注意:

After Effects CC 2015 をインストールする前に、インストール済みの以前のバージョンの維持についてこの記事をお読みください。新規および変更内容の詳細については、こちらの記事を参照してください。

After Effects CC でのインタラクティブなパフォーマンスの向上には、エクスプレッションの評価方法に関する大幅な機能強化が含まれています。エクスプレッションがレンダリングスレッドで評価されるようになり、エクスプレッションの計算時にユーザーインターフェイスが遅くなることはなくなりました。たとえば、エクスプレッションによって影響を受けるキャッシュマーキングは、エクスプレッションの完了を待たずに更新されます。一部のエクスプレッションを多用するコンポジションは、内部エクスプレッションキャッシュの拡張利用によりレンダリングが高速化されます。1 つのエクスプレッションが他のエクスプレッションの結果に依存している場合は特に、高速にレンダリングされます。

作業中、エクスプレッションの評価に失敗したときに以下のことが顕著になります。

  • エクスプレッションのエラーは、コンポジションパネルとレイヤーパネルの下部の警告バナーではなく、ダイアログボックスに表示されます。
  • エクスプレッションは自動的に無効になることななく、評価が継続されます。

エクスプレッションが検証に失敗する限り、警告バナーが表示されます。つまり、エクスプレッションの修正または手動による無効化が行われるまで表示され続けます。

複数のエクスプレッションが失敗した場合、表示されるすべてのエラーダイアログボックスをクリックする必要はありません。また、エクスプレッションの失敗の原因を修正した場合(単に変更を元に戻すことも含む)も、クリックしてそれを再有効化する必要がなくなりました。

以前は、単一のプロパティを変更したり、単一のレイヤーを削除したりすると、関連する数百のエクスプレッションが失敗することがありました。これらの変更のおかげで、エクスプレッションを多用するユーザーは面倒な作業から解放されました。

警告バナーは次の例のように表示されます。

エクスプレッションエラー警告バナー

エクスプレッションエラー警告バナーの右側にコントロールボタンがあります。

  • 複数のエクスプレッションを評価するときは、左矢印ボタンまたは右矢印ボタンで、前のエクスプレッションエラーまたは次のエクスプレッションエラーが表示されます。
  • 「エクスプレッションの表示」ボタン(虫眼鏡)は、タイムラインパネルで問題のあるエクスプレッションのプロパティを表示します。エクスプレッションが異なるコンポジションの中にある場合、そのコンポジションが開きます。
  • 警告の展開/警告の折りたたみ(上矢印/下矢印)ボタンは、エラーテキストの表示/非表示を切り替えます。

注意:

エクスプレッションエラーテキストは 1 行のみで、コンポジションパネルの幅に揃えられます。完全なエクスプレッションエラーテキストを古いスタイルのダイアログボックスに表示するには、タイムラインパネル内のエクスプレッションの隣にある黄色い三角形のアイコンをクリックします。

邪魔な場合は、警告バナー全体を非表示にすることができます。

編集/環境設定/一般(Windows)またはAfter Effects CC/環境設定/一般(Mac OS)を選択し、「プロジェクトにエクスプレッションエラーが含まれている場合に警告バナーを表示する」を無効にします。

このオプションを無効にすると、新しいエクスプレッションエラーが生じた場合でも警告バナーは非表示のままになります。エクスプレッションエラーを表示するには、このオプションを再度有効にします。

After Effects フォーラムで、エクスプレッション評価に対する変更に関するご意見をお聞かせください。

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