After Effects CC 2017 年 10 月リリース(15.0)および 2018 年 1 月リリース(15.0.1)

注意:

  Typekit は、Adobe Fonts に名前が変わりました。これは、Creative Cloud などのサブスクリプションに含まれています。さらに詳しく

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After Effects の 2017 年 10 月リリース(15.0)および 2018 年 1 月リリース(15.0.1)には、ビジュアルエフェクトアーティスト、映像編集者およびアニメーション制作者にとって魅力的な新機能が追加されています。新機能と機能強化の概要を次に示します。

After Effects CC の以前のリリースで導入された機能の概要については、機能の概要 | 以前のリリースを参照してください。


2018 年 1 月リリースの新機能

読み込みがサポートされるビデオ形式の追加

 2018 年 1 月リリースの新機能

After Effects で次のビデオ形式を読み込めるようになりました。

  • ARRI ALEXA Mini の MXF/ARRIRAW:ARRI ALEXA Mini カメラで撮影された MXF/ARRIRAW 形式(MXF コンテナファイルの ARRIRAW コーデック)のフッテージを After Effects に読み込むことができます。
  • HEVC(H.265)QuickTime:iOS 11 搭載の iPhone や iPad で撮影されたフッテージなど、QuickTime 形式(.mov)の HEVC コーデックのフッテージを After Effects に読み込むことができます。

可変フレームレートフッテージのオーディオ同期の強化

 2018 年 1 月リリースの新機能

After Effects では、携帯電話で撮影されたビデオなど、可変フレームレートで録画されたフッテージを再生したり書き出したりする際にオーディオ同期が保持されます。

ビデオとオーディオのフレームレートの間に大きな差がある場合、オーディオ同期の保持によって、可変フレームレートのフッテージが滑らかに再生されなくなる可能性がありました。再生を滑らかにしたい場合、次の手順に従って、オーディオ同期が保持されるかどうかを選択できます。

  • プロジェクトパネルでフッテージを選択します。
  • ファイル/フッテージを変換/メインを選択します。
  • 詳細オプション」をクリックします。
  • ダイアログで、「可変フレームレートモード」を「オーディオ同期を保持」(初期設定)または「ビデオモーションを滑らかに」に設定します。
  • OK」をクリックします。

「可変フレームレートモード」オプションは、MPEG-4(.MP4)コンテナの可変フレームレートのフッテージでのみ使用できます。QuickTime(.mov)コンテナ内にある可変フレームレートの MPEG-4、H.264 または HEVC/H.265 フッテージを使用する場合、そのフッテージを MPEG ファイルとして読み込むことで、オーディオを同期できます。

  • 読み込みダイアログで、「有効」を「すべてのファイル」に設定し、「形式」を「MPEG」に設定します。
  • QuickTime ファイルを選択して、「読み込み」(Windows)または「開く」(macOS)をクリックします。

バグの修正

 2018 年 1 月リリースの新機能

このリリースでは、多くの問題が修正されています。詳しくは、After Effects CC 2018.0 (2018 年 1 月)リリースのバグ修正一覧を参照してください。

その他の機能強化

 2018 年 1 月リリースの新機能

  • VR 環境を作成およびキューブマップを抽出ツールは、中間キューブマップを 4:3 形式ではなく 3:2 形式で生成することで、GPU メモリ使用量を削減します。「エッジブレンディングを使用」オプションが有効な場合、メモリの最適化は使用できません。
  •  カラーマネジメントを有効にしている場合、After Effects は、sRGB IEC61966-2.1 カラープロファイルを割り当てます。これは、フッテージにカラープロファイルが埋め込まれていない場合に、JPEG、PNG、PSD、TIFF および他の静止画形式のフッテージに適用されます。
  • エッセンシャルグラフィックスパネルの「ポスターフレームを設定」ボタンの名前が「ポスター時間を設定」に変更されました。このボタンを使用して、ポスターフレームをレンダリングするコンポジションの時間を設定できます。ポスターフレームは、モーショングラフィックステンプレートを書き出す際にレンダリングされます。

2017 年 10 月リリースの新機能

After Effects CC (2017 年 10 月)の新機能

After Effects CC (2017 年 10 月)の新機能

データ駆動型アニメーション

 2017 年 10 月リリースの新機能

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JSON データファイルを After Effects に読み込んで、アプリケーション内でインタラクティブアニメーションを動作させることができます。JSON ファイル形式は柔軟な構造を持ち、選挙統計情報、調査結果、天気予報などのデータベースを容易に表す静的データを含むことができます。フィットネストラッカー、遠隔計測、モーションキャプチャなどのデータソースから取得した時間ベースのサンプリングデータを表す MGJSON を作成し、読み込むことができます。これらのデータファイルを After Effects 内でフッテージとして使用して、アニメーション、円グラフ、スライダーなどを作成したり、高画質なモーショングラフィックスを作成したりできます。


詳しくは、データ駆動型アニメーションを参照してください。

データ駆動型アニメーション
データ駆動型アニメーション

ビジュアルキーボードショートカットエディター

 2017 年 10 月リリースの新機能

新しいビジュアルキーボードショートカットエディターで、キーボードを使用した編集作業の方法が変わります。それぞれの要件に応じてキーにショートカットを割り当て、キーボードを使用した編集プロセスをシンプル化できます。

詳しくは、ビジュアルキーボードショートカットエディターを参照してください。

視覚的なキーボードショートカット
視覚的なキーボードショートカット

エクスプレッションによるマスク、シェイプおよびブラシストロークのパスポイントへのアクセス

 2017 年 10 月リリースの新機能

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エクスプレッションを使用して、レイヤーマスク、ベジェシェイプ、ペイント、ロトブラシおよびエッジを調整エフェクトのブラシストロークのパスポイントや頂点の x および y 座標を読み取ったり書き込んだりできるようになりました。


パスからヌルを作成パネル

 2017 年 10 月リリースの新機能

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パスからヌルを作成パネルにより、自分でエクスプレッションを記述しなくてもエクスプレッション駆動型アニメーションを作成できます。このパネルでは、パスおよびシェイプポイントごとにヌルを作成します。このスクリプトは、エクスプレッションによるパスポイントへのアクセスを使用してこれらのヌルのリンク処理を自動化し、インタラクティブアニメーションを作成します。


詳しくは、パスからヌルを作成パネルを参照してください。

パスからヌルを作成パネルでヌルをアニメート
パスからヌルを作成パネルでヌルをアニメート

360 度/VR トランジション、エフェクト、タイトル

 2017 年 10 月リリースの新機能

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After Effects には、360 度/VR 用の最先端の編集ツールが用意されています。没入型ビデオのエクスペリエンスを向上させる高品質の VR プロダクション、エフェクト、タイトル、シームレスな切り替えを作成できます。


360 度/VR のサポート
360 度/VR のサポート

パフォーマンスの向上

 2017 年 10 月リリースの新機能

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After Effects では、次のエフェクトが GPU アクセラレーションに対応するようになりました。

  • レイヤー変形(位置、回転、不透明度など)
  • レイヤーのモーションブラー
  • バイキュービックサンプリング
  • トランスフォームエフェクト
  • ブラー(方向)エフェクト
  • 没入型ビデオ VR エフェクト
  • Premiere Pro の Mercury GPU 高速処理 API を使用しているサードパーティ製エフェクト

After Effects のパフォーマンスの向上

After Effects のパフォーマンスの向上

モーショングラフィックステンプレートの強化

2017 年 10 月リリースの新機能

Premiere Pro では、After Effects から書き出されたほとんどのモーショングラフィックステンプレートをレンダリングするのに、After Effects を同じコンピューターにインストールする必要はありません。ただし、After Effects がインストールされていない環境でレンダリングをおこなうには特定の要件があります。テンプレートが要件を満たしているかどうかは、書き出し時に確認できます。

モーショングラフィックステンプレートでは、スクリプトによるアクセスが可能になりました。

詳しくは、モーショングラフィックステンプレートを参照してください。

チームプロジェクト 1.0 のサポート

 2017 年 10 月リリースの新機能

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チームプロジェクト 1.0 のサポートには、自動保存機能など、様々な機能強化が含まれています。

自動保存の機能強化点:

  • チームプロジェクトでプロジェクトの自動保存バージョンを参照できるようになりました。
  • 自動保存された以前のバージョンをチームプロジェクトの現在のバージョンに変更できます。
  • 自動保存バージョンからチームプロジェクトを作成できます。

その他の機能強化点:

  • After Effects のチームプロジェクトに同期ステータスが含まれるようになりました。
  • ツールバーから共同作業者バッジを割り当てられるようになりました。

詳しくは、チームプロジェクト新機能の概要を参照してください。


Maxon CINEMA 4D レンダラーおよび CINEWARE レンダリングエンジンの更新

 2017 年 10 月リリースの新機能

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Maxon CINEMA 4D Lite(After Effects に付属)がバージョン R19 に更新されました。変更点は次のとおりです。

Viewport OpenGL の機能強化、BodyPaint 3D でのペイントへの OpenGL の利用、アップデートされたスプラインツール、ライブリンク、Take System、パララックスエフェクト、頂点カラータグのサポート、Alembic 1.6.1 および FBX 2017.1 ファイルの読み込み。


詳しくは、Cinema 4D と Cineware を参照してください。

Maxon CINEMA 4D Lite R19

 2017 年 10 月リリースの新機能

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Maxon CINEMA 4D レンダラーと CINEWARE プラグインで使用されているレンダリングエンジンがバージョン R19 に更新されました。


テキスト入力の機能強化

 2017 年 10 月リリースの新機能

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テキスト入力の新しい機能強化により、テキストレイヤーに効率よくテキストを入力できます。テキストの機能強化点を次に示します。

  • テキストの方向(右から左と左から右)の切り替え
  • フォントの合字とヒンディー数字のサポート
  • 新しい文字と段落のオプションをサポートする簡略化されたテキストエンジンオプション

詳しくは、テキストレイヤーの作成と編集を参照してください。

フォントメニューの強化(フォントプレビューなど)

 2017 年 10 月リリースの新機能

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文字パネルのフォントメニューにフォントのプレビュー機能が追加されました。プレビュー機能と共に、新しいフォントメニューでは次も可能になりました。

  • フォントのお気に入り設定とお気に入りフォントのみ表示
  • Typekit からダウンロードしたフォントのみ表示
  • フォントファミリーのスタイル(例えば Regular、Italic、Bold、Light、Oblique など)の選択

詳しくは、フォントメニューを参照してください。

新しいスタートエクスペリエンス

 2017 年 10 月リリースの新機能

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After Effects では、新しいスタートエクスペリエンスにより、最初のプロジェクトに着手しやすくなりました。新しいスタート画面により、プロジェクトの設定プロセスが手早く進むので、アニメーション作成をすぐに始めることができます。コンポジションパネルに、コンポジション作成用ボタン、またはフッテージからのコンポジション作成用ボタンが表示されるようになりました。いずれかのボタンを直接クリックして、その作業を始めることができます。

フッテージファイルの読み込みダイアログには、新しい「コンポジションを作成」オプションがあり、これを選択すると、読み込んだフッテージが新しいコンポジションに自動的に追加されます。


新しいスタートエクスペリエンス
新しいスタートエクスペリエンス

その他の機能強化

 2017 年 10 月リリースの新機能

  • After Effects UI では、新しい Adobe Clean フォントを使用しています。
  • After Effects では、シャイレイヤー(シャイスイッチが有効なレイヤー)を簡単に識別できます。「シャイレイヤーを隠す」オプションが有効な場合、シャイレイヤーは表示レイヤー間に太い線で表されます。
  • After Effects の Mercury Transmit ビデオプレビューでは、AJA Io 4K のような 10 bit 対応のプレビューハードウェアを使用している場合に、10 bit/チャンネルのカラー出力をサポートします。Windows では、コンピューターの GPU およびモニターが 10 bit の色深度に対応している場合、セカンダリモニターを使用して 10 bit カラープレビューをおこなうこともできます。
  • 一般メニューの「プロジェクトを開くときに起動画面を表示」オプションが削除されました。
  • ARRI、RED または Sony のカメラからのビデオフッテージは、Premiere Pro CC の最新バージョンでやり取りすると、カスタムソース設定を再度保持します。
  • Character Animator CC が自動的にインストールされなくなりました。Character Animator は、他のデスクトップアプリケーションと一緒に Creative Cloud デスクトップアプリケーションからインストールできます。

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