このページでは、After Effects のエッセンシャルグラフィックスパネルについて説明し、モーショングラフィックステンプレートおよびマスタープロパティの操作方法を説明します。

注意:

  Typekit は、Adobe Fonts に名前が変わりました。これは、Creative Cloud などのサブスクリプションに含まれています。さらに詳しく

エッセンシャルグラフィックスパネルを使用すると、モーショングラフィックス用のカスタムコントロールを作成して、Creative Cloud ライブラリまたはローカルファイルで、モーショングラフィックステンプレートとして共有できます。エッセンシャルグラフィックスパネルは、さまざまなコントロールを追加したり、変更したり、共有可能なモーショングラフィックステンプレートとしてまとめたりできる、バケツとして機能します。After Effects のエッセンシャルグラフィックスパネルを操作するための新しいワークスペースは、エッセンシャルグラフィックスという名前で、ワークスペースバーから使用できます。このワークスペースには、ウィンドウ/ワークスペースからアクセスできます。

After Effects のエッセンシャルグラフィックスパネルには、大きく分けて 4 つの使用方法があります。

  • After Effects 内のコントロールサーフェスとして:エッセンシャルグラフィックスパネルをコンポジションのコントロールサーフェスとして使用します。タイムラインからパラメーターをエッセンシャルグラフィックスパネルにドラッグして、変更する頻度の高いコンポジション内の要素のショートカットを作成します。
  • 別のコンポジションにネストする際にコンポジションのエフェクトおよびレイヤープロパティを変更できるようにするマスター制御として機能するマスタープロパティを作成するため。
  • モーショングラフィックステンプレート(.mogrt)を書き出すため:After Effects プロジェクトを、Premiere Pro で直接編集できるモーショングラフィックステンプレートにカプセル化します。デザインを維持するために必要なすべてのソース画像、ビデオおよびプリコンポジションがテンプレートにパッケージ化されます。Premiere Pro でカスタマイズできるコントロールは公開されているコントロールのみに制限されるので、デザインのクリエイティブコントロールを保持できます。
  • コントロールをグループ化したり、フォントプロパティを制御したり、CSV や TSV のスプレッドシートデータソース用のコントロールをモーショングラフィックステンプレートに追加できます。エッセンシャルグラフィックスパネルの書式の追加メニューでグループにアクセスできます。「コメントを追加」コマンドはこのメニューからアクセスできます。

After Effects でのモーショングラフィックステンプレートの作成

After Effects でのモーショングラフィックステンプレートの作成
After Effects でのモーショングラフィックステンプレートの作成については、このビデオをご覧ください。

エッセンシャルグラフィックスパネルの操作

エッセンシャルグラフィックスパネルのコンポジション

エッセンシャルグラフィックスパネルのマスタードロップダウンを使用してプロジェクトのコンポジションを選択して、モーショングラフィックステンプレートの作成を開始します。

マスターメニューからのコンポジションの表示
マスターメニューからのコンポジションの表示

コンポジションを After Effects のエッセンシャルグラフィックスパネルで開くには、次のいずれかの操作をおこないます。

  • 現在のコンポジションを開くには、コンポジション/エッセンシャルグラフィックスで開くを選択します。
  • 特定のコンポジションを開くには、プロジェクトパネルでコンポジションを右クリックし、エッセンシャルグラフィックスで開くを選択します。
  • プロジェクトの任意のコンポジションを開くには、エッセンシャルグラフィックスパネルのマスターメニューをクリックします。

マスターコンポジション

マスターコンポジションは、エッセンシャルグラフィックスパネルの現在のコンポジションです。サポートされるプロパティをマスターコンポジションからパネルに追加できます。また、マスターコンポジションの階層にあるコンポジションからプロパティを追加することもできます。

マスターコンポジションの階層にないコンポジションのプロパティは、関連のないプロパティと見なされます。関連のないプロパティをエッセンシャルグラフィックスパネルに追加すると、警告メッセージが表示されます。これらのプロパティもパネルに追加されますが、赤色で強調表示され、モーショングラフィックステンプレートとして書き出したときに何の影響も与えません。

ヒント:関連のないプロパティを使用するには、プロパティを含むコンポジションをマスターコンポジションまたは階層にネストします。

注意:

コンポジションがモーショングラフィックステンプレートとして書き出されている場合、関連のないプロパティは機能しません。

コントロールの追加および変更

コントロールの追加

トランスフォームマスクマテリアルオプションなど、サポートされるプロパティを任意のエフェクトやレイヤープロパティグループから追加できます。

サポートされるコントロールのタイプ:

  • チェックボックス
  • カラー
  • 数値のスライダー(変形/不透明度のような値を 1 つだけ取る数値プロパティ、またはスライダーコントロールのエクスプレッションコントロールエフェクト)
  • ソーステキスト
  • 2D ポイントプロパティ(トランスフォーム/アンカーポイント、トランスフォーム/位置、およびポイント制御エクスプレッション制御エフェクトなど)
  • 2D スケールプロパティ(トランスフォーム/スケールなど)
  • 角度プロパティ(トランスフォーム/回転および角度制御エクスプレッション制御エフェクトなど)

サポートされていないプロパティを追加すると、「After Effects エラー : プロパティタイプはまだモーショングラフィックステンプレート内では使用できません。」という警告メッセージが表示されます。

コントロールを追加するには、選択した 1 つまたは複数のプロパティをタイムラインからエッセンシャルグラフィックスパネルにドラッグします。

また、「プロパティをエッセンシャルグラフィックスパネルに追加」コマンドを使用して、タイムラインまたはエフェクトコントロールパネルからエッセンシャルグラフィックスパネルにプロパティを追加できます。プロパティを追加するには、次のいずれかの手順を使用します。

  • タイムラインパネルでプロパティを選択して、アニメーション/プロパティをエッセンシャルグラフィックスに追加を選択します。
  • タイムラインパネルまたはエフェクトコントロールパネルでプロパティを右クリックし、メニューからプロパティをエッセンシャルグラフィックスに追加を選択します。

また、プロパティをエッセンシャルグラフィックスパネルに追加コマンドにキーボードショートカットを割り当てることができます。手順について詳しくは、ビジュアルキーボードショートカットエディターを参照してください。

エッセンシャルグラフィックスパネルでのコントロールの追加
エッセンシャルグラフィックスパネルでのコントロールの追加

サポートされるプロパティを表示する

エッセンシャルグラフィックスパネルでサポートされるプロパティのみを表示したい場合、パネルの「ソロをサポートするプロパティ」ボタンをクリックします。このボタンは、プロパティをフィルターし、サポートされるプロパティをタイムラインに表示します。

ソロプロパティの表示
ソロプロパティの表示

コントロールを変更する

次の方法で、エッセンシャルグラフィックスパネルを使用してコントロールをカスタマイズできます。

  • コントロールの名前を変更する:コントロールの名前を変更するには、次のいずれかの操作をおこないます。
    • コントロールの名前フィールドをクリックして、新しい名前を入力します。
    • 現在の名前をドラッグして強調表示させ、新しい名前を入力します。
  • ソースプロパティを表示する:タイムラインにあるコントロールのソースプロパティを表示するには、コントロール名を右クリックして、コンテキストメニューから「タイムラインで開く」をクリックします。関連するコンポジションが(閉じている場合でも)開きます。
  • コントロールを並べ替える:コントロールを並べ替えるには、パネルでコントロールを上下にドラッグします。

エッセンシャルグラフィックスパネルに追加するコントロールは、ソースプロパティにリンクされています。コントロールの値を変更すると、コンポジションのプロパティの値も変更されます。例えば、パネルで不透明度を 50%に変更すると、コンポジションの不透明度の値も 50%に変更されます。

パネルで数値コントロールの値をスライドすると、コンポジションの値が同時に更新されます。ライブ更新機能を無効にするには、Option キー(Mac OS)または Alt キー(Windows)を押しながらスライドします。

コントロールのグループの作成

エッセンシャルグラフィックスパネルでコントロールをグループ化することによって、ナビゲーションの操作性を高めたり、外観をすっきりさせることができます。これは、コントロールの編集可能な長いリストや、ネスト化したコンポジションのマスタープロパティをパネルに追加するときに特に便利です。

グループを作成するには、エッセンシャルグラフィックスパネルの左下の隅にある「書式の追加」メニューをクリックし、「グループの追加」を選択します。

グループにコントロールを追加するには、そのグループを「グループ名」までドラッグします。

フォントのコントロール

エッセンシャルグラフィックスパネルにテキストレイヤーを追加すると、モーショングラフィックステンプレートのそのレイヤーのフォントファミリー、フォントスタイル、サイズ、疑似テキストスタイルを変更したり、制御することができます。パネルにフォントプロパティのコントロールを追加するには、次の手順に従います。

  1. テキストレイヤーの「ソーステキストプロパティ」をエッセンシャルグラフィックスパネルに追加します。

  2. コントロール列の右側にある「プロパティの編集」オプションをクリックします。

     

  3. 次のオプションから制御するには、「フォントプロパティ」を選択します。

    • 特殊文字フォントの選択を有効にする」 - フォントファミリーとフォントスタイルのコントロールを追加します。
    • フォントサイズの調整を有効にする」 - フォントサイズのコントロールを追加します。
    • 疑似テキストスタイルを有効にする」 - 太字、斜体、オールキャップス、およびスモールキャップスの各コントロールを追加します。

    「OK」をクリックします。

注意:

フォントのコントロールは、ネスト化したコンポジションのマスタープロパティとしてはサポートされません。

エッセンシャルグラフィックスパネルでのコメントの追加

コメントを追加するには、エッセンシャルグラフィックスパネルの下部にある「コメントを追加」ボタンをクリックします。複数のコメントを追加したり、名前を変更したり、並べ替えたりできます。またコメントの追加の取り消しとやり直し、その並べ替え、必要に応じた削除を行うことができます。

  • 名前を変更するには、コメントの名前フィールドをクリックして、新しい名前を入力します。 
  • 並べ替えるには、パネルでコメントを上下にドラッグします。

コメントを削除するには、そのコメントを選択し、Backspace キーまたは Delete キーを押します。

コントロールの変更
コントロールの変更

注意:

プロジェクトパネルでコンポジションを複製する(Ctrl + D(Win)または Command + D(Mac))と、After Effects は、エッセンシャルグラフィックスパネルに追加されたそのコンポジションのプロパティおよびコメントを複製します。

モーショングラフィックステンプレートとして書き出し

テンプレートに名前を付ける

モーショングラフィックステンプレートに名前を付けたり、テンプレートの名前を変更したりするには、テンプレートの名前フィールドをクリックして、新しい名前を入力します。

テンプレートのポスターフレームを設定する

テンプレートのポスターフレームを設定できます。ポスターフレームは、Creative Cloud ライブラリのテンプレートおよび Premiere Pro のエッセンシャルグラフィックスパネル用のサムネール画像です。

ポスターフレームを設定するには、次の手順に従います。

  1. マスターコンポジションで、選択するフレームに現在の時間インジケーターを配置します。

  2. エッセンシャルグラフィックスパネルの「ポスター時間を設定」ボタンをクリックします。

テンプレートを書き出す

コンポジションをモーショングラフィックステンプレートとして書き出すには、次の手順に従います。

  1. エッセンシャルグラフィックスパネルの下部にある「モーショングラフィックステンプレートを書き出し」ボタンをクリックします。マスターコンポジションの階層にあるコンポジションが、テンプレートに含まれます。

  2. モーショングラフィックステンプレートとして書き出しダイアログで、保存先メニューをクリックします。使用できる保存先を次に示します。

    • Creative Cloud ライブラリ:Creative Cloud ライブラリにテンプレートを追加します。
    • エッセンシャルグラフィックス:初期設定では、ローカルフォルダーにテンプレートを追加します。エッセンシャルグラフィックスフォルダーに保存されたテンプレートは、Premiere Pro のエッセンシャルグラフィックスパネルで直接使用できます。
    • ローカルドライブ:テンプレートをローカルディレクトリに保存します。ローカルディレクトリに保存するテンプレートは、Premiere Pro のエッセンシャルグラフィックスパネルで自動的に使用できるようにはなりません。
  3. モーショングラフィックステンプレートの書き出し
    モーショングラフィックステンプレートの書き出し

    互換性の下のチェックボックスを選択します。

    • このモーショングラフィックステンプレートが Adobe Fonts にないフォントを使用している場合は警告:Adobe Fonts にないフォントがコンポジションで使用されている場合に警告されるようにするには、このオプションを有効にします。
    • このモーショングラフィックステンプレートをカスタマイズするために After Effects が必要な場合は警告:After Effects とは独立した機能(サードパーティのプラグインなど)のみを書き出す場合は、このオプションを有効にします。

    Creative Cloud ライブラリへのアセットの追加について詳しくは、Creative Cloud ライブラリ(After Effects の場合)を参照してください。

    注意:

    これらのオプションでは警告のみ表示され、モーショングラフィックステンプレートの内容は変更されません。これらの要件を満たすようにプロジェクトを編集するには、書き出しをキャンセルし、変更をおこなった後で、モーショングラフィックステンプレートをもう一度書き出します。

  4. 保存先メニューから書き出し先を選択して、「OK」をクリックします。

注意:

ユーザーのコンピューターに After Effects がインストールされていなくてもユーザーがカスタマイズできるモーショングラフィックステンプレート(.mogrt ファイル)を作成できます。After Effects がインストールされていなくてもユーザーが .mogrt を使用できるようにするには、テンプレートが次の要件を満たしていることを確認します。

  • クラシック 3D コンポジションレンダラーのみサポートされており、CINEMA 4D レンダラーおよびレイトレース 3D レンダラーはサポートされていない。
  • After Effects に付属しているすべてのエフェクトがサポートされている(カメラぶれ除去、Synthetic Aperture Color Finesse、Maxon CINEWARE、パペット、ワープスタビライザーを除く)。
  • Premiere Pro シーケンスや Character Animator CC シーンなどの Dynamic Link フッテージが After Effects コンポジションでサポートされていない。
  • FLV 形式のフッテージとサードパーティ製プラグインがサポートされていない。

モーショングラフィックステンプレートをプロジェクトとして開く

After Effects モーショングラフィックステンプレート(.mogrt files)を編集するには、After Effects でプロジェクトファイルとして開くことができます。テンプレートを編集したら、.mogrt ファイルとして再書き出しします。

モーショングラフィックステンプレートをプロジェクトとして開くには、次の手順を使用します。

  1. ファイル/プロジェクトを開くを選択します。

  2. プロジェクトを開くダイアログで、.mogrt ファイルを選択して、「開く」をクリックします。
  3. .mogrt をプロジェクトとして開く場合、After Effects はプロジェクトファイルおよびアセットを抽出します。「<filename>.mogrt」を抽出ダイアログで、.mogrt コンテンツを抽出する場所を選択して、「抽出」をクリックします。

また、次の手順で、Premiere Pro 12.1 のシーケンスで使用されたモーショングラフィックステンプレートを変更できます。

  1. After Effects で、.mogrt ファイルをプロジェクトとして開きます。1 つ以上のコンポジションを変更するか、エッセンシャルグラフィックスパネルでコントロールを追加または変更します。
  2. 編集したら、エッセンシャルグラフィックスパネルで、「モーショングラフィックステンプレートを書き出し」ボタンをクリックします。元の .mogrt ファイルを置き換えるか、更新したファイルの新しい場所または名前を選択できます。
  3. Premiere Pro で、Alt キー(Win)または Option キー(Mac OS)を押しながら、新しいまたは更新した .mogrt をエッセンシャルグラフィックスパネルの「参照」タブからシーケンスの既存の .mogrt クリップにドラッグします。Premiere Pro は、エッセンシャルグラフィックスパネルの「編集」タブを新しいコントロールで更新します。
  1. After Effects で、.mogrt ファイルをプロジェクトとして開きます。コンポジションを変更するか、エッセンシャルグラフィックスパネルでコントロールを追加または変更します

  2. 編集したら、エッセンシャルグラフィックスパネルで、「モーショングラフィックステンプレートを書き出し」ボタンをクリックします。元の .mogrt ファイルを置き換えるか、更新したファイルの新しい場所または名前を選択できます。

  3. Premiere Pro では、エッセンシャルグラフィックスパネルの「参照」タブで、Opt キー(MacOS)または Alt キー(Win)を押しながら、新規または更新された .mogrt をシーケンスの既存の .mogrt クリップにドラッグします。Premiere Pro は、エッセンシャルグラフィックスパネルの「編集」タブを新しいコントロールで更新します。

データ駆動型モーショングラフィックステンプレートの操作

データ駆動型モーショングラフィックステンプレートでは、手動入力やモーショングラフィックスに関する深い知識を必要とせずに、棒グラフ、折れ線グラフ他をすばやく、かつ正確にカスタマイズできます。

この機能を使用すると、CSV(カンマ区切り値)や TSV(タブ区切り値)のスプレッドシートデータをエッセンシャルグラフィックスパネルに追加できます。データコントロールを備えたモーショングラフィックステンプレートを Premiere Pro にエクスポートすると、それらのテンプレートを Premiere Pro で変更または置き換えできます。

別の使用方法として、エッセンシャルグラフィックスパネルのデータコントロールは、テンプレートとしてエクスポートせずに、コンポジション内の CSV データレイヤーや TSV データレイヤー内でデータブラウザーまたはエディターとして機能できます。スプレッドシートデータを備えたコンポジションをパネルに追加すると、パネルにはすべての関連データが表示できます。これらのデータは編集可能です。ネスト化したコンポジションを使用して作業する場合は、そのコンポジションのマスタープロパティーとしてはデータコントロールにはアクセスできません。

エッセンシャルグラフィックスパネルにデータコントロールを追加するには、次の手順に従います。

  1. CSV ファイルまたは TSV ファイルをプロジェクトにインポートし、そのファイルをコンポジションに追加します。

  2. タイムラインパネルで、データレイヤーのレイヤープロパティを開きます。

  3. レイヤーのデータプロパティグループを選択してエッセンシャルグラフィックスパネルまでドラッグします。

エッセンシャルグラフィックスパネルでは、スプレッドシートデータの次のプロパティが変更できます。

  • 「スプレッドシートプロパティ」:データグループの右側にある「プロパティの編集」をクリックし、次の項目を変更します。
    • 「データプロパティタイプ」:各列の値にデータタイプを選択します。選択したデータタイプを使用して、Premiere Pro でのスプレッドシート値の表示方法を変更します。After Effects の作成者は、After Effects の各列にタイプを設定しています。Premiere Pro では、このタイプは文字列、数値用のホットテキストスライダーまたはカラー用の 16 進値(例:#EE0473)のいずれかに変換されます。
    • 「最小行数」:Premiere Pro でモーショングラフィックステンプレーで使用される行数を変更できます。 許可する最小行数を設定します。
  • 「行数」:Premiere Pro でモーショングラフィックステンプレートに使用する行数を変更できます。許可する最大行数を設定します。
  • データプロパティ:
    • 「列名」:モーショングラフィックステンプレートに表示する列名を変更します。
    • 「データ値」:スプレッドシートのセルの値を変更します。編集する列を選択するには、データ値グループの最上部にある行メニューを変更します。

注意:

データレイヤーのデータプロパティグループをパネルに追加すると、レイヤーのデータプロパティをソースデータファイルにリンクするエクスプレッションが削除されます。これによって静的な値に変更されます。After Effects 外のソースデータファイルを変更すると、静的データ値が自動的に更新されます。

Premiere Pro でのこれらのテンプレートの使用方法について詳しくは、「データ駆動型のモーショングラフィックステンプレートの操作」を参照してください。

注意:

.tsv ファイルで作業している場合、特にドイツ語で Excel で作業する場合は(これは特に、小数点ではなくカンマを使用する言語に影響します)、Excel は .tsv を .txt として保存します。Premiere Pro でモーショングラフィックステンプレートに添付する前に、ファイル拡張子を .tsv に手動で変更する必要があります。

または、Open Office や Google Sheets など、他のスプレッドシートツールを使用できます。

マスタープロパティの基本

マスタープロパティは、別のコンポジションにネストする際にコンポジションのレイヤーおよびエフェクトプロパティにアクセス可能なマスター制御として機能します。個別のプリコンポジションを開いてプロパティを表示する必要がないので、これにより、複数のネストされたコンポジションにわたる複雑なアニメーションを作成する際の時間を節約できます。マスタープロパティは、元の値およびキーフレームを上書きできます。これにより、同じコンポジションを異なる値を持つ複数のインスタンスとして再利用できます。ソースコンポジションは同じままで、編集した内容からインスタンスが作成され、コンポジションの編集後にレンダリングできます。マスタープロパティを説明するために使用される用語のリストについては、用語集を参照してください。

マスタープロパティを作成するには、エッセンシャルグラフィックスパネルで、ネストされたコンポジションからプロパティを追加するか、プロパティを追加した後にコンポジションをネストします(レイヤー/プリコンポーズ)。エッセンシャルグラフィックスパネルでサポートされるプロパティタイプについて詳しくは、サポートされるコントロールのタイプを参照してください。コンポジションをネストすると、タイムラインパネルにプリコンポジションレイヤーのマスタープロパティグループが表示されます。

マスタープロパティを作成するための主要ワークフローは、モーショングラフィックステンプレートのコントロールを作成する方法と似ています。違いはプロパティの使用方法です。After Effects のプリコンポジションまたは Premiere Pro のモーショングラフィックステンプレートのマスタープロパティを使用します。

用語集

コンポジションおよびマスタープロパティを操作する際に一般的に使用される用語を理解するには、用語集(既存の用語および新規用語)を参照してください。

ネストとプリコンポジション

ネストとプリコンポジション
ネストとプリコンポジション

ネスト:コンポジションを他のコンポジション内に配置します。

プリコンポジション:プロジェクトの別のコンポジション内にネストされているコンポジション。

親コンポジションと子コンポジション

親コンポジションと子コンポジションの階層
親コンポジションと子コンポジションの階層

例えば、あるコンポジション(コンポジション A)が別のコンポジション(コンポジション B)内に配置された場合、コンポジション A はコンポジション B(子コンポジション)を含む親コンポジションとなります。

マスターコンポジションとマスタープロパティ

マスタープロパティとマスターコンポジション
マスタープロパティとマスターコンポジション

エッセンシャルグラフィックスパネルでマスターとして設定したコンポジションは、マスタコンポジションです。マスターコンポジションで、タイムラインからエッセンシャルグラフィックスパネルにレイヤーまたはエフェクトプロパティを追加した場合、そのプロパティはマスタープロパティと呼ばれます。

ソースプロパティ

ソースプロパティ
ソースプロパティ

マスタープロパティが参照するレイヤーまたはエフェクトプロパティ。

リンクされたプロパティ

リンクされたプロパティ
リンクされたプロパティ

ソースプロパティが変更されていない場合のプリコンポジションのマスタープロパティ

リンク解除されたプロパティ

リンク解除されたプロパティ
リンク解除されたプロパティ

ソースプロパティが変更されている場合のプリコンポジションのマスタープロパティ

上書き

プリコンポジションのマスタープロパティの値、キーフレームまたはエクスプレッションを変更すること。

マスタープロパティの操作

リンクされたプロパティ - マスターコンポジションをネストすると、そのプリコンポジションのマスタープロパティはソースプロパティにリンクされます。例えば、コンポジション B がコンポジション A にネストされている場合、コンポジション B のエフェクトおよびレイヤープロパティがソースプロパティです。コンポジション B からエッセンシャルグラフィックスパネルに追加するプロパティは、マスタープロパティです。ソースプロパティを変更すると、プリコンポジションのマスタープロパティも変更されます。

リンク解除されたプロパティ - ただし、プリコンポジションのマスタープロパティを変更すると、リンク解除されます。リンク解除により、マスターコンポジションのインスタンスが作成されます。マスタープロパティとソースプロパティの両方を別々に変更できます。

マスタープロパティを変更すると、ソースプロパティの値またはキーフレームが上書きされます。プリコンポジションは、マスターコンポジションの一意のインスタンスで、このインスタンスのみが変更した値またはキーフレームでレンダリングされます。

プルおよびプッシュボタン

マスタープロパティを変更すると、タイムラインパネルのプルおよびプッシュボタンが有効になり、マスタープロパティの名前が太字になります。これらは、プロパティのリンクが解除されていることを示しています。

プルおよびプッシュボタンは、マスタープロパティをソースプロパティに再リンクします。マスタープロパティグループ全体用だけでなく、各マスタープロパティ用のプルおよびプッシュボタンがあります。

  • プルは、マスタープロパティの変更した値、キーフレームおよびエクスプレッションを破棄します。
  • プッシュは、マスタープロパティの変更した値、キーフレームおよびエクスプレッションをソースプロパティに適用します。

プルまたはプッシュボタンのどちらかをクリックすると、マスタープロパティは再度ソースプロパティにリンクされ、プルおよびプッシュボタンが無効になります。

プルおよびプッシュボタン
プルおよびプッシュボタン

変更したマスタープロパティをソースプロパティにプッシュして戻すと、同じマスタープロパティがリンクされている場合、同じマスターコンポジションのすべてのインスタンスが更新されます。例えば、クレジットロール用にマスターコンポジションを作成し、複数回ネストして、いずれかのプリコンポジションのみのカラーマスタープロパティを変更します。新しいカラーの値をソース値にプッシュし直すと、マスターコンポジションのすべてのインスタンスが新しいカラーの値でレンダリングされます。

マスタープロパティの再リンク

  • プリコンポジションの複数のマスタープロパティをソースプロパティに再リンクするには:

特定のマスタープロパティを選択して、マスタープロパティグループのプルまたはプッシュボタンをクリックします。

複数のマスタープロパティの再リンク
複数のマスタープロパティの再リンク
  • プリコンポジションのすべてのマスタープロパティをソースプロパティに再リンクするには:

タイムラインパネルですべてのマスタープロパティを選択解除して、マスタープロパティグループのプルまたはプッシュボタンをクリックします。

すべてのマスタープロパティの再リンク
すべてのマスタープロパティの再リンク

ソーステキストのマスタープロパティの変更

親コンポジションのコンテキストでは、コンポジションパネルでタイプツールを使用してソーステキストのマスタープロパティを変更することはできません。

ソーステキストのマスタープロパティのテキスト文字列を変更するには、次のいずれかをおこないます。

  • ソーステキストのマスタープロパティを右クリックして、を選択します。ダイアログでテキスト文字列を編集して、「OK」をクリックします。
  • ソーステキストのマスタープロパティにエクスプレッションを適用します。新しい文字列を二重引用符で囲みます。例えば、"She sells seashells by the sea shore." のようにします。

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