Premiere Pro のエフェクトコントロールパネルとタイムラインでトランジションを変更およびカスタマイズする方法について学習します。

エフェクトコントロールパネルでのトランジションの表示

エフェクトコントロールパネルを使用して、シーケンスに配置したトランジションの設定を変更できます。設定はトランジションごとに異なります。エフェクトコントロールパネルで、連続したクリップとトランジションは A ロール/B ロール形式で表示されます。

エフェクトコントロールパネルのトランジション
エフェクトコントロールパネルのタイムライン

A. トランジションを再生ボタン B. トランジションのプレビュー C. 境界セレクター D. クリップのプレビュー E. 開始/終了スライダー F. クリップ A(最初のクリップ) G. トランジション H. クリップ B(2 番目のクリップ) I. 時間インジケーター 
  • エフェクトコントロールパネルでトランジション設定を表示するには、タイムラインパネルのトランジションをクリックします。
  • エフェクトコントロールパネルでタイムラインルーラーを表示または非表示にするには、タイムラインビューの表示/非表示ボタン をクリックします。必要に応じて、パネルの表示幅を広げて、このボタンが表示されてアクティブになるようにします。
  • エフェクトコントロールパネルでトランジションを再生するには、トランジションを再生ボタンをクリックします。この場合のトランジションのプレビューは、プログラムモニターには表示されません。
  • エフェクトコントロールパネルに実際のクリップのフレームを表示するには、「実際のソース表示」をオンにします。
  • トランジションの特定のフレームを表示するには、トランジションを再生ボタンをクリックして、エフェクトコントロールパネルのタイムラインルーラーで表示するフレームまで時間インジケーターを移動させます

注意:

トランジションではキーフレームは使用できません。エフェクトコントロールパネルのタイムラインビューは、トランジションの配置とデュレーションの調整に使用します。 

Adobe Web サイトの記事「Using Effects as Transitions in Adobe Premiere Pro」の中で、Kevin Monahan が、エフェクトに基づいて新しいトランジションを作成する方法を紹介しています。こちらのブログ投稿を参照してください。

トランジションの配置の調整

タイムラインパネルまたはエフェクトコントロールパネルで、2 つのクリップ間に適用したトランジションの配置を変更できます。トランジションは、カットを中心に配置する必要はありません。また、厳密にカットに揃えて配置する必要もありません。必要に応じてカット上でトランジションをドラッグして配置を調整できます。

注意:

両側トランジションを片側トランジションに変更することはできません。両側トランジションをクリップの最初または最後に配置し直す場合は、隣接するクリップの予備フレームが使用されます。

タイムラインパネルでのトランジションの配置

  1. タイムラインパネルで、トランジションが見やすいようにズームインします。
  2. カット上でトランジションをドラッグして移動します。
    タイムラインでトランジションをドラッグして移動
    タイムラインパネルでトランジションをドラッグして移動

エフェクトコントロールパネルでのトランジションの配置

  1. タイムラインでトランジションをダブルクリックして、エフェクトコントロールパネルを開きます。
  2. エフェクトコントロールパネルにタイムラインルーラーが表示されていない場合は、エフェクトコントロールパネルのタイムラインビューの表示/非表示ボタン をクリックします。必要に応じて、パネルの表示幅を広げて、このボタンが表示されてアクティブになるようにします。
  3. エフェクトコントロールパネルのタイムラインルーラーで、カーソルをトランジションの中央に移動し、カーソルがトランジションのスライドアイコン に変わったら、必要に応じてトランジションをドラッグします。微調整を行うには、タイムラインルーラーを拡大します。
    • カットラインの中央にトランジションを配置するには、エフェクトコントロールパネルで、トランジションをダブルクリックして、クリップ A と B の中央を選択します。

    • トランジション全体を編集ポイントよりも前のクリップ部分に配置するには、トランジションを左にドラッグして、トランジションの最後を編集ポイントに揃えます。または、エフェクトコントロールパネルで、トランジションをダブルクリックして、クリップ A の最後を基準を選択します。

    • トランジション全体を編集ポイントよりも後ろのクリップ部分に配置するには、トランジションを右にドラッグして、トランジションの先頭を編集ポイントに揃えます。または、エフェクトコントロールパネルで、トランジションをダブルクリックして、クリップ B の先頭を基準を選択します。

    • トランジションを左また右に少しドラッグして、任意の位置に配置することもできます。微調整を行うには、タイムラインルーラーをズームインします。

    エフェクトコントロールパネルのタイムラインルーラーでのトランジションのドラッグ
    エフェクトコントロールパネルのタイムラインルーラーでのトランジションのドラッグ

    注意:

    エフェクトコントロールパネルの配置メニューからオプションを選択することもできます。開始位置指定オプションは、トランジションをカット上の独自の位置にドラッグした場合にのみ、「配置」フィールドに表示されます。 

カットとトランジションの同時移動

エフェクトコントロールパネルで、カットの位置を調整できます。カットラインを移動すると、クリップのインポイントとアウトポイントが変更されますが、ムービーの長さは変わりません。カットを移動すると、それにともなってトランジションも移動します。

注意:

クリップの最後よりも後ろにカットを移動することはできません。どちらのクリップにもカットラインに面してトリミングされたフレームが含まれていない場合は、カット位置を変更することはできません。

  1. タイムラインでトランジションをダブルクリックして、エフェクトコントロールパネルを開きます。
  2. エフェクトコントロールパネルにタイムラインルーラーが表示されていない場合は、エフェクトコントロールパネルのタイムラインビューの表示/非表示ボタン をクリックします。必要に応じて、パネルの表示幅を広げて、このボタンが表示されてアクティブになるようにします。
  3. エフェクトコントロールパネルのタイムラインルーラーで、トランジション上にカーソルを移動し、カットを表す細い垂直線に合わせます。カーソルがトランジションのスライドアイコン からリップル編集アイコン に変わります。
  4. 必要に応じてカットをドラッグします(クリップのいずれかの端を越える位置にカットを移動することはできません)。

トランジションのデュレーションの変更

タイムラインパネルまたはエフェクトコントロールパネルで、トランジションのデュレーションを編集できます。トランジションのデュレーションは、初期設定では 1 秒に設定されます。

トランジションのデュレーションを長くするには、一方または両方のクリップのトリミングされたフレームが、そのデュレーションの長さ以上必要です(クリップの予備フレームとトランジションを参照してください)。

タイムラインパネルでのトランジションのデュレーションの変更

  1. タイムラインパネルで、カーソルをトランジションの上に移動し、カーソルがインポイントアイコン  またはアウトポイントアイコン  に変わったら、横方向にドラッグします。

エフェクトコントロールパネルでのトランジションのデュレーションの変更

  1. タイムラインでトランジションをダブルクリックして、エフェクトコントロールパネルを開きます。
  2. 次のいずれかの操作を行います。
    • エフェクトコントロールパネルのタイムラインルーラーで、カーソルをトランジションの上に移動し、カーソルがインポイントアイコン またはアウトポイントアイコン に変わったら、横方向にドラッグします(エフェクトコントロールパネルにタイムラインルーラーが表示されていない場合は、エフェクトコントロールパネルのタイムラインビューの表示/非表示ボタン をクリックします。必要に応じて、パネルの表示幅を広げて、このボタンが表示され、アクティブになるようにします)。

    • デュレーションの値をドラッグするか、値を選択して新しい値を入力します。トランジションの長さがどのように変わるかは、現在選択している配置オプションによって決まります。

    クリップ A と B の中央または開始位置指定

    トランジションの開始点と終了点がそれぞれ同じ量だけ逆方向に移動します。

    クリップ B の先頭を基準

    トランジションの終了点だけが移動します。

    クリップ A の最後を基準

    トランジションの開始点だけが移動します。

トランジションの初期設定のデュレーションの指定

初期設定のトランジションのデュレーションを変更しても、新たに設定した値は、既に配置されているトランジションには影響を与えません。

  1. 編集/環境設定/一般を選択します。
  2. 「ビデオトランジションのデフォルトデュレーション」または「オーディオトランジションのデフォルトデュレーション」の値を変更し、「OK」をクリックします。

トランジションの中心の移動

アイリス(円形)などの一部のトランジションは、中心を基準に配置されます。中心を移動できるトランジションでは、エフェクトコントロールパネルの A プレビューエリアの小さい円をドラッグして中心を移動させることができます。

  1. タイムラインでトランジションをクリックして、エフェクトコントロールパネルを開きます。
  2. エフェクトコントロールパネルの A プレビューエリアで、小さい円をドラッグしてトランジションの中心を移動します(調整可能な中心点がないトランジションもあります)。
    トランジションの中心の移動
    初期設定の中心(左)と移動した中心(右)

トランジションの設定の変更

  1. タイムラインパネルで、トランジションをクリックして選択します。
  2. エフェクトコントロールパネルで、設定を調整します。

    境界セレクター

    トランジションの方向を変更します。変更するには、トランジションのサムネールにある境界セレクター矢印をクリックします。例えば、ドア(扉)トランジションは、上下左右の方向から選択することができます。方向が 1 つのトランジション、または方向が指定できないトランジションでは、境界セレクターは表示されません。

    開始/終了スライダー

    トランジションの開始点と終了点におけるトランジションの適用状況(完了した割合)を設定します。Shift キーを押しながらスライダーを移動すると、開始/終了スライダーが一緒に移動します。

    実際のソース表示

    クリップの開始フレームと終了フレームを表示します。

    境界の幅

    トランジションに表示される境界線の幅を調整します(オプション)。初期設定では、境界線は表示されないようになっています。境界線を持たないトランジションもあります。

    境界のカラー

    トランジションの境界線のカラーを指定します。色見本をクリックするか、スポイトツールを使用して色を選択します。

    反転

    トランジションを逆再生します。例えば、クロックワイプトランジションでは反時計回りに再生されます。

    アンチエイリアスの適用度

    トランジションの端の滑らかさを調整します。

    カスタム

    トランジションに固有な設定を変更します。ほとんどのトランジションにカスタム設定はありません。

チュートリアルで学習する

このビデオチュートリアルで、その他の方法でトランジションを長く、または短くすることについて学習してください。

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