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リファレンスモニターは、2 つ目のプログラムモニターのように機能します。リファレンスモニターを使用して、シーケンスの異なるフレームを横に並べて比較したり、同じフレームを異なる表示モードで表示したりできます。
リファレンスモニターに表示されているシーケンスのフレームを、プログラムモニターから独立して移動できます。この方法を使用すれば、例えばカラーマッチフィルターを使用する場合など、各ビューで異なるフレームを表示して比較できます。
または、リファレンスモニターとプログラムモニターを連動させて、同じシーケンスフレームを表示し、連動して移動することもできます。この機能は、カラー補正操作を行うときに特に便利です。表示モードをリファレンスモニターの波形モニターまたはベクトルスコープに設定することで、カラー補正やその他のあらゆるビデオフィルターをより効率的に調整できるようになります。
プログラムモニターでリファレンスモニターの画質設定、拡大率、表示モードを指定できます。また、タイムラインルーラーと表示エリアバーもプログラムモニターと同様に機能します。リファレンスモニターは参照用のウィンドウで、編集操作を行うウィンドウではありません。このため、リファレンスモニターにあるのはフレーム移動用のコントロールだけで、再生や編集用のコントロールはありません。プログラムモニターの再生コントロールを使用して、リファレンスモニターとプログラムモニターをグループ化できます。リファレンスモニターは、1 つだけ開くことができます。
リファレンスモニターの表示
ウィンドウメニューで、「リファレンスモニター」を選択します。リファレンスモニターが独立したパネルとして開きます。リファレンスモニターのタブは、ソースモニターの隣にあるドロップゾーンにドラッグできます。
連動機能は、ソースクリップをシーケンスを比較できる便利な機能です。また、フッテージの一部の外観が別の部分と一致するようなタスクに適しています。「プログラムモニターと連動」ボタンは、カラー補正、マルチカム編集、編集の比較などのワークフローに威力を発揮します。
「ソースとプログラムモニタの連動」ボタンは、ソースモニターとプログラムモニターを連動させます。ボタンを選択すると、連動機能のオンとオフを切り替えることができます。この機能が有効になっていると、再生ヘッドは互いにロックされ、連動して動きます。オフにすると、モニターは互いに独立して機能します。
リファレンスモニターとプログラムモニターを連動させて、両方のモニターに常に同じフレームを表示させることができます。
リファレンスモニターで、「プログラムモニターと連動」ボタンを選択します。
リファレンスモニターのパネルメニューで、「プログラムモニターと連動」を選択します。
プログラムモニターのパネルメニューで、「リファレンスモニターと連動」を選択します。
リファレンスモニター、プログラムモニターまたはタイムラインのいずれかの再生ヘッドを移動すると、他の 2 つのパネルの再生ヘッドも対応するフレームに移動します。