文字、段落テキスト、パスに沿ったテキストが含まれます。

ストロークは 3D テキストに書き出され、シェイプレイヤーは .c4d ファイルに書き出されます。After Effects のレイトレース 3D レンダラーはストロークを 3D テキストレイヤーにレンダリングしませんが、有効にしている場合、ストロークは書き出されます。書き出す前に 3D テキストレイヤーストロークを表示するには、コンポジションレンダラーが Classic 3D に設定されていることを確認してください。

Maxon CINEMA 4D への書き出し

Maxon CINEMA 4D に書き出すには、次のようにします。

  1. ファイル/書き出し/Maxon Cinema 4D Exporter を選択して、C4D ファイルを保存します。

  2. Maxon Cinema 4D へ書き出しダイアログボックスで、次のうちから 1 つを選択します。

    • 「テキストをシェイプとして押し出す」:基本押し出しを適用した .c4d ファイルを作成します。
    • 「編集可能なテキストを保持」:3D テキストレイヤーは押し出しを適用したテキストオブジェクトとして .c4d ファイルに書き出されるので、CINEMA 4D 内でフォントやテキストを変更できます。

注意:

  • 書き出し後にテキストを変更する可能性がない場合は、テキスト書き出しダイアログボックスで「Cinema 4D : テキストをシェイプとして押し出し」オプションを選択することをお勧めします。
  • 書き出す際に、After Effects コンポジションの中心が CINEMA 4D の中心と 0,0,0 で一致するように、親のヌルオブジェクトのシーン座標がシフトされます。
  • 書き出した .c4d ファイルは CINEMA 4D バージョン 17.0 に保存されます。

.c4d ファイルの読み込みと Maxon CINEMA 4D での編集

作成した .c4d ファイルを After Effects コンポジションに読み込んで編集することができます。.c4d ファイルを CINEMA 4D 内で編集するには、編集/オリジナルを編集を選択します。

Exporter の Cineware 3.1 バージョンで作成された .c4d ファイルをコンポジションに読み込んで追加するときは、最初にカメラを追加してから Cineware エフェクトの「カメラ」設定を「中心にあるコンポジションカメラ」に設定することで、After Effects カメラを使用してシーンを表示できます。

書き出しが終わると、コンポジションに追加した After Effects 3D レイヤーが CINEMA 4D シーンレイヤーに並びます。.c4d ファイルから抽出されたヌル、カメラ、ライトなどの 3D シーンデータも、同じように並んで表示されます。.c4d ファイルに追加された新しいオブジェクトは、書き出された .c4d ファイル内に作成されているので、同じ親のヌルオブジェクトの下にグループ化されます。

高度な 3D 編集をおこなうために、書き出した CINEMA 4D ファイルを After Effects および CINEMA 4D で開くには、次のようにします。

  1. ファイル/読み込みを選択し、コンポジションに読み込む .c4d ファイルを選択します。

  2. CINEMA 4D を使用して 3D エレメントをカスタマイズするには、Cineware レイヤーを選択し、編集/オリジナルを編集を選択します(または、キーボードショートカット Command + E(Mac OS)、Control + E(Windows)を押します)。After Effects CC に含まれていた C4D ファイルが CINEMA 4D で開きます。

  3. 変更を加えてファイルを保存します。After Effects コンポジションでは、すべての変更が自動的に更新されます。

Cineware エフェクト

CINEMA 4D レンダリングエンジンに基づく CineRender エンジンの統合により、CINEMA 4D ファイルに基づくレイヤーを After Effects で直接レンダリングできます。Cineware エフェクトを使用すると、レンダリング設定を制御でき、レンダリング品質と速度のトレードオフをある程度制御できます。また、レンダリングに使用するカメラ、パス、または C4D レイヤーを指定することもできます。コンポジション上の C4D フッテージに基づいてレイヤーを作成する場合、Cineware エフェクトが自動的に適用されます。CINEMA 4D レイヤーごとに独自のレンダリング設定および表示設定があります。

詳しくは、Adove TV で Cineware エフェクトとレンダリングエンジンについてを参照してください。

レイヤーを同期

マルチパスレイヤーを含む CINEMA 4D シーンレイヤーの複数のインスタンスをコンポジションに追加するときは、コンポジションの残りのレイヤーと同期させる CINEMA 4D レイヤーを選択できます。

エフェクトコントロールパネルの上部にある「AE レイヤーを同期」オプションを選択すると、レイヤーのすべてのインスタンスのレンダリング設定とカメラのオプションが自動的に同期されますが、CINEMA 4D レイヤーを単独で設定できます。特定の CINEMA 4D シーンレイヤーに対してこのチェックボックスがオフになっている場合、そのレイヤーの設定はコンポジション内の残りのレイヤーと同期されません。

ライブリンクを使用すると、CINEMA 4D と After Effects のタイムラインを同期できます。

ライブリンクを使用するには、ライブリンクの「有効」ボタンをクリックします。現在のファイルが、指定した CINEMA 4D のバージョンで開かれます。CINEMA 4D でライブリンクを有効にするには、編集/環境設定/コミュニケーション/ライブリングを選択し、「起動時にライブリンクを有効にする」を選択します。After Effects と CINEMA 4D を切り替える際にタイムラインが同期されます。After Effects で異なる C4D レイヤーを選択する場合は、「有効」をクリックすると、そのレイヤーが同期されます。

レンダリング設定

Cineware レンダリング設定によって、After Effects 内でシーンをレンダリングする方法が決まります。このような設定により、作業中のレンダリングプロセスを迅速化できます。

レンダラー

使用するレンダラーを指定します。次のオプションがあります。

  • 標準(最終):C4D ファイルで指定された標準レンダラーを使用します。CINEMA 4D アプリケーションを使用して、これらの設定を編集します。
  • 通常(ドラフト):標準レンダラーを使用しますが、インタラクティブ性の向上のためにアンチエイリアスなどの低速な設定はオフにします。
  • ソフトウェア表示設定を選択可能にすることによって、高速レンダリングを実現する設定を使用します。シェーダーとマルチパスは表示されません。コンポジションに対して作業を継続しながら、ソフトウェアレンダラーを使用してプレビューします。
  • OpenGL:ソフトウェアレンダリングオプションと比較して、より優れた品質と速度を実現するハードウェアにより高速化されたレンダリングです。 CINEWARE の OpenGL レンダリングは、CINEMA 4D と同レベルの、強化された OpenGL 品質の透明、シャドウ、ポストエフェクト、ノイズプロパティをサポートしています。

注意:

製品版の CINEMA 4D(After Effects にバンドルされている CINEMA 4D Lite R19 ではありません)で「物理」または「ハードウェア」レンダラーのレンダリング設定を使用して .c4d ファイルを保存した場合は、CINEWARE のレンダラーを「標準(最終)」または「標準(ドラフト)」に設定すると、「物理」または「ハードウェア」の設定でファイルがレンダリングされます。

ディスプレイ設定

このオプションは、ソフトウェアレンダラーを選択した場合にのみ有効になります。使用できるオプションは「現在のシェーディング」、「ワイヤーフレーム」、および「ボックス」です。ワイヤーフレームモードとボックスモードでは、シーンが単純化されて表示されます。

テクスチャ/シェーダーなし

このオプションをオンにすると、テクスチャやシェーダーをレンダリングしないことによって、レンダリング速度が向上します。

事前計算なし

このオプションをオンにすると、モーションダイナミクスまたはパーティクルシミュレーションの計算のための事前計算を無効にすることによって、レンダリング速度が向上します。 最終レンダリングにはこのオプションをオンにしないでください。

RAM でテクスチャを維持

このオプションをオンにすると、テクスチャがディスクから再ロードされず、より迅速にアクセスできるように、RAM にキャッシュされます。一方で、サイズの大きいテクスチャをキャッシュする場合、使用可能な RAM が減少する可能性があります。

レンダリングサーバー

メモリの消去:レンダリングサーバーのメモリを消去します。長期間にわたって処理されるシーンを保存し続けるに従って、レンダリングサーバーの応答が低下する可能性があります。レンダリングサーバーが内部キャッシュに使用するメモリーを消去することで、After Effects は複雑なシーンのプレビューの長さを伸ばすことができます。

プロジェクト設定

Cineware エフェクトでは、次のプロジェクト設定を使用できます。

  • カメラ
  • CINEMA 4D レイヤー
  • マルチパス(リニアワークフロー)
  • コマンド

カメラ

レンダリングに使用するカメラを選択します。

CINEMA 4D カメラ:CINEMA 4D でレンダリング表示カメラとして定義されたカメラを使用します。何も定義されていない場合は、デフォルトのカメラを使用します。

CINEMA 4D カメラを選択:このオプションを使用して、カメラを選択します。このオプションが有効になっている場合、「カメラを設定」をクリックします。

中心にあるコンポジションカメラ:After Effects カメラを使用し、CINEMA 4D の座標を再計算して After Effect の座標に適用するには、このオプションを使用します。 新しい After Effects カメラ(コンポジションの中心に配置される)でレンダリングされる既存の C4D ファイル(通常は 0,0,0 を中心としてモデリングされる)を読み込む場合、このオプションを使用して After Effects の中心に C4D モデルをレンダリングします。そうでない場合は、原点の相違によって、モデルが予期せずシフトされる可能性があります。

コンポジションカメラ:アクティブな After Effects カメラを使用するには、このオプションを使用します。このオプションを使用するには、After Effects カメラを追加しておく必要があります。例えば、CINEMA 4D プロジェクトから抽出することで追加されたカメラに対して、このオプションを使用します(このようなカメラは CINEMA 4D のビューポートの中心が 0,0,0 となる CINEMA 4D の座標系を参照するからです)。このオプションは、レイヤー/新規/カメラコマンドを使用して After Effects に追加されたカメラに適しています。

カメラを設定」:CINEMA 4D のシーンにデフォルトカメラ以外のカメラが含まれる場合は、このボタンをクリックしてカメラを選択します。

テイクを設定」:c4d ファイルにテイクが含まれている場合は、このオプションが有効になっています。シーンのテイクを複数作成して、テイクのパラメーターを変更することができます。現在のレンダラーでテイクの選択がサポートされていない場合は、メインテイクが使用されます。

CINEMA 4D レイヤー

レンダリングする CINEMA 4D レイヤーを有効にして選択します。

レイヤーを設定

クリックしてレイヤーを選択します。 「レイヤーを設定」ボタンをクリックし、レイヤーを選択します。 CINEMA 4D でレイヤーを使用すると、複数の要素を整理できます。CINEMA 4D レイヤーを使用して、After Effects コンポジション内のエレメント間で合成できます。

マルチパス(リニアワークフロー)

Cinema 4D マルチパス」オプションを使用して、レンダリングするパスを指定します。マルチパス機能は標準レンダラーを使用している場合にのみ利用できます。

マルチパスを使用すると、After Effects で複数の種類のパスを一緒に合成して C4D シーンの微調整(例えば、シーン内のシャドウや反射だけの調整)をおこなうことができます。CINEMA 4D のデフォルトのリニアワークフロープロジェクト設定に一致させるために(カラーマネージメントされたリニア化された作業スペースで、またはプロジェクト設定ダイアログボックスで設定した「ガンマ値 1.0 でカラーをブレンド」を使用して)カラーがリニアライトにブレンドされたプロジェクトで作業する必要があります。

マルチパスを設定

クリックして、このレイヤーにレンダリングするパスを選択します。このオプションは、「CINEMA 4D マルチパス」オプションが有効になっている場合にのみ利用できます。

定義されたマルチパス

有効になっている場合、.c4d ファイルで明示的に追加されたパスを追加します。これには、静止画レイヤー以外のパスを含めることもできます。

静止画レイヤーを追加

このオプションを使用して、「定義されたマルチパス」の設定に応じて正しい描画モードで複数のパスレイヤーを作成します。「定義されたマルチパス」オプションが有効になっている場合、「静止画レイヤーを追加」では、サポートされているすべてのタイプを追加する以外に、CINEMA 4D レンダリング設定で定義されたパスを追加することのみが制限されます。

注意:

イメージレイヤーを追加するとき、最初に選択されていたレイヤーがタイムラインスタックの一番下に配置され、マルチパスタイプを反映するためにレイヤー名に RGBA Image が追加されて名前が変更されます。

コマンド

次のコマンドを使用します。

CINEMA 4D へのコンポジションカメラ

結合」をクリックして、現在の After Effects カメラを C4D ファイル内の C4D カメラとして追加します。これによって、C4D ファイルが変更されます。ファイル/復帰を使用して C4D に保存すると、新しく追加された After Effects カメラが表示されます。このコマンドは、3D カメラトラッカーエフェクトによって作成されたカメラデータを転送する場合に特に役立ちます。AE はカメラ名のプレフィックスです。

注意:もう一度結合する場合、以前のカメラは更新されません。代わりに、新しいコピーが作成されます。

CINEMA 4D シーンデータ

抽出」をクリックして、CINEMA 4D プロジェクトに外部合成タグが適用されたオブジェクトのカメラ、ライト、単色、ヌルなどの 3D データを作成します。

注意:

After Effects でシーンデータの抽出時の問題を回避するには、CINEMA 4D 環境設定の「Melange の多角形を保存」オプションと「Melange 用のアニメーションを保存」オプションを常に有効にします。

注意:

コンピューターのセキュリティ設定に応じて、TCP 通信についての警告が表示される場合があります。これは、After Effects とバックグラウンドの CINEMA 4D レンダラーによる TCP を使用した通信が、一部のセキュリティソフトウェアによって危険なマルウェアの通信と解釈される可能性があるためです。例えば、Mac OS では「インターネットからダウンロードした」このソフトウェアを実行するかどうかを確認するメッセージが表示されることがあります。このソフトウェアを実行することを確認します。

.c4d ファイルを読み込めるのにレンダリングが失敗する場合は、Mac OS ゲートキーパーまたはファームウェアがバックグラウンドの CINEMA 4D レンダラーの動作や After Effects との通信をブロックしているかどうかを確認してください。Mac ユーザーの場合、「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」(セキュリティとプライバシーシステム環境設定の「一般」タブ)を「すべてのアプリケーションを許可」に設定します。

使用される TCP ポートは Cineware エフェクトの「オプション」で定義され、この値が After Effects の環境設定ファイルに保存されます。

Cineware エフェクトでの異なる CINEMA 4D インスタンスの使用

Cineware エフェクトで使用する CINEMA 4D のインスタンスを指定することができます。

Cineware 設定
Cineware 設定

Cineware レンダラーパスおよびエディターパス
CINEMA 4D レンダラーパスおよびエディターパス


Cineware エフェクトオプションを選択し、次の設定のいずれかを選択します。

  • CINEMA 4D レンダラーパス:CINEMA 4D の製品版をインストールしている場合は、After Effects でのレンダリングに CINEMA 4D を選択します。
  • CINEMA 4D エディターパスオリジナルを編集.c4d ファイルを開くか、After Effects から CINEMA 4D ファイルを作成するときに、使用する CINEMA 4D のバージョンを選択します。デフォルトのエディターは、インストールされている最新バージョンの CINEMA 4D または CINEMA 4D Lite R19 です。

デフォルトの CINEMA 4D アプリケーションは次の場所に配置されます。

  • C:\Program Files\Adobe\Adobe After Effects CC\Support Files\Plug-Ins\MAXON CINEWARE AE\(CINEWARE Support)\lite\CINEMA 4D Lite.exe (Windows)
  • /Applications/Adobe After Effects CC /Plug-ins/MAXON CINEWARE AE/(CINEWARE Support)/Lite/CINEMA 4D Lite.app(Mac OS)

注意:

製品版の CINEMA 4D をレンダラーとして使用した後に、デフォルトの Cineware レンダラーに戻すには、CINEMA 4D インストールを選択ダイアログボックスの「初期設定」ボタンをクリックします。

レンダリングパスの切り替え

以下の操作手順に従って、レンダリングパスを切り替えます(CINEMA 4D レンダリングアプリケーションの変更など)。

  1. オプション/参照してレンダリングパスを設定

  2. 新しいアプリケーションを選択します。

  3. After Effects を終了します。

  4. After Effects を起動します。

  5. 新しい設定を適用するには、編集/キャッシュの消去/すべてのメモリ&ディスクキャッシュを選択します。

注意:

レンダラーを切り替えた後、接続障害が発生した場合、After Effects を終了し、20~30 秒待ってから、アプリケーションを再起動します。

レンダリング機能

レンダラーとして CINEMA 4D バージョン R14 以降を選択する場合は、After Effects Cineware プラグインで、デフォルトのレンダラーにはない物理的なレンダラーやスケッチとトーンなどの様々なレンダリング機能を使用できます。

物理的なレンダラーを使用するには、次の操作をおこないます。

  1. CINEMA 4D レンダリング設定ダイアログで物理的なレンダラーを選択します。

    1. レンダリングメニューから、レンダリング/レンダリング設定を編集を選択します。
    2. レンダリング設定ダイアログで、ポップアップを「レンダラー:物理的」に設定します。
    3. 物理的」をクリックし、「被写界深度」や「モーションブラー」など、その他のオプションを設定します。
  2. レンダラー設定と共に .c4d ファイルを保存します。

  3. CINEMA 4D で指定されたレンダラーは、Cineware エフェクトの「レンダラー設定」オプションが「標準(最終)および標準(ドラフト)」の場合にこのエフェクトで使用されるレンダラーです。

注意:

注意:オブジェクトマネージャーで個々のオブジェクトに対してスケッチとトーンを制御できるようにするには、タグ/スケッチのタグ/スケッチのスタイルを追加します(スケッチとトーンについて詳しくは、Maxon の CINEMA 4D ヘルプのドキュメントを参照)。

スケッチとトーンをレンダリングするには、次の操作をおこないます。

  1. CINEMA 4D アプリケーションの作成メニューから、作成/マテリアル/マテリアルをスケッチを選択します。

    1. レンダリング設定ダイアログで、ポップアップを「レンダラー:標準」に設定します。
    2. レンダリング設定ダイアログで、スケッチとトーンポストエフェクトが追加され、オンになっていることを確認します。
  2. 「スケッチとトーン」を有効にして、.c4d ファイルを保存します。

  3. スケッチとトーンは、Cineware エフェクトのレンダラー設定が「標準(最終)」の場合にこのエフェクトでレンダリングされます。

注意:

次のバージョンの CINEMA 4D は、Cineware と互換性があります。

  • R14.042 以上。CINEMA 4D のオンライン更新プログラムを使用して、現在のバージョンをインストールします。
  • R15.037 以上
  • R16
  • R17
  • R19

テキストやシェイプへの押し出しの適用に使用される新しい 3D レンダラーについて詳しくは、CINEMA 4D コンポジションレンダラーを参照してください。

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