Adobe After Effects CC 2017 リリース
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After Effects CC の 2017 リリース(2017 年 4 月)には、革新的な新機能が数多く組み込まれています。

このリリースでは、モーショングラフィックスのカスタムコントロールを作成して、Creative Cloud ライブラリ統合を使用してモーショングラフィックステンプレートとして共有できます。また、新しい Lumetri スコープパネルを使用して、ブロードキャスト標準を満たすプロレベルの品質のカラー補正ビデオを作成できます。「カメラぶれ除去」エフェクトを使用して、モーションブラーが原因で使用できないフッテージを修復できます。

また、このリリースには、その他の魅力的な機能が含まれています。

  • テキストサポートの拡張:右から左およびインドの文字体系
  • 高フレームレートのフッテージのサポート
  • 他のレイヤーのマスクとエフェクトを含むエフェクト
  • GPU アクセラレーション対応エフェクトの追加
  • チームプロジェクトの Dynamic Link
  • 拡張された平面フォルダー構造

その他...

After Effects CC の以前のリリースで導入された機能の概要については、機能の概要 | After Effects CC 2017.0.1 を参照してください。


エッセンシャルグラフィックスパネル

 このリリースの After Effects CC 2017 の新機能 | 2017 年 4 月

After Effects の新しいエッセンシャルグラフィックスパネルには、コンポジションのコントロールを作成してモーショングラフィックステンプレートとして共有するための新しいツールがあります。モーショングラフィックステンプレートは、Creative Cloud ライブラリで共有することも、ローカルファイルとして共有することもできます。

エッセンシャルグラフィックスパネルワークフロー
エッセンシャルグラフィックスパネルワークフロー

モーショングラフィックステンプレート

 このリリースの After Effects CC 2017 の新機能 | 2017 年 4 月

After Effects を使用すると、グラフィックススペシャリストは、After Effects コンポジションをモーショングラフィックステンプレートとしてまとめることができます。テンプレートに追加するコントロールを選択し、Creative Cloud ライブラリを通してまたはローカルファイルとしてチームと共有します。モーショングラフィックステンプレートには、エッセンシャルグラフィックスパネルで作成したコントロールが含まれます。グラフィックススペシャリストは、頻繁に使用するコントロールをこれらのテンプレートに追加して、グラフィックスを作成するベースとして使用できます。テンプレートには、Premiere Pro のエッセンシャルグラフィックスパネルからアクセスできます。ビデオ編集者は、こうしたテンプレートを使用し、Premiere Pro でインタラクティブなムービーグラフィックスを作成できます。

Lumetri スコープパネル

 このリリースの After Effects CC 2017 の新機能 | 2017 年 4 月

放送規定に適合したビデオプログラムの出力や、カラー補正などの美的な調整ができるよう、After Effects に Lumetri スコープパネルが追加されました。Lumetri スコープパネルには、ベクトルスコープ、ヒストグラム、パレード、波形の 4 種類のスコープが含まれています。 

After Effects の Lumetri スコープパネルのワークフローは、Premiere Pro の Lumetri スコープと同じです。

Lumetri スコープパネルのワークフロー
Lumetri スコープパネルのワークフロー

詳しくは、Lumetri スコープパネルを参照してください。

「カメラぶれ除去」エフェクト

 このリリースの After Effects CC 2017 の新機能 | 2017 年 4 月

手ぶれしたフッテージを編集者が編集テーブルで処理しなければならないのはよくあることで、ほとんどのビデオグラファーにはシーンを再撮影する余裕もリソースもありません。意図しないモーションブラーは、カメラの手ぶれにより発生します。

とはいえ、フッテージをスタビライズしても、モーションブラーなどのノイズが残る可能性があります。新しい「カメラぶれ除去」エフェクトはこうしたノイズを低減し、オプティカルフローテクノロジーを使用してショットのぼやけを修正します。

カメラぶれ除去のワークフロー
カメラぶれ除去のワークフロー

詳しくは、「カメラぶれ除去」エフェクトを参照してください。

テキストサポートの拡張:右から左およびインドの文字体系

 このリリースの After Effects CC 2017 の新機能 | 2017 年 4 月

After Effects を使用して、アラビア語やヘブライ語などの右から左の文字体系およびヒンディー語などのインド言語の文字体系を入力したり編集したりできるようになりました。新しい書式設定でこうした文字体系を有効にできます。

詳しくは、テキストサポートの拡張を参照してください。

GPU アクセラレーション対応エフェクトの追加

 このリリースの After Effects CC 2017 の機能強化 | 2017 年 4 月

ドロップシャドウ、高速ボックスブラー(以前のブラー(ボックス))、フラクタルノイズ、グラデーション、レベル、レベル(個々の制御)、オフセットの各エフェクトは、GPU アクセラレーション対応です。

 このリリースの After Effects CC 2017 の機能強化 | 2017 年 4 月

After Effects CC 2017 の本リリースでは、チームプロジェクトで、Premiere Pro シーケンスと After Effects コンポジションの間の Dynamic Link がサポートされるようになりました。本リリースでは、スクリプティングの様々な変更もチームプロジェクトに導入されています。

高フレームレートのフッテージのサポート

 このリリースの After Effects CC 2017 の新機能 | 2017 年 4 月

このリリースの After Effects では、Apple iPhone や GoPro Hero カメラの 120fps および 240fps のフッテージといった、高フレームレートがサポートされています。コンポジションやフッテージの変換、その他の環境設定のフレームレートは、最高 999fps に設定できます。

詳しくは、高フレームレートのフッテージのサポートを参照してください。

他のレイヤーのマスクとエフェクトを含むエフェクト

 このリリースの After Effects CC 2017 の新機能 | 2017 年 4 月

このリリースの After Effects CC 2017 では、レイヤーをエフェクト入力として使用する場合、ソースマスクおよびエフェクトを含めることで、プロジェクト構造をシンプルにできます。つまり、ほとんどの場合、レイヤーをプリコンポーズする必要がありません。マット設定やディスプレイスメントマップなど、レイヤーを入力として使用するエフェクトは、レイヤーのソースのみではなく、入力レイヤーのマスクおよびエフェクトを対象にすることができるようになりました。

拡張された平面フォルダー構造

 このリリースの After Effects CC 2017 の新機能 | 2017 年 4 月

このリリースの After Effects CC 2017 では、より柔軟にプロジェクトを整理できます。
平面フォルダー名の変更、平面フォルダーの初期設定名の設定、平面フォルダーの他のフォルダーへのネスト、フォルダーの平面フォルダーとしての設定が可能です。

詳しくは、拡張された平面フォルダー構造を参照してください。

その他の機能および拡張

 このリリースの After Effects CC 2017 の新機能 | 2017 年 4 月

  • スクリプトメニューの新しいサブメニューとして、最近使用したスクリプトファイルが追加されました。最近実行したスクリプトが 10 個表示されます。
  • 値のスクラブ時に「マスクの拡張」および「マスクの境界のぼかし」の値を最大 32000 まで設定できるようになりました。「マスクの拡張」は、最小 -32000 まで設定できます。
  • After Effects からフォントインストーラーが削除されました。以前のバージョンの After Effects でインストールされていた同じフォント(Adobe Myriad Pro など)は、Creative Cloud サブスクリプションの一部として Adobe Typekit で引き続き使用できます。
  • エッセンシャルワークスペースは、初期設定に名前が変更されました。
  • Lumetri スコープパネルでの作業用のカラーワークスペースと、エッセンシャルグラフィックスパネルでの作業やモーショングラフィックステンプレートの作成用のエッセンシャルグラフィックスワークスペースが追加されました。
  • After Effects グラフィックスエンジンの複雑なスクリプトのサポートが強化され、10 のインド言語および 2 つの中東北アフリカ言語(アラビア語とヘブライ語)がサポートされるようになりました。
  • スクリプティングによりテキストの行送りにアクセスできるようになりました。スクリプトを使用して、テキストレイヤーの行送りプロパティの読み取りと書き込みが可能です。
  • Maxon CINEWARE プラグインがバージョン 3.1.22 に更新されました。

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