マニュアル キャンセル

After Effects および Photoshop

  1. Adobe Premiere Pro ユーザーガイド
  2. ベータ版のリリース
    1. ベータ版プログラムの概要
    2. Premiere Pro ベータ版ホーム
    3. ベータ版機能
      1. 新しい Spectrum UI
      2. カラーマネジメントシステム
  3. はじめに
    1. Adobe Premiere Pro の概要
    2. Premiere Pro の新機能
    3. Premiere Pro の更新のベストプラクティス
    4. Premiere Pro のキーボードショートカット
    5. Premiere Pro のアクセシビリティ
    6. よくある質問
    7. リリースノート
  4. ハードウェアおよびオペレーティングシステムの要件
    1. 推奨ハードウェア
    2. 必要システム構成
    3. GPU および GPU ドライバーの要件
    4. GPU アクセラレーションレンダリングとハードウェアによるエンコード/デコード
  5. プロジェクトの作成
    1. 新規プロジェクトの作成
    2. プロジェクトを開く
    3. プロジェクトの移動または削除
    4. 複数の開いているプロジェクトの操作
    5. プロジェクトのショートカットの操作
    6. Premiere Pro プロジェクトの下位互換性
    7. Premiere Rush プロジェクトを Premiere Pro で開いて編集する
    8. ベストプラクティス:独自のプロジェクトテンプレートを作成する
  6. ワークスペースとワークフロー
    1. ワークスペース
    2. 読み込みと書き出しに関する FAQ
    3. パネルの操作
    4. Windows タッチおよびジェスチャーによる操作
    5. デュアルモニターセットアップでの Premiere Pro の使用
  7. Frame.io
    1. Frame.io のインストールとアクティベート
    2. Premiere Pro および After Effects での Frame.io の使用
    3. Adobe Workfront と Frame.io の統合
    4. Frame.io でレビュー用に共有
    5. プロジェクトを共同編集する共同作業者の招待
    6. よくある質問
  8. メディアの読み込み
    1. 読み込み
      1. ファイルの転送
      2. 静止画の読み込み
      3. デジタルオーディオの読み込み
    2. Avid または Final Cut からの読み込み
      1. Avid Media Composer からの AAF プロジェクトファイルの読み込み
      2. Final Cut Pro 7 および Final Cut Pro X からの XML プロジェクトファイルの読み込み
    3. ファイル形式
      1. サポートされているファイル形式
      2. Blackmagic RAW のサポート
    4. タイムコードの操作
  9. 編集
    1. ビデオの編集
    2. シーケンス
      1. シーケンスの作成と変更
      2. ソースモニターでのインポイントとアウトポイントの設定
      3. シーケンスにクリップを追加
      4. クリップの並べ替えと移動
      5. シーケンス内でのクリップの検索、選択およびグループ化
      6. シーケンスからクリップを削除
      7. シーケンス設定の変更
      8. ソースモニターに読み込まれたシーケンスからの編集
      9. シーケンスの簡易化
      10. シーケンスのレンダリングとプレビュー
      11. マーカーの操作
      12. クリップにマーカーを追加
      13. エフェクトコントロールパネルでのマーカーの作成
      14. デフォルトのマーカーカラーの設定
      15. マーカーの検索、移動および削除
      16. 色によるマーカーの表示または非表示
      17. マーカーコメントの表示
      18. シーケンスマーカーのコピーとペースト
      19. After Effects とのマーカーの共有
      20. ソースのパッチ適用とトラックのターゲティング
      21. シーン編集の検出
    3. クリップのカットとトリミング
      1. クリップの分割またはカット
      2. クリップのトリミング
      3. トリミングモードでの編集
      4. J カットと L カットの実行
      5. クリップの作成と再生
      6. トリミングと再生の環境設定の調整
    4. ビデオ
      1. クリップの統合によるオーディオとビデオの同期
      2. メディアをレンダリングして置き換え
      3. 取り消し、履歴、イベント
      4. フレームの固定と保持
      5. 縦横比の操作
    5. オーディオ
      1. Premiere Pro のオーディオの概要
      2. ソースモニターでのオーディオクリップの編集
      3. オーディオトラックミキサー
      4. ボリュームレベルの調整
      5. エッセンシャルサウンドパネルを使用したオーディオの編集、修復および向上
      6. スピーチを強調
      7. スピーチを強調に関する FAQ
      8. オーディオカテゴリのタグ付け
      9. 自動ダッキングオーディオ
      10. リミックスオーディオ
      11. オーディオクリップミキサーを使用したクリップボリュームおよびパンのモニタリング
      12. オーディオバランスとパンについて
      13. 高度なオーディオ - サブミックス、ダウンミキシング、およびルーティング
      14. オーディオエフェクトおよびトランジション
      15. オーディオトランジションの操作
      16. オーディオへのエフェクトの適用
      17. ラウドネスレーダーエフェクトを使用したオーディオの測定
      18. オーディオミックスの録音
      19. タイムラインでのオーディオの編集
      20. Premiere Pro でのオーディオチャンネルのマッピング
      21. Premiere Pro で Adobe Stock オーディオを使用する
    6. 文字起こしベースの編集
      1. 文字起こしベースの編集
      2. 文字起こしベースの編集に関する FAQ
    7. 高度な編集
      1. マルチカメラ編集ワークフロー
      2. VR の編集
    8. ベストプラクティス
      1. ベストプラクティス:オーディオミックスの高速化
      2. ベストプラクティス:効率的な編集
      3. 長編映画の編集ワークフロー
  10. ビデオエフェクトとトランジション
    1. ビデオエフェクトとトランジションの概要
    2. エフェクト
      1. Premiere Pro のエフェクトの種類
      2. エフェクトの適用と削除
      3. FX バッジの使用
      4. エフェクトプリセット
      5. Premiere Pro のメタデータエフェクト
      6. 様々なソーシャルメディアチャンネル用にビデオを自動的にリフレーム
      7. カラー補正エフェクト
      8. エフェクトマネージャー
      9. クリップのデュレーションと速度を変更する
      10. 調整レイヤー
      11. フッテージのスタビライズ
    3. トランジション
      1. Premiere Pro でのトランジションの適用
      2. トランジションの変更とカスタマイズ
      3. モーフカット
  11. タイトル、グラフィック、キャプション
    1. エッセンシャルグラフィックスパネルの概要
    2. グラフィックとタイトル
      1. タイトルの作成
      2. リンクされたスタイルとトラックスタイル
      3. スタイルブラウザーの操作
    3. グラフィック
      1. シェイプの作成
      2. ペンツールによる描画
      3. オブジェクトの整列と分布
      4. テキストとシェイプの外観の変更
      5. グラデーションの適用
      6. グラフィックへレスポンシブデザイン機能の追加
      7. モーショングラフィックステンプレートのインストールと使用
      8. モーショングラフィックステンプレートでの画像またはビデオの置き換え
      9. データに基づくモーショングラフィックステンプレートの使用
    4. キャプション
      1. 音声テキスト化
      2. 文字起こし用言語パックのダウンロード
      3. キャプションの操作
      4. スペルチェックおよび検索と置換
      5. テキストの書き出し
      6. 音声テキスト変換に関する FAQ
    5. ベストプラクティス:グラフィックワークフローの高速化
    6. レガシータイトルの廃止に関する FAQ
    7. レガシータイトルからソースグラフィックへのアップグレード
  12. フォントと絵文字
    1. カラーフォント
    2. 絵文字
  13. アニメーションとキーフレーム
    1. キーフレームの追加、移動、設定
    2. エフェクトのアニメート
    3. モーションエフェクトを使用したクリップの編集およびアニメーション
    4. キーフレームのオートメーションの最適化
    5. キーフレームの移動とコピー
    6. エフェクトとキーフレームの表示および調整
  14. 合成
    1. 合成、アルファチャンネル、クリップの不透明度の調整
    2. マスクとトラッキング
    3. 描画モード
  15. カラー補正とグレーディング
    1. 概要:Premiere Pro のカラーワークフロー
    2. カラー設定
    3. 自動カラー補正
    4. Lumetri Look を使用したカラーでクリエイティブに
    5. RGB および色相/彩度カーブを使用したカラーの調整
    6. ショット間のカラーを修正および一致
    7. Lumetri カラーパネルでの HSL セカンダリコントロールの使用
    8. ビネットの作成
    9. Look と LUT
    10. Lumetri スコープ
    11. カラーマネジメントの表示
    12. タイムライントーンマッピング
    13. 放送用 HDR
    14. DirectX HDR サポートを有効にする
  16. メディアの書き出し
    1. ビデオの書き出し
    2. プリセットマネージャーの書き出し
    3. 書き出しのワークフローと概要
    4. クイック書き出し
    5. Web およびモバイルデバイス向けの書き出し
    6. 静止画像の書き出し
    7. 他のアプリケーション用のプロジェクトの書き出し
    8. Pro Tools で使用する OMF ファイルの書き出し
    9. Panasonic P2 形式への書き出し
    10. 書き出し設定
      1. 書き出し設定のリファレンス
      2. 基本ビデオ設定
      3. エンコード設定
    11. ベストプラクティス:書き出しの高速化
  17. 共同編集
    1. Premiere Pro での共同作業
    2. 共同ビデオ編集の基本を学ぶ
    3. チームプロジェクトの作成
    4. Team Projects でのメディアの追加と管理
    5. 共同作業者の招待と管理
    6. 変更点の共同作業者との共有および管理
    7. Team Projects の自動保存結果とバージョンの表示
    8. チームプロジェクトの管理
    9. リンクされているチームプロジェクト
    10. よくある質問
  18. 長編とエピソードのワークフロー
    1. 長編とエピソードのワークフローガイド
    2. プロダクションの使用
    3. プロダクション内のプロジェクト間でクリップがどのように動作するかを説明します
    4. ベストプラクティス:プロダクションの操作
  19. 他のアドビアプリケーションの操作
    1. After Effects および Photoshop
    2. Dynamic Link
    3. Audition
    4. Prelude
  20. アセットの整理と管理
    1. プロジェクトパネルでの操作
    2. プロジェクトパネルでのアセットの整理
    3. アセットの再生
    4. アセットの検索
    5. Creative Cloud ライブラリ
    6. Premiere Pro の同期設定
    7. プロジェクトのコンソリデート、トランスコードおよびアーカイブ
    8. メタデータの管理
    9. ベストプラクティス
      1. ベストプラクティス:ブロードキャストでのプロダクションから学習する
      2. ベストプラクティス:ネイティブ形式で作業する
  21. パフォーマンスの向上とトラブルシューティング
    1. 環境設定の設定
    2. 環境設定のリセットおよび復元
    3. リカバリモード
    4. プロキシの使用
      1. プロキシの概要
      2. 取り込みとプロキシのワークフロー
    5. システムが Premiere Pro と互換性があるかどうかの確認
    6. Apple シリコン用 Premiere Pro
    7. ちらつき削除
    8. インターレースとフィールドオーダー
    9. スマートレンダリング
    10. コントロールサーフェスのサポート
    11. ベストプラクティス:ネイティブ形式で作業する
    12. ナレッジベース
      1. 既知の問題
      2. 修正された問題
      3. Premiere Pro クラッシュの問題の修正
      4. Premiere Pro の更新後に設定を移行できない
      5. Premiere Pro または Premiere Rush での緑とピンクのビデオ
      6. Premiere Pro でメディアキャッシュを管理する方法
      7. レンダリングまたは書き出し時のエラーの修正
      8. Premiere Pro の再生とパフォーマンスに関する問題のトラブルシューティング
  22. 拡張機能とプラグイン
    1. Premiere Pro でのプラグインと拡張機能のインストール
    2. サードパーティのデベロッパーの最新のプラグイン
  23. ビデオとオーディオのストリーミング
    1. Secure Reliable Transport(SRT)
  24. アセットとオフラインメディアの監視
    1. アセットのモニタリング
      1. ソースモニターとプログラムモニターの使用
      2. リファレンスモニターの使用
    2. オフラインメディア
      1. オフラインクリップの操作
      2. オフライン編集用のクリップの作成
      3. オフラインメディアの再リンク

After Effects および Photoshop などの様々なアドビのアプリケーションを使用して、Premiere Pro でのポストプロダクション編集を最大限に活用してください。

様々なアドビのアプリケーションを使用して、Premiere Pro プロジェクトで使用されるアセットを拡張または変更できます。また、他のアプリケーションで開始したプロジェクトを Premiere Pro で編集することもできます。

元のアプリケーションでのクリップの編集

Premiere Pro の「オリジナルを編集」コマンドは、ファイルの種類に関連付けられているアプリケーションでクリップを開きます。関連するアプリケーションでクリップを編集できます。Premiere Pro はファイルを置き換えることなく、変更内容を自動的に現在のプロジェクトに組み込みます。同様に、Adobe After Effects など、ほかのアプリケーションに配置した Premiere Pro シーケンスを、ホスト製品の「オリジナルを編集」コマンドで開くことができます。

  1. プロジェクトパネルまたはタイムラインパネルでクリップを選択します。
  2. 編集/オリジナルを編集を選択します。
    注意:

    「オリジナルを編集」コマンドに必要なデータとともに、Premiere Pro からムービーを書き出すことができます。メディアを書き出し設定ダイアログボックスで、埋め込みオプションメニューから「プロジェクト」を選択します。

After Effects と Premiere Pro の間でのコピー

  • After Effects のタイムラインパネルから、オーディオまたは平面を含むビデオフッテージのアイテムを基にしたレイヤーをコピーして、Adobe Premiere Pro のタイムラインパネルにペーストできます。

  • Adobe Premiere Pro のタイムラインパネルから、アセット(トラック内のアイテム)をコピーして、After Effects のタイムラインパネルにペーストできます。

  • After EffectsAdobe Premiere Pro のどちらからでも、もう一方のプロジェクトパネルにフッテージアイテムをコピー&ペーストすることができます。

    注意:ただし、After Effects のプロジェクトパネルから Adobe Premiere Pro のタイムラインパネルにフッテージアイテムをペーストすることはできません。

Adobe Premiere Pro のプロジェクトからすべてのクリップまたは単一のシーケンスを操作する場合は、「読み込み」コマンドを使用してプロジェクトを After Effects に読み込みます。

注意:

Adobe Dynamic Link を使用すると、レンダリングせずに、After Effects の新規または既存のコンポジションと Adobe Premiere Pro との間にダイナミックリンクを作成できます。詳しくは、Adobe Dynamic Link を参照してください。

After Effects から Adobe Premiere Pro へのコピー

After Effects のコンポジションからフッテージアイテムを基にしたレイヤーをコピーして、Adobe Premiere Pro のシーケンスにペーストできます。Adobe Premiere Pro では、これらのレイヤーはシーケンス内のクリップに変換され、ソースフッテージがプロジェクトパネルにコピーされます。レイヤーに Adobe Premiere Pro でも使用されているエフェクトが含まれている場合、Adobe Premiere Pro はエフェクトとそのすべての設定およびキーフレームを継承します。

ネスト化されたコンポジション、Photoshop レイヤー、平面レイヤーおよびオーディオレイヤーをコピーすることもできます。Adobe Premiere Pro では、ネスト化されたコンポジションはネストされたシーケンスに、平面レイヤーはカラーマットに変換されます。シェイプ、テキスト、カメラ、ライトまたは調整レイヤーを Adobe Premiere Pro にコピーすることはできません。

  1. Adobe Premiere Pro を起動します(After Effects でレイヤーをコピーする前に Adobe Premiere Pro を起動する必要があります)。

  2. After Effects のタイムラインパネルでレイヤー(複数可)を選択します。
    注意:

    複数のレイヤーを選択し、レイヤーが After Effects で重ならない場合、レイヤーは Adobe Premiere Pro の同じトラックに配置されます。一方、After Effects でレイヤーが重なっている場合、レイヤーを選択した順序に従って Adobe Premiere Pro のトラックに配置されます。各レイヤーは別々のトラックに配置され、最後に選択したレイヤーがトラック 1 に表示されます。例えば、レイヤーを上から下に選択すると、Adobe Premiere Pro ではレイヤーが逆の順序で表示され、一番下のレイヤーが上に表示されます。

  3. 編集/コピーを選択します。
  4. Adobe Premiere Pro のタイムラインパネルでシーケンスを開きます。
  5. 現在の時間インジケーターを目的の位置に移動し、編集/ペースト、または編集/インサートペーストを選択します。

Premiere Pro へのペーストの結果

Adobe Premiere Pro のシーケンスにレイヤーをペーストする場合、コピーされたレイヤーに含まれるキーフレーム、エフェクトおよびその他のプロパティは、次のように変換されます。

After Effects のアイテム

Adobe Premiere Pro で変換されたアイテム

注意

オーディオレベルプロパティ

チャンネルボリュームフィルター

描画モード

Adobe Premiere Pro でサポートされる描画モードに変換

エフェクトプロパティとキーフレーム

エフェクトプロパティとキーフレーム(エフェクトが Adobe Premiere Pro にも存在する場合)

Adobe Premiere Pro ではサポートされていないエフェクトを、オフラインとしてエフェクトコントロールパネルに一覧表示します。After Effects のエフェクト名と Adobe Premiere Pro のエフェクト名が同じ場合がありますが、実際には異なるエフェクトなので、これらは変換されません。

エクスプレッション

変換されません

レイヤーマーカー

クリップマーカー

マスクとマット

変換されません

ステレオミキサーエフェクト

チャンネルボリュームフィルター

タイムリマッププロパティ

タイムリマップエフェクト

時間伸縮プロパティ

速度プロパティ

速度と時間伸縮は反比例します。例えば、After Effects での 200%の伸縮は Adobe Premiere Pro では 50%の速度に変換されます。

トランスフォームプロパティの値とキーフレーム

モーションまたは不透明度の値とキーフレーム

ベジェ、自動ベジェ、連続ベジェまたは停止などのキーフレームの種類は保持されます。

R3D ソースファイル用のソース設定

R3D ソースファイル用のソース設定

Adobe Premiere Pro から After Effects へのコピー

Adobe Premiere Pro のシーケンスからビデオまたはオーディオアセットをコピーして、After Effects のコンポジションにペーストできます。After Effects ではアセットがレイヤーに変換され、ソースフッテージのアイテムがプロジェクトパネルにコピーされます。アセットに After Effects でも使用されているエフェクトが含まれている場合、After Effects はエフェクトとそのすべての設定およびキーフレームを変換します。

カラーマット、静止画像、ネストされたシーケンスおよびオフラインファイルもコピーできます。After Effects では、カラーマットは平面レイヤーに、ネストされたシーケンスはネスト化したコンポジションに変換されます。Photoshop の静止画を After Effects にコピーした場合、After Effects では Photoshop のレイヤー情報が保持されます。After EffectsAdobe Premiere Pro のタイトルをペーストすることはできませんが、Adobe Premiere Pro のタイトルから属性を含むテキストを After Effects にペーストすることはできます。

  1. Adobe Premiere Pro のタイムラインパネルでアセットを選択します。
  2. 編集/コピーを選択します。

  3. After Effects のタイムラインパネルでコンポジションを開きます。
  4. タイムラインパネルがアクティブになっている状態で、編集/ペーストを選択します。アセットがタイムラインパネルの最上層のレイヤーとして表示されます。

    注意:

    アセットを現在の時間インジケーターの位置にペーストするには、現在の時間インジケーターの位置を合わせ、Ctrl+Alt+V キー(Windows)または Command+Option+V キー(Mac OS)を押します。

After Effects でのペーストの結果

After Effects のコンポジションにアセットをペーストする場合、コピーされたアセットに含まれるキーフレーム、エフェクトおよびその他のプロパティは、次のように変換されます。

Adobe Premiere Pro のアセット

After Effects で変換されたアイテム

注意

オーディオトラック

オーディオレイヤー

5.1 サラウンドのオーディオトラック、または 16 bit を超えるオーディオトラックはサポートされていません。モノラルおよびステレオのオーディオトラックは 1 枚または 2 枚のレイヤーとして読み込まれます。

カラーバー&トーン

変換されません

描画モード

変換されます

クリップマーカー

レイヤーマーカー

カラーマット

平面レイヤー

クロップエフェクト

マスクレイヤー

フレームの保持

タイムリマッププロパティ

モーションまたは不透明度の値とキーフレーム

トランスフォームプロパティの値とキーフレーム

ベジェ、自動ベジェ、連続ベジェまたは停止などのキーフレームの種類は保持されます。

シーケンスマーカー

新規平面レイヤー上のマーカー

シーケンスマーカーをコピーするには、シーケンス自体をコピーするか、または Adobe Premiere Pro のプロジェクト全体をコンポジションとして読み込む必要があります。

速度プロパティ

時間伸縮プロパティ

速度と時間伸縮は反比例します。例えば、Adobe Premiere Pro での 50% の速度は After Effects では 200% の伸縮に変換されます。

タイムリマップエフェクト

タイムリマッププロパティ

タイトル

変換されません

カウントダウンマーク

変換されません

ビデオとオーディオのトランジション

不透明度キーフレーム(クロスディゾルブのみ)または平面レイヤー

ビデオエフェクトプロパティとキーフレーム

エフェクトプロパティとキーフレーム(エフェクトが After Effects にも存在する場合)

After Effects では、サポートされていないエフェクトはエフェクトコントロールパネルに表示されません。

ボリュームおよびチャンネルボリュームオーディオエフェクト

ステレオミキサーエフェクト

その他のオーディオエフェクトは変換されません。

R3D ソースファイル用のソース設定

R3D ソースファイル用のソース設定

注意:

Premiere Pro プロジェクトを After Effects に読み込む際は、Premiere Pro から After Effects にコピーする場合と同様の方法で機能の変換がおこなわれます。

Photoshop と Premiere Pro の操作

Photoshop を使用して静止画を作成した場合、その静止画を Premiere Pro で移動したり変更したりすることができます。画像全体や、任意のレイヤーをアニメーション化することも可能です。

また、ビデオの各フレームや画像シーケンスのファイルも Photoshop で編集できます。さらに、Photoshop の各種ツールを使用してビデオの編集やペイント作業を行う以外にも、フィルター、マスク、変形、レイヤースタイルおよび描画モードを適用することもできます。コピースタンプ、パターンスタンプ、修復ブラシまたはスポット修復ブラシを使用してペイントできます。パッチツールを使用してビデオフレームを編集することもできます。

Photoshop でコピースタンプツールを使用すると、ビデオレイヤーからフレームをサンプリングし、サンプリングしたソースを別のフレームにペイントできます。別のターゲットフレームに移動すると、最初にサンプリングしたフレームに合わせてソースフレームが変更されます。

編集作業が終わったら、ビデオを PSD ファイルとして保存したり、QuickTime ムービーまたは静止画シーケンスとしてレンダリングすることができます。編集されたビデオを Premiere Pro で再び読み込み、さらに編集を続けることも可能です。

Premiere Pro を使用してムービーを作成している場合、Photoshop を使用して、そのムービーを構成する個々のフレームを調整できます。Photoshop では、次のいずれかを実行できます。

  • 必要のない視覚的な要素を削除する。

  • 個々のフレームを描画する。

  • 高精度な選択ツールとマスキングツールを使用して、アニメーションや合成のためフレームを要素に分割します。

具体的なタスクでの優位性

Premiere Pro の長所は、ビデオ編集機能が豊富に用意されている点です。これらの機能を使用すると、Photoshop ファイルをビデオクリップ、オーディオクリップおよびほかのアセットと結合することができます。例えば、Photoshop ファイルをタイトル、グラフィックおよびマスクとして使用できます。

一方、Photoshop には、ペイントツール、描画ツールおよび画像中の各部の選択ツールなど、優れたツールがあります。Photoshop のクイック選択ツールやマグネット選択ツールにより、複雑なシェイプからマスクを簡単に作成することができます。Premiere Pro でマスクを手作業で描画するよりも、同じ作業を Photoshop で処理する方が効率的です。同様に、画像中のゴミを取り除くためペイントストロークを手作業で適用したい場合も、Photoshop のペイントツールの方が便利です。

Photoshop Extended のアニメーション機能およびビデオ機能には、キーフレームベースの簡単なアニメーションが用意されています。ただし、Premiere Pro には、様々なプロパティに対する豊富なキーフレームコントロールが備わっています。

Premiere Pro では数多くの形式で静止画像の読み込みと書き出しが可能です。Photoshop から Premiere Pro に個々のフレームや静止画像のシーケンスを転送する場合は、最高の柔軟性が得られるように Photoshop ネイティブの PSD 形式を使用します。

Premiere Pro に PSD ファイルを読み込むときには、フラット化された画像として読み込むか、レイヤーを分離してそのまま読み込むかを選択できます。

先に Photoshop で静止画像を作成しておき、それを Premiere Pro に読み込むことをお勧めします。このような準備作業の例としては、カラー補正、画像サイズの調整、画像の切り抜きなどがあります。Premiere Pro では、プレビューまたは最終出力の各フレームがレンダリングされるため、1 秒間に何度も同じ操作を実行させるよりも、ソース画像の変更は Photoshop で行う方が適切な場合があります。

Photoshop で、特定の種類のビデオ出力用に正しく設定された PSD ドキュメントを作成することができます。作成するには、新規ファイルダイアログボックスから、「フィルムとビデオ」プリセットを選択します。Premiere Pro で、コンポジションとシーケンスの設定に適した PSD ドキュメントを作成できます。ファイル/新規/Photoshop ファイルを選択します。

PSD ビデオファイルを Photoshop との間で交換することはできなくなりましたが、Photoshop からムービーを直接レンダリングしてそれを Premiere Pro で再び読み込むことができます。例えば、Photoshop で QuickTime ムービーを作成し、Premiere Pro で読み込むことが可能です。

Premiere Pro では、RGB(赤、緑、青)カラースペースの色で内部的に機能します。Photoshop で作成したビデオクリップを Premiere Pro で編集する場合、RGB でクリップを作成します。

最終的なムービーを放送用に使用する場合は、その画像のカラーがブロードキャストセーフであることを Photoshop で確認しておくことをお勧めします。適切な出力先カラースペースを割り当てます。例えば、SDTV(Rec.601)などの適切な出力先カラースペースをドキュメントに割り当てると便利です。

Photoshop ファイルの作成と編集

Premiere Pro プロジェクトのピクセルとフレーム縦横比の設定を自動的に継承する Photoshop 静止画ファイルを作成できます。また、Premiere Pro プロジェクトの静止画ファイルを Photoshop で編集することもできます。

プロジェクトでの Photoshop ファイルの作成

  1. ファイル/新規/Photoshop ファイルを選択します。

    Photoshop が開かれ、新しい空の静止画が表示されます。ピクセルサイズはプロジェクトのビデオフレームサイズと一致し、画像ガイドはプロジェクトのタイトルセーフエリアおよびアクションセーフエリアを表します。

Photoshop での静止画ファイルの編集

プロジェクトでは、Adobe Photoshop がサポートするほとんどの形式の画像ファイルを開くことができます。Premiere Pro は、CMYK または Lab カラー形式のファイルを読み込みません。

  1. プロジェクトパネルまたはタイムラインパネルで静止画クリップを選択します。

  2. 編集/Adobe Photoshop で編集を選択します。

    ファイルが Photoshop で開かれます。ファイルを保存すると、変更内容が Premiere Pro プロジェクトに反映されます。

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