マニュアル キャンセル

プロジェクトパネルでの操作

  1. Adobe Premiere Pro ユーザーガイド
  2. ベータ版のリリース
    1. ベータ版プログラムの概要
    2. Premiere Pro ベータ版ホーム
    3. ベータ版機能
      1. 生成拡張の概要
      2. 生成拡張に関するよくある質問
      3. カラーマネジメントシステム
  3. はじめに
    1. Adobe Premiere Pro の概要
    2. Premiere Pro の新機能
    3. Premiere Pro の更新のベストプラクティス
    4. Premiere Pro のキーボードショートカット
    5. Premiere Pro のアクセシビリティ
    6. よくある質問
    7. リリースノート
  4. ハードウェアおよびオペレーティングシステムの要件
    1. 推奨ハードウェア
    2. 必要システム構成
    3. GPU および GPU ドライバーの要件
    4. GPU アクセラレーションレンダリングとハードウェアによるエンコード/デコード
  5. プロジェクトの作成
    1. 新規プロジェクトの作成
    2. プロジェクトを開く
    3. プロジェクトの移動または削除
    4. 複数の開いているプロジェクトの操作
    5. プロジェクトのショートカットの操作
    6. Premiere Pro プロジェクトの下位互換性
    7. Premiere Rush プロジェクトを Premiere Pro で開いて編集する
    8. ベストプラクティス:独自のプロジェクトテンプレートを作成する
  6. ワークスペースとワークフロー
    1. ワークスペース
    2. 読み込みと書き出しに関する FAQ
    3. パネルの操作
    4. Windows タッチおよびジェスチャーによる操作
    5. デュアルモニターセットアップでの Premiere Pro の使用
  7. Frame.io
    1. Frame.io のインストールとアクティベート
    2. Premiere Pro および After Effects での Frame.io の使用
    3. Adobe Workfront と Frame.io の統合
    4. Frame.io でレビュー用に共有
    5. プロジェクトを共同編集する共同作業者の招待
    6. よくある質問
  8. メディアの読み込み
    1. 読み込み
      1. ファイルの転送
      2. 静止画の読み込み
      3. デジタルオーディオの読み込み
    2. Avid または Final Cut からの読み込み
      1. Avid Media Composer からの AAF プロジェクトファイルの読み込み
      2. Final Cut Pro 7 および Final Cut Pro X からの XML プロジェクトファイルの読み込み
    3. ファイル形式
      1. サポートされているファイル形式
      2. Blackmagic RAW のサポート
    4. タイムコードの操作
  9. 編集
    1. ビデオの編集
    2. シーケンス
      1. シーケンスの作成と変更
      2. ソースモニターでのインポイントとアウトポイントの設定
      3. シーケンスにクリップを追加
      4. クリップの並べ替えと移動
      5. シーケンス内でのクリップの検索、選択およびグループ化
      6. シーケンスからクリップを削除
      7. シーケンス設定の変更
      8. ソースモニターに読み込まれたシーケンスからの編集
      9. シーケンスの簡易化
      10. シーケンスのレンダリングとプレビュー
      11. マーカーの操作
      12. クリップにマーカーを追加
      13. エフェクトコントロールパネルでのマーカーの作成
      14. デフォルトのマーカーカラーの設定
      15. マーカーの検索、移動および削除
      16. 色によるマーカーの表示または非表示
      17. マーカーコメントの表示
      18. シーケンスマーカーのコピーとペースト
      19. After Effects とのマーカーの共有
      20. ソースのパッチ適用とトラックのターゲティング
      21. シーン編集の検出
    3. クリップのカットとトリミング
      1. クリップの分割またはカット
      2. クリップのトリミング
      3. トリミングモードでの編集
      4. J カットと L カットの実行
      5. クリップの作成と再生
      6. トリミングと再生の環境設定の調整
    4. ビデオ
      1. クリップの統合によるオーディオとビデオの同期
      2. メディアをレンダリングして置き換え
      3. 取り消し、履歴、イベント
      4. フレームの固定と保持
      5. 縦横比の操作
    5. オーディオ
      1. Premiere Pro のオーディオの概要
      2. ソースモニターでのオーディオクリップの編集
      3. オーディオトラックミキサー
      4. ボリュームレベルの調整
      5. エッセンシャルサウンドパネルを使用したオーディオの編集、修復および向上
      6. スピーチを強調
      7. スピーチを強調に関する FAQ
      8. オーディオカテゴリのタグ付け
      9. 自動ダッキングオーディオ
      10. リミックスオーディオ
      11. オーディオクリップミキサーを使用したクリップボリュームおよびパンのモニタリング
      12. オーディオバランスとパンについて
      13. 高度なオーディオ - サブミックス、ダウンミキシング、およびルーティング
      14. オーディオエフェクトおよびトランジション
      15. オーディオトランジションの操作
      16. オーディオへのエフェクトの適用
      17. ラウドネスレーダーエフェクトを使用したオーディオの測定
      18. オーディオミックスの録音
      19. タイムラインでのオーディオの編集
      20. Premiere Pro でのオーディオチャンネルのマッピング
      21. Premiere Pro で Adobe Stock オーディオを使用する
    6. 文字起こしベースの編集
      1. 文字起こしベースの編集
      2. 文字起こしベースの編集に関する FAQ
    7. 高度な編集
      1. マルチカメラ編集ワークフロー
      2. VR の編集
    8. ベストプラクティス
      1. ベストプラクティス:オーディオミックスの高速化
      2. ベストプラクティス:効率的な編集
      3. 長編映画の編集ワークフロー
  10. ビデオエフェクトとトランジション
    1. ビデオエフェクトとトランジションの概要
    2. エフェクト
      1. Premiere Pro のエフェクトの種類
      2. エフェクトの適用と削除
      3. FX バッジの使用
      4. エフェクトプリセット
      5. Premiere Pro のメタデータエフェクト
      6. 様々なソーシャルメディアチャンネル用にビデオを自動的にリフレーム
      7. カラー補正エフェクト
      8. エフェクトマネージャー
      9. クリップのデュレーションと速度を変更する
      10. 調整レイヤー
      11. フッテージのスタビライズ
    3. トランジション
      1. Premiere Pro でのトランジションの適用
      2. トランジションの変更とカスタマイズ
      3. モーフカット
  11. タイトル、グラフィック、キャプション
    1. プロパティパネル
      1. プロパティパネルについて
      2. テキストの編集
      3. シェイプの編集
      4. オーディオの編集
      5. ビデオの編集
      6. シェイプでマスク
      7. テキストスタイルの作成、適用、再定義
    2. エッセンシャルグラフィックスパネル(24.x 以前)
      1. エッセンシャルグラフィックスパネルの概要
      2. タイトルの作成
      3. リンクされたスタイルとトラックスタイル
      4. スタイルブラウザーの操作
      5. シェイプの作成
      6. ペンツールによる描画
      7. オブジェクトの整列と分布
      8. テキストとシェイプの外観の変更
      9. グラデーションの適用
      10. レスポンシブデザイン機能のグラフィックへの追加
      11. 音声テキスト変換
      12. 文字起こし用言語パックのダウンロード
      13. キャプションの操作
      14. スペルチェックおよび検索と置換
      15. テキストの書き出し
      16. 音声テキスト変換に関する FAQ
    3. モーショングラフィックステンプレート
      1. モーショングラフィックステンプレートのインストールと使用
      2. モーショングラフィックステンプレートでの画像またはビデオの置き換え
      3. データ駆動型モーショングラフィックステンプレートの使用
    4. ベストプラクティス:グラフィックワークフローの高速化
    5. レガシータイトルの廃止に関する FAQ
    6. レガシータイトルからソースグラフィックへのアップグレード
  12. フォントと絵文字
    1. カラーフォント
    2. 絵文字
  13. アニメーションとキーフレーム
    1. キーフレームの追加、移動、設定
    2. エフェクトのアニメート
    3. モーションエフェクトを使用したクリップの編集およびアニメーション
    4. キーフレームのオートメーションの最適化
    5. キーフレームの移動とコピー
    6. エフェクトとキーフレームの表示および調整
  14. 合成
    1. 合成、アルファチャンネル、クリップの不透明度の調整
    2. マスクとトラッキング
    3. 描画モード
  15. カラー補正とグレーディング
    1. 概要:Premiere Pro のカラーワークフロー
    2. カラー設定
    3. 自動カラー補正
    4. Lumetri Look を使用したカラーでクリエイティブに
    5. RGB および色相/彩度カーブを使用したカラーの調整
    6. ショット間のカラーを修正および一致
    7. Lumetri カラーパネルでの HSL セカンダリコントロールの使用
    8. ビネットの作成
    9. Look と LUT
    10. Lumetri スコープ
    11. カラーマネジメントの表示
    12. タイムライントーンマッピング
    13. 放送用 HDR
    14. DirectX HDR サポートを有効にする
  16. メディアの書き出し
    1. ビデオの書き出し
    2. プリセットマネージャーの書き出し
    3. 書き出しのワークフローと概要
    4. クイック書き出し
    5. Web およびモバイルデバイス向けの書き出し
    6. 静止画像の書き出し
    7. 他のアプリケーション用のプロジェクトの書き出し
    8. Pro Tools で使用する OMF ファイルの書き出し
    9. Panasonic P2 形式への書き出し
    10. 書き出し設定
      1. 書き出し設定のリファレンス
      2. 基本ビデオ設定
      3. エンコード設定
    11. ベストプラクティス:書き出しの高速化
  17. 共同編集
    1. Premiere Pro での共同作業
    2. 共同ビデオ編集の基本を学ぶ
    3. チームプロジェクトの作成
    4. Team Projects でのメディアの追加と管理
    5. 共同作業者の招待と管理
    6. 変更点の共同作業者との共有および管理
    7. Team Projects の自動保存結果とバージョンの表示
    8. チームプロジェクトの管理
    9. リンクされているチームプロジェクト
    10. よくある質問
  18. 長編とエピソードのワークフロー
    1. 長編とエピソードのワークフローガイド
    2. プロダクションの使用
    3. プロダクション内のプロジェクト間でクリップがどのように動作するかを説明します
    4. ベストプラクティス:プロダクションの操作
  19. 他のアドビアプリケーションの操作
    1. After Effects および Photoshop
    2. Dynamic Link
    3. Audition
    4. Prelude
  20. アセットの整理と管理
    1. プロジェクトパネルでの操作
    2. プロジェクトパネルでのアセットの整理
    3. アセットの再生
    4. アセットの検索
    5. Creative Cloud ライブラリ
    6. Premiere Pro の同期設定
    7. プロジェクトのコンソリデート、トランスコードおよびアーカイブ
    8. メタデータの管理
    9. ベストプラクティス
      1. ベストプラクティス:ブロードキャストでのプロダクションから学習する
      2. ベストプラクティス:ネイティブ形式で作業する
  21. パフォーマンスの向上とトラブルシューティング
    1. 環境設定の設定
    2. 環境設定のリセットおよび復元
    3. リカバリモード
    4. プロキシの使用
      1. プロキシの概要
      2. 取り込みとプロキシのワークフロー
    5. システムが Premiere Pro と互換性があるかどうかの確認
    6. Apple シリコン用 Premiere Pro
    7. ちらつき削除
    8. インターレースとフィールドオーダー
    9. スマートレンダリング
    10. コントロールサーフェスのサポート
    11. ベストプラクティス:ネイティブ形式で作業する
    12. ナレッジベース
      1. 既知の問題
      2. 修正された問題
      3. Premiere Pro クラッシュの問題の修正
      4. Premiere Pro の更新後に設定を移行できない
      5. Premiere Pro または Premiere Rush での緑とピンクのビデオ
      6. Premiere Pro でメディアキャッシュを管理する方法
      7. レンダリングまたは書き出し時のエラーの修正
      8. Premiere Pro の再生とパフォーマンスに関する問題のトラブルシューティング
  22. 拡張機能とプラグイン
    1. Premiere Pro でのプラグインと拡張機能のインストール
    2. サードパーティのデベロッパーの最新のプラグイン
  23. ビデオとオーディオのストリーミング
    1. Secure Reliable Transport(SRT)
  24. アセットとオフラインメディアの監視
    1. アセットのモニタリング
      1. ソースモニターとプログラムモニターの使用
      2. リファレンスモニターの使用
    2. オフラインメディア
      1. オフラインクリップの操作
      2. オフライン編集用のクリップの作成
      3. オフラインメディアの再リンク

Premiere Pro のプロジェクトパネルの様々な表示で作業することで、編集ワークフローを加速します。パネルの様々な設定やコントロールについて説明します。

プロジェクトパネルは、ビデオクリップ、オーディオファイル、グラフィック、静止画像、シーケンスなど、プロジェクトのメディアファイルにリンクされている場所です。プロジェクトパネルでは、ビンを使用してアセットを整理できます。

ワークフローを高速化するために、プロジェクトパネルの外観と位置をカスタマイズできます。

ビデオの所要時間:63 秒

プロジェクトパネルの使用方法

プロジェクトパネルの外観のカスタマイズ

アセット(使用するクリップやデータといった素材全般)をプロジェクトに取り込むと、その名前がプロジェクトパネルに表示されます。プロジェクトパネルには、プロジェクト内の各アセットの詳細情報が表示されます。プロジェクトパネルでは、次のいずれかの表示形式を使用して、アセットを表示したり並べ替えたりできます。

  • リスト表示
  • アイコン表示
  • フリーフォーム表示

リスト表示では、各アセットの補足的な情報も表示されます。プロジェクトに合わせて、表示させる情報をカスタマイズできます。

アイコン表示は、プロジェクトパネルでクリップを表示するのに適しています(ホバースクラブ)。アイコンの上にカーソルを移動すると、ドラッグの方向に合わせてクリップが前後に再生されます。

フリーフォーム表示を使用すると、アセットを視覚的に整理して、メディアを含むストーリーボードを作成できます。

リスト表示

A. ロック B. リスト表示 C. アイコン表示 D. フリーフォーム表示 E. ズームスライダー F. シーケンスへオート編集 G. 検索 H. 新規ビン I. 新規項目 J. 消去 

アイコン表示

A. ロック B. リスト表示 C. アイコン表示 D. フリーフォーム表示 E. ズームスライダー F. シーケンスへオート編集 G. 検索 H. 新規ビン I. 新規項目 J. 消去 

 

  • 表示を切り替えるには、パネルの下部にあるリスト表示 ボタンまたはアイコン表示 ボタンをクリックします。または、プロジェクトパネルのメニューからリストまたはアイコンを選択します。

リスト表示での操作

リスト表示を使用して、すべてのメディアファイルを確認します。様々な条件でリストを並べ替えて、ファイルを見つけたりグループ化したりできます。

  • リスト表示で項目を並べ替えるには、並べ替えの基準となる列見出しをクリックします。ビンが展開されている場合、各アイテムはプロジェクトパネルでの階層に従い、最上層から下層に向かって並べ替えられます。並べ替えの順序を逆にするには、その見出しをもう一度クリックします。
  • サムネールビューアおよびクリップ情報の表示と非表示を切り替えるには、プロジェクトパネルのメニューからプレビューエリアを選択します。
  • サムネールの表示と非表示を切り替えるには、プロジェクトパネルのメニューからサムネールを選択します。サムネールのサイズを変更するには、ズームスライダーをドラッグします。
  • クリップの上にマウスポインターを合わせるとクリップの情報が表示されるツールヒントが提供されています。
  • 項目の見出しにマウスポインターを合わせると、項目の情報がツールヒントとして表示されます。

リスト表示の項目

プロジェクトパネルでは、ほとんどの項目には、その内容がすぐに分かる名前が付いています。次に、内容が分かりにくい項目について説明します。

名前

初期設定でアセットのファイル名が表示されます。プロジェクト内でアセットに使用する名前を変更できます。リスト表示から「名前」フィールドは削除できません。

ラベル

アセットの識別や関連付けに役立つ色が表示されます。

メディアデュレーション

ソースファイルの長さです。その時点で指定されている表示オプションで表示されます。

注意:

Premiere Pro では、任意のパネルでインポイントとアウトポイントを使ってフレーム単位でのデュレーションを指定します。例えば、インポイントとアウトポイントを同じフレームに設定すると、デュレーションは 1 フレームになります。

ビデオデュレーション

クリップのビデオコンポーネントの長さです。ビデオデュレーションを決定するために、ビデオのインポイントとアウトポイントの差が計算されます。これを受けて、クリップ速度の変更など関連する調整が組み込まれます。

オーディオデュレーション

クリップのオーディオコンポーネントの長さです。オーディオデュレーションを決定するために、オーディオのインポイントとアウトポイントの差が計算されます。これを受けて、クリップ速度の変更など関連する調整が組み込まれます。

ビデオ情報

アセットのフレームサイズと縦横比やアルファチャンネルの有無の情報です。

ビデオの使用回数

プロジェクト内のシーケンスでアセットのビデオコンポーネントが使用されている回数です。

オーディオの使用回数

プロジェクト内のシーケンスでアセットのオーディオコンポーネントが使用されている回数です。

テープ名

クリップのログまたはキャプチャのときに入力したソーステープの名前です。

説明

クリップのログまたはキャプチャのときに任意に入力したアセットの説明です。

コメント

識別や並べ替えなどに使用するために、アセットのログまたはキャプチャのときに任意に入力したコメントです。

ログの注釈

キャプチャパネルまたはオフラインファイルを編集ダイアログボックスで入力した任意のテキストを表示するフィールドです。

ファイルパス

ディスク上のファイルの場所で、フォルダーパスとして表示されます。

キャプチャ設定

Premiere Pro で割り当てられたキャプチャ設定の有無を示します。

ステータス

アセットのステータスです(オンラインまたはオフライン)。クリップがオフラインの場合は、ステータスに「オフライン」と表示されます。

オフラインのプロパティ

オフラインクリップのソースに含まれている素材です(ビデオ、オーディオまたはその両方)。

シーン

キャプチャパネルまたはオフラインファイルを編集ダイアログボックスで入力したシーン名を表示するフィールドです。スクリプトからシーン名を使用すると、作品を整理できます。

ショット

キャプチャパネルまたはオフラインファイルを編集ダイアログボックスで入力したショット名を表示するフィールドです。

良好

優先するアセットを示します。

リスト表示する項目のカスタマイズ

プロジェクトパネルのリスト表示のメタデータの項目には、表示されているアセットについてのさまざまな情報が示されます。プロジェクトパネルには、クリップデータのフィールドだけでなく、任意の XMP メタデータのフィールドを選択して表示できます。表示するメタデータ項目を選択したり、スキーマにプロパティを追加したり、項目の順序を変更したりできます。選択した項目はプロジェクトファイルに保存されます。プロジェクトを開くと、同じ選択項目がプロジェクトパネルに表示されます。

  1. プロジェクトパネルのメニューから「メタデータの表示」を選択して、次のいずれかの操作を行います。

    • メタデータスキーマ内のすべての項目をプロジェクトパネルに表示するには、スキーマ名の横のチェックボックスをオンにします。
    • 1 つまたは複数のスキーマから選択した項目を表示するには、スキーマ名の横の三角形をクリックしてスキーマを開きます。次に、表示する項目の横のチェックボックスをオンにします。
    注意:

    メタデータの表示設定ダイアログボックスで検索または変更が許可されていないプロパティは、変更できないように Adobe Premiere Pro によってロックされます。例えば、追加したプロパティは削除できますが、Adobe Premiere Pro プロジェクトのメタデータに組み込まれているプロパティは削除できません。

  2. 「OK」をクリックします。

表示項目の並べ替え

プロジェクトパネルのリスト表示で、項目の見出しを目的の位置まで横にドラッグします。

項目の幅を変更するには、項目の見出し間にある区切り線にカーソルを合わせます。サイズ変更アイコン が表示されたら横にドラッグします。

項目を基準に並べ替えをおこなうには、項目名をクリックし、その項目の内容に合わせて昇順か降順かを切り替えます。

項目の追加

  1. プロジェクトパネルメニューから、「メタデータの表示」を選択します。

  2. プロパティを追加」をクリックします。

  3. 項目の名前を入力します。
  4. 種類を選択します。

    整数値

    項目には、整数だけを入力できます。

    実数値

    項目には、小数点以下 2 桁までの 10 進数を入力できます。

    テキスト

    項目には、任意のテキストを入力できます。

    ブール値

    項目は、ブール値のオプションを示します。

  5. OK」をクリックし、もう一度「OK」をクリックします。

アイコン表示での操作

アイコン表示を使用して、メディアファイルをサムネール画像のグリッドとして確認します。この表示でグリップをプレビューできます。

Premiere Pro のアイコン表示には、次の機能があります。

  • ズームスライダーを使用して、アイコンのサイズを変更します。アイコンをズームして拡大すると、メディアの内容がより見やすくなります。
  • クリップの内容をスクラブするには、次のいずれかの操作を行います。
    • カーソルをムービークリップのサムネール上で移動します(クリックしてドラッグではありません)。この操作は「動画をスクラブに合わせて表示する」と呼ばれます。動画をスクラブに合わせて表示すると、クリップをシーケンスで編集する前にクリップの内容をプレビューするのにとても役立ちます。サムネールを左から右へスクラブして動画を表示すると、クリップのデュレーション全体を確認できます。サムネールの左がクリップのメディア開始ポイント、右がメディア終了ポイントです。クリップの境界より外へマウスを移動したり、プロジェクトパネルからフォーカスを移動したりすると、サムネールはポスターフレームにリセットされます。動画をスクラブに合わせて表示する間、オーディオは再生されません。
      • プロジェクトパネルメニューで「動画をスクラブに合わせて表示する」をオフにするか、Shift + H を押します。
      • 「動画をスクラブに合わせて表示する」がオフになっている場合、Shift キーを押すと「動画をスクラブに合わせて表示する」を一時的に有効にできます。
      • キーボードショートカット I および O を使用して、動画をスクラブに合わせて表示している間にクリップのインポイントとアウトポイントを設定します。
      • 動画をスクラブに合わせて表示している時に、アイコン部分をダブルクリックすると、アイコンで表示されていた場面がソースパネルに表示されます。この方法を使用すると、タイムラインへの挿入または上書き編集を簡単に行うことができます。
    • アイコンをクリックします。スライダーで再生ヘッドをドラッグして、クリップをスクラブします。
      • サムネールをクリックすると、クリップの再生ヘッドが表示されます。次の操作が可能です。
        • 再生ヘッドをドラッグして、クリップの内容を確認、またはオーディオをモニターします。
          キーボードショートカット J、K、L を使用して、クリップをシャトルします。
        • キーボードショートカット I および O を使用して、一時停止中またはシャトル中にクリップのインポイントとアウトポイントを設定します。インポイントとアウトポイントでクリップをマークすると、インポイントからアウトポイントまでの範囲に黄色いバーが表示されます。
  • アイコン用のポスターフレームを設定するには、目的のフレームまで再生ヘッドをドラッグするかシャトルして、Shift + P キー(Windows)または Command + P(Mac OS)キーを押します。ポスターフレームを消去するには、Ctrl + Shift +P キー(Windows)または Option + P(Mac OS)キーを押します。
  • クリップがシーケンスで使用されているかどうかを確認するには、フィルムストリップアイコン上にマウスを置き、ツールヒントを表示します。また、インジケーターにもクリップがシーケンスで使用されている回数が表示されます。
  • シーケンス内でクリップを探すには、フィルムストリップアイコンをクリックし、コンテキストメニューからシーケンスおよびシーケンスの位置(タイムコード内)を選択します。再生ヘッドが適切なシーケンスのクリップにジャンプします。
  • アイコン表示でアイテムを並べ替えるには、グリッド内で別の位置にドラッグします。ドラッグする際、アイテムの移動先は縦棒によって示されます。アイテムをビンにドラッグすると、そのビンの中に入ります。
注意:

MacBook Pro を使用している場合は、マルチタッチトラックパッドをピンチでズームすると、プロジェクトパネルやメディアブラウザーでサムネールのサイズを変更できます。

注意:

アイコン表示を使用して「ストーリーボード」の順序でクリップを並べ替え、「シーケンスへオート編集」機能を使用すると、ストーリーボードの内容をシーケンスに移動できます。

アイコン表示でのアイコンの並べ替え

アイコン表示のアイコンを並べ替えるには、プロジェクトパネルの下部の「アイコンの並び替え」ボタン をクリックします。並べ替えオプションのリストが表示されます。

  • ユーザー指定:アイコンの周辺にドラッグして、必要な任意の順序でアイコンを並べ替えることができます。
  • リスト表示並び:リスト表示で選択した並べ替え順序でアイコンを並べ替えます。たとえば、リスト表示で「メディアデュレーション」でクリップを並べ替えた場合、アイコン表示に切り替えると、並べ替え順序が保持され、アイコンがメディアデュレーションで並べ替えられます。
  • 名前、ラベル、メディアタイプなどの一般的に使用されるメタデータプロパティを使用して、並べ替えることができます。昇順または降順の並べ替え順序を選択できます。
プロジェクトパネルの並べ替えアイコン
アイコン表示の並べ替えオプション

フリーフォーム表示での操作

フリーフォーム表示を使用すると、クリップを自由に配列してレイアウトをカスタマイズできます。グリッドや並べ替え順による制約はありません。

フリーフォーム表示は、立体的に考えたり、メディアファイルをスタック/グループ化したり、クリップをストーリーボードおよび部分的な編集としてアレンジしたりする場合に特に便利です。また、同じプロジェクトの様々なレイアウトを保存して、それらを切り替えることもできます。

フリーフォーム表示では、様々な操作が可能です。

クリップのズームインおよびズームアウト

次のオプションのいずれかを使用して、クリップのズームインおよびズームアウトをおこなえます。

  • 修飾キーの Opt/Alt を押しながらマウスホイールを回す
  • トラックパッド上でピンチでズームする
  • + および - キーのキーボードショートカットを使用する
  • ズームスライダーコントロールを使用する(ダブルクリックするとデフォルトのズーム倍率にリセットできます)

クリップのエッジを別のクリップにスナップする

Alt(Windows)または Opt(macOS)キーを押しながらクリップをドラッグし、そのエッジを別のクリップのエッジにスナップします。

クリップのエッジを別のクリップにスナップする
クリップのエッジを別のクリップにスナップする

すべてのグリッドまたは選択したクリップをグリッドに揃える

クリップを選択してから右クリックし、コンテキストメニューの「グリッド揃え」を選択します。

クリップをグリッドに揃える
クリップをグリッドに揃える

クリップのサイズを調整する

クリップを選択して右クリックし、「クリッピングサイズ」を選択してサイズオプションを選択します。デフォルトのクリップサイズはです。

クリップのサイズを調整する
クリップのサイズを調整する

クリップをホバースクラブする

カーソルを左右に動かしてクリップをスクラブします。インポイントおよびアウトポイントを設定するには、I および O キーを押します。

クリップをホバースクラブする
クリップをホバースクラブする

フリーフォーム表示で表示するメタデータのカスタマイズ

フリーフォーム表示のサムネールの 1 行目および 2 行目に表示されたメタデータの種類を指定できます。ラベルカラースウォッチとサムネールバッジも、オンとオフを切り替えることができます。

  1. プロジェクトパネルのハンバーガーメニューをクリックし、フリーフォーム表示オプションを選択します。

  2. フリーフォーム表示オプションダイアログボックスで、1 行目と 2 行目に表示するメタデータの種類を選択します。

    表示するメタデータの指定
    表示するメタデータの指定

    また、ラベルカラーとバッジ(メディアの性質を視覚的に表すアイコン)を表示するかどうかも指定できます。

クリップのグリッド揃えまたはリセット

クリップをグリッドに揃えるには:複数のクリップを選択して右クリックし、「グリッド揃え」を選択します。すべてのクリップをグリッドに揃えるには、フリーフォーム表示で空白を右クリックし、「グリッド揃え」を選択します。

注意:

クリップをグリッドに揃える前に、元のレイアウトに戻せるように、レイアウトを新しいレイアウトとして保存しておくことを検討してください。

クリップをグリッドに揃える
クリップをグリッドに揃える

クリップのグリッド揃えをリセットするには:すべてまたは複数のクリップを選択して右クリックし、「グリッド揃えをリセット」を選択します。並べ替え条件を選択すると、選択したクリップがすべて指定した順番で配置されます。

クリップのグリッド揃えをリセットする
クリップのグリッド揃えをリセットする

レイアウトの作成と管理

クリップを配置した後、レイアウトとして保存することもできます。

配置したクリップを新しいレイアウトとして保存するには、次の手順に従います。

  1. フリーフォーム表示で空のスペースを右クリックし、「新しいレイアウトとして保存」を選択します。

    配置したクリップをレイアウトとして保存するためのコンテキストメニュー
    配置したクリップをレイアウトとして保存するためのコンテキストメニュー

  2. レイアウトの名前を入力して「OK」をクリックします。

    レイアウトの保存
    レイアウトの保存

    新たに保存したレイアウトはコンテキストメニューに表示されます。コンテキストメニューを表示するには、フリーフォーム表示で空のスペースを右クリックします。

    コンテキストメニューに表示される新しいレイアウト
    コンテキストメニューに表示される新しいレイアウト

  3. フリーフォーム表示では、引き続きクリップを配置したり新しいクリップを取り込んだりできます。作業しながらレイアウトの保存を続行できます(コンテキストメニューの「レイアウトを保存」を選択)。また、変更内容を新しいレイアウトとして保存することもできます(コンテキストメニューの「新しいレイアウトとして保存」を選択)。

レイアウトの復元

以前に保存したレイアウトに戻すことができます。フリーフォーム表示で空のスペースを右クリックし、コンテキストメニューの「レイアウトを復元」をクリックします。

レイアウトの削除

プロジェクトに保存されるレイアウトの数を減らすことができます。

不要なレイアウトを削除するには、次の手順に従います。

  1. フリーフォーム表示で空のスペースを右クリックし、「保存済みレイアウトを管理」を選択します。

  2. 削除するレイアウトの「削除」チェックボックスを選択し、「OK」をクリックします。

    保存済みレイアウトの管理と削除
    保存済みレイアウトの管理と削除

    注意:

    Premiere Pro では、ダイアログが追加で表示されることなくレイアウトが削除されます。また、レイアウトの削除を取り消すことはできません。

プロジェクトパネルの位置のカスタマイズ

ワークスペースで初めて特定のプロジェクトやビンのプロジェクトパネルを開くと、次のルールに従ってデフォルトの場所に配置されます。

  • ワークスペースで既に開いているプロジェクトパネルがある場合、新しいプロジェクトパネルは、それらのプロジェクトパネルと同じワークスペースフレーム内に配置されます。
  • 開いているプロジェクトパネルがない場合、新しいプロジェクトパネルは、メディアブラウザーと同じワークスペースフレームに配置されます。
  • 開いているメディアブラウザーパネルがない場合、新しいプロジェクトパネルは、エフェクトパネルと同じワークスペースフレームに配置されます。
  • エフェクトパネルが開いていない場合、新しいプロジェクトパネルは、エフェクトコントロールパネルと同じワークスペースフレームに配置されます。

ただし、ワークフローに合わせてプロジェクトパネルの配置はカスタマイズできます。プロジェクトパネルを移動するには、そのプロジェクトパネルを選択して目的の場所に移動します。また、プロジェクトパネルをドッキングしたり、フローティング状態にしておいたりすることもできます。パネルのドッキングおよびドッキング解除について詳しくは、パネルのドッキング、グループ化、フローティング化を参照してください。

プロジェクトパネルの位置をカスタマイズした場合、Premiere Pro では、プロジェクトおよびビンごとにそのパネルの位置が記憶されるので、以降は対象のパネルが常に同じ場所で開かれます。 

例えば、ワークスペース 1 でプロジェクトを閉じ、そのワークスペースをワークスペース 2 に変更して、再度そのプロジェクトを開くと、プロジェクトパネルは、現在のアクティブなプロジェクトの横に開かれます(開いているビンは記憶され、プロジェクトの横に開かれます)。ワークスペースが変更されない場合は、プロジェクトパネルの位置が記憶されます。

複数のプロジェクトを開くと、各プロジェクトのプロジェクトパネルは、特定のプロジェクトごとに設定された位置に残ります。

複数のプロジェクトが開いているときのプロジェクトパネルの位置
複数のプロジェクトが開いているときのプロジェクトパネルの位置

注意:

他のタブがない状態でプロジェクトパネルが単独でドッキングされている場合は、位置が記憶されないことがあります。この問題を回避するには、メディアブラウザーなどの別のパネルを常に一緒に含めるようにしてください。

プロジェクトパネルのアイコン

Premiere Pro では、次のアイコンを使用できます。

リスト表示

アイコン表示

表示

アイコンなし

ビデオクリップまたは画像クリップの表示

オーディオクリップの表示

シーケンスの表示

  

モーショングラフィッククリップの表示

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