After Effects CC 2015 (13.6)アップデートが利用可能になりました。このビデオでは、Karl Soule が新しい機能や変更された機能を示します。

アドビのプロフェッショナルビデオとオーディオアプリケーションおよびサービスのすべての新機能の概要については、このページを参照してください。アドビのプロフェッショナルビデオ/オーディオアプリケーションおよびサービスすべてのアップデートの詳細については、このページを参照してください。

Creative Cloud のサブスクライバーである場合は、Creative Cloud デスクトップアプリケーションを介して更新プログラムを確認することで、新しいバージョンをダウンロードできます。Creative Cloud サブスクリプションの購入については、プランに関しては、このページおよび現在のプロモーションオファーに関してはこのページを参照してください。

これらの新機能および機能の変更について質問がある場合は、After Effects のユーザー対ユーザーフォーラムをご覧ください。 機能のリクエストまたはバグレポートを送信する場合も、ここでできます。

更新されたプレビューのビヘイビアーとプレビューパネルのオプション

After Effects CC 2015 (13.5) のリリース後、After Effects チームは、プレビューのビヘイビアーとプレビューパネルのコントロールの変更点に関するユーザーからのフィードバックを傾聴しました。そのフィードバックに対応するため、After Effects CC 2015 (13.6) アップデートではいくつかの変更が行われました。

同じコンテンツのプレビューをほぼ 2 倍の長さにできる(旧バージョンと比較した場合)

フレームをキャッシュする方法と画面表示用に変換する方法を最適化し、通常のコンテンツに関して約半分のメモリしか必要としないようにしました。これは主にメモリ効率に関する変更ですが、レンダリングと再生のパフォーマンスにも貢献します。

改善されたキャッシュのビヘイビアーとコントロール

プレビューの優先コントロールを削除しました。このオプションは、キャッシングビヘイビアーの変更意図をあまり明白に表現しておらず、ほとんど使用されていませんでした。現在は、キャッシングビヘイビアーは 1 つだけになりました。この新しいキャッシングビヘイビアーは、以前の「プレビューのフレームレート優先」と「プレビューの長さ優先」のビヘイビアーのハイブリッドです。

  • プレビューのフレームレート優先と同様に、After Effects はキャッシュがいっぱいになるまで、フレームをレンダリングおよびキャッシュし、その後キャッシュが停止します。ただし、プレビューの長さ優先が行ったように、After Effects がキャッシュ内の一番古いファイルを破棄することで、キャッシュしたフレームを超えてプレビューを延長することはできなくなりました。
  • プレビューの長さ優先と同様に、新しいキャッシュビヘイビアーでは、プレビューの時間インジケーターの直前の短い時間のみスクリーンディスプレイキャッシュ(画面表示用にフレームを変換するために使用される二次的なキャッシュ)が保存されます。After Effects CC 2015 (13.5) では、プレビューのフレームレート優先モードですべてのキャッシュ済みフレームの画面表示キャッシュが保持されていました。これは非効率であり、プレビュー期間が思いがけなく短くなることがありました。

そこで、新しい「再生前にキャッシュ」オプションが追加されました。これを有効にすると、After Effects は再生を開始する前にフレームをキャッシュします。このビヘイビアーは、After Effects の旧バージョンにおける RAM プレビューのビヘイビアーと似ています。ただし、キャッシュされたフレームは、コンポジション、レイヤー、フッテージのパネルには表示されません。このオプションは、プレビューショートカットのいずれに対しても、デフォルトで有効化されていません。プレビューパネルで Option キーを押しながら「リセット」ボタンをクリック(Mac OS)するか、Alt キーを押しながら「リセット」ボタンをクリック(Windows)すると、「再生前にキャッシュ」が テンキーの 0 に対して有効になります。

オーディオプレビューの変更点

「環境設定/プレビュー」のオーディオプレビュー期間コントロールが削除されました。このオプションは、プレビューパネルの「範囲」と競合しました。オーディオをプレビュー用にレンダリングする必要があるときは、範囲コントロールで定義された期間でレンダリングされるようになりました。新しい「現在時間の前後を再生」範囲オプションは、オーディオプレビュー期間環境設定のビヘイビアーのエミュレートに使用します。

範囲に関わらず、オーディオの継続期間を長くすると、再生用にレンダリングされたオーディオの保存にさらに多くのメモリが必要になります。これによって、プレビュー期間全体が短くなり、オーディオの準備でプレビュー遅延が長くなることがあります(情報パネルに「Mixing audio for preview (プレビュー用にオーディオをミキシング中)」と表示されます)。

「コンポジション/プレビュー/オーディオプレビュー」が削除されました。これらのメニューコマンド、つまりオーディオプレビュー(ここから前へ)とオーディオプレビュー(ワークエリア)のビヘイビアーをプレビューパネルで変更できるようになりました。これは、オーディオのみのプレビューキーボードショートカットがプレビューパネルで設定可能となったからです(下記参照)。従って、混乱を避けるため、これらのコマンドは削除されました。残りの「コンポジション/プレビュー/現在のプレビューを再生」コマンドは、プレビューパネルの現在の状態である場合、オーディオのみのプレビューを開始できます。

プレビューパネルの上部にある「オーディオをミュート」ボタンを使用すると、再生中のオーディオをミュートしたり、ミュートの解除ができます。また、それに伴って、そのプレビューの開始に使用したキーボードショートカットに対する「オーディオを含める」ボタンが無効または有効になります。

プレビュー開始時にオーディオを再生するかどうかの設定を変更するには、新しい「オーディオを含める」ボタン(下記参照)を使用します。

プレビューの停止で発生することがらを決める新しいコントロール

After Effects CC 2015 (13.5) などの After Effects の旧バージョンでは、プレビューを停止したとき発生するビヘイビアーは、プレビューで使用したキャッシュのタイプと、プレビューの停止に使用したキーボードショートカットによって決まっていました。そして、これらのビヘイビアーを、ユーザーは設定できませんでした。

After Effects CC 2015 (13.6) アップデートでは、プレビューパネルの下部にある新しいコントロールで、各キーボードショートカットの停止ビヘイビアーを設定できます。On (ショートカット名) Stop (例えば、On (Spacebar) Stop)セクションで、以下のオプションを有効化できます。

  • キャッシュする場合、キャッシュされたフレームを再生: このオプションが有効で、キャッシングの完了前にこのキーボードショートカットを使用してプレビューを停止すると、キャッシングだけが停止し、キャッシュされたフレームの再生が範囲の開始点から再開されます。このオプションが無効で、このキーボードショートカットでプレビューを停止すると、キャッシングと再生の両方が停止します。
  • 時間をプレビュー時間に移動: このオプションが有効で、このキーボードショートカットでプレビューを停止すると、現在の時間インジケーターがプレビュー時間の位置(最後にプレビューされたフレーム)に移動します。このオプションを無効にすると、現在の時間インジケーターは以前の位置に留まります。

このスペースバーショートカットでは、デフォルトで「キャッシュする場合、キャッシュされたフレームを再生」が無効になりました。After Effects CC (13.5) では、このビヘイビアーはスペースバーショートカットに関して有効であり、一部のユーザーを混乱させていました。

ビデオ、オーディオ、オーバーレイの「含める」ボタンとレイヤーコントロール

ショートカットコントロールの下の 3 個のボタンで、ビデオを再生したり、オーディオを再生したり、オーバーレイとレイヤーコントロールを表示したりするプレビューを、キーボードショートカットで開始するかどうかを制御できます。これで、ビデオ、オーディオ、またはオーバーレイとレイヤーコントロールを含んだり、含まないプレビューを開始するプレビューショートカットを設定できるようになりました。

  • ビデオを含める」は、After Effects CC 2015 (13.6) アップデートの新機能です。このオプションを有効にすると、プレビューでビデオが再生されます。無効にすると、プレビューでビデオは再生されません。
  • オーディオを含める」は、「オーディオをミュートする」ボタンに以前割り当てられていた機能に置き換わります。このオプションを有効にすると、プレビューでオーディオが再生されます。無効にすると、プレビューでオーディオは再生されません。
  • オーバーレイとレイヤーコントロールを含める」は、プレビューパネルの「レイヤーコントロール」オプションに置き換わります。このオプションを有効にすると、「表示」/表示オプションダイアログで定義しているように、選択したレイヤーのオーバーレイ(例えば、グリッドやガイド)とレイヤーコントロールがプレビューで表示されます。無効にすると、プレビューでオーバーレイは表示されません。ただし、「ビデオを含める」が有効かどうかに関わらず、これは有効にできます。

同時に 3 つの「含める」ボタンをすべて無効にはできません。少なくとも 1 つのボタンは有効にしておく必要があります。3 つ目のボタンを無効化しようとすると、他のボタンの 1 つが有効になります。

新しい設定可能なプレビュー用キーボードショートカット

  • オーディオのみプレビューのショートカット:オーディオのみプレビューのキーボードショートカット、つまり、テンキーの(小数点)とOption/Alt + テンキーの(小数点)をプレビューパネルで設定できるようになりました。
  • Shift + スペースバー: 新しいキーボードショートカット Shift + スペースバーがプレビューキーボードショートカットに追加されました。デフォルトでは、Shift + スペースバーは、テンキーの 0 と同様に設定されますが、途中から再生の時間が現在の時間に設定されている点が異なります。
  • 新しい範囲オプション(現在時間の前後を再生するオプションなど)

    プレビュー環境設定カテゴリーの「オーディオプレビュー期間」の設定が削除されました。このオプションは、プレビューパネルの「範囲」と競合しました。オーディオをプレビュー用にレンダリングする必要があるときは、範囲コントロールで定義された期間中レンダリングされるようになりました。新しい「現在時間の前後を再生」範囲オプション(下記参照)は、「オーディオプレビュー継続期間」 環境設定のビヘイビアーのエミュレートに使用できます。範囲に関わらず、オーディオの継続期間を長くすると、再生用にレンダリングされたオーディオの保存にさらに多くのメモリが必要になります。これによって、プレビュー期間全体が短くなり、オーディオの準備でプレビュー開始前の遅延が長くなることがあります(情報パネルに「Mixing audio for preview (プレビュー用にオーディオをミキシング中)」と表示されます)。

    範囲コントロールには、新しいオプション「現在時間の前後を再生」が含まれています。このオプションは、Premiere Pro の「前後を再生」コマンドと同様に動作します。「現在時間の前後を再生」を有効にしてプレビューを開始すると、プレロール値が現在の時間から差し引かれ、ポストロール値が現在の時間に追加されて、中間のフレームがプレビューされます。

    プレロールとポストロールの値を設定するには、範囲メニューから「現在時間の前後を再生」を選択します。必要なプレロール値とポストロール値を秒単位で設定して、「OK」をクリックします。

    「現在時間の前後を再生」は、デフォルトでは、テンキーの(小数点)によるオーディオのみプレビューのキーパッドショートカットに対して有効で、プレロール値は 0、ポストロール値は 30 秒に設定されています。これは、削除された「オーディオプレビュー継続期間」で定義されていたデフォルトキャッシュ期間をエミュレートします。

    現在の時間インジケーターのカラー変更

    現在の時間インジケーター(CTI)の長さ全体が、プレビューの停止時も含め、常に青く描画されるようになりました。これによって、CTI と赤いプレビュー時間インジケーター(PTI)の間の一貫性の問題が解決します(PTI はプレビュー時にのみ表示されプレビュー中のフレームを示します)。

    タッチ画面/マルチタッチデバイス/小さな画面のユーザーインターフェイスの改善点

    小型のラップトップやタブレットデバイス(その多くにタッチ画面やマルチタッチ入力デバイスが搭載されています)で After Effects を使用するユーザーが増えるにつれ、そのような小さな画面で After Effectgs がうまく機能し、これらのタッチ入力システムをフルに活用できることがますます重要となっています。

    重なった状態のパネルグループ

    重なった状態のパネルグループを使用すると、ワークスペースがすっきりし、シングルクリックでパネルにアクセスできます。この機能は、Adobe Lightroom のパネルと似ています。

    重なった状態のパネルグループでは、パネルはパネルタブに最小化され、垂直に重ねられます。パネルのタブをクリックするとパネルが展開します。そして、デフォルトでは、グループ内の他のパネルが同時に最小化することで、展開したタブが単独表示されます。

    重なった状態のパネルグループは、通常、After Effects ワークスペースの右側に表示されるパネル(文字、段落、ペイント、ブラシ、トラッカーなど、頻繁には使用しないパネル)を素早く表示/非表示するのに最適な機能です。

    重なった状態のパネルグループを作成するには、パネルグループの任意のパネルのタブ上のパネルメニューをクリックし、パネルグループの設定メニューで、「重なった状態のパネルグループ」を選択します。

    重なった状態のパネルグループを重なっていない状態のパネルグループに復元するには、「重なった状態のパネルグループ」オプションを無効にします。

    重なった状態のパネルグループ内では、パネルの順序を変更したり、サイズを変更することができます。

    重なった状態のパネルグループのパネルをクリックすると、重なった状態のパネルグループの残りのパネルがタブに最小化されます(ソロモード)。重なった状態のパネルグループの複数のパネルを同時に展開できるようにするには、そのパネルグループのパネルグループの設定メニューで「グループのパネルをソロ処理する」を無効にします。

    ソロ設定に関わりなく、そのグループのパネルのタブを Command を押しながらクリックしたり(Mac OS)、Ctrl を押しながらクリックする(Windows)ことで、重なった状態のパネルグループのすべてのパネルを同時に展開したり、最小化できます。

    ワークスペースとワークスペースバー

    新しいワークスペースバーでシングルクリックするだけで、デフォルトワークスペースまたはカスタムワークスペースにアクセスできます。これは、Premiere Pro CC 2015 のワークスペースパネルと同様に機能します。ワークスペースバーにあるワークスペースの変更、配置、選択の方法を知るには、Premiere Pro ヘルプのこの記事をお読みください。

    After Effects の旧バージョンでは、ツールパネルの右側のワークスペースメニューからワークスペースにアクセスできました。このワークスペースメニューは、ツールパネルに右側を占めているワークスペースバーによって置き換えられました。利用可能なスペースに収まらないワークスペースは、ワークスペースバーの右側のオーバーフローメニュー(>>)に表示されます。

    ワークスペースの上部の表示位置からツールパネルを移動すると、ワークスペースバーにワークスペースメニューが表示されます。

    ワークスペースと新しいワークスペースを編集ダイアログボックスにも、「ウィンドウ」/ワークスペースメニューからアクセス可能です。

    重なった状態のパネルグループとワークスペースバーを活用するため、新しいワークスペースが追加され、ワークスペースの順序が再配置されました。デフォルトでは、ワークスペースバーは 3 つのワークスペース(エッセンシャル、標準、小画面)を示します。他のワークスペースは、ワークスペースバーのオーバーフローメニューから利用できます。

    • エッセンシャルがデフォルトワークスペースになりました。このレイアウトは、ワークスペースの右側にあるパネルが重なった状態のパネルグループに属す以外は、標準と同様です。
    • 標準は、以前のバージョンの After Effects と同じワークスペースです。
    • 小画面は、画面が小さいデバイス(小型のラップトップ、プロジェクター、タッチノートブックコンピューターなど)用に最適化されています。

    注意:

    ワークスペースに加えられた変更のため、カスタムワークスペースは旧バージョンの After Effects から移行されていません。

    その他のパネルとタブの改善点

    タッチデバイスでも簡単に選択できるように、パネルのタブを大きいサイズに設定できます。パネルグループのすべてのタブでこの機能を有効にするには、グループ内の任意のタブのパネルメニューをクリックし、「パネルグループの設定」を選択し、「小さいタブ」を無効にします。

    タブ形式のパネルグループのパネルを再配置すると、他のパネルはドラッグしたパネルの場所を空けるため自動的に移動するようになりました。これには、パネルグループ全体を最後までドラッグすると、非表示パネルが自動的にスクロールされることも含まれます。

    タブ形式のパネルグループのオーバーフローメニューで、そのグループのすべてのパネルが表示されるようになりました。

    マルチタッチによるズーム、パン、スクロールのジェスチャー

    タッチスクリーンディスプレイ(例えば、Microsoft Surface や Wacom Cintiq Touch)またはマルチタッチトラックパッドなど、マルチタッチデバイスを使用するときは、マルチタッチジェスチャーを使用して、コンポジション、レイヤー、フッテージ、サムネイルのパネルでズーム、パン、スクロールができます。

    • ズーム: 2 本の指をつまむように近づけることでズームアウトしたり、離して広げてズームインします。ビューアパネルでは、このビヘイビアーは、マウスポインターを中心にズームするために Alt (Windows)キーまたは Option (Mac OS)キーを押しながらズームインすることに非常によく似ています。
    • パンとスクロール: 2 本の指でドラッグすることで、パネルの現在の表示内を上下左右にスクロールします。このジェスチャーのビヘイビアーは、手のひらツールによるパンと非常によく似ています。

    改善されたカラー忠実度

    After Effects CC 2015 (13.6) アップデートには、After Effects カラーマネジメントの機能セットを拡張し、多数の他のソースからアセットを取り入れる能力を向上させる一方で、可能な最高の忠実度でカラー情報を保存するため、いくつかの変更が加えられました。超高解像度とハイダイナミックレンジ(HDR)のカラーに関する弊社のアプリケーション全体に渡って作成中の改善点の詳細については、Premiere Pro ブログをここから参照してください。

    カラーマネジメントの小さな変更のうち、カラーデータの自動解釈がいくつか改善されました。例えば、線形カラーピクセルフォーマットが自動的に認識されるようになり、ハーフレゾリューション HD フッテージが SD カラープロファイルでタグ付けされなくなりました。

    Lumetri カラー効果

    After Effects CC 2015 (13.6) アップデートには、Lumetri カラー効果が含まれています。 この効果は、Premiere Pro から After Effects へのクリップのコピー時や、Premiere Pro プロジェクトの After Effects へのインポート時、または Premiere Pro での「After Effects コンポジションで置き換え」コマンドの使用時に、Premiere Pro で実行されたカラーグレイディング作業を After Effects で保存できるように追加されました。

    重要: After Effects における Lumetri カラー効果の目的は、Premiere Pro から After Effects にインポートしたクリップのカラー調整の保存です。各種のコントロールについては、Premiere Pro カラーワークフローのドキュメントを参照してください。Lumetri カラー効果は、After Effects のどのレイヤーにも適用できますが、すべてのコントロールが完全に複製されるわけではありません。

    Lumetri カラー効果の「ハイダイナミックレンジ」オプションを有効にしている場合、色深度最良の結果を得るには、プロジェクトの色深度を 32 ビット/チャネルに設定します。

    カラーマネジメント用追加 ICC プロファイル

    After Effects CC 2015 (13.6) アップデートには、様々なソース(ARRIRAW フッテージなど)からのカラーを正しく解釈するための新しい ICC プロファイルと、カラー出力のシミュレーションとプロジェクトの作業用カラースペースを選択するための新しいプロファイルが含まれています。

    • ARRI Log 広色域プロファイル
    • HDTV/UHDTV ディスプレイプロファイル。古い 709 カメラプロファイルを置き換えます。
    • DCDM/DCI P3 プロファイル(ホワイトポイントが多い)。古い不正確なプロファイルを置き換えます。
    • ACES/ACEScg 作業用スペースプロファイル
    • SDTV ディスプレイプロファイル。次の古いプロファイルの代わりに使用することをお勧めします: Rec.601 プロファイル

    追加のフォーマットとコデック用の新しいインポーター

    After Effects CC 2015 (13.6)アップデートでは、HEVC (H.265)フッテージ、および Avid DNxHR コーデックでエンコードされた QuickTime (.mov)ファイルをネイティブにインポートできます。

    CC ライブラリと Adobe Stock 用に合理化されたワークフロー

    グラフィックアセットとビデオアセットは、ライブラリパネルからコンポジションパネルやタイムラインパネルに直接ドラッグできます。アセットは自動的にプロジェクトにインポートされるため、別途手順でコンポジションにインポートしたり追加する必要がなくなりました。

    ライブラリパネルの上部に新しい検索フィールドがあり、ドロップダウンメニューからご使用のライブラリまたは Adobe Stock の検索を選択できます。Adobe Stock を検索すると、結果はライブラリパネルに表示されます。

    結果の上にマウスを置くと、画像またはビデオ上に「購入」ボタンと「プレビューを保存」ボタンが表示されます。「購入」をクリックすると、そのアセットのライセンスが購入され、ライブラリに保存されます。「プレビューを保存」をクリックすると、そのアセットの透かしの入ったプレビューがライブラリに追加されます。この時点から、アセットを After Effects プロジェクトに追加できます。

    プレビュー画像やプレビュービデオをライブラリに追加した後にそのライセンスを取得したい場合は、ライブラリ内のアセットを右クリックして、「画像を購入」または「ビデオを購入」を選択します。プレビュー画像またはプレビュービデオが、透かしのないライセンス取得済みのバージョンで自動的に置換されます。

    重要: After Effects CC 2015 (13.6) では、ライセンス取得済みの静止画像が自動的にプレビュー静止画像に置き換わることはありません。この問題は将来のリリースで修正される予定です。コンポジション内のプレビュー静止画像を使用していて、その画像のライセンスを購入した場合は、次の手順でこの問題を回避できます。まず、ライセンス取得済みの画像をプロジェクトに追加します。次に、Option キー(Mac OS)または Alt キー(Windows)を押しながら、プロジェクトパネルからコンポジション内のプレビュー画像までライセンス取得済みの画像をドラッグして、プレビュー画像を置換します。

    Adobe Stock ビデオを After Effects プロジェクトに追加すると、当初はビデオがプレースホルダ―(カラーバー)として表示され、ビデオファイルがダウンロードされます。ダウンロードが完了すると、このプレースホルダ―はビデオファイルで置き換えられます。ダウンロードの進捗は、新しい進捗状況パネルでモニターできます(「ウィンドウ/進捗状況パネル」)。プロジェクトで使用したプレビュービデオのライセンスを取得する場合、ライセンス取得済みのビデオも、プレビュービデオの置き換え前にダウンロードする必要があります。

    テキストベースラインへのアクセスのスクリプティング

    After Effects CC 2015 (13.6) アップデートによるスクリプティングを使用して、テキストレイヤーのベースライン位置(x, y)を読み込むことができます。TextDocument オブジェクトの新しい sourceText.value.baselineLocs 属性は、各行のテキストベースラインの開始位置を(x, y)値で示す浮動小数点数のアレイを返します。

    段落テキストボックスにおける行の折り返しは、複数行として扱われます。

    アレイは次の形式で浮動小数点値を返します: line0.start_x, line0.start_y, line0.end_x, line0.end_y, line1.start_x, line1.start_y, line1.end_x, line1.end_y … lineN-1.start_x, lineN-1.start_y, lineN-1.end_x, lineN-1.end_y

    注: 行に文字が含まれない場合は、start と end の x 値と y 値が最大浮動小数点値(3.402823466e+38F)になります。

    乱数を生成する新しいスクリプティングメソッド

    乱数を生成する新しいスクリプティングメソッドがあります(generateRandomNumber)。プロジェクトの値として適用される乱数を生成するときは(例えば、setValue の使用時)、Math.random でなく、この関数を使用することをお勧めします。

    この新メソッドは、複数の CPU スレッドに関する同時並行性の問題のために、After Effects CC 2015 (13.5.x) で Math.random が乱数値を返さないという問題を回避します。

    generateRandomNumber メソッドの使用例:


    // 乱数を使用してすべてのレイヤーの位置 X を変更します

    var myComp = app.project.activeItem;
    var x = 0;

    for(var i = 1; i <= myComp.numLayers; i++){

    // Math.random() を使用する場合、これは機能しません
    // x = 400*(Math.random()) – 200;
    //代わりに新しい generateRandomNumber() を使用してください

    x = 400*(generateRandomNumber()) – 200;
    currentPos = myComp.layer(i).property(“Position”).value;
    myComp.layer(i).property(“Position”).setValue([currentPos[0]+x,currentPos[1]]);
    }

    CycoreFX HD 1.8.1 エフェクトプラグイン

    CycoreFX HD 1.8.1 プラグインパッケージには、以下の新しいエフェクトが含まれています。

    • CC ビネット:ビネット効果を削除したり、追加します。よりリアルなビヘイビアーを得るためにハイライトを保存する(ピンする)オプションがあります。
    • CC 六角タイル:蜂の巣型のパターンジェネレーター。六角形のパターンを繰り返します。ユニークな 「スミア」コントロールなどのオプションがあります。CC Kaleida 効果の拡張と見なすことが可能で、ダイナミックでエキサイティングなバックグラウンドとエフェクトを生成します。

    Adobe Media Encoder の改善点

    Adobe Media Encoder の次のバージョンには、After Effects ユーザーにとって重要な改善が加えられます(例えば、時計フォルダー内の画像シーケンスを使用する機能、フェイスブックに直接公開する(および Vimeo や YouTube に直接公開する)機能、HEVC (H.265) ビデオをエクスポートする機能など)。詳細については、このページを参照してください。

    Character Anmator (Preview 3) の改善点

    Character Animator (Preview 3) は、多数の新機能が加えられ、サーバーエリアでのパフォーマンスと有用性が向上しています。詳細については、このページを参照してください。

    その他の新機能と変更点

    • 「環境設定/ディスプレイ」にある「ハードウェアによるコンポジション、レイヤーおよびフッテージパネルの高速化」オプションが有効になりました。このオプションは、After Effects CC 2015 (13.5) でのパフォーマンス再アーキテクチャ作業の開始時に無効化されていました。
    • レンダーキュー内のレンダリングされるフレームも、コンポジションパネルに表示されます。このオプションは、After Effects CC 2015 (13.5) でのパフォーマンス再アーキテクチャ作業の開始時に無効化されていました。
    • OptiX ライブラリ(Nvidia 提供)が Windows 上で更新され、Maxwell アーキテクチャ GPU (例えば、GTX 970 や GTX 980)を Windows 上のレイトレース 3D レンダラ―に使用できるようになりました。
    • 「コンポジションをワークエリアにトリム」コマンドに、Command +Shift + X (Mac OS)または Ctrl + Shift + X (Windows)のキーボードショートカットができました。
    • 「選択からの新規コンポジション」コマンドには、Option + \ (Mac OS)、Alt + \ (Windows)のキーボードショートカットができました。
    • MXF OP1a フォーマットが After Effects レンダーキューから削除されました。MXF OP1a にエクスポートするには、Adobe Media Encoder を使用してください。
    • Finder (Mac OS) または Windows Explorer (Windows)からコンポジションパネルやタイムラインパネルに、直接ファイルをドラッグできるようになりました。ファイルは自動的にプロジェクトにエクスポートされ、レイヤーはフッテージアイテムに基づいて作成されます。したがって、別途手順で、ファイルをインポートしたり、フッテージに基づいてレイヤーを追加する必要がなくなりました。
    • 現在の時間インジケーター(CTI)の長さ全体が、プレビューの停止時も含め、常に青く描画されるようになりました。これによって、CTI と赤いプレビュー時間インジケーター(PTI)の間の一貫性の問題が解決します(PTI はプレビュー時にのみ表示されます)
    • ロービングキーフレームで使用するアイコンが新しくわかりやすくなりました。
    • 更新された Synthetic Aperture Color Finesse プラグイン(3.0.14)では、いくつかバグが修正されました。

    重要なバグの修正

    • レンダーキューからエクスポートしたオーディオトラックから音がでないことがなくなりました。
    • 動きをトラッキングすると(2D モーショントラッカー)、一定の条件下で After Effects がクラッシュすることがなくなりました。この条件とは通常は解像度の大きな(例えば、4K)フレームです。
    • ScriptUI パネルが Windows 上の HI-DPI ディスプレイで正しく表示/サイズ変更されるようになりました。
    • タイムラインパネルが一次モニターの左に配置された二次モニターに表示されると、そのパネルで水平方向のパンが再び機能します。
    • キーフレームまたはレイヤーをタイムラインパネルのポイントにドラッグしたり、それらのポイントからドラッグしても、複雑なコンポジションでマウスアップに遅延が生じなくなりました。
    • コンポジションパネルとレイヤーパネルにあるレンダー進捗状況バーの長いフレームレンダリング時の応答性が改善されました。
    • テキストレイヤーのソーステキストを変更しても、テキストレイヤー名の参照時に式が失敗しなくなりました。
    • オープンプロジェクトで使用中のファイルが見つからなくなると、After Effects がその問題について 2 回でなく、1 回だけユーザーに警告するようになりました。
    • コンポジションパネルの N アップビューでは、黄色でなく青でフォーカスの三角形を表示するようになりました。
    • 後ろをパンツールが 3D レイヤー上で 3 つの軸を再びグラブできます。
    • 選択した状態と未選択の状態の違いがはっきりするように、タイムラインパネルの形状レイヤーのパス方向を示すボタンのハイライトとコントラストが顕著になりました。
    • カメラローファイルで「オリジナルを編集」を使用後に取り消しても、After Effects がクラッシュしなくなりました。
    • キャノンカメラ用 Magic Lantern ファームウェアで作成された DNG シーケンスが、フッテージを解釈ダイアログボックスでカメラロー設定を編集すると正しく更新されるようになりました。
    • カメラローシーケンスを、別のアプリケーション(例えば、Photoshop)でのシーケンスのカメラロー設定を編集した後にリロードすると、更新されたカメラロー設定を予想どおりにロードできるようになりました。
    • 「オリジナルを編集」は、単一の(シーケンスでない)カメラローファイルに関して再び予想どおりに機能します。
    • XMP サイドカーファイル(つまり、カメラローフォーマット)を使用する静止画像シーケンスに記憶された「フッテージを解釈」設定を適用すると、シーケンスの最初のフレームに設定を適用できないということがなくなりました。
    • 「フッテージを解釈」のフレームレートを変更した場合、フッテージレイヤーをガイドレイヤーとして設定すると{現在のコンテキストなし}というエラーメッセージが表示されなくなりました。
    • 廃止されたライティングオフセットを含むアニメーションプリセットを適用しても、After Effects がクラッシュしなくなりました。
    • 重複したフッテージを置換しても、置き換えられたフッテージのキャッシュが表示されなくなりました。
    • 「コラップストランスフォーム」が有効で、スケールを 0% に設定したレイヤーを含むネストしたコンポジションにカラー範囲エフェクトを適用しても、After Effects がクラッシュしなくなりました。
    • 「連続ラスタライズ」を有効にした調整レイヤーにカラー範囲エフェクトを適用しても、After Effects がクラッシュしなくなりました。
    • レベル、抽出、線形カラーキー、カラー範囲キーの各エフェクトのエフェクトコントロールがインタラクション時に正しく更新されるようになりました。
    • クローンスタンプストロークが思いがけなく時間的にオフセットすることがなくなりました。
    • レイヤーに親がある場合、 copyToComp スクリプティングメソッドを使用すると After Effects がクラッシュすることがなくなりました。
    • valueAtTime(time, false) スクリプティングメソッドは、時間集約型の式(sampleImage など)が評価を終了するまで待機してから結果を返すようになりました。
    • タブ形式のパネルを含む scriptUI ダイアログで「OK」または「キャンセル」ボタンをクリックしても、After Effects がクラッシュしなくなりました。
    • Mac OS で、After Effects スクリプトフォルダー内のシンボリックリンクがロードに失敗することがなくなりました。
    • Interpretation Rules.txt ファイル内で方向性のない二重引用符文字の代わりに、右と左の二重引用符文字が使用されている場合、After Effects が起動に失敗することがなくなりました。(これはスマート引用符機能を無効にしないでファイルの編集に TextEdit を使用する際によく起きる事象です)
    • クラシック 3D レンダラ―のオプションダイアログで「OK」をクリックすると、「シャドウマップ解像度」を「コンポジションサイズ」にリセットできなくなりました。
    • タイムリマッピングの式を処理中にグラフエディタが表示されても、After Effects がクラッシュしなくなりました。
    • QuickTime Photo-JPEG コデックへのエクスポートでカラーシフトが発生することがなくなりました。QuickTime Motion JPEG A および B のコデックに関しても、同様な問題が解決されました。両方のケースで、コデックの正しいピクセルフォーマット(つまり、YUV Rec.601 または Rec.709)が使用されています。
    • プレマルチプライした Apple ProRes 4444 コデックフッテージ内のアルファチャネルが、予想どおりにレンダリングするようになりました。
    • オーディオをミュートにしてプレビューを開始すると、オーディオはレンダリングされなくなりました。オーディオがミュートな場合は、情報パネルに「Mixing audio for preview (プレビュー用にオーディオをミキシング中)」と表示されることがなくなりました。プレビュー中にオーディオのミュートを解除すると、オーディオのレンダリングが始まります。
    • ワークエリアのインポイントとアウトポイントを調整するカーソルがオフセットしなくなりました。
    • プラグインによって After Effects がクラッシュしたとき、エラーの原因がレポートされず、ユーザーがプロジェクトを保存できないという問題が修正されました。
    • DPX ファイルの非矩形ピクセルアスペクト比が認識されるようになりました。
    • mocha AE シェイプデータの貼り付けが予想どおり mocha シェイプエフェクトに適用されます。
    • 「キャッシュする場合、キャッシュされたフレームを再生」オプションが有効になっている場合は、プレビューパネルの「再生/停止」ボタンのツールチップが「再生/レンダリングを停止/再生を停止」に更新されるようになりました。
    • ハーフレゾリューション HD ビデオフッテージが自動的に SDTV カラープロファイルでタグ付けされなくなりました。
    • タイムリマップしたレイヤー上の式のパフォーマンスが向上しました。また、これにより、式を含むタイムリマップしたレイヤー上のオーディオのレンダリング時間が減少します。
    • 重複したアイテムがプロジェクトパネルに存在するとコンポジションが間違った結果をレンダリングするということがなくなりました。
    • フレームのレンダリングが遅いプレビューを中断できない問題が修正されました。
    • 「指数スケール」キーフレームアシスタントを複数のキーフレームに適用するパフォーマンスが向上しました。
    • Mercury Transmit では、別のアプリケーションに切り替えた後で Mac OS X v10.11 (El Capitan) 上の After Effects に戻ると、2 つ目のモニターで表示できないということがなくなりました。
    • フッテージパネルで時間をスクラブすると適応解像度でダウンサンプリングが不正確に試行されることがなくなりました。
    今後のアップデートで取り組むべき問題をご報告いただく場合は、ここをクリックして、バグレポートまたは機能リクエストでお知らせください。また、After Effects のユーザー対ユーザーフォーラムで弊社スタッフにお話いただくこともできます。

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