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ファイルの転送

ファイルベースのメディアや他のコンピューターからアセットを転送するための様々な方法について説明します。

注意:

2023 年 12 月 11 日以降、新しい組織は Creative Cloud 同期済みファイルを利用できなくなります。2024 年 2 月 1 日以降、2023 年 12 月 11 日より前に登録された個人アカウントへの Creative Cloud 同期済みファイルの提供は終了します(詳細はこちら)。2024 年 10 月 1 日以降、2023 年 12 月 11 日より前に登録された、組織に紐づくビジネスアカウントへの Creative Cloud 同期済みファイルの提供は終了します(詳細はこちら)。

ファイルを転送すると、Premiere Pro でソースファイルが複製され、指定した場所にコピーが作成されます。

コンピューター間のプロジェクトの転送

プロジェクトをコンピューター間で転送するには、次の操作を実行します。

  1. ファイル/プロジェクトマネージャーを選択します。プロジェクトマネージャーダイアログが表示されます。

    プロジェクトマネージャー
    プロジェクトマネージャー

  2. シーケンス」で、コピーするシーケンスを選択します。

  3. 処理後のプロジェクト」で、次のうちいずれかを選択します。

    • ファイルをコピーして収集:コピーを新しい場所に作成します。
    • 統合とトランスコード:単一のコーデックを使用してソースメディアをトランスコードするため、すべて同じ形式に変換されます。その後、すべてが新しい場所にコピーされます。
  4. 保存先パス」で「参照」をクリックし、File Explore(Windows)または Finder(macOS)を開きます。場所を選択します。

  5. オプション」で、必要なオプションを選択します。

  6. 計算」をクリックして、コピー済みファイルが占めるディスク容量を計算します。

  7. 環境設定を選択した場合、「実行」をクリックして、ソースファイルのコピーを新しい場所に作成します。

プロジェクトファイルをコンピューター間で転送する場合は、次の点に注意してください。

  • プロジェクトファイルに関連付けられているすべてのアセットを転送します。
  • また、プロジェクトファイルとそれらに関連付けられているアセットは、元のコンピューターと同じファイル名およびフォルダー構造のフォルダーに保存してください。

ファイルベースのメディアからのアセットの転送

P2 カード、XDCAM カートリッジ、SxS カード、DVD などのファイルベースのメディアに存在するアセットを編集することができます。最高のパフォーマンスを実現するには、次の操作を実行します。

  1. ファイルをファイルベースのメディアからローカルハードディスクに転送します。 
  2. File Explorer(Windows)または Finder(macOS)を使用して、ファイルベースの取得メディアからファイルを転送します。 
  3. ハードディスク上のファイルを Premiere Pro プロジェクトに読み込みます。

ファイルベースのメディアからアセットを転送するときには、次の点に注意してください。

  • すべての関連ファイルとそのサブフォルダーが格納されているフォルダーを転送します。 
  • フォルダー構造を同じ状態に保ちます。 
注意:

ファイルベースのメディアのビデオファイルは、プロジェクトのスクラッチディスクの設定で指定した、キャプチャしたビデオ用のフォルダーと同じフォルダーに転送します。

インジェスト中の編集

Premiere Pro のメディアブラウザーパネルで、編集を開始しながら、バックグラウンドでメディアを自動的にインジェストできます。メディアブラウザーで自動インジェスト動作設定のオンとオフを切り替えるには、インジェストチェックボックスを使用します。このチェックボックスの横にある設定アイコンをクリックすると、プロジェクト設定ダイアログが開き、インジェスト設定を調整できます。 

プロジェクト設定ダイアログにある同様のインジェストチェックボックスは、メディアブラウザーパネルの設定との同期が維持されます。自動インジェスト動作をオンにした場合は、ファイルがプロジェクトに読み込まれたときに自動的に開始される操作を次の 4 つから選択できます。インジェスト処理がバックグラウンドで完了しても、引き続き編集が可能です。

インジェスト設定
インジェスト設定

次のいずれかのインジェスト設定を選択します。

  • コピー - メディアを新しい場所にコピーできます。コピーは通常、リムーバブルメディアからローカルのハードドライブにカメラのフッテージを転送します。この設定の「プライマリ保存先」オプションの転送パスは、設定の「プライマリ保存先」オプションと同じです。メディアのコピーが終了すると、プロジェクトのクリップはこれらのファイルのコピーを指します。
  • トランスコード - メディアを新しい形式で、新しい場所にトランスコードできます。トランスコードを使用して、元のカメラのフッテージをポストプロダクション施設内で使用されている特定の形式にトランスコードできます。ファイル名パスは、設定の「プライマリ保存先」オプションと同じです。形式は選択したプリセットによって指定されます。メディアをトランスコードした後、プロジェクトのクリップはこれらのトランスコードされたファイルのコピーを指します。
  • プロキシ作成 - このオプションを使用すると、プロキシを作成してメディアに追加できます。このオプションで、編集中のパフォーマンスを向上させるための低解像度クリップを作成します。最終出力用には、元の最大解像度ファイルに再び切り替えることができます。プロキシが生成されるファイル名パスは、設定の「プロキシ保存先」オプションと同じです。形式は、選択したプリセットとフレームサイズによって指定されます。プロキシが作成されると、プロジェクトのクリップに自動的に追加されます。
  • プロキシのコピーと作成 - 以前の手順で説明したとおり、このオプションを使用して、メディアをコピーしてプロキシを作成できます。

4 つすべてのオプションに、ファイルの保存先が「プロジェクトファイルと同じ」に設定されたデフォルトのプリセットが用意されています。その代わりに、ユーザー定義の宛先や、ファイルがクラウドと自動的に同期される Creative Cloud ファイルフォルダーを選択することもできます。Adobe Media Encoder を使用して、独自の「インジェスト」プリセットを作成します。

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