Premiere Pro を使用して、オーディオを編集し、エフェクトを追加して、オーディオトラックをシーケンスとしてミキシングします。

オーディオの操作

Adobe Premiere Pro では、オーディオを編集し、エフェクトを追加して、コンピューターシステムで処理できる数のオーディオトラックをシーケンスとしてミキシングすることができます。トラックには、モノラル、5.1 サラウンドチャンネルを含めることができます。さらに、標準トラックとアダプティブトラックがあります。 

標準オーディオトラックは同じトラックのモノラルとステレオの両方に対応できます。つまり、オーディオトラックを標準に設定した場合、同じオーディオトラックの異なるタイプのオーディオトラックにフッテージを使用できます。

メディアの種類ごとに異なるトラックの種類を選択できます。例えば、モノラルのクリップはモノラルトラックでのみ編集するよう選択できます。マルチチャンネルモノラルオーディオを、デフォルトでアダプティブトラックに送るように選択することができます。

モノラルトラック

モノラルトラック には、モノラルのクリップとステレオのクリップのみを含めることができます。ただし、ステレオトラックの右および左チャンネルがモノラルに合計され、クリッピングが発生しないように 3 dB に減衰されます。

出力がモノラルシーケンスメーターまたはモノラルサブミックストラックに割り当てられたモノラルトラックのパン制御は行われません。パンノブを使用して、モノラルトラックのオーディオ信号を、ステレオシーケンスの左右のチャンネル間でパンします。 

パックを使用して、モノラルトラックのオーディオ信号を、5.1 シーケンスの L、C、R、Ls、Rs のサラウンドチャンネルの間でパンします。センター%コントロールは、中央のチャンネルと左右のチャンネルの間のバランスに影響します。モノラルトラックでのこのデフォルト設定は 100% で、すべてのフロントチャンネル出力が中央のチャンネルのみになります(左右のチャンネル出力なし)。デフォルトではパックの中心がトレイで、信号がリアの Ls および Rs(左右のサラウンド)チャンネルにも送信されます。 

LFE ボリューム制御では低音調整が採用されています。つまり、ローパスフィルターがすべてのサラウンドチャンネルの組み合わせに適用され、この制御の影響を受ける LFE チャンネルに出力されます。

パンノブを使用して、モノラルトラックのオーディオ信号を、2 つ以上のチャンネルがあるマルチチャンネルシーケンスの奇数チャンネルと偶数チャンネルの間でパンします。チャンネルが 1 つだけのマルチチャンネルシーケンスに出力が割り当てられたモノラルトラックにはパン制御がおこなわれません。

ステレオトラック

標準(ステレオ)トラックには、モノラルのクリップとステレオのクリップのみを含めることができます。ただし、モノラルクリップ信号は左右のチャンネルに分割され、3 dB に減衰されます。

出力がモノラルシーケンスメーターまたはモノラルサブミックストラックに割り当てられたステレオトラックのバランス制御は行われません。バランスノブを使用して、ステレオシーケンスの左右のチャンネルの間のバランスを設定します。

標準トラックでパックを使用して、ステレオトラックのオーディオ信号を、5.1 シーケンスの L、C、R、Ls、Rs のサラウンドチャンネルの間でバランスを設定します。センター%コントロールでは、左右のチャンネルの信号の割合を、合計した中央チャンネルと個別の左右のチャンネルの間で調整します。ステレオトラックでのデフォルト設定は 0% で、中央チャンネルには信号が送信されず、すべてのクリップの左チャンネル信号が L トラック出力チャンネルに送信され、クリップの右チャンネル信号が R トラック出力チャンネルに送信されます。 デフォルトではパックの中心がトレイで、クリップの左チャンネルの信号が Ls トラック出力チャンネルにも送信され、一方、クリップの右チャンネルの信号が Rs トラック出力チャンネルにも送信されます。LFE ボリューム制御では低音調整が採用されています。つまり、ローパスフィルターがすべてのサラウンドチャンネルの組み合わせに適用され、この制御の影響を受ける LFE チャンネルに出力されます。

バランスノブを使用して、標準トラックのオーディオ信号を、2 つ以上のチャンネルがあるマルチチャンネルシーケンスの奇数チャンネルと偶数チャンネルの間でバランスを設定します。 チャンネルが 1 つだけのマルチチャンネルシーケンスに出力が割り当てられたステレオトラックにはバランス制御が行われません。

5.1 トラック

5.1 トラックには 5.1 クリップのみを含めることができます。5.1 トラックではパン/バランスのパックおよびトレイまたは低音調整が行われません。

5.1 トラックはモノラルシーケンス内のモノラルにミックスダウンされるか、ステレオシーケンス内のステレオにミックスダウンされます。5.1 シーケンスでは、5.1 トラックのチャンネルが変更されないまま対応する出力チャンネルに直接されます。

5.1 トラックがモノラルまたはステレオのクリップに役立つ場合があります。例えば、オーディオのポストプロダクション施設で、完了した(またはミックスダウンされた)5.1 オーディオを、それぞれが 5.1 チャンネルを表す 6 つのモノラルクリップの形式で送信する場合です。これらのモノラルクリップは、オーディオのポストプロダクション施設で既にミックスされているので、5.1 シーケンス内のモノラルまたはステレオのトラックに置換しないでください。この場合の適切なワークフローは、クリップを変更/オーディオチャンネルを使用して、各モノラルクリップを 5.1 クリップに変更し、適切なチャンネルを指定することです。 もう 1 つの方法は、クリップをモノラルのままにして、それぞれをマルチチャンネルシーケンス内の独自のモノラルトラックまたはアダプティブトラックに配置し、トラック出力チャンネルマッピングおよびパンを使用して、とラク出力を正しい出力チャンネルに割り当てます。

Premiere Pro 9.0 には 5.1 トラック用のトラック出力チャンネル割り当てが組み込まれているので、より柔軟で容易なチャンネルマッピングが実現します。

5.1 トラックに対するオーディオチャンネルのマッピング
5.1 トラックに対するオーディオチャンネルのマッピング

アダプティブトラック

アダプティブトラックにはモノラル、ステレオおよびアダプティブのクリップのみを含めることができます。アダプティブトラックにはバランス制御が含まれています。アダプティブトラックにはシーケンスと同じ数のチャンネルがあります。例えば、ステレオシーケンスでは、3 つ以上のチャンネルがあるアダプティブクリップが含まれている場合でも、アダプティブトラックに含まれている使用可能なチャンネルは 1~2 です。3 つ以上のチャンネルを使用可能にすることが望ましい場合、クリップを変更/オーディオチャンネルを使用して、クリップのチャンネルをトラックチャンネル 1~2 のいずれかにマップします。各チャンネルにマップできるソースチャンネルは 1 つだけです。言い換えると、どのクリップチャンネルもアダプティブトラック出力 1 にマップでき、どのクリップチャンネルもアダプティブトラック出力 2 にマップできます。そのため、デフォルトのクリップチャンネル 1~2 の代わりに、クリップチャンネル 31~32 をアダプティブトラック出力 1~2 にマップできます。

マルチチャンネルシーケンスではない場合は、アダプティブトラックにトラック出力チャンネルマッピングが含まれなくなります。

アダプティブトラックの設定

オーディオを操作するには、まずオーディオをプロジェクトに読み込むか、オーディオをトラックに直接録音します。オーディオクリップまたはオーディオを含むビデオクリップを読み込むことができます。

オーディオクリップはプロジェクトに読み込み、シーケンスに追加して、ビデオクリップと同じように編集することができます。オーディオをシーケンスに追加する前に、ソースモニターでオーディオクリップの波形を表示し、トリミングしておくこともできます。

タイムラインパネルまたはエフェクトコントロールパネルでオーディオトラックのボリュームおよびパン/バランスの設定を直接調整できます。オーディオトラックミキサーを使用して、リアルタイムでミキシングの変更を行うことができます。シーケンス内のオーディオクリップにエフェクトを追加することもできます。複数のトラックを使用する複雑なミキシングが必要になりそうな場合は、サブミックストラックやシーケンスをネストしてトラックを構成することも検討します。

注意:

Adobe Audition を使用した高度な編集を行うには、編集Adobe Audition で編集を選択します。

シーケンス内のオーディオトラック

シーケンスには、次のオーディオトラックをさまざまな組み合わせで使用できます。

標準

標準トラックは以前のステレオタイプに代わるものです。このトラックは、モノラルとステレオの両方のオーディオクリップに対応できます。 

モノラル

オーディオチャンネルを 1 つ保持します。ステレオクリップがモノラルトラックに追加される場合、ステレオクリップチャンネルがモノラルトラックによってモノラルに合計されます。

アダプティブ

アダプティブトラックにはモノラル、ステレオ、およびアダプティブのクリップを含めることができます。アダプティブトラックを使用すると、ワークフローに最適な形でソースオーディオを出力オーディオチャンネルにマッピングすることができます。このトラックタイプが役に立つのは、カメラからのオーディオに複数のオーディオトラックが記録されている場合です。アダプティブトラックは、統合クリップ、つまりマルチカメラシーケンスの操作を行うときにも使用できます。詳しくは、このビデオをご覧ください。

5.1

には次が含まれます。

  • 前方用のオーディオチャンネル 3 つ(左、中央、右)
  • 後方またはサラウンド用のオーディオチャンネル 2 つ(左、右)
  • サブウーファースピーカーに出力される低音効果音(LFE)オーディオチャンネル 1 つ。

5.1 トラックで保持できるのは、5.1 クリップのみです。

必要に応じて、トラックはいつでも追加または削除できます。トラックは一度作成したら、トラックで使用するチャンネル数を変更することはできません。シーケンスは必ずマスタートラックを含んでいます。マスタートラックは、シーケンスに含まれているすべてのトラックを組み合わせた出力の制御をします。新規シーケンスダイアログのトラックパネルでは、マスタートラックの形式、シーケンス内のオーディオトラック数およびオーディオトラックのチャンネル数を指定します。

シーケンスには、2 種類のオーディオトラックを使用できます。通常のオーディオトラックには、実際の音声が含まれています。サブミックストラックは、サブミックストラックにルーティングされたトラックまたはセンドの信号を組み合わせたものを出力します。サブミックストラックは、ミキシングやエフェクトの管理に用いると効果的です。

作成したシーケンスのオーディオトラックはタイムラインパネルで指定された数しかありません。ただし、タイムラインパネルの一番下のオーディオトラックの下にオーディオクリップをドロップすると、新しいオーディオトラックが自動的に作成されます。この機能は重ねるオーディオクリップ数がシーケンスで使用可能なトラック数を超える場合に便利です。また、オーディオクリップのチャンネル数が初期設定のオーディオトラックのチャンネル数と一致しない場合にも役に立ちます。トラックヘッダーを右クリックしてトラックの追加を選択したり、シーケンストラックの追加を選択してトラックを追加したりすることもできます。

オーディオクリップのチャンネル

クリップには、オーディオチャンネル 1 つ(モノラル)、左右用にオーディオチャンネル 2 つ(ステレオ)、オーディオサラウンド用に 5 つのオーディオチャンネルと 1 つの低音効果音オーディオチャンネル(5.1 サラウンド)を含めることができます。クリップは任意に組み合わせてシーケンス内で使用することができます。ただし、すべてのオーディオは、マスタートラックのトラック形式(モノラル、ステレオまたは 5.1 サラウンド)にミキシングされます。

ステレオクリップを 1 つのトラックに配置するか、2 つのトラックに配置するかを指定できます。プロジェクトパネルのクリップを右クリックして、変更オーディオチャンネルを選択します。ステレオクリップを 2 つのトラックにまたいで配置するように選択した場合は、クリップパンナーで初期設定が使用されます(左から左、右から右)。

Premiere Pro では、オーディオクリップのトラック形式(オーディオチャンネルのグループ化)を変更できます。例えば、ステレオまたは 5.1 サラウンドクリップ内の個々のチャンネルのオーディオに異なるオーディオエフェクトを適用できます。ステレオまたは 5.1 サラウンドクリップのトラック形式は変更できます。この場合、クリップがシーケンスに追加されたときにオーディオが別々のモノラルトラックに配置されます。

Premiere Pro では、クリップのオーディオチャンネルの出力チャンネルまたはトラックをマップし直すことができます。例えば、ステレオクリップの左チャンネルオーディオをマップし直して、右チャンネルに出力することができます。

5.1 オーディオクリップのマトリクスの保持

読み込んだ 5.1 オーディオクリップのマトリクスを保持するには、シーケンス内の 5.1 オーディオトラックのクリップを使用します。シーケンス内の個別のマルチモノラルトラックとしてコンポーネントチャンネルを使用するには、クリップをモノラルチャンネルに読み込むか、マップし直します。

オーディオトラックおよびクリップのミキシング

ミキシングとは、シーケンス内のオーディオトラックを合成したり調整することです。 シーケンスのオーディオトラックには、複数のオーディオクリップとビデオクリップのオーディオトラックを含めることができます。 オーディオをミキシングする操作は、シーケンスのさまざまな段階で適用することができます。例えば、あるクリップを特定のオーディオレベルに設定し、そのクリップを含むトラックに別の値を適用することができます。ネスト化されているシーケンスのオーディオが含まれているトラックに、ソースシーケンスのトラックに適用されているボリュームの変更およびエフェクトが既に含まれていてもかまいません。最終的なミキシングでは、こうしたすべてのレベルに適用されている値が組み合わされて適用されます。

クリップまたはそのクリップを含むトラックにエフェクトを適用して、オーディオクリップを変更することができます。エフェクトは計画的かつ論理的に適用し、同じクリップに必要以上の設定や矛盾する設定が適用されないようにしてください。

複数のオーディオトラックをミキシングしてタイミングを調整し、明瞭度と臨場感を高める方法について、Chris および Trish Meyer が Artbeats の Web サイトで概要を説明しています。

オーディオ処理の順序

シーケンスを編集すると、オーディオは以下の順序で処理されます。

  • クリップオーディオオプション/オーディオゲインを使用してクリップに適用されたゲイン調整

  • クリップに適用されたエフェクト

  • トラック設定(プリフェーダーエフェクト、プリフェーダーセンド、ミュート、フェーダー、メーター、ポストフェーダーエフェクト、ポストフェーダーセンド、パン/バランスポジションの順序で処理されます)

  • トラック出力ボリューム(オーディオトラックミキサーの左から右、オーディオトラックからサブミックストラック、最後にマスタートラックという順序で処理されます)。

注意:

初期設定のシグナルパスは、センドを使用したり、トラックの出力設定を変更したりすることで変更が可能です。

簡単なオーディオ調整

Premiere Pro のオーディオトラックミキサーには多彩な機能が用意されていますが、一部の機能で十分な効果が得られる場合があります。例えば、DV フッテージから一緒にキャプチャしたビデオとオーディオを使用してラフカットを作成し、ステレオトラックとして出力する場合、以下のガイドラインに従ってください。

  • まず、オーディオトラックミキサーマスターメーターとボリュームフェーダーを使用します。 レベルが 0 dB を下回っていたり上回っていた場合(赤いクリッピングインジケーターが点灯します)、必要に応じてクリップまたはトラックのレベルを調節します。

  • トラックを一時的にミュートするには、オーディオトラックミキサーの「トラックをミュート」ボタンまたはタイムラインパネルのトラックをミュートアイコンを使用します。一時的にほかのすべてのオーディオトラックをミュートするには、オーディオトラックミキサーソロトラックボタンを使用します。

  • どのようにオーディオを調整する場合でも、変更内容を適用する範囲(トラック全体またはクリップ)に注意します。オーディオトラックとオーディオクリップでは編集方法が異なります。

  • オーディオトラックミキサーメニューの「トラックの表示切り替え」を使用すると、必要な情報のみを表示して画面領域を節約することができます。エフェクトおよびセンドを使用しない場合は、オーディオトラックミキサーの左端にある三角形をクリックして非表示にすることができます。

オーディオデータの表示

様々なクリップやトラックのオーディオ設定の表示および編集を行うために、Premiere Pro では同じオーディオデータを複数のビューで表示することができます。トラックやクリップのボリュームまたはエフェクトの値は、オーディオトラックミキサーまたはタイムラインパネルで表示および編集することができます。 トラックの表示が「オーディオのキーフレームを表示」または「トラックボリュームを表示」に設定されている必要があります。

また、タイムラインパネルのオーディオトラックには、時間の経過に従ってクリップのオーディオを表した波形が表示されます。波形の高さは、オーディオの振幅(音の大きさや小ささ)を示します。波形が大きいほど、オーディオの音量が大きいことを意味します。オーディオトラックの波形表示は、クリップ内の特定のオーディオを見つけるのに便利です。

波形を表示するには、マウスホイールを使用するか、またはトラックヘッダーの空白領域をダブルクリックします。

オーディオクリップの表示

タイムラインパネルでは、オーディオクリップのボリュームミュート、またはパン時間の変化を示すグラフと波形を表示することができます。また、オーディオクリップはソースモニターでも表示することができます。ソースモニターは、インポイントおよびアウトポイントを正確に設定する場合に使用すると便利です。シーケンスを表示する時間単位は、フレーム単位ではなくオーディオ用の詳細な単位を使用することもできます。この設定は、オーディオをフレームより細かい単位で編集する場合に便利です。

  • 次のいずれかの操作をおこないます。
    • クリップのオーディオ波形をタイムラインパネルに表示するには、オーディオトラックをクリックし、設定/波形を表示をクリックします。
    • タイムラインパネルに表示されているオーディオクリップをソースモニターに表示するには、そのクリップをダブルクリックします。
    • プロジェクトパネルにあるオーディオクリップをソースモニターに表示するには、そのクリップをダブルクリックするか、ソースモニターにドラッグします。クリップにビデオおよびオーディオが含まれている場合、オーディオをソースモニターに表示するには、「設定」ボタンをクリックし、「オーディオ波形」を選択するか、またはソースモニターのタイムバーの近くにある「オーディオのみドラッグ」アイコンをクリックします。

オーディオ用の詳細な時間単位による表示

  • オーディオトラックミキサープログラムモニターソースモニター、またはタイムラインパネルで、パネルメニューから「オーディオユニット時間で表示」を選択します。

    注意:

    タイムラインパネルにオーディオ波形が表示されている状態でボリュームレベルを詳細に表示したい場合は、トラックの高さを高くします。時間をより詳細に表示するには、オーディオユニットを使用します。

オーディオトラックミキサーの概要

オーディオトラックミキサーでは、オーディオトラックを聴いたり、ビデオトラックを表示しながら設定を調整することができます。オーディオトラックミキサーの各トラックはタイムラインに表示されているアクティブシーケンスのトラックに対応しており、タイムラインのオーディオトラックをオーディオコンソール形式のレイアウトで表示します。トラックの名前をクリックするとトラック名を変更できます。また、オーディオトラックミキサーを使用すると、オーディオをシーケンスのトラックに直接録音することもできます。

オーディオトラックミキサー
オーディオトラックミキサー

A. パン/バランスコントロール B. オートメーションモード C. トラックをミュート/ソロトラック/このトラックに録音ボタン D. VU メーターおよびフェーダー E. トラック名 F. クリッピングインジケーター G. マスター VU メーターおよびフェーダー 

初期設定では、オーディオトラックミキサーにはすべてのオーディオトラックとマスターフェーダーが表示され、ボリュームメーターで出力信号レベルがモニターできます。オーディオトラックミキサーに表示されるのはアクティブシーケンスのトラックのみで、プロジェクト全体のトラックが表示されるわけではありません。複数のシーケンスで構成されたマスタープロジェクトを作成する場合はマスターシーケンスを作成して、ほかのシーケンスをそこにネストします。

オーディオトラックミキサーの再生コントロール
オーディオトラックミキサーの再生コントロール

A. インポイントへ移動 B. アウトポイントへ移動 C. 再生/停止 D. インからアウトへ再生 E. ループ F. 録画   

オーディオメーターパネルは、オーディオトラックミキサーのマスターメーターのオーディオ表示を反映します。別にオーディオメーターパネルを開いたりワークスペースの任意の場所にドッキングしたりすることができます。オーディオトラックミキサーパネルにより、オーディオミキサー全体が表示されない場合や、マスターフェーダーセクションが表示されていない場合でも、オーディオをモニターすることができます。

注意:

フェーダーをダブルクリックすると、フェーダーを 0 dB に設定できます。

オーディオメーターパネル
オーディオメーターパネル

オーディオミキサー
オーディオミキサー

A. エフェクトとセンドの表示/非表示 B. エフェクト C. センド D. トラック出力設定 E. オートメーションモード 

ビデオ:Premiere Pro でより簡単にオーディオミキサーを使用する方法

ビデオ:Premiere Pro でより簡単にオーディオミキサーを使用する方法
このビデオでは、オーディオメーターパネル、その調節可能な VU メーターコントロール、および新しい論理的なアイコンデザインについて解説しています。
Richard Harrington

オーディオトラックミキサーの変更

  1. オーディオトラックミキサーメニューから次のいずれかを選択します。

    • 特定のトラックの表示/非表示を切り替えるには、トラックの表示切り替えメニューを選択します。表示するトラックを示すチェックボックスをオンにして、「OK」をクリックします。
    • VU メーターに、Premiere Pro のトラックレベルではなくハードウェア入力レベルを表示するには、「メーター入力のみを選択します。このオプションが選択されている場合でも、録音中でないすべてのトラックを Premiere Pro でモニターすることができます。
    • 時間をビデオフレーム単位ではなくオーディオ用の詳細な単位で表示するには、「オーディオユニット時間で表示」を選択します。表示単位をサンプルまたはミリ秒に切り替える場合は、プロジェクト設定ダイアログボックスの「一般」タブを選択して、オーディオ「表示形式」オプションを変更します。「オーディオユニット時間で表示」オプションを使用すると、オーディオトラックメーターソースパネル、プログラムパネルおよびタイムラインパネルでの時間表示が変更されます。
    • エフェクトと送り先の設定領域を表示するには、オーディオトラックメーターの左側にあるエフェクトとセンドの表示/非表示の三角形をクリックします。

    注意:

    一部のトラックが見えない場合は、オーディオミキサーのサイズを調整するか、横方向にスクロールします。

    • エフェクトまたはセンドを追加するには、エフェクトとセンドの設定領域でエフェクトの選択または送り先の選択用の下向きの矢印をクリックします。次に、表示されるメニューからエフェクトまたはセンドを選択します。
  2. レベルメーター内を右クリックして、メニューを使用して視覚的なカラーグラデーションを表示、可変、固定ピーク、最小値を表示、およびデジベル範囲を設定します。

オーディオトラックミキサーでの特定のトラックのモニター

  • モニターするトラックのソロトラックボタンをクリックします。

    ソロトラックボタンをオンにしたトラックのみが、再生中にモニターされます。

    注意:

    トラックをミュートボタンを使用すると、そのトラックをミュートすることができます。

オーディオメーターパネル

  1. ウィンドウオーディオメーターを選択します。

    オーディオメーターパネル
    オーディオメーターパネル

    A. LED メーター(メーターパネルのグラデーション) B. ソロチャンネル C. クリッピングインジケーター D. ピークインジケーター E. 最小値インジケーター 
  2. パネルを右クリックして次を実行するオプションを使用します。

    • 固定ピークまたは可変ピークとしてピークを表示する。可変ピークの場合、ピークインジケーターを 3 秒間のしきい値で常に更新する。固定ピークの場合、インジケーターがリセットされるか再生が再開されるまでピークインジケーターが最大音のピークを表示する。
    • 最小値を表示する。
    • LED メーターを表示(メーターがカラーのセグメントで表示されます)。
    • 使用可能なオプションからデシベル範囲を設定する。

    注意:

    オーディオメーターはソースモニターとプログラムモニターの両方の情報を提供します。

ビデオ:機能が向上したオーディオメーターパネル

ビデオ:機能が向上したオーディオメーターパネル
機能が向上した Adobe Premiere Pro のオーディオコントロールについて解説します。位置を変更できる VU メーターや、オーディオミキサーパネルに加えて、ソロ、モノラルおよびステレオのコンテンツをモニターできる機能について説明します。
Richard Harrington

オーディオメーターパネル用にモニターするオプションの設定

オーディオメーターパネルを右クリックして、メニューから目的のオプションを選択します。

同位置でソロ

スピーカーの割り当てを変えずに 1 つまたは複数のチャンネルをソロにします。例えば、5.1 で右のサラウンドをソロにすると、このチャンネルは右サラウンドのスピーカーからのみ聞こえます。このオプションはソースモニターで再生されたすべてのクリップおよびタイムラインパネルで再生されたすべてのシーケンスに使用できます。


モノラルチャンネルをモニター

割り当てにかかわらず、ステレオをモニターする両方のスピーカーから 1 つの特定のチャンネルを聞けるようにします。

例えば、ソースモニターで 8 チャンネルアダプティブクリップをモニターすると、左右両方のスピーカーからチャンネル 4 を聞くことができます。このオプションは次に対して使用できます。

  • ソースモニターで再生されるアダプティブクリップ
  • ソースモニターまたはタイムラインパネルのいずれかで再生される複数チャンネルのマスターがあるシーケンス


ステレオペアをモニター

タイムラインで再生される複数チャンネルのマスターがあるシーケンスでのみ使用できます。例えば、8 チャンネルのマルチチャンネルのマスターシーケンスでは、左右のスピーカーからチャンネル 3 とチャンネル 4 だけをモニターできます。


注意:

無効のチャンネルはソースモニターやオーディオメーターパネルには表示されません。

オプションウィンドウでの VST エフェクトのカスタマイズ

  1. オーディオトラックミキサーVST プラグインエフェクトをトラックに適用します。

  2. エフェクトとセンドの設定領域でエフェクトをダブルクリックします。

    別の VST 編集ウィンドウが表示されます。

  3. オプションコントロールでエフェクトをカスタマイズします。

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