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After Effects CC へのアップデートをご利用いただけます。

詳しくは、新機能の概要を参照してください。


このマニュアルでは、After Effects CC(2013 年 10 月)の新機能と更新された機能について説明します。

After Effects CC 必要システム構成の詳細については、必要システム構成ページを参照してください。

マスクトラッカー

マスクラッカーは、ムービー内の単一のオブジェクトまたは複数のオブジェクトのモーションに従うようにマスクをトランスフォームします。トラッキングされるオブジェクトがムービー全体で同じシェイプを維持している必要がありますが、マスクの位置、スケール、および遠近は変更でき、効率的にトラッキングされます。
マスクが選択されると、トラッカーパネルがマスクトラッキングモードに切り替わり、次のコントロールが表示されます。

  • レイヤーの最後まで、一度に 1 フレームずつ前または後をトラッキングする
  • マスクの位置、スケール、回転、歪曲、および遠近を変更するように選択できる方法

マスクを選択してアニメーション/マスクをトラックを選択するか、マスクをコンテキストクリックしてコンテキストメニューからマスクをトラックを選択すると、トラッカーパネルが表示されます。

詳しくは、マスクのトラッキングの記事を参照してください。

アップスケール(ディテールを保持)エフェクト

アップスケール(ディテールを保持)エフェクトでは、画像のディテールを保持し、シャープな直線や曲線をシャープに維持したまま、画像を大幅に拡大できます。例えば、SD フレームサイズから HD フレームサイズへ、または HD フレームサイズからデジタルシネマのフレームサイズへ拡大できます。

詳しくは、アップスケール(ディテールを保持)エフェクトの記事を参照してください。

Mac コンピューター上の Retina ディスプレイ用 HiDPI コンテンツ ビューア

After Effects ではビューアでのコンテンツの各ピクセルがディスプレイ上での単一のピクセルとして表示されるように、Mac コンピューター上で Retina ディスプレイを利用します。

これは次のコンテンツに影響します:

  • フッテージパネル
  • レイヤーパネル
  • ビデオコンテンツ、コンテンツ領域内の一部の UI 要素などが含まれるコンポジションパネル

これはポインター、ボタン、または After Effects ユーザーインターフェイスのその他のパネルには影響しません。

更新された Cineware 機能

Cineware エフェクトのオプションダイアログボックスに 2 つの新しい設定があります。After Effects で使用する Cinema 4D のインスタンスを指定できます。
Cinema 4D レンダリングパス:After Effects での作業中にレンダリングする Cinema 4D(R14 または R15)のバージョンを選択します。
Cinema 4D 実行可能パス:「オリジナルを編集」コマンドを使用する場合などに After Effects から .c 4d ファイルを開くときに、使用する Cinema 4D のバージョンを選択します。

詳しくは、Cinema 4D の更新の節を参照してください。

レイトレース 3D レンダラー用の新しい OptiX ライブラリ

After Effects CC では、新しい OptiX 3.0 ライブラリを使用します。以前のバージョンの After Effects では、OptiX 2.0 ライブラリを使用していました。

新しい OptiX ライブラリには Optix 2.0 ライブラリと比較して、次の主な利点があります。

  • Mac OS X v10.9 でのエラーの修正(Mavericks)
  • 複数の GPU での機能向上を含めたパフォーマンスの向上

レイトレース 3D レンダラーの GPU アクセラレーション用のホワイトリストのバイパス

GPU 情報ダイアログボックスには、ユーザーが GPU または CPU を選択できるレイトレースメニューがあります。

以前のバージョンの After Effects では、設置されているハードウェアがテスト済みでサポートされている GPU のリストにない場合、GPU メニューアイテムが無効になり(グレーアウト)、メニューの下に「GPU を使用できません - 互換性のないデバイスまたはディスプレイドライバーです」というテキストが表示されていました。

このバージョンには、編集/環境設定/プレビュー/GPU 情報の下に、「レイトレース 3D レンダラーの CUDA 高速処理のためにテストされておらず、サポートされていない GPU を有効にする」という GPU の新しいオプションが組み込まれました。

このチェックボックスがオンになっている場合、After Effects は GPU 高速処理レイトレース 3D レンダラーを、最小要件を満たしている GPU と一緒に使用します。

OptiX 用の CUDA ホワイトリスト内の新しいカードのリスト

次のカードが OptiX 用の CUDA ホワイトリストに追加されました(レイトレース 3D レンダラーの GPU 高速処理用)。

  • GTX 675MX(Windows および Mac OS)
  • GTX 680MX(Windows および Mac OS)
  • GTX 590(Windows)
  • GT 650M(Windows 用に追加。Mac OS リストには既に存在している)
  • GTX 760(Windows)
  • GTX 770(Windows)
  • GTX 780(Windows)
  • GTX TITAN(Windows)
  • Quadro K6000(Windows)
  • Quadro K4000(Windows)
  • Quadro K2000(Windows)
  • Quadro K5000M(Windows)
  • Quadro K4000M(Windows)
  • Quadro K3000M(Windows)
  • Quadro K5100M(Windows)
  • Quadro K4100M(Windows)
  • Quadro K3100M(Windows)
  • Quadro K2100M(Windows)

サポートされている GPU の完全なリストについては、レイトレース 3D レンダラー用のサポートされる GPU の記事を参照してください。

3D カメラトラッカーおよびワープスタビライザーの分析フェーズのパフォーマンスが向上

3D カメラトラッカーおよびワープスタビライザーのフッテージを分析するバックグラウンドプロセスが大幅に高速になりました。フッテージやその他の要素のディテールに応じて、分析(トラッキング)フェーズの速度の向上が 60 ~ 300%と測定されました。

プロパティの機能改良と変更

キーフレームのあるプロパティを表示

タイムラインパネルで変更されたプロパティを表示するためのコマンドが変更され、アニメーションメニューにプロパティを表示するための 3 つのコマンドが用意されるようになりました。

  • キーフレームのあるプロパティを表示(ショートカットキー U):キーフレームのあるプロパティを表示します。プロパティにキーフレームとエクスプレッションの両方がある場合、プロパティは表示されますが、エクスプレッション自体は表示されません。
  • アニメーションのあるプロパティを表示:キーフレームまたは式のあるプロパティを表示します。
  • 変更されたすべてのプロパティを表示(ショートカットキー UU):キーフレーム、式、またはアニメーションのない変更されたプロパティ(キーフレームとエクスプレッションを含む)を表示します。

1 つのレイヤーから別のレイヤーへプロパティをリンクするには、次の手順を実行します。

  1. 任意のプロパティまたはプロパティのセットを選択します。
  2. 編集/プロパティリンクと一緒にコピーを選択します。
  3. プロパティをコンポジション内のレイヤーにペーストします。

ペーストされたプロパティは、コピーされたプロパティのあるレイヤーに接続されたままです。これによって、元のプロパティに対して行われた変更が、ペーストされたプロパティリンクのすべてのインスタンスに反映されます。

プロパティリンクを含めてレイヤー全体をコピーしてペーストし、元のプロパティに対して行われた変更に従う複製を作成します。 また、レイヤー内のプロパティグループ全体をリンクすることもできます。 例えば、トランスフォームグループ全体をコピーし、別のレイヤーにペーストして、個々に選択することなく、すべてのトランスフォームプロパティをリンクします。

 


エクスプレッション言語メニューの新しいプロパティ

次の新しいプロパティがエクスプレッション言語メニューに追加されました。

  • irisShape
  • irisRotation
  • irisRoundness
  • irisAspectRatio
  • irisDiffractionFringe
  • highlightGain
  • highlightThreshold
  • highlightSaturation

詳しくは、エクスプレッションの追加および編集の節を参照してください。

調整されたオーディオ波形

After Effects では、オーディオ波形が「調整された」オーディオ波形として表示されます。これは、オーディオの強さが対数スケールで水平軸から一方向のみで表示されることを意味します。これによって、サウンドのラウドネスの知覚を簡単に推測できます。
タイムラインパネルのパネルメニューで調整されたオーディオ波形を選択解除すると、オーディオの以前の表示方法に切り替えることができます。

2D および 3D でレイヤーに合わせたスナップに変更する

snap1

ツールパネルの「スナップ」チェックボックスの横に 2 つの新しいオプションがあります。


レイヤーの境界線を越えて延長している端をスナップ:レイヤーの境界線の外側の線にスナップできるようにします。例えば、3D スペースでレイヤーの端の延長によって定義された線にスナップします。これによって、3D スペースでレイヤーを簡単に整列できます。

コラップスされているコンポジション内およびテキストレイヤー内の機能へスナップコラップストランスフォームしたコンポジション内のレイヤーの内部ワイヤーフレームや文字単位 3D テキストレイヤーをオンにします。例えば、これはレイヤーのアンカーポイントをコンポジション内の別のレイヤーにスナップする場合に役立ちます。

外部デバイスへのビデオプレビューを有効にする(Mac OS)

Mac OS で外部デバイスへのビデオプレビューを有効にするには、「ビデオプレビュー」環境設定カテゴリの新しい「QuickTime ビデオプレビューを有効にする」オプションを選択します。この環境設定がオンになっている場合、After Effects は QuickTime の外部ビデオプレビューデバイスのリストを要求します。

注意:このオプションを有効にすると、Adobe QT32 サーバーがクラッシュし、After Effects に障害が発生する可能性があります。

以前のバージョンの After Effects では、QuickTime の外部ビデオプレビューデバイスのリストが自動的に要求されていました。

レイヤーの変更と機能改良

中央のアンカーポイント

次のいずれかの方法で、アンカーポイントをレイヤーの内容の中央にすることができます:

  1. レイヤー/トランスフォーム/アンカーポイントをレイヤーコンテンツの中央に配置
  2. キーボードショートカット Ctrl + Alt + Home(Windows)または Command + Option + Home(Mac OS)を使用します。
  3. Ctrl キーを押しながら ダブルクリック(Windows)または Command キーを押しながら ダブルクリック(Mac OS)を使用して、アンカーポイントツールを使用することもできます。

アンカーポイントについて詳しくは、アンカーポイントプロパティを参照してください。

新規レイヤーの作成

このバージョンの After Effects では、選択された一番上のレイヤーのすぐ上に新しいレイヤーが作成されます。レイヤーが選択されていない場合、新しいレイヤーがレイヤースタックの一番上に作成されます。

この新しいビヘイビアーは次のレイヤーコマンドに適用されます。

  • レイヤー/新規/テキスト 
  • レイヤー/新規/平面 
  • レイヤー/新規/ライト 
  • レイヤー/新規/カメラ 
  • レイヤー/新規/ヌルオブジェクト 
  • レイヤー/新規/シェイプレイヤー 
  • レイヤー/新規/調整レイヤー 
  • レイヤー/新規/Adobe Photoshop ファイル 
  • レイヤー/新規/MAXON CINEMA 4D ファイル


プリコンポジションのデュレーションを調整する

プリコンポーズダイアログボックスに、「選択したレイヤーの周期に合わせてコンポジションのデュレーションを調整する」という新しいオプションがあります。

このオプションを選択すると、選択したレイヤーの周期と同じデュレーションの新しいコンポジションが作成されます。

以前のバージョンの After Effects では、新しく作成したコンポジションのデュレーションが、プリコンポーズされるレイヤーのデュレーションに関係なく、元のコンポジションのデュレーションと同じでした。


トランスフォームエフェクトのバイキュービックサンプリング

エフェクトコントロールパネルのトランスフォームエフェクトに、バイリニアバイキュービックの間で選択できる新しい「サンプリング」オプションが追加されました。

ログを有効にする  

ヘルプ/ログを有効にするを選択すると、セッションの詳細が記録されます。ログはテキストファイルのセットに送信されます。ログを開始するには、アプリケーションを再起動します。ヘルプ/ログファイルを表示を選択すると、ログファイルが表示されます。

注意:ログによってパフォーマンスが低下するため、このオプションでログを有効にした場合、24 時間後に無効になります。


プロジェクトパネルフォルダーをドラッグすると、自動的に開く

プロジェクトパネルでアイテムをドラッグしたときのフォルダーのビヘイビアーが変更されました。プロジェクトパネルでのドラッグ操作中にフォルダーの上にカーソルを置くと、フォルダーが自動的に開きます。その後、フォルダーまたはその中のサブフォルダーにアイテムをドロップすることができます。

マスクパス描画への変更

環境設定/アピアランスダイアログボックスに新しいオプションがあります。

マスクパスの色コントラストを使用

このオプションがオンになっている場合、After Effects はマスクポイントが最初に描画された色とは異なるラベルカラーを選択します。同時に、After Effects は以前のマスクの色も避けます。 

その他の新機能および更新された機能

新機能

  • レイヤーのインデックス番号が、モーショントラッキングデータのターゲットを選択するために表示されます。トラッカーパネルで「ターゲットを設定」ボタンをクリックすると、この設定が開かれます。
  • 選択された複数のレイヤーで「ベクトルレイヤーからシェイプを作成」コマンドが動作します。
  • 初期設定では、「新規マスクに別のカラーを使用」環境設定が有効になっています。
  • 初期設定では、「ビューアの画質」環境設定が「速度を優先」オプションではなく「RAM プレビュー時以外、精度を優先」に設定されています。
  • ロトブラシとマットを調整エフェクトのセグメント化の停止は、ワークエリア内のみではなく、ワークエリア内のすべてのスパンに個別に動作します。
  • 初期設定では、カメラやライトのレイヤーが選択されていない場合でも、これらの波形が表示されます。
  • インデックスカラー PNG ファイルと東名部分が含まれたグレースケール PNG ファイルを読み込むことができます。
  • Photoshop ビックドキュメント(.psb)ファイルを読み込むことができます。
  • CMYK JPEG ファイルを読み込むことができます。
  • 複数の線分や間隔をシェイプレイヤーストロークに追加する場合、線分や間隔に明示的な番号が付けられます(線分 2、間隔 2など)。これによって、式で簡単に参照できるようになります。
  • 輝度&コントラストエフェクトの機能が改良され、Photoshop のフィルターと同じになりました。HDR 結果となる従来のアルゴリズムを使用することもできます。
  • 3D ポイント制御エフェクトの値を編集するダイアログボックスを開けるようになりました。3D ポイント制御エフェクトをコンテキストクリックし、値を編集を選択します。

更新された機能

  • 「自動保存」環境設定(編集/環境設定/「自動保存」オプション)では、自動保存されるファイルの場所を指定できます。現在のプロジェクトの横に保存することも(初期設定)、場所を選択することもできます。
  • AtomKraft のようなサードパーティレンダラーの 3D レンダラーの正しい名前が表示されます。
  • シェイプレイヤーでの旋回パス操作のために新しい中央プロパティがあります。
  • 環境設定メニューから取り消し操作の環境設定が削除されました。取り消し操作の回数を編集する必要がある場合は、環境設定テキストファイルで行えます。取り消し操作の初期設定の回数は常に 99 と設定されるようになりました。
  • 最初に After Effects 12.1 をインストールする場合、デフォルトではメディア&ディスクキャッシュ環境設定カテゴリの「読み込み時に XMP ID をファイルに書き込む」環境設定がオフになります。 After Effects 12.1 にアップグレードする場合は、デフォルトで環境設定をオンにします。オフにするには、環境設定の選択を解除します。
  • ビューアのスナップは拡大(ズーム)レベルとピクセル縦横比(PAR)で構成されるようになりました。
  • ルミナンスキーエフェクトとカラーキーエフェクトは旧バージョンエフェクトカテゴリに移動され、Keylight エフェクトなどの他のエフェクトに変更されました。

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