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レイヤープロパティ

  1. After Effects ユーザガイド
  2. ベータ版のリリース
    1. ベータ版プログラムの概要
    2. After Effects ベータ版ホーム
    3. ベータ版の機能
      1. プロパティパネル(ベータ版)
      2. 3D モデルの読み込み(ベータ版)
      3. OpenColorIO および ACES のカラーマネジメント(ベータ版)
  3. はじめに
    1. After Effects の概要
    2. After Effects の新機能
    3. リリースノート | After Effects
    4. After Effects の必要システム構成
    5. After Effects のキーボードショートカット
    6. サポートされているファイル形式 | After Effects
    7. ハードウェアに関する推奨事項
    8. Apple シリコン対応の After Effects
    9. 計画と設定
  4. Workspaces
    1. 一般ユーザーインターフェイスアイテム
    2. After Effects インターフェイスについて
    3. ワークフロー
    4. Workspaces、パネルおよびビューア
  5. プロジェクトとコンポジション
    1. プロジェクト
    2. コンポジションの基本
    3. プリコンポーズ、ネスト化およびプリレンダリング
    4. コンポジションプロファイラーを使用した詳細なパフォーマンス情報の表示
    5. CINEMA 4D コンポジションレンダラー
  6. フッテージの読み込み
    1. 静止画の準備と読み込み
    2. After Effects および Adobe Premiere Pro の読み込み
    3. ビデオとオーディオの読み込みと変換
    4. 3D イメージファイルの準備と読み込み
    5. フッテージアイテムの読み込みと変換
    6. フッテージアイテムでの作業
    7. シーン編集の検出を使用した編集ポイントの削除
    8. XMP メタデータ
  7. テキストとグラフィック
    1. テキスト
      1. 文字の書式設定と文字パネル
      2. テキストエフェクト
      3. テキストレイヤーの作成と編集
      4. 段落の書式設定と段落パネル
      5. テキストレイヤーとシェイプレイヤーの押し出し
      6. テキストのアニメーション化
      7. テキストアニメーションのサンプルとリソース
      8. Live Text テンプレート
    2. モーショングラフィック
      1. After Effects でのモーショングラフィックステンプレートの操作
      2. エクスプレッションを使用した、モーショングラフィックステンプレートのドロップダウンリストの作成
      3. エッセンシャルプロパティを使用したモーショングラフィックステンプレートの作成
      4. モーショングラフィックステンプレートおよびエッセンシャルプロパティでの画像とビデオの置き換え
  8. 描画、ペイント、パス
    1. シェイプレイヤー、パス、ベクトルグラフィックの概要
    2. ペイントツール:ブラシ、コピースタンプおよび消しゴム
    3. テーパシェイプストローク
    4. シェイプレイヤーのシェイプ属性、ペイント操作およびパス操作
    5. 「パスのオフセット」シェイプエフェクトを使用したシェイプの変更
    6. シェイプの作成
    7. マスクを作成
    8. コンテンツに応じた塗りつぶしパネルを使用したビデオからのオブジェクトの削除
    9. ロトブラシとマットを調整
  9. レイヤー、マーカー、カメラ
    1. レイヤーの選択と配置
    2. 描画モードとレイヤースタイル
    3. 3D レイヤー
    4. レイヤープロパティ
    5. レイヤーの作成
    6. レイヤーの管理
    7. レイヤーマーカーとコンポジションマーカー
    8. カメラ、ライト、目標点
  10. アニメーション、キーフレーム、モーショントラッキング、キーイング
    1. アニメーション
      1. アニメーションの基本
      2. パペットツールを使用したアニメーション化
      3. シェイプパスとマスクの管理とアニメーション化
      4. After Effects を使用した Sketch と Capture シェイプのアニメーション化
      5. 多彩なアニメーションツール
      6. データ駆動型アニメーションの操作
    2. キーフレーム
      1. キーフレーム補間法
      2. キーフレームの設定、選択および削除
      3. キーフレームの編集、移動、コピー
    3. モーショントラッキング
      1. モーションのトラッキングとスタビライズ
      2. 顔のトラッキング
      3. マスクのトラッキング
      4. マスク参照
      5. 速度
      6. 時間伸縮とタイムリマップ
      7. タイムコードと時間の表示単位
    4. キーイング
      1. キーイング
      2. キーイングエフェクト
  11. 透明度と合成
    1. 合成と透明化の概要とリソース
    2. アルファチャンネルおよびマット
    3. トラックマットとトラベリングマット
  12. カラーの調整
    1. カラーの基本
    2. カラーマネジメント
    3. 色調補正エフェクト
  13. エフェクトおよびアニメーションプリセット
    1. エフェクトおよびアニメーションプリセットの概要
    2. エフェクトリスト
    3. シミュレーションエフェクト
    4. スタイライズエフェクト
    5. オーディオエフェクト
    6. ディストーションエフェクト
    7. 遠近エフェクト
    8. チャンネルエフェクト
    9. エフェクトの生成
    10. トランジションエフェクト
    11. ローリングシャッターの修復エフェクト
    12. ブラー&シャープエフェクト
    13. 3D チャンネルエフェクト
    14. ユーティリティエフェクト
    15. マットエフェクト
    16. ノイズ&グレインエフェクト
    17. 「詳細を維持しながらアップスケール」エフェクト
    18. 旧バージョンエフェクト
  14. エクスプレッションと自動化
    1. エクスプレッション
      1. エクスプレッションの基本
      2. エクスプレッション言語について
      3. エクスプレッション制御の使用
      4. JavaScript と以前の ExtendScript のエクスプレッションエンジンの構文の違い
      5. エクスプレッションの編集
      6. エクスプレッションエラー
      7. エクスプレッションエディターの使用
      8. エクスプレッションを使用したテキストプロパティの編集とアクセス
      9. エクスプレッション言語リファレンス
      10. エクスプレッションの例
    2. 自動化
      1. 自動化
      2. スクリプト
  15. イマーシブビデオ、VR、3D
    1. After Effects での VR 環境の作成
    2. イマーシブビデオエフェクトの適用
    3. VR/360 度ビデオの合成ツール
    4. 3D カメラの移動のトラッキング
    5. 3D デザインスペースでの作業
    6. 3D 変形ギズモ
    7. 3D アニメーションによるその他の操作
    8. Mercury 3D エンジンを使用した、3D デザインへのリアルタイムのプレビュー変更
    9. グラフィックへのレスポンシブデザインの追加
  16. ビューとプレビュー
    1. プレビュー
    2. Mercury Transmit を使用したビデオプレビュー
    3. ビューの変更と使用
  17. レンダリングと書き出し
    1. レンダリングと書き出しの基本
    2. After Effects の H.264 エンコード
    3. After Effects プロジェクトを Adobe Premiere Pro プロジェクトとして書き出し
    4. ムービーの変換
    5. マルチフレームレンダリング
    6. 自動レンダリングとネットワークレンダリング
    7. 静止画および静止画シーケンスのレンダリングと書き出し
    8. After Effects での GoPro CineForm コーデックの使用
  18. その他のアプリケーションの使用
    1. Dynamic Link と After Effects
    2. After Effects およびその他のアプリケーションの使用
    3. After Effects の設定の同期
    4. After Effects の Creative Cloud ライブラリ
    5. プラグイン
    6. Cinema 4D と Cineware
  19. 共同作業:Frame.io と Team Projects
    1. Premiere Pro と After Effects での共同作業
    2. Frame.io
      1. Frame.io のインストールとライセンス認証
      2. Premiere Pro および After Effects での Frame.io の使用
      3. よくある質問
    3. Team Projects
      1. Team Projects の概要
      2. チームプロジェクトの作成
      3. Team Projects を使用した共同作業
  20. メモリ、ストレージおよびパフォーマンス
    1. メモリとストレージ
    2. プレビュー時のメモリ不足の問題に対する After Effects の処理    
    3. 処理速度の向上
    4. 環境設定
    5. After Effects の GPU および GPU ドライバーの要件

タイムラインパネルのレイヤープロパティ

各レイヤーにはプロパティがあり、そのほとんどを変更してアニメートすることができます。どのレイヤーにも、「位置」や「不透明度」などの基本的なプロパティで構成される「トランスフォーム」というプロパティグループが元々備わっており、レイヤーに加工を加えると、さらにプロパティが追加されていきます。例えば、マスクやエフェクトを追加したり、3D レイヤーに変換したりすると、それらのプロパティがグループに分類され、レイヤーに追加されます。

すべてのレイヤープロパティは、時間の経過に応じてレイヤーを変化させることができるため、時間的と言えます。不透明度など、一部のレイヤープロパティには、時間コンポーネントしか含まれていません。位置など、一部のレイヤープロパティは、コンポジション空間内でレイヤーを移動できるため、空間的であるとも言えます。

プロパティを変更するには、レイヤーアウトラインを開いてレイヤープロパティを表示し、プロパティの値を変更します。

ほとんどのプロパティにはストップウォッチ があります。ストップウォッチがあるプロパティはアニメート、つまり時間の経過に応じて変化させることができます(アニメーション、キーフレームおよびエクスプレッションについてを参照)。

レイヤーのアウトラインで展開されたプロパティグループ

レイヤーのアウトラインで折りたたまれたプロパティグループ

エフェクトプロパティグループ(エフェクトプロパティ)に含まれるプロパティもレイヤープロパティです。多くのエフェクトプロパティは、エフェクトコントロールパネルでも変更できます。

タイムラインパネルでプロパティの表示/非表示を切り替える

  • プロパティグループを開閉するには、レイヤー名またはプロパティグループ名の左にある三角形をクリックします。
  • プロパティグループとそのすべての子グループを開閉するには、Ctrl キー(Windows)または Command キー(Mac OS)を押しながら三角形をクリックします。
  • 選択したレイヤーのすべてのグループを開閉するには、Ctrl + @(アットマーク)キー(Windows)または Command + @(アットマーク)キー(Mac OS)を押します。
  • タイムラインパネルでエフェクトプロパティを表示するには、エフェクトコントロールパネルでプロパティ名をダブルクリックします。
  • プロパティまたはプロパティグループを非表示にするには、Alt + Shift キー(Windows)または Option + Shift キー(Mac OS)を押しながら、タイムラインパネルでその名前をクリックします。
  • タイムラインパネルに選択したプロパティまたはプロパティグループのみを表示するには、S キーを続けて 2 回押します。
注意:

このショートカットは、ペイントストロークを操作する場合に便利です。これを行うには、レイヤーパネルでペイントストロークを選択してから S キーを続けて 2 回押し、タイムラインパネルでそのストロークのプロパティグループを開きます。

  • 特定のプロパティまたはプロパティグループのみを表示するには、そのショートカットキーを押します(タイムラインパネルでプロパティとグループを表示するためのキーボードショートカットを参照)。
  • タイムラインパネルに表示されているプロパティにプロパティまたはプロパティグループの表示を追加するには、Shift キーを押しながら、プロパティまたはプロパティグループのショートカットキーを押します。
  • 初期設定値を変更したプロパティのみを表示するには、U キーを続けて 2 回押すか、アニメーション/変更されたプロパティを表示を選択します。
  • キーフレームまたはエクスプレッションが設定されているプロパティのみを表示するには、U キーを押すか、アニメーション/アニメートされているプロパティを表示を選択します。
注意:

U および UU コマンドは、アニメーションプリセットや、プロジェクトテンプレート、その他のアニメートされたアイテムなどのうち、変更されたアイテムだけを特定して、どのように変更されたかを確認する場合に便利です。

タイムラインパネルでレイヤーをフィルターし、検索文字列に一致するプロパティが設定されたレイヤーのみを表示することもできます。詳しくは、タイムライン、プロジェクトおよびエフェクト&プリセットパネルでの検索とフィルターを参照してください。

タイムラインパネルでプロパティまたはプロパティグループを選択する

選択されたアンカーポイント

  • 1 つのプロパティまたはプロパティグループ(すべての値、キーフレーム、エクスプレッションを含む)を選択するには、タイムラインパネルのレイヤーアウトラインでそのプロパティ名またはプロパティグループ名をクリックします。

タイムラインパネルでプロパティまたはプロパティグループをコピーまたは複製する

  • レイヤーまたはプロパティグループ間でプロパティをコピーするには、コピーするレイヤー、プロパティ、またはプロパティグループを選択して、Ctrl + C キー(Windows)または Command + C キー(Mac OS)を押し、次にコピー先のレイヤー、プロパティ、またはプロパティグループを選択して、Ctrl + V キー(Windows)または Command + V キー(Mac OS)を押します。
  • プロパティグループを複製するには、プロパティグループを選択して、Ctrl + D キー(Windows)または Command + D キー(Mac OS)を押します。

    複製できるのは、シェイプ、マスク、エフェクトなど、一部のプロパティグループのみです。ただし、コンテンツ、マスク、エフェクト、トランスフォームなどの最上位のプロパティグループの場合は複製できません。最上位のプロパティグループを複製すると、レイヤー全体が複製されます。

キーフレームのないレイヤープロパティから値をコピーする

元のレイヤーにキーフレームがない場合も、レイヤープロパティの現在の値を別のレイヤーにコピーできます。

  1. タイムラインパネルで、コピーする値を含むレイヤープロパティを表示します。
  2. レイヤープロパティの名前をクリックして選択します。
  3. 編集/コピーを選択します。
  4. 値をペーストするレイヤーを選択します。
  5. ペースト先のレイヤーにキーフレームが含まれている場合は、値をペーストする時間に現在の時間インジケーターを移動します。ペースト先のレイヤーにキーフレームが含まれていないと、新しい値はレイヤーのデュレーション全体に適用されます。
  6. 編集/ペーストを選択します。

プロパティ値を設定する

複数のレイヤーを選択した状態で、そのうちの 1 つのレイヤーのプロパティを変更した場合は、選択したすべてのレイヤーのプロパティが変更されます。スライダーや角度などのプロパティを制御するコントロールは、エフェクトコントロールパネルでのみ使用できます。

注意:

プロパティの単位を変更するには、下線付きの値を右クリック(Windows)するか、Control キーを押しながらクリック(Mac OS)して、「値を編集」を選択し、「単位」メニューから単位を選択します。選択できる単位は、プロパティの種類によって異なります。単位を変更できないプロパティもあります。

  • 下線付きの値の上にポインターを置き、左または右にドラッグして値を変更します。
  • 下線付きの値をクリックし、新しい値を入力して、Enter キー(Windows)または Return キー(Mac OS)を押します。
注意:

プロパティの値として単純な式を入力したり、別の方式で数値を入力できます。例えば、6 の代わりに 2*3、2 の代わりに 4/2、200 の代わりに 2e2 を入力できます。このような入力は、元の値を一定の量ずつ増分していく場合に特に便利です。

  • 下線付きの値を右クリック(Windows)するか、Control キーを押しながらクリック(Mac OS)して、値を編集を選択します。
  • スライダーを左右にドラッグします。
  • 角度コントローラの内側をクリックするか、角度コントローラの線をドラッグします。
注意:

角度コントローラの内側をクリックすると、外側にドラッグして角度を微調節できます。

  • プロパティの値を 1 ずつ増減するには、下線付きの値をクリックし、上向き矢印キーまたは下向き矢印キーを押します。10 ずつ増減するには、Shift キーを押しながら、上向き矢印キーまたは下向き矢印キーを押します。0.1 ずつ増減するには、Ctrl キー(Windows)または Command キー(Mac OS)を押しながら、上向き矢印キーまたは下向き矢印キーを押します。
  • 1 つのプロパティグループのすべてのプロパティを初期設定値に戻すには、プロパティグループ名の横にある「リセット」をクリックします。各プロパティをリセットするには、プロパティの(値ではなく)名前を右クリック(Windows)または Control キーを押しながらクリック(Mac OS)し、コンテキストメニューから「リセット」を選択します。

    プロパティにキーフレームが含まれる場合は、キーフレームが初期設定値で現在の時間に追加されます。

注意:

Alan Shisko が、Motion Graphics 'n Such のブログで、ラベルカラーと複数選択を使用して、複数のレイヤーのプロパティを簡単かつ同時に変更する方法を示すビデオチュートリアルを公開しています。

Charles Bordenave(nab)が、After Effects Scripts の Web サイトで、選択したレイヤーのトランスフォームグループのプロパティをユーザーが設定した制限内のランダムな値に設定するスクリプトを公開しています。

After Effects Scripts のウェブサイトから入手できる LockProperties スクリプトは、予期しない変更を防止できるように、指定されたプロパティだけをロックします。

レイヤーのアンカーポイント

回転やスケールなどのトランスフォームは、レイヤーのアンカーポイント(トランスフォームポイントまたはトランスフォームの中心点)が起点になります。初期設定では、ほとんどの種類のレイヤーのアンカーポイント がレイヤーの中心に配置されます。

アンカーポイントをアニメートする場合は、アンカーポイントを設定してからアニメートを開始してください。例えば、身体の各部位に対応したレイヤーで構成された人体のイメージをアニメートする場合、左右の手のアンカーポイントを手首の部分に移動して、アニメーション全体でアンカーポイントの周囲を手が回転するようにできます。

注意:

大きなイメージをパンとズームする最も簡単な方法は、アンカーポイントおよびスケールプロパティをアニメートすることです。

Alan Shisko が、彼自身の Web サイトで、まずは単純な 2D アセットから開始して、3D レイヤーから複雑な 3D 環境を作成する方法を示す詳細なビデオチュートリアルを公開しています。レイヤーのアンカーポイントの操作が、このチュートリアルで重要な部分となっています。

アンカーポイントをテキストレイヤーの中心に配置してアニメートした場合(左)と、テキストレイヤーの端に配置してアニメートした場合(右)

コンポジションパネルでアンカーポイントツールを使用してアンカーポイントを移動する(左)と、コンポジションフレームからのレイヤーの位置を維持したままアンカーポイントの位置が自動的に補正されます(右)。

注意:

レイヤーパネルにアンカーポイントが表示されない場合は、レイヤーパネルの右下隅の表示ポップアップメニューで、「アンカーポイントパス」を選択します。

レイヤーのアンカーポイントを移動する

  • レイヤーパネルで選択ツールを使用して、アンカーポイントをドラッグします。
注意:

テキストレイヤーやシェイプレイヤーなど、一部の種類のレイヤーはレイヤーパネルで開けません。

  • レイヤーのアンカーポイントを 1 ピクセルずつ移動するには、レイヤーパネルの右下隅の表示ポップアップメニューで、「アンカーポイントパス」を選択し、矢印キーを押します。10 ピクセルずつ移動するには、Shift キーを押しながら矢印キーを押します。ピクセルの単位は、レイヤーパネルの現在の拡大率でのものとなります。
  • レイヤーを移動せずに、コンポジションパネルでレイヤーのアンカーポイントを移動するには、レイヤーを選択してから、アンカーポイントツール を使用してアンカーポイントをドラッグします。
注意:

アンカーポイントツールでアンカーポイントを移動すると、位置とアンカーポイントの値が変化するだけなので、コンポジションでのレイヤーの位置は変わりません。アンカーポイントの値だけを変更するには、アンカーポイントツールを使用して、Alt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)を押しながらドラッグします。

Charles Bordenave(nab)が、After Effects Scripts の Web サイトで、コンポジションフレーム内のレイヤーを移動することなく、選択したレイヤーのアンカーポイントを移動するスクリプトを公開しています。

レイヤーのアンカーポイントをリセットする

  • アンカーポイントをレイヤーの初期設定位置に戻すには、ツールパネルで「アンカーポイントツール」ボタン をダブルクリックします。
  • アンカーポイントをレイヤーの初期設定位置に戻すには、Alt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)を押しながら、アンカーポイントツールボタンをダブルクリックします。レイヤーはコンポジションの中央に移動します。

レイヤーのアンカーポイントをコンテンツの中央に設定する

次のいずれかの方法で、アンカーポイントをレイヤーのコンテンツの中央にすることができます。

  • レイヤートランスフォームアンカーポイントをレイヤーコンテンツの中央に配置を選択する
  • キーボードショートカット Ctrl + Alt + Home(Windows)または Command + Option + Home(Mac OS)を使用する
  • アンカーポイントツールを Ctrl + ダブルクリック(Windows)または Command + ダブルクリック(Mac OS)

次に、このコマンドの使用方法をいくつか示します。

  • シェイプレイヤーの 1 つのシェイプの中央またはシェイプのグループの重心にシェイプレイヤーのアンカーポイントを設定する
  • テキストコンテンツの中心にテキストレイヤーのアンカーポイントを設定する
  • マスクされた領域内の表示エリアの中心にレイヤーのアンカーポイントを設定する

レイヤーをスケールまたは反転する

他のトランスフォームと同様に、レイヤーのスケールはレイヤーのアンカーポイントを起点として行われます。アンカーポイントをレイヤーの中心から移動すると、その影響でレイヤーの位置が変わる場合があります。カメラ、ライト、オーディオのみのレイヤーなど、一部のレイヤーには「スケール」プロパティはありません。

レイヤーをコンポジションフレームの範囲外にスケールできます。

ズームレンズを使用した指数スケールについては、指数スケールを使用してスケーリング速度を変更するを参照してください。

1 つのレイヤーではなく、ムービー全体の拡大縮小またはサイズ変更を行う方法については、ムービーのサイズ拡大ムービーのサイズ縮小を参照してください。

レイヤーを反転するには、「スケール」プロパティの水平または垂直コンポーネントの値に -1 を掛けます。レイヤーはアンカーポイントを中心に反転されます。

  • 選択したレイヤーを反転するには、レイヤー/トランスフォーム/水平方向に反転を選択するか、レイヤー/トランスフォーム/垂直方向に反転を選択します。
  • コンポジションパネルで縦横比を維持したままレイヤーをスケールするには、Shift キーを押しながらレイヤーハンドルをドラッグします。
  • コンポジションパネルで縦横比に関係なくレイヤーをスケールするには、コーナーのレイヤーハンドルをドラッグします。
  • コンポジションパネルで 1 方向にのみスケールするには、スケールする辺のレイヤーハンドルをドラッグします。
  • 選択したレイヤーのスケールを 1%ずつ増減するには、Alt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)を押しながら、テンキーパッドの +(プラス)または -(マイナス)キーを押します。
  • 選択したレイヤーのスケールを 10%ずつ増減するには、Alt + Shift キー(Windows)または Option + Shift キー(Mac OS)を押しながら、テンキーパッドの +(プラス)または -(マイナス)キーを押します。
  • コンポジション全体をスケールするには、ファイル/スクリプト/Scale Composition.jsx を選択します。
  • 選択したレイヤーをコンポジションフレームに合わせてスケールし、中心を揃えるには、レイヤー/トランスフォーム/コンポジションに合わせるを選択します。
  • 選択したレイヤーの縦横比を維持したまま、コンポジションフレームの幅または高さに合わせてスケールし、中心を揃えるには、レイヤー/トランスフォーム/コンポジションの幅に合わせる、またはレイヤー/トランスフォーム/コンポジションの高さに合わせるを選択します。
  • タイムラインパネルで縦横比を維持したままレイヤーをスケールするには、レイヤーを選択し、S キーを押して「スケール」プロパティを表示します。次に、スケール値の左側にある現在の縦横比を固定アイコン をクリックし、X、Y または Z スケールの新しい値を入力します。
注意:

現在の縦横比を固定アイコンをアクティブにすると同時に、レイヤーの高さを幅と揃えるには、Alt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)を押しながらアイコンをクリックします。

  • 特定のピクセルサイズにスケールするには、タイムラインパネルのスケール値を右クリック(Windows)または Control キーを押しながらクリック(Mac OS)し、「値を編集」を選択して、スケールダイアログボックスでピクセルの単位を変更します。コンポジションのピクセル縦横比で寸法を表示および調整するには、「ピクセル縦横比を含める」を選択します。

ラスター(非ベクトル)レイヤーを縮小すると、イメージがぼやけて柔らかい感じになります。拡大率を高くしてラスターレイヤーを拡大すると、イメージの濃淡にむらが出たりピクセルが目立つ場合があります。

アップスケール(ディテールを保持)エフェクト

アップスケール(ディテールを保持)エフェクトでは、画像のディテールを保持しながら、画像を大幅に拡大できます。

詳しくは、アップスケール(ディテールを保持)エフェクトを参照してください。

バイリニアおよびバイキュービックサンプリング

選択したレイヤーに対してバイキュービックおよびバイリニアサンプリングを選択できます。これにより、スケールに対して、およびトランスフォームエフェクトを使用して適用されたすべての変形に対して、ピクセルをサンプルする方法を決定します。

詳しくは、レイヤーイメージの画質とサブピクセルポジショニングを参照してください。

スケール用のその他のツールおよびリソース

注意:

Adobe Photoshop では、イメージのスケールに使用するリサンプリングを微調整できます。リサンプリングを微調整するには、フレームを Photoshop に書き出してイメージサイズを変更してから、After Effects にもう一度読み込みます。

Photoshop のコンテンツに応じた拡大・縮小機能は、ムービーにはあまり適していませんが、静止画を伸張および拡大・縮小するのには非常に便利です。この機能は、標準精細形式用に作成されたワイドスクリーン形式のイメージを別の用途で使用する場合に便利です。

AE Enhancers フォーラムには、複数のコンポジションを同時にスケールするスクリプトがあります。

Lloyd Alvarez が、After Effects Scripts の Web サイトで、選択したレイヤーをコンポジションフレームに合わせて伸縮したり、クロップやレターボックスのオプションを利用できるようにするスクリプトを公開しています。

Aharon Rabinowitz が、Creative COW の Web サイトで、スケールの Z 次元のみの変更を含む 3D レイヤーのスケールプロパティの変更とアニメートの方法を示すビデオチュートリアルを公開しています。

2D レイヤーを回転する

他のトランスフォームと同様に、レイヤーの回転はレイヤーのアンカーポイントを起点として行われます。

注意:

タイムラインパネルで選択したレイヤーの回転プロパティ値を表示するには、R キーを押します。

回転プロパティ値の最初の部分は回転の角度を整数で表し、2 番目の部分は回転の角度を小数で表しています。

3D レイヤーの回転についての詳細は、3D レイヤーの回転および方向を設定するを参照してください。

  • コンポジションパネルでレイヤーをドラッグして回転するには、回転ツール を使用します。45 度ずつ回転するには、Shift キーを押しながらレイヤーをドラッグします。
  • 選択したレイヤーを 1 度ずつ回転するには、テンキーパッドの +(プラス)または –(マイナス)キーを押します。
  • 選択したレイヤーを 10 度ずつ回転するには、Shift キーを押しながら、テンキーパッドの +(プラス)または –(マイナス)キーを押します。

オーディオのボリュームレベルを調節する

オーディオを含むフッテージを使用するときの初期設定の再生オーディオレベルは、0 デシベル(未調節の状態)です。デシベルレベルを正の値に設定するとボリュームが上がり、負の値に設定するとボリュームが下がります。

注意:

オーディオレベルキーフレームをダブルクリックすると、オーディオパネルがアクティブになります。

オーディオパネルの VU メーターには、再生時のオーディオのボリューム範囲が表示されます。このメーターの一番上にある赤いブロックは、お使いのコンピューターのボリューム限度を表します。

注意:

スライダーをドラッグしてオーディオレベルを微調節する場合は、より細かい目盛りを表示するためにオーディオパネルを縦に伸ばします。

  1. ボリュームを調節するには、オーディオパネルで次のいずれかの操作を行います。
    • 左右のチャンネルのレベルを同時に設定するには、中央のスライダーを上または下にドラッグします。

    • 左のチャンネルのレベルを設定するには、左のスライダーを上または下にドラッグするか、左のスライダーの一番下にあるレベルボックスに変更後の値を入力します。

    • 右のチャンネルのレベルを設定するには、右のスライダーを上または下にドラッグするか、右のスライダーの一番下にあるレベルボックスに変更後の値を入力します。

親レイヤーと子レイヤー

あるレイヤーのトランスフォームを別のレイヤーのトランスフォームに割り当てることにより、レイヤーに加えた変更を同期するには、親子関係を設定します。親レイヤーが関連付けられたもう一方のレイヤーは子レイヤーと呼ばれます。親を割り当てると、子レイヤーのトランスフォームプロパティはコンポジションではなく親レイヤーを基準とするようになります。例えば、親レイヤーを開始位置から右に 5 ピクセル移動すると、子レイヤーも同じように 5 ピクセル移動します。親子関係はグループ化と似ています。つまり、グループに対するトランスフォームは、親のアンカーポイントに相対しています。

親子関係は、不透明度、位置、スケール、回転および(3D レイヤーの)方向を除くすべてのトランスフォームプロパティに影響します。

注意:

レイヤーに親子関係を設定すると、代替の親子関係の設定動作を説明するヒントがマウスの位置の下のレイヤーバーおよび情報パネルに表示されます。

各レイヤーに割り当てられる親レイヤーの数は 1 つだけですが、1 つの親レイヤーに同じコンポジション内のレイヤーをいくつでも子として関連付けることができます。

子レイヤーは、親レイヤーとは関係なくアニメートできます。また、表示されないレイヤーであるヌルオブジェクトを使用して、親子関係を設定することもできます

親レイヤーを割り当てたり削除したりする動作をアニメートすることはできません。つまり、同じ 1 つのレイヤーを時間の経過に応じて親レイヤーにしたり、通常のレイヤーに変更したりすることはできません。

親子関係を設定する場合は、子が親のトランスフォームプロパティを継承するか、独自のプロパティを維持するかを選択できます。子が親のトランスフォームプロパティ値を継承するように選択した場合、子レイヤーは、親の位置に移動します。子が独自のトランスフォームプロパティ値を維持するように選択した場合、子レイヤーの位置は変化しません。どちらの場合も、親のトランスフォームプロパティ値を変更すると、子にも適用されます。同様に、親子関係が解除された場合に、子が移動するかどうかを選択できます。

注意:

レイヤーに親子関係を設定するときに、Shift キーを使用して子レイヤーを親の位置に移動できます。これは、レイヤーをヌルに接続しながらレイヤーを親のヌルの場所に移動するときに便利です(例えば 3D カメラトラッカーから作成されたヌルレイヤーに 3D テキストレイヤーを接続する場合)。

タイムラインパネルでシェイプレイヤー 1(子レイヤー)からピックウイップをドラッグし、親レイヤーとしてのシェイプレイヤー 2 を指定します。

注意:

タイムラインパネルで親列の表示/非表示を切り替えるには、タイムラインパネルのポップアップメニューから列を表示/親を選択します。

  • レイヤーの親子関係を設定するには、親列で、子として関連付けるレイヤーのピックウイップを、親となるレイヤーにドラッグします。
  • レイヤーの親子関係を設定するには、親列で、子として関連付けるレイヤーのポップアップメニューから親となるレイヤーの名前を選択します。
  • レイヤーから親を削除するには、親列で、親を削除するレイヤーのポップアップメニューから「なし」を選択します。
  • 選択した親レイヤーのすべての子レイヤーを選択するには、コンポジションパネルまたはタイムラインパネルで、その親レイヤーを右クリック(Windows)するか Control キーを押しながらクリック(Mac OS)し、「子を選択」を選択します。
  • 親が割り当てられたとき、または親が削除されたときに子レイヤーをジャンプさせるには、Alt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)を押しながら、親を割り当てるまたは削除する操作を行います。
  • レイヤーから親を削除(「親」を「なし」に設定)するには、タイムラインパネルで Ctrl キー(Windows)または Command キー(Mac OS)を押しながら子レイヤーの親子関係のピックウイップをクリックします。Alt+Ctrl キー(Windows)または Option+Command キー(Mac OS)を押しながら子レイヤーの親子関係のピックウイップをクリックすると、親レイヤーが削除され、子レイヤーがジャンプします。

親レイヤーと子レイヤーに関するオンラインリソース

Paul Tuersley が、AE Enhancers フォーラムで、親子関係を維持しながら親レイヤーとその子をすべて複製するスクリプトを公開しています。

Carl Larsen が、Creative COW の Web サイトで、エクスプレッションと親子関係を使用して、前後輪の回転と車両の動きを一致させる方法に関するビデオチュートリアルを公開しています。

Robert Powers が、Slippery Rock NYC の Web サイトで、親子関係の使用方法と、パペットツールを使用して文字をアニメートする方法を示すビデオチュートリアルを公開しています。

ヌルオブジェクトレイヤー

親レイヤーを割り当て、そのレイヤーをプロジェクトに表示しない場合は、ヌルオブジェクトを使用します。ヌルオブジェクトは、表示されるレイヤーのすべてのプロパティを備えながらも、要素としては表示されない非表示レイヤーです。そのため、コンポジション内のどのレイヤーにでも親として関連付けることができ、他のレイヤーと同じように、調整したりアニメートしたりできます。ヌルオブジェクトの設定を変更する場合は、平面レイヤーと同じコマンド(レイヤー/平面設定)を使用します。

注意:

エクスプレッション制御エフェクトをヌルオブジェクトに適用し、そのヌルオブジェクトを他のレイヤーのエフェクトおよびアニメーションの制御レイヤーとして使用できます。例えば、カメラまたはライトレイヤーを使用する場合、ヌルオブジェクトを作成し、エクスプレッションを使用してカメラまたはライトの目標点プロパティをヌルレイヤーの位置プロパティにリンクします。これにより、ヌルオブジェクトを移動することで、目標点プロパティをアニメートできます。ヌルオブジェクトの選択と表示は、目標点の選択と表示より簡単にできます。

1 つのコンポジションに、ヌルオブジェクトをいくつでも含めることができます。ヌルオブジェクトは、コンポジションパネルおよびレイヤーパネルでのみ表示可能で、コンポジションパネルにはレイヤーハンドルが付いた四角形のアウトラインとして表示されます。エフェクトはヌルオブジェクト上では表示されません。

  1. ヌルオブジェクトを作成するには、タイムラインパネルまたはコンポジションパネルを選択し、レイヤー/新規/ヌルオブジェクトを選択します。
注意:

新しいヌルオブジェクトレイヤーのアンカーポイントは、レイヤーの左上隅に表示され、そのアンカーポイントがコンポジションの中心に重なった状態でレイヤーが配置されます。アンカーポイントの変更方法は他のレイヤーと同じです。

注意:

コンポジションフレームでヌルオブジェクトが適切に表示されない場合は、ヌルオブジェクトをフレームの外側にあるペーストボードにドラッグします。

Andrew Kramer が、Video Copilot の Web サイトで、ヌルオブジェクトを使用して 3D ストロークをアニメートする方法を示すビデオチュートリアルを公開しています。

ガイドレイヤー

既存のレイヤーからガイドレイヤーを作成して、コンポジションパネルで要素を配置および編集する際の参考基準として使用できます。例えば、視覚的な参考基準として使用したり、オーディオのタイミングやタイムコードを決めるときの参考、または自分用のメモ書きなどに使用できます。

ガイドレイヤーのアイコン が、タイムラインパネルのガイドレイヤーまたはそのソースの名前の横に表示されます。

初期設定では、出力時にガイドレイヤーはレンダリングされませんが、コンポジションのレンダリング設定を変更すれば、いつでもレンダリングできます。

注意:

ネスト化されたコンポジション内のガイドレイヤーは、包含コンポジションには表示されません。

  • 選択したレイヤーをガイドレイヤーに変換するには、レイヤー/ガイドレイヤーを選択します。
  • ガイドレイヤーを表示している状態でコンポジションをレンダリングするには、レンダーキューパネルで「レンダリング設定」をクリックし、レンダリング設定ダイアログボックスの「ガイドレイヤー」オプションで「現在の設定」を選択します。
  • ガイドレイヤーをレンダリングせずにコンポジションをレンダリングするには、レンダーキューパネルで「レンダリング設定」をクリックし、レンダリング設定ダイアログボックスの「ガイドレイヤー」オプションで「すべてオフ」を選択します。
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