After Effects CC 2015 (13.7)アップデートが利用可能になりました。

アドビのプロフェッショナルビデオ/オーディオアプリケーションおよびサービスすべてのアップデートの詳細については、このページを参照してください。また、2016 年 1 月、Adobe Stock は 100,000 4K を超える高品質なビデオアセットを追加しました。これらのアセットでは、After Effects と Premiere Pro のライブラリパネルで検索、ダウンロード、ライセンス設定が可能です。

Creative Cloud のサブスクライバーである場合は、Creative Cloud デスクトップアプリケーションを介して更新プログラムを確認することで、新しいバージョンをダウンロードできます。Creative Cloud サブスクリプションの購入については、プランに関しては、このページおよび現在のプロモーションオファーに関してはこのページを参照してください。

これらの新機能および機能の変更点について質問がある場合は、After Effects のユーザー対ユーザーフォーラムをご覧ください。機能のリクエストまたはバグレポートを送信する場合も、ここで行えます。

Maxon CINEWARE 3.0

Maxon の CINEWARE プラグイン(After Effects 用)がバージョン 3.0 に更新され、以下の機能を含むようになりました。

  • ライブリンク。After Effects と Cinema 4D (R17 SP2) のタイムラインを同期します。
  • Cinema 4D Take System (R17) のサポート。
  • .c4d タイムラインマーカーの抽出。
  • その他の機能拡張と修正。

CINEWARE 3.0 には、以下のレンダリングの改善も含まれています。

  • OpenGL レンダラ―
  • レンダラ―の制限事項が削除されました。物理レンダラ―、ハードウェアレンダラ―、スケッチレンダラ―、トゥーンレンダラーが CINEWARE を使用してレンダリングできるようになりました。
  • マルチパスアルファチャネル

Take System を使用するには Cinema 4D R17、ライブリンクを使用するには Cinema 4D R17.048 (SP2) が必要です。Cinema 4D R17 にアクセスできない場合でも、After Effects と Cinema 4D バージョン R14~R16 (After Effects CC 2015 に同梱の Cinema 4D Lite R16 など)で、その他の新機能を使用できます。

ライブリンク

ライブリンクは、Cinema 4D と After Effects のタイムラインの同期を可能にします。Live Link には、Cinema 4D R17.048 (SP2) 以降が必要です。選択した Cinema 4D のバージョンがライブリンクをサポートしていない場合は、「有効にする」ボタンが淡色表示されます。

ライブリンクを使用するには、CINEWARE オプションダイアログ内の Cinema 4D パスが、ライブリンクをサポートしている Cinema 4D のバージョン(Cinema 4D R17.048 以降)に必ず設定されているようにします。ライブリンクの「有効にする」ボタン(「ヘルプの表示」の下)をクリックすると、指定のCinema 4D バージョンで現在のファイルが開きます。ライブリンクが Cinema 4D で有効にならない場合は、簡単な指示が表示されます。Cinema 4D 内でライブリンクを有効にするには、「編集/環境設定/コミュニケーション/ライブリンク」を選択し、最後に「ライブリンクを起動時に有効化」を有効にします。その場合、After Effects と Cinema 4D の切り替え時にタイムラインが同期化されます。After Effects で別の C4D レイヤーを選択するときは、「有効にする」を押してそのレイヤーを同期します。

Take System

Cinema 4D R17 Take System が CINEWARE に統合されました。.c4d ファイルが take を含む場合は、CINEWARE エフェクトの「テイクを設定」ボタンが有効になります。現在のレンダラーがテイクの選択をサポートしない場合は、メインテイクが使用されます。

.c4d タイムラインマーカーの抽出

「抽出」ボタンをクリックすると、After Effects の C4D レイヤーに、 .c4d ファイル内のタイムラインマーカーが追加されるようになりました。

注意:

After Effects へのシーンデータの抽出で問題が発生しないようにするには、 Cinema 4D 環境設定の「汎用変換用(Melange)にポリゴンを保存」と「汎用変換用(Melange)にアニメーションを保存」を有効にします。

OpenGL レンダラ―

CINEWARE レンダラ―が OpenGL に設定されました。

物理、ハードウェア、スケッチ、トゥーンのレンダラ―制限事項の削除

CINEWARE におけるレンダラ―制限事項は削除されました。レンダー設定を物理レンダラ―またはハードウェアレンダラ―に設定した Cinema 4D の完全小売バージョン(例えば、スタジオ)に .c4d ファイルを保存した場合、CINEWARE レンダラ―を標準(最終)または標準(ドラフト)に設定すると、ファイルはそれらのレンダー設定でレンダリングされます。CINEWARE レンダラ―を標準(最終)に設定すると、スケッチとトゥーンでレンダリングされます。

この制限事項は CINEWARE に関してのみ削除されています。After Effects CC 2015 を同梱した Cinema 4D Lite バージョンはこの変更の対象外で、使用可能なレンダラ―が制限されています。

マルチパスアルファチャネル

マルチパスレイヤーがアルファチェネルで作成されるようになりました。

C4D レイヤーを同期

「Cinema 4D レイヤー」オプションを有効にすると、コンポジション内に複数の C4D レイヤーのインスタンス(抽出したパスを含む)が存在する場合は、新しいオプション「C4D レイヤーを同期」が使用可能になります。「C4D レイヤーを同期」を有効化した同じレイヤのすべてのインスタンスで、「レイヤーを設定」をクリックして「Cinema 4D レイヤー」の有効/無効を切り替える際に変更内容を同期します。

ただし、以下の 2つの Cinema 同期オプションの違いに注意してください。

  • AE レイヤーを同期: C4D レイヤーのすべてのインスタンスで、レンダー設定とカメラオプションが同期されます。
  • C4D レイヤーを同期: C4D レイヤーのすべてのインスタンスで、「Cinema 4D レイヤー」の設定が同期されます。

CINEWARE の他の変更点

デフォルトで、「事前計算なし」オプションが有効になりました。このオプションは、運動力学または粒子シミュレーションを計算する場合の事前計算を無効にします。.c4d ファイルで使用されるアニメーションによっては、必要に応じて最終レンダリング用の「事前計算なし」を無効にします。

レンダーキュー開始時に自動保存する環境設定

「環境設定/自動保存」を選択すると、レンダーキューの起動時に After Effects が自動的にプロジェクトを保存するかどうか設定できるようになりました。デフォルトでは、新しいオプション「レンダーキュー起動時に保存」が有効です。

この新規オプションは、間隔を置いた自動保存(「X 分ごとに保存」)とは別のコントロールです。これらの自動保存オプションは、間隔を置いて保存するか、レンダーキューの起動時に保存するか、あるいはその両方か選択可能であることを明確にするように変更されました。

After Effects CC 2015 (13.6) 以降、レンダーキューのレンダリング中は自動保存は行われません。After Effects CC 2015 (13.6) では、「環境設定/自動保存」で「プロジェクトを自動保存」を有効にした場合は、レンダーキューの起動時に常にプロジェクトが自動保存されました。After Effects CC 2015 (13.7) では、この自動保存の発生が制御できるようになりました。

「再生前にキャッシュ」プレビューの改善点

プレビューパネルで「再生前にキャッシュ」オプションが有効になっていると、After Effects CC 2015 (13.7) では、フレームのレンダリング時にそれらのフレームをプレビューできるようになりました。フレームがレンダリングされると、新しくレンダリングされたフレームだけがプレビューされ、以前にレンダリングされたフレームはスキップされます。プレビューのこのキャッシュ段階では、オーディオはプレビューされません。

すべてのフレームがレンダリングされた後で、キャッシュされたフレームのプレビューが開始されます(オーディオが有効になっている場合はオーディオ付き)。

主要なバグ修正

  • タブレットペン(Wacom タブレットなど)でパネルの境界線をドラッグしてパネルのサイズを変更すると、次回ペンにタッチするとポインターがパネル境界線のドラッグを続行したり、シングルクリックで突然ドラッグを開始することがなくなりました。
  • マルチビューに設定したコンポジションパネルでマウスホイールを使用してズームすると、最初のビューだけでなくポインターの下のビューが予想どおりにズームされます。
  • 「プレビューがリアルタイムでない場合はオーディオをミュート」環境設定が有効な場合、コンポジションが完全にキャッシュされた後、プレビューのリアルタイム再生の最初の 2 秒間はオーディオが消音されなくなりました。重要:この修正バグは、再生のフレームレートがリアルタイムのときオーディオがスムーズに再生されない問題に対処しています。キャッシュされたコンポジションのプレビューの開始がリアルタイムより遅く、同様な遅延(約 2、3 秒)の後でリアルタイムに追いつくというバグも調査中です。このケースでは、「プレビューがリアルタイムでない場合はオーディオをミュート」が有効になっていると、プレビューフレームレートがリアルタイムになるまでオーディオは聞こえません。このバグは「プレビューがリアルタイムでない場合はオーディオをミュート」を無効にすることで回避できます。
  • コンポジションやフッテージのフレームレートがプレビューパネルで指定されているフレームレートオプションと異なる場合は、オーディオが同期しないで再生されることがなくなりました。
  • 「ピクセルモーション」に設定したフレームブレンディングか、またはタイムワープ、ローリングシャッターリペアなどのピクセルモーション(オプティカルフロー)方式を使用するエフェクトで、タイムリマッピングを使用するレイヤーでは、ビジュアルアーチファクトが発生しなくなりました。
  • ダウンサンプリング(例えば、ビューア解像度をフル、ズームを 25% に設定)と、「ハードウェアによるコンポジション、レイヤー、フッテージパネルの高速化」オプションが「環境設定/ディスプレイ」で有効になっている場合の ビューアパネル(コンポジション、レイヤー、フッテージ)のアンチエイリアシングが改善されました。
  • 後ろをパンツールでアンカーポイントをドラッグしながら、Option キー(Mac OS)または Alt キー(Windows)を押すと、ワイヤフレームでなく、レイヤーの内容が予想どおりに描画されます。
  • コンポジションの変更後、コンポジションパネルのレンダー進捗バーが表示されなかったり、予想されたように更新されないケースが修正されました。
  • ワークスペースを保存済みのレイアウトにリセットしても、空のタイムラインパネルが開かなくなりました。
  • ペイントワークスペースを選択すると、文字パネルと段落パネルでなく、ペイントパネルとブラシパネルが開くようになりました。
  • タイムラインパネルなどの非ビューアパネルを最大化すると、オーディオのみのプレビューではワークスペースがリストアされなくなりました。
  • Premiere Pro シーケンスを 99 fps より大きく設定している場合は、Premiere Pro 内で「After Effects コンポジションで置き換える」を選択すると、エラーメッセージ「インポーターから一般的なエラーが報告されました」が表示されなくなりました。After Effects の新しいコンポジションは予想どおりのフレームレートですが、そのコンポジションの設定を変更すると、フレームレートが 99 fps に減少します。(99 fps はコンポジション設定ダイアログで許可される最大値です)このバグ修正は、99 fps を超えるフッテージを、After Effects の製品パネル下部にある「新規コンポジション」ボタンにドラッグするのと同様に動作します。
  • プレビューパネルのループコントロールを「1 回再生」に設定すると、プレビューで、コンポジション、レイヤー、フッテージを 1 回だけ再生するようになりました。これは、再生でフレームのキャッシングを必要とし、リアルタイムで再生しない場合でもそうなります。「再生前にキャッシュ」を有効にすると、キャッシングが別個な段階になり、再生の対象と見なされません。すべてのフレームをキャッシュすると、1 つの再生ループが開始します。
  • レンダリング中のレンダーキューのスクロールがまた機能するようになりました。
  • 全画面でのプレビューを有効にしても、エラーメッセージ「internal verification failure, sorry! (内部検証エラーです!)」は表示されません。{現在のコンテキストなし}
  • 複数のキーフレームを選択し、キーフレーム速度ダイアログを開いて「連続」を有効にしても、After Effects がクラッシュしなくなりました。
  • プロジェクトファイルへのファイルパスまたはスクリプトに “-ep” が含まれる場合、コマンドラインから After Effects を実行しても、クラッシュしなくなりました。

今後のアップデートで対処を望まれる問題をご報告いただく場合は、ここをクリックして、バグレポートまたは機能リクエストでお知らせください。また、After Effects のユーザー対ユーザーフォーラムで弊社スタッフにお話いただくこともできます。

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