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インスピレーションがひらめいたときに、どこにいてもダイナミックで非常に美しいモーショングラフィックスやビジュアルエフェクトを作成できます。After Effects から Creative Cloud のモバイルアプリケーションおよびデスクトップアプリケーションにシームレスに接続することによって、どこにいるときでも創造力を駆り立てることができます。


CC ライブラリパネルに統合された Adobe Stock

After Effects CC 2015 の新機能 | 2015 年 11 月

このリリースの After Effects では、Adobe Stock で公開されている 4000 万を超える高品質なロイヤリティフリーの画像、イラスト、ベクターグラフィック、ビデオから検索して、それらをライブラリに追加したり、ライブラリパネルでアセットのライセンスを直接購入したりできます。

グラフィックおよびビデオアセットをライブラリパネルからコンポジションおよびタイムラインパネルに直接ドラッグして、プロジェクトに読み込むことができます。わざわざ読み込み操作を行ってコンポジションに追加する必要はありません。

Adobe Stock のビデオを After Effects プロジェクトに追加すると、ビデオファイルのダウンロード中は、まずプレースホルダー(カラーバー)としてビデオが表示されます。ダウンロードが完了すると、プレースホルダーがビデオファイルに置き換えられます。新しい経過パネル(ウィンドウ/経過パネル)で、ダウンロードの進行状況を監視できます。プロジェクトで使用されていたプレビュービデオのライセンスを取得した場合は、プレビュービデオを置き換える前に、ライセンスを取得したビデオをダウンロードする必要があります。

注意After Effects CC の 2015 年 11 月のリリースでは、ライセンスを取得した画像は自動的にプレビュー画像に置き換えられません。コンポジションのプレビュー画像を、ライセンスを取得した画像に置き換えるには、ライセンスを取得した画像をプロジェクトに追加し、Option(Mac OS)または Alt(Windows)キーを押しながら、ライセンスを取得した画像をプロジェクトパネルからコンポジションのプレビュー画像上にドラッグします。

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詳しくは、Creative Cloud Libraries および Adobe Stock の使用を参照してください。

Lumetri Color 効果を使用したクリップの読み込み

After Effects CC 2015 の新機能 | 2015 年 11 月

Premiere Pro のクリップを、Lumetri Color 効果を使用しておこなったカラーグレーディングの変更とともに After Effects に読み込むことができます。After Effects では、次の場合に、Premiere Pro のクリップでの Lumetri Color 調整を保持できます。

  • クリップから After Effects コンポジションを作成する場合
  • Premiere Pro から After Effects にクリップをコピーして貼り付ける場合
  • Premiere Pro シーケンスを After Effects プロジェクトに読み込む場合

Lumetri Color 効果は、After Effects の任意のレイヤーに適用できます。

Lumetri Color コントロールについて詳しくは、Premiere Pro カラーワークフローを参照してください。

Character Animator Preview 3

After Effects CC 2015 の新機能 | 2015 年 11 月

Adobe After Effects CC の 2015 年 11 月のリリースには、独自の作品を使用して、表情豊かな生き生きとしたキャラクターを作成できるキャラクターアニメーションアプリケーション Character Animator の Preview 3 が付属しています。

Adobe Character Animator を使用すると、Adobe Photoshop や Adobe Illustrator から作品を読み込んで、息を吹き込むことができます。そのためには、まずカメラとマイクを使用して、パフォーマンスをキャプチャします。パフォーマンスを行っている間、Character Animator は表情を模倣して再現し、口の動きを言葉に合わせて、キャラクターの動きのすべての側面を完全にコントロールします。

このリリースに付属する Preview 3 には、スティックツール、テイクのブレンド、ドラッガー(以前のマウストラッカー)ビヘイビアーにおけるマルチタッチディスプレイのサポート、プロジェクトの読み込み、リップシンクの口形素への分割、その他数多くの新機能と機能強化が含まれています。

Adobe Character Animator Preview 3 の機能概要については、Preview 3 の新機能を参照してください。

Character Animator Preview 3 について詳しくは、Adobe Character Animator の概要を参照してください。

新しい起動画面

After Effects CC 2015 の新機能 | 2015 年 11 月

このリリース以降、After Effects を起動するとき、または新しいプロジェクトを開くときに、新しい起動画面が表示されるようになりました。 

一般環境設定の次のオプションで、起動時、またはプロジェクトを開くときに、起動画面を表示するかどうかを設定できます(編集/環境設定/一般)。

  • スタート画面を表示 (起動時)
  • プロジェクトを開くときに起動画面を表示

注意:新しいスタート画面は、現在、英語、フランス語、ドイツ語、日本語のみで提供されています。

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カスタムおよびデフォルトのワークスペース用の新しいワークスペースバー

After Effects CC 2015 の新機能 | 2015 年 11 月

ツールパネルの右側にある新しいワークスペースバーから、シングルクリックするだけでカスタムまたはデフォルトのワークスペースにアクセスできるようになりました。デフォルトで、ワークスペースバーには 3 つのワークスペースが表示されます。

  • 標準は、以前のバージョンの After Effects と同じワークスペースです。
  • 初期設定は、デフォルトのワークスペースです。レイアウトは標準と似ていますが、ワークスペースの右側のパネルが重なった状態のパネルグループになっています。
  • 小さい画面は、プロジェクターなどの低解像度の画面およびタブレットなどのデバイス(高解像度でも小さい画面のデバイス)に最適化されています。

残りのワークスペースは、ワークスペースバーのオーバーフローメニューから利用できます。

ツールとワークスペースバーとの間にある垂直の境界線をドラッグすることで、バーの幅をカスタマイズできます。

詳しくは、ワークスペースのカスタマイズを参照してください。

プレビューの新しいキャッシュ動作

After Effects CC 2015 の新機能 | 2015 年 11 月

このリリースの After Effects では、キャッシュ動作が改善されており、以前の優先される内容をプレビューコントロールが置き換えられました。

After Effects は、キャッシュがいっぱいになるまでフレームをレンダリングおよびキャッシュし、その後キャッシュを停止します。After Effects では、最も古いキャッシュ済みフレームを破棄することで、無限にプレビューを続行するキャッシュオプションはなくなりました。

新しいキャッシュ動作では、プレビューの時間インジケーターの直前の短い時間のみスクリーンディスプレイキャッシュが保存されます。これは、すべてのキャッシュ済みフレームのスクリーンディスプレイキャッシュが保持されていた以前のモードとは異なる動作です。スクリーンディスプレイキャッシュは、画面表示用にフレームを変換するための二次的なキャッシュです。

After Effects のこのリリースでは、新しい「再生前にキャッシュ」オプションが用意されています。このオプションを有効にすると、After Effects は、再生開始前にフレームをキャッシュします。これは、以前のバージョンの After Effects の RAM プレビューの動作と似ています。ただし、フレームのキャッシュ時には、そのフレームはコンポジション、レイヤーまたはフッテージパネルには表示されません。

詳しくは、プレビューを参照してください。

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新しい ICC カラープロファイル

After Effects CC 2015 の新機能 | 2015 年 11 月

このリリースの After Effects では、ARRIRAW フッテージを含む様々なソースからの色を正しく解釈するための新しい ICC プロファイルが導入されました。また、色の出力をシミュレートし、プロジェクトに対して作業用カラースペースを選択するための新しいプロファイルがあります。

次に、After Effects の新しい ICC プロファイルの一覧を示します。

  • ARRI Log および Look 広色域プロファイル
  • 古い録画の代わりに使用することが推奨される HDTV および UHDTV ディスプレイプロファイル709 カメラプロファイル
  • 古い録画の代わりに使用することが推奨される SDTV ディスプレイプロファイル601 プロファイル
  • 精度の低い古いプロファイルの後継となる、ホワイトポイントの多い DCDM および DCI P3 プロファイル
  • ACES および ACEScg 作業用スペースプロファイル

詳しくは、カラーマネージメントを参照してください。

マルチタッチズームとパンのジェスチャ

After Effects CC 2015 の新機能 | 2015 年 11 月

次のパネルでは、マルチタッチジェスチャ(ズームやパンなど)を使用できます。

  • コンポジション
  • レイヤー
  • フッテージ
  • タイムライン

タッチ対応デバイス(Microsoft Surface や Wacom Cintiq Touch など)、またはマルチタッチトラックパッドでこのジェスチャを使用します。

詳しくは、ジェスチャの使用を参照してください。

重なった状態のパネルグループ

After Effects CC 2015 の新機能 | 2015 年 11 月

重なった状態のパネルグループを使用すると、ワークスペースをきれいに整った状態に保ちつつ、シングル クリックでパネルにアクセスできます。この機能は、Adobe Lightroom のパネルと似ています。 

重なった状態のパネルグループでは、パネルはタブに最小化され、垂直に重ねられます。パネルのタブをクリックすると、パネルが展開されます。

重なった状態のパネルグループは、キャラクター、段落、ペイント、ブラシ、トラッカー、その他の頻繁には使用しないパネルなど、通常はワークスペースの右側に表示されるパネルをすばやく表示したり非表示にしたりする場合に役立ちます。すべてのパネルワークスペースを開き、右側のすべてのパネルを単一の重なった状態のパネルグループに移動できます。

詳しくは、重なった状態のパネルグループの作成を参照してください。

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追加のフォーマットおよびコーデックのインポーター

After Effects CC 2015 の新機能 | 2015 年 11 月

After Effects CC 2015 は、以下の読み込みにネイティブで対応しています。

  • HEVC(H.265)フッテージ
  • Avid DNxHR コーデックを使用した QuickTime(.mov)ファイル

詳しくは、フッテージアイテムの読み込みと変換を参照してください。

テキストベースラインへのスクリプトによるアクセス

After Effects CC 2015 の新機能 | 2015 年 11 月

スクリプトを使用して、テキストレイヤーのベースライン X、Y ロケーションを読み取ることができます。TextDocument オブジェクトの新しい sourceText.value.baselineLocs 属性は、浮動小数点の配列を返します。この属性は、テキストのベースラインの各行の基準となる点の X と Y の値を示しています。

段落テキストボックスの行の折り返しは、複数行として扱われます。

この配列は、line0.start_x, line0.start_y, line0.end_x, line0.end_y, line1.start_x, line1.start_y, line1.end_x, line1.end_y ~ lineN-1.start_x, lineN-1.start_y, lineN-1.end_x, lineN-1.end_y の形式で浮動小数点の値を返します。

詳しくは、スクリプトを参照してください。

ランダム数を生成する関数

After Effects CC 2015 の新機能 | 2015 年 11 月

generateRandomNumber() 関数は、ランダム数を生成します。 ランダム数を生成する場合は、Math.random() の代わりにこの関数を使用します。

Math.random() では、複数の CPU スレッドの同時実行の問題により、ランダムな値が返されない問題がありますが、generateRandomNumber() を使用するとこの問題を回避できます。

詳しくは、スクリプトを参照してください。

プレビューパネルの機能強化

新しいプレビューコントロール

After Effects の以前のバージョンでは、プレビューを停止したときの動作は、プレビューによって使用されているキャッシュの種類、およびプレビューを停止するためのキーボードショートカットに応じて異なっていました。

最新のバージョンでは、プレビューパネルの下部にある新しいコントロールを使用して、ショートカットの停止動作を設定できるようになりました。

「(キーボードショートカット名)で停止」セクション(「(スペースキー)で停止」など)で、以下のオプションを有効にできます。

  • キャッシュする場合、キャッシュされたフレームを再生:このオプションを有効にし、このショートカットを使用してキャッシュが完了する前にプレビューを停止すると、キャッシュのみが停止します。キャッシュされているフレームの再生が範囲の最初から再開されます。このオプションを無効にした場合は、このショートカットを使用してプレビューを停止すると、キャッシュと再生の両方が停止します。
  • 時間をプレビュー時間に移動:このオプションを有効にし、このショートカットを使用してプレビューを停止すると、現在の時間がプレビュー時間の位置に移動します。このオプションを無効にすると、現在の時間は以前の位置のままになります。

詳しくは、プレビューを参照してください。

Preview-AE - Copy

「オーディオをミュート」ボタンの動作の変更

プレビューパネルの上部にある「オーディオをミュート」ボタンは、現在のショートカットでプレビューを開始したときにオーディオが再生されるかどうかをコントロールしなくなりました。このボタンは、再生中のオーディオのミュートまたはミュート解除をおこないます。

注意:オーディオをミュート」ボタンの状態をプレビュー中に変更すると、プレビューの開始に使用したショートカットの「オーディオを含める」ボタンも有効または無効になります。

Preview-AE-1 - Copy

「複数アイテムから新規コンポジション」コマンドのショートカット

「複数アイテムから新規コンポジション」コマンドに、キーボードショートカット Option + \(Mac OS)または Alt + \(Windows)が用意されました。

「コンポジションをワークエリアにトリム」コマンドの新しいショートカット

「コンポジションをワークエリアにトリム」コマンドに、キーボードショートカット Shift + Command + X(Mac OS)または Shift + Ctrl + X(Windows)が用意されました。

新しい組み込みボタン

キーボードショートカットでオーディオまたはビデオプレビューを開始するかどうか、またはオーバーレイおよびレイヤーコントロールを表示するかどうかをコントロールする新しい 3 つのボタンがあります。

Callout-AE1
1 ビデオを含める:ビデオをプレビューする場合に有効にします。
2 オーディオを含める:オーディオをプレビューする場合に有効にします。
3 オーバーレイとレイヤーコントロールを含める:選択したレイヤーに対してオーバーレイ(グリッドやガイドなど)およびレイヤーコントロールを表示する場合に有効にします。

新しい設定可能なショートカット

このリリースでは、次のオーディオのみのプレビューのショートカットが用意されました。

  • オーディオのみのプレビューでは、テンキーの .(ピリオド)、および Option + テンキーの .(ピリオド)(Mac OS) または Alt + テンキーの .(ピリオド)(Windows)のキーボードショートカットをプレビューパネルで設定できます。
  • Shift + スペースバー:Shift + スペースバーのプレビューショートカットは、デフォルトでテンキーの 0 と同様に設定されていますが、途中から再生の時間が現在の時間に設定されている点が異なります。

新しい範囲オプション

範囲コントロールに、「現在時間の前後を再生」という新しいオプションが追加されました。このオプションは、Premiere Pro の「前後を再生」コマンドと同じように動作します。「現在時間で再生」を有効にしてプレビューを開始すると、プリロールの値が現在時間から減算され、ポストロールの値が現在時間に加算されて、その間のフレームがプレビューされます。

Playaround-AE2

プリロールとポストロールの値を設定するには、現在時間の前後を再生設定ダイアログボックスを開き、範囲メニューから現在時間の前後を再生を選択します。必要なプリロールとポストロールの値を秒単位で設定し、「OK」をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

Playaround-AE1

CycoreFX HD 1.8.1 プラグイン

After Effects CC 2015 の機能強化 | 2015 年 11 月

CycoreFX HD 1.8.1 プラグインパッケージには、次の機能強化が含まれています。

CC Vignette:ビネットを追加または削除できるようになりました。CC Vignette には、ハイライトを維持(固定)して、より現実的なビヘイビアーを実現できるオプションが用意されています。

CC HexTile:CC HexTile は、ハチの巣のパターンを生成します。六角形のパターンを繰り返します。また、「にじみ」コントロールを含むいくつかのオプションが用意されています。これは、背景に動的なエフェクトを生成する CC Kaleida エフェクトの拡張と見なすことができます。

詳しくは、プラグインを参照してください。

Synthetic Aperture Color Finesse 3.0.14 プラグイン

After Effects CC 2015 の機能強化 | 2015 年 11 月

After Effects CC 向け Color Finesse 3.0.14 プラグインでは、いくつかのバグ修正が行われています。

  • ユーザーインターフェイスが 2 つ目の調整レイヤーから起動されるようになりました。
  • エクスプレッションからのパラメーターの変更が無視されなくなりました。
  • Mac OS では、シンプルになった UI のカーブおよびホイールコントロールのコンテキストメニューが正しい場所に表示されるようになりました。
  • Windows では、HiDPI ディスプレイのピクセルが正しくスケールされるようになりました。

詳しくは、プラグインを参照してください。

その他の更新

  • コンポジションパネルでは、レンダーキューからレンダリングされているコンポジションをプレビューできます。
  • 環境設定ディスプレイ設定の「ハードウェアによるコンポジション、レイヤー、フッテージパネルの高速化」オプションが有効になりました。
  • グラフィックやビデオアセットをライブラリパネルからコンポジションおよびタイムラインパネルに直接ドラッグできます。アセットは、プロジェクトに自動的に読み込まれます。わざわざ読み込み操作を行ってコンポジションに追加する必要はありません。
  • Finder(Mac OS)またはエクスプローラー(Windows)からコンポジションおよびタイムラインパネルに直接フッテージをドラッグできます。フッテージは、プロジェクトに自動的に読み込まれます。わざわざ読み込み操作を行ってコンポジションに追加する必要はありません。
  • タッチディスプレイデバイスでも簡単に選択できるように、パネルのタブを大きいサイズに設定できます。パネルグループのすべてのタブでこの機能を有効にするには、グループ内の任意のタブのパネルメニューをクリックし、パネルグループの設定を選択して、「小さいタブ」を無効にします。
  • 現在の時間インジケーター(CTI)が、プレビューが停止されている場合も含めて長さ全体にわたって常に青色で描画されるようになりました。
  • 外部ビデオのリンクがプレビューパネルから削除されました。
  • ロービングキーフレームに、新しい見分けやすいアイコンが使用されるようになりました。
  • (プロジェクトパネルでのフォルダーの展開や、タイムラインパネルでのレイヤープロパティの表示などに使用する)回転三角形のヒットエリアが三角形の周囲の矩形に拡大され、タッチデバイスで使いやすくなりました。
  • 自動保存機能では、レンダーキューから書き出すときには保存が行われなくなりました。また、自動保存機能では、レンダーキューの「
    レンダリング」ボタンが押されたときに、バージョンが保存されるようになりました。
  • ビデオファイル形式の読み込み時のカラーマネジメントが向上しました。線形カラーピクセル形式が自動的に認識されるようになり、ハーフ HD 解像度のフッテージに SD カラープロファイルのタグが付けられなくなりました。
  • Nvidia の OptiX ライブラリが更新されました。Maxwell アーキテクチャの GPU(GTX 970、GTX 980 など)をレイトレースされた 3D レンダラーで使用できる機能が追加されました(Windows のみ)。
  • MXF OP1a 形式がレンダーキューから削除されました。MXF OP1a に書き出すには、Adobe Media Encoder を使用します。

Creative Cloud Libraries

After Effects CC 2015 の新機能 | 2015 年 6 月

After Effects CC 2015 に Creative Cloud Libraries が含まれたことによって、自分のすべてのクリエイティブなアセットにいつでもアクセスできるようになりました。お気に入りのすべてのアセットに After Effects のライブラリパネルからアクセスできるようになりました。

アドビのデスクトップアプリケーション(Photoshop、Illustrator など)およびモバイルアプリケーション(Adobe Hue CC など)にまたがって Creative Cloud Libraries にアセットを保存したり、アクセスしたり、保存されているアセットを再利用したりできます。

ライブラリの共有によって、チームでのコラボレーションおよびグラフィック、カラー、Look、タイプスタイルなどの共通アセットのプロジェクト間での一貫性の維持が容易になります。 

After Effects のライブラリパネルを開くには、ウィンドウライブラリを選択します。

Creative Cloud Market からアセットを選択することもできます。

Creative Cloud Libraries の使用について詳しくは、 Creative Cloud Libraries を使用したアセットのダウンロードと再利用を参照してください。

Adobe Stock との統合

Adobe Stock は、高品質でロイヤリティフリーの写真、イラストおよびグラフィックを多数取り揃えた新しい画像販売サービスです。

After Effects のライブラリパネル(ウィンドウライブラリ)で「Adobe Stock を検索」ボタンをクリックして、Adobe Stock のコンテンツを直接検索できます。使用するアセットのライセンスを購入して、After Effects のライブラリに含めることができます。または、ライセンスのないプレビュー(すかし模様入り)コピーをライブラリに追加し、後でライセンスを購入することもできます。

詳しくは、Adobe Stock を使用した写真の追加を参照してください。

プレビューワークフローへの変更

途切れないプレビュー

After Effects CC 2015 での機能改良 | 2015 年 6 月

After Effects でプレビューしながらプロジェクトを変更できるようになりました。コンポジションの再生を停止せずに、デザインの繰り返しを表示したり、プロパティを調整したり、パネルのサイズを変更したりできます。

以前のバージョンの After Effects では、コンポジション、レイヤーまたはフッテージビューアでプレビューを開始した後に、ユーザーインターフェイスの任意の場所をクリックすると、プレビューが停止していました。手動で停止するまで、プレビューが続行するようになりました。

詳しくは、After Effects でのプレビューを参照してください。

統合された構成可能なプレビュー

After Effects CC 2015 での機能改良 | 2015 年 6 月

更新されたプレビューパネルを使用して、プレビューの動作をカスタマイズできるようになりました。After Effects を初めてお使いになる場合でも、最初にスペースバーを押して、オーディオおよびキャッシュされたフレームのリアルタイム再生で、直感的に既定のプレビューを見つけることができます。経験豊富な After Effects ユーザーの場合は、作業スタイルに合わせてプレビューオプションを構成できます。

このような新しい変更点により、古い RAM プレビューと標準のプレビュー(スペースバー)の動作の違いが解消され、After Effects でこれらの用語が使用されなくなりました。プレビューが統一され、ユーザーが動作を構成できるようになりました。

プレビューパネルの新しいコントロールでは、オーディオ、ループ、キャッシュ、範囲、レイヤー制御などの各キーボードショートカットのプレビュー動作を構成できます。

詳しくは、After Effects でのプレビューを参照してください。

顔のトラッキング

After Effects CC 2015 の新機能 | 2015 年 6 月

After Effects CC 2015 には、顔のトラッキング機能が含まれるようになりました。トラッキングする詳細レベルを管理して、非常に高い精度で人間の顔を検出してトラッキングすることができます。

シンプルな顔のトラッキングによって、人間の顔の選択的にカラー補正やぼかしなどのエフェクトを顔のみにすばやく適用できます。また、顔のトラッキング機能では、顔の特定のポイント(瞳、口、鼻など)をトラッキングし、これらの顔の造作を抜き出して、より詳細に処理することもできます。例えば、目の色を変更したり、フレームごとに調整することなく口の動きを強調したりできます。

顔のトラッキング機能では、顔の計測値を抽出してコピーすることができます。顔のトラッキングの測定値によって、口がどの程度開いているかや、目がそれぞれどの程度開いているかなどの詳細がわかります。パフォーマンスベースのキャラクターアニメーションのために、詳細なトラッキングデータを Adobe Character Animator に書き出すこともできます。

詳しくは、After Effects での顔のトラッキングを参照してください。

Adobe Character Animator との統合(プレビュー)

After Effects CC 2015 の新機能 | 2015 年 6 月

コンパニオンアプリケーションである Adobe Character Animator(プレビュー)では、顔の動きをトラッキングしたり、ボイスオーバーを録音したり、シンプルなキーボード操作や自動化された機能によって体の動きをトリガーして、Illustrator や Photoshop で作成するキャラクターに命を吹き込んだりできます。あなたが話し始めると、キャラクターも話しだします。あなたが驚いたふりをすると、キャラクターも同じように驚きます。あなたが不機嫌な表情をすると、キャラクターも不機嫌になります。

Adobe Character Animator は、困惑している複雑な表情を作成することなく複雑なキャラクターを作成したいと思っているアーチストと、シンプルなキャラクターを簡単に作成したいと思っているアーチストの 2 種類のアーチストに対応しています。どちらの場合も、Photoshop や Illustrator でキャラクターを設定すると、Adobe Character Animator でそのキャラクターに命を吹き込むことができます。キャラクターの動きを設定するには、ユーザーが Web カメラの前で体を動かしたり、マイクに向かって話したりします。

詳しくは、Adobe Character Animator を参照してください。

インタラクティブなパフォーマンスの向上

After Effects CC 2015 での機能改良 | 2015 年 6 月

After Effects CC の 2015 年リリースでアーキテクチャのコードが大幅に変更され、CPU でユーザーインターフェイスと画像のレンダリングが別々に処理されるようになりました。これらの変更により、次の機能向上が実現しました。

  • フレームのレンダリングの完了を待つ必要がなくなったため、ユーザーインターフェイスの応答が大幅に向上しました。逆に、ユーザーインターフェイスの操作中に、フレームのレンダリングを継続できるようになりました。この応答性により、ユーザーインターフェイスの操作がいつでもスムーズに行えるようになりました。
  • プレビュー中の遅延やビーチボールのインスタンスが大幅に少なくなります。
  • コンポジションに変更を加えると、フレームのレンダリングを中断したり、キャンセルしたりできるようになりました。
  • フレームのレンダリングに時間がかかる場合でも、スクラブが高速になりました。
  • 画像のキャッシュが高速になりました。
  • エクスプレッションの評価効率が向上しました。
  • After Effects がバックグラウンドで動作している場合でも、プレビューの再生を継続できます。

エクスプレッションの評価への変更

After Effects 2015 での機能改良 | 2015 年 6 月

After Effects でのエクスプレッションの評価が大幅に改良されました。全体的に、エクスプレッションの評価にかかる時間が短縮されました。機能改良の内容はエクスプレッションに応じて異なります。

エクスプレッションの評価に失敗した場合に関して、主に 2 つの点が変更されました。

  1. エクスプレッションエラーが、ダイアログボックスではなく、コンポジションパネルの下部にある警告バナーに表示されます。エクスプレッションは無効にはなりません。 
  2. エクスプレッションの評価は継続され、エクスプレッションの問題が解決するまで、警告バナーが表示されたままになります。

エクスプレッションエラーの警告バナーの右側には、左、下、右の矢印ボタンがあります。

  1. 複数のエクスプレッションの評価が失敗した場合、左または右の矢印ボタンをクリックすると、前または次のエクスプレッションエラーが表示されます。
  2. 下の矢印をクリックすると、タイムラインパネルに失敗したエクスプレッションのプロパティが表示されます。エクスプレッションエラーのテキストは、コンポジションパネルの幅に合わせて省略されます。ダイアログボックスに完全なエクスプレッションエラーを表示するには、タイムラインパネルでエクスプレッションのエラーを示す黄色の三角形のアイコンをクリックします。

ユーザーインターフェイスの機能改良

コンポジションおよび画像シーケンスのカラーアイコン

プロジェクトパネルとコンポジションパネルのコンポジションおよび画像シーケンスのアイコンが、単色ではなく複数カラーになりました。

ユーザーインターフェイスのハイライトの明るさの環境設定

 

環境設定アピアランスに、インタラクティブコントロールと焦点インジケーターの明るさを調整できる新しい「ハイライトカラー」セクションが表示されるようになりました。

環境設定ダイアログの背後のユーザーインターフェイスに反映されたスライダー値への変更を確認できます。

 

パネルグループの機能改良

 

パネルグループの動作に関していくつかの点が変更されました。

  • パネルが 1 つだけの場合はタブウェルが表示されない -  パネルグループにパネルが 1 つしかない場合、タブウェルが表示されなくなりました。引き続き、パネルをタブ行にドラッグしてパネルグループをドッキングすることはできます。
  • スクロールバーからメニューへの変更 - パネルグループの幅に収まりきらない数のパネルタブがある場合、スクロールバーの代わりに、タブの右側にメニュー(>>)が表示されるようになりました。タブウェルからタブを選択することはできます。
  • 「パネルグループの設定」サブメニュー - パネルメニューの「パネルグループ」コマンドが「パネルグループの設定」サブメニューに移動されました。
    • パネルグループを閉じる
    • パネルグループのロックを解除
    • パネルグループを最大化
  • グループ内の他のパネルを閉じる:パネルメニューに、同じグループ内の他のパネルを閉じるための新しいコマンドが追加されました。

 


Maxon Cineware 2.0.16 プラグイン

After Effects CC 2015 での機能改良 | 2015 年 6 月

After Effects 用の Cineware 2.0.16 には、次の機能改良が含まれます。

  • CINEMA 4D レイヤーが自動的に同期されない - マルチパスレイヤーの追加を含めて、コンポジションで CINEMA 4D シーンレイヤーの複数のインスタンスを追加する場合、Cinewareが CINEMA 4D レイヤーと自動的に同期されることはなくなりました。エフェクトコントロールパネルの上部に、「AE レイヤーを同期」という名前に変更されたオン/オフを切り替えるチェックボックスが表示されます。この環境設定が有効になっている場合、以前と同様にレイヤーのすべてのインスタンスのレンダリング設定とカメラのオプションが自動的に同期されますが、CINEMA 4D レイヤーを単独で設定できるようになりました。特定の CINEMA 4D シーンレイヤーに対してこのチェックボックスが無効になっている場合、そのレイヤーの設定がコンポジション内の残りのレイヤーと同期化されません。
  • 更新された CINEMA 4D レイヤーダイアログのウィンドウ - 「ノンレイヤー項目」が「レイヤーにない項目」に変更されました。この設定をオフにすると、CINEMA 4D レイヤーに関連付けられていないすべてのオブジェクトがオフになります。
  • サイズ変更ダイアログのウィンドウ - CINEMA 4D レイヤーと Cineware 設定のダイアログが更新され、必要に応じてサイズを変更できるようになりました。

その他の更新

「メモリ&マルチプロセッサー」環境設定の削除

After Effects CC 2015 では新しいスレッドアーキテクチャが導入されたので、「メモリ&マルチプロセッサー」環境設定が削除されました。以前は「メモリ&マルチプロセッサー」という名前だった環境設定が「メモリ」に変更されました。

コンポジションワークエリアをバックグラウンドでキャッシュコマンドは、マルチプロセッサー機能を利用していました。この機能は削除されました。

 

  • Brainstorm は After Effects CC 2015 では削除されました。After Effects CC 2014 およびそれ以前のバージョンやリリースでは、引き続き Brainstorm を使用できます。
    After Effects における Brainstorm の使用について詳しくは、「Brainstorm を使用した設定の実験と調査」の記事を参照してください。
  • RED Camera Raw (.r3d)ファイルのデコーディングが最新の RED SDK で更新されました。新機能には、Dragon Enhanced Blacks、REDcolor4 および DRAGONcolor 2 が含まれます。

 


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