マーカー

マーカーは重要な時間軸上の位置を示し、クリップを配置したり整列させる際の目安として役立ちます。マーカーを使用して、シーケンスやクリップ内の重要なアクションやサウンドを識別することができます。マーカーは参照用途でのみ使用され、実際のビデオには影響しません。

Premiere Pro で使用できるマーカーの種類は次のとおりです。

マーカー 説明
コメント タイムラインの選択した部分についてのコメントまたはノート。
セグメンテーションマーカー セグメンテーションマーカーを使用すると、ビデオの範囲を定義して、ワークフローを自動化できます。例えば、特定の領域をリーダーとして指定したり、コマーシャルが表示されるセグメントとして指定したりできます。
Web リンク ムービークリップの選択した部分についての詳細を示す URL を追加します。

マーカーはシーケンスに、またはソースクリップに追加できます。マーカーは識別しやすいように色分けされています。

マーカーパネル

マーカーパネル(ウィンドウ/マーカー)を使用して、開いているクリップまたはシーケンスのすべてのマーカーを確認します。色分けされたタグ、インポイントとアウトポイント、コメントなどのクリップに関連付けられた詳細が表示されます。マーカーパネルのクリップサムネール上をクリックすると、対応するマーカーの場所に再生ヘッドが移動します。

注意:

マーカーパネルでマーカーをクリックすると、再生ヘッドがタイムラインのそのマーカーの位置に移動します。

クリップ上またはシーケンス内のマーカーがマーカーパネルのインポイントとアウトポイントを示します。インポイントまたはアウトポイントをスクラブして、マーカーの範囲をある時点のシングルフレームから、一定時間をカバーする複数フレームに切り替えることができます。

Todd Kopriva によるこのビデオおよび video2brain で、Premiere Pro でのマーカーの使用について学習してください。また、Adobe Prelude の概要と、マーカーを Prelude から Premiere Pro に読み込む方法も説明しています。

タイムラインでのマーカーの追加

マーカーはソースモニター、プログラムモニター、またはタイムライン上に追加できます。プログラムモニターに追加されたマーカーはタイムラインに反映されます。同様に、タイムラインに追加されたマーカーはプログラムモニターに反映されます。

Premiere Pro では、複数のマーカーを追加して、ユーザーがタイムラインの同じ位置にあるクリップに複数のノートやコメントを追加できるようにすることが可能です。

  1. マーカーを追加したい場所に再生ヘッドを移動します。

  2. マーカー/マーカーを追加を選択するか、または M キーを押します。

  3. マーカーを編集するには、マーカーアイコンをダブルクリックし、マーカーダイアログボックスを開きます。

    注意:

    マーカーダイアログボックスを開くためのキーボードショートカットを作成できます。

  4. 次のオプションを設定します。

    名前

    マーカーの名前を入力します。

    デュレーション

    デュレーションの値をドラッグするか、既存の値を選択した後、新しい値を入力して Enter キーまたは Return キーを押します。Web リンク用またはチャプタ用にマーカーを使用する時に、1 フレームを超えるデュレーションのシーケンスマーカーを設定することもできます。

    コメント

    マーカーに関連するコメントを入力します。

    チャプターマーカー

    マーカーをチャプターマーカーにする場合はこのチェックボックスをオンにします。

    Web リンク

    マーカーをハイパーリンクに関連付ける場合はこのチェックボックスをオンにします。

    URL

    このフィールドは、「Web リンク」がオンの場合にのみ有効です。表示する Web ページのアドレスを入力します。

    注意:

    この機能を使うと、Web ページにムービーを組み込んで、マーカー位置まで再生した時に、指定した Web ページを自動的に開かせるといったことができます。この機能は、QuickTime などの Web リンクをサポートしている形式でだけ動作します。

    フレームターゲット

    このフィールドは、「Web リンク」がオンの場合にのみ有効です。HTML フレームセットを使用している場合は、Web ページのターゲットフレームを指定することができます。

  5. 他のシーケンスマーカーのコメントを入力したり、オプションを指定するには、「前へ」または「次へ」をクリックします。
  6. 「OK」をクリックします。

クリップへのマーカーの追加

マーカーをソースモニター内のクリップまたはタイムラインで選択したクリップに追加できます。

ソースモニターでクリップにマーカーを追加するには、次のいずれかの操作を行います。

  1. タイムラインまたはプロジェクトパネルのクリップをソースモニターで開きます。
  2. 再生ヘッドをマーカーを追加する位置に合わせます。
  3. マーカー/マーカーを追加を選択するか、または M キーを押します。

マーカーがクリップに追加されます。

タイムラインでクリップにマーカーを追加するには、次のいずれかの操作を行います。

  1. 編集/キーボードショートカット(Windows)、または Premiere Pro/キーボードショートカット(Mac OS)で「クリップマーカーを追加」のキーボードショートカットを設定します。
  2. クリップを選択します。
  3. 再生ヘッドをマーカーを追加する位置に合わせます。
  4. 先ほど作成した「クリップマーカーを追加」のキーボードショートカットを押します。

マーカーがクリップに追加されます。

ソースモニターのマーカーをダブルクリックすることで、マーカーダイアログボックスを表示できます。

エフェクトコントロールパネルでのマーカーの作成

エフェクトコントロールパネルには、シーケンスに作成したすべてのマーカーが表示されます。また、エフェクトコントロールパネルでは、シーケンスにマーカーを設定してエフェクトを適用する位置を確認できます。さらに、エフェクトコントロールパネルでは、マーカーを直接作成したり操作したりすることができます。

  1. マーカーを作成する場所に再生ヘッドをドラッグします。

  2. タイムラインルーラー内で右クリック(Windows)、または Control キーを押しながらクリック(Mac OS)します。マーカーを追加を選択するか、または M キーを押します。

マーカーの検索、移動および削除

マーカー移動ツールを使用して、マーカーを検索できます。マーカーをドラッグして元の場所から移動したり、完全に削除することができます。

マーカー間の移動

  1. マーカーアイコンをクリックします。

  2. 次のいずれかの操作を行います。

    • マーカー/次のマーカーへ移動を選択します。
    • マーカー/前のマーカーへ移動を選択します。

マーカーの移動

  • 次のいずれかの操作を行います。
    • シーケンス内のクリップマーカーを移動するには、ソースモニターでクリップを開き、ソースモニターのタイムラインルーラー上でマーカーアイコン をドラッグします(タイムラインパネルでクリップマーカーを操作することはできません)。
    • シーケンスマーカーを移動するには、タイムラインパネルまたはプログラムモニターのタイムラインルーラー上でマーカーをドラッグします。
    • ソースモニターまたはプログラムモニターのタイムラインルーラー上でマーカーをドラッグすると、タイムラインパネル上でも対応するマーカーアイコンが移動します。

    注意:

    ネストされているシーケンス内のシーケンスマーカーは、通常とは少し色が異なるクリップマーカーとして親シーケンスとソースモニターに表示されます。ネストされているシーケンスマーカーを調整するには、タイムラインパネルでネストされているシーケンスを開いてからドラッグする必要があります。

マーカーの削除

  1. 次のいずれかの操作を行います。
    • クリップマーカーを削除するには、再生ヘッドをそのクリップマーカーの位置に移動してから、クリップをソースモニターで開きます。
    • シーケンスマーカーを削除するには、再生ヘッドをそのクリップマーカーの位置に移動します。
  2. マーカーを消去するには、マーカー/選択したマーカーを消去を選択します。すべてのマーカーを消去するには、マーカー/すべてのマーカーを消去を選択します。

    注意:

    クリップマーカーはタイムラインルーラーの外側にドラッグして削除することができますが、シーケンスマーカーは、タイムラインルーラーの外側にドラッグして削除することはできません。

    注意:

    マーカーを消去するには、マーカー上で右クリック(Windows)するか、または Ctrl キーを押しながらクリック(Mac OS)して、コンテキストメニューから「選択したマーカーを削除」を選択します。

マーカーコメントの表示

マーカーを設定して、タイムラインルーラーでマーカーにポインターを合わせると、マーカーの情報を示すツールヒントが表示されます。マーカーダイアログボックスを開かなくても、マーカーの内容をすばやく調べることができます。

シーケンスマーカーのツールヒントには、次の情報が最大 4 項目で表示されます。

  • 名前(オプション、入力した場合のみ表示)

  • 時間理由(常に表示)

  • デュレーション(オプション、マーカーにデュレーションが設定されている場合のみ表示)

  • コメントテキスト(オプション、入力した場合のみ表示)

注意:

「オーディオユニット時間で表示」を選択すると、ツールヒントにマーカーの場所とデュレーションがタイムコードユニットではなくオーディオユニット時間で表示されます。

マーカーパネルのシーケンスタイムコードの表示

マーカーパネルでクリップマーカーのシーケンスタイムコードを表示して、タイムライン内のマーカーの位置を正確に特定できます。タイムラインのクリップマーカーは、クリップがハイライトされている場合にのみマーカーパネルに表示されます。

マーカーパネル

シーケンスタイムコードを表示するには:

  • マーカーパネルのメニューで、「シーケンスタイムコード」オプションを選択します。マーカーパネルのタイムコード表示が、クリップからシーケンスタイムコードに変更されます。

シーケンスタイムコードモードでは、現在のシーケンスのクリップマーカーのみがマーカーパネルに表示されます。クリップのイン/アウトの範囲外のクリップマーカーは表示されません。シーケンスタイムコードは、シーケンスのタイムベースが変更されると自動的に更新されます。

After Effects とのマーカーの共有

以下に示す方法を使用すると、Premiere Pro と After Effects でマーカーを共有することができます。

  • Premiere Pro プロジェクトを After Effects に読み込むと、After Effects ではシーケンスマーカーをコンポジションマーカーに変換します。

  • Premiere Pro のプロジェクトパネルからシーケンスをコピーして After Effects にペーストすると、作成したコンポジションはシーケンスマーカーをコンポジションマーカーとして、クリップマーカーをレイヤーマーカーとして保持します。つまり、コピー&ペースト操作を行ってもマーカーを保持できます。

  • Adobe Media Encoder を介して Premiere Pro から AVI などのコンテナ形式にシーケンスを書き出すと、シーケンスマーカーは XMP の一時的なメタデータとして保存されます。ビデオファイルをレイヤーのソースとして使用すると、After Effects はこれらのシーケンスマーカーをレイヤーマーカーに変換します。

マーカーを色でフィルタリング

Premiere Pro では、マーカーパネルのマーカーを色でフィルタリングできます。フィルタリングされた色付きのマーカーのみを下のリストに表示するには、マーカーパネルの上部にある色の付いたチェックボックスを 1 つ以上オンにします。  

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