注意:

Premiere Pro CC に、新しいタスク指向のワークスペースレイアウト、タブ形式のパネル、その他の機能によって改良された動的なユーザーインターフェイスが導入されました。2015 リリースより前のバージョンの Premiere Pro CC を使用している場合、この記事で説明しているパネルやツールの一部が見つからないことがあります。

ワークスペースについて

アドビ システムズ社のビデオおよびオーディオアプリケーションには、共通のカスタマイズ可能なワークスペースが用意されています。各アプリケーションには独自のパネル(プロジェクト、メタデータ、タイムライン)がありますが、パネルの移動やグループ化の方法はすべての製品で共通です。

プログラムのメインウィンドウはアプリケーションウィンドウと呼ばれます。このウィンドウでは、ワークスペースと呼ばれる構成でパネルが表示されます。初期設定のワークスペースには、グループ化されたパネルおよびグループに属さない単独のパネルが表示されます。

作業スタイルに適したレイアウトにパネルを並び替えて、ワークスペースをカスタマイズできます。パネルを再び整列すると、他のパネルはウィンドウに収まるように自動的にサイズ変更されます。タスクごとに複数のカスタムワークスペースを作成および保存できます。例えば、編集用のワークスペースとプレビュー用のワークスペースなどです。

ワークスペースの例

A. アプリケーションウィンドウ B. グループ化されたパネル C. 個々のパネル 

注意:

フローティングウィンドウを使用して、以前のバージョンの Adobe アプリケーションと同じようなワークスペースを作成したり、複数のモニターにパネルを配置したりできます。

プロジェクトでのワークスペースの読み込み

プロジェクト内で行われたワークスペースの選択およびカスタマイズは、プロジェクトファイルに保存されます。初期設定では、Premiere Pro は現在のワークスペースにプロジェクトを開きますが、プロジェクトを最後に使用したワークスペースで開くこともできます。このオプションは、プロジェクトごとにワークスペースを並び替えることが多い場合に特に便利です。

注意:

プロジェクトを読み込んだときにワークスペースが空白の場合は、プロジェクトを閉じます。「プロジェクトからワークスペースを読み込み」の選択を解除します。プロジェクトをもう一度読み込み、プロジェクトに既存のワークスペースを選択します。

  • プロジェクトを開く前に、ウィンドウ/ワークスペース/プロジェクトからワークスペースを読み込みを選択します。

ワークスペースのカスタマイズ

ワークスペースの選択

アドビ システムズ社のビデオおよびオーディオアプリケーションには、特定のタスクのためにパネルのレイアウトを最適化した定義済みのワークスペースがいくつか用意されています。これらのワークスペース、または保存しているカスタムワークスペースのいずれかを選択すると、それに応じて現在のワークスペースは再描画されます。

ワークスペースパネルの「ワークスペース」ボタンを使用して、1 回のクリックでデフォルトのワークスペースまたはカスタムワークスペースにアクセスできるようになりました。 

ワークスペース
  • ワークスペースの上部に表示されている名前をクリックすると、別のレイアウトに切り替えることができます。
  • 「シェブロン」アイコン(>>)をクリックすると、オーバーフローメニューが開きます。オーバーフローメニューには、ワークスペースパネルに表示されないワークスペースレイアウトが含まれています。 
  • 「シェブロン」アイコンの横にある垂直の境界線をドラッグして、オーバーフローメニューでのワークスペースの表示と非表示を制御します。

注意:

以前のカスタムワークスペースでは、ワークスペースの上部にワークスペースパネルが開かれませんでした。ワークスペースパネルを開いて上部にドッキングし、変更をワークスペースに保存できます。

また、ウィンドウメニューからワークスペースを開くこともできます。

  • 作業対象のプロジェクトを開き、ウィンドウ/ワークスペースを選択して、目的のワークスペースを選択します。

ワークスペースの順序の変更とワークスペースの削除

ワークスペースの表示順序を変更したり、ワークスペースをオーバーフローメニューに移動したり、ワークスペースを非表示にしてワークスペースパネルに表示されないようにしたりできます。また、このパネルからワークスペースを削除することできます。 

  1. 現在アクティブなワークスペースの横に表示されている「ワークスペースメニュー」アイコンをクリックします。

    「ワークスペースメニュー」アイコン
    A. 「ワークスペースメニュー」アイコン 
  2. 表示されているワークスペースメニューで、「ワークスペースを編集」をクリックします。

    ワークスペースを編集

    注意:

    また、ウィンドウワークスペースワークスペースを編集からワークスペースを編集ダイアログにアクセスすることもできます。

  3. ワークスペースを編集ダイアログが表示されます。ここで、ワークスペースの表示順序を変更したり、オーバーフローメニューに移動したり、非表示にしたりできます。また、ワークスペースを削除することもできます。

    変更を元に戻すには、「キャンセル」をクリックします。 

    ワークスペースを編集ダイアログ

ワークフローの保存またはリセット

カスタムワークスペースの保存

ワークスペースを変更すると、その変更内容がトラッキングされ、最新のレイアウトが保存されます。特定のレイアウトを長期的に保存するには、カスタムワークスペースとして保存します。保存したカスタムワークスペースはワークスペースメニューに表示され、それを選択すればワークスペースをそのレイアウトに再設定できます。

  • 必要に応じてグループやパネルを並べ換えて、次のいずれかの操作を行います。

    • 「ワークスペースメニュー」アイコンをクリックして、「新規ワークスペースとして保存」を選択します。
    新規ワークスペースとして保存
    • あるいは、ウィンドウワークスペース新規ワークスペースとして保存を選択します。

     

変更をデフォルトのワークスペースに保存

注意:

元のデフォルトレイアウトへの変更を保存すると、それらを元に戻す唯一の方法は、レイアウトフォルダーからワークスペース構成ファイルを削除することです。

デフォルトのワークスペースへの変更を保存するには、次のいずれかの操作を行います:

  • 「ワークスペースメニュー」アイコンをクリックし、「このワークスペースに変更を保存」を選択します。
  • ウィンドウワークスペースこのワークスペースに変更を保存を選択します。

ワークスペースのリセット

元の保存されているパネルレイアウトに戻すには、現在のワークスペースをリセットします。

  • 次のいずれかの操作を行います。

    • 「ワークスペースメニュー」アイコンをクリックして、保存したレイアウトにリセットを選択します。
    • ウィンドウワークスペース 保存したレイアウトにリセットを選択します。

Premiere Pro CC(2015 年 11 月リリース)のデフォルトのワークスペース

2015 年 11 月にリリースされた Premiere Pro CC では、デフォルトのワークスペースがすべて改良されています。また、新たにタイトルすべてのパネルという 2 つのワークスペースも追加されています。タイトルワークスペースでは、スタックパネルの右側の列にタイトルツールが表示され、プログラムモニターと同じフレームにタイトルデザイナーが表示されます。すべてのパネルワークスペースでは、すべてのパネルが開きます。

新しいデフォルトのワークスペースを使用するには、Premiere Pro CC がクリーンなシステム(旧バージョンの Premiere のユーザーフォルダーが存在しない)にインストールされているか、レイアウトフォルダーが一度手動で削除され、その後 Premiere Pro CC によって自動的に復元されている必要があります。

また、同期設定を使用している場合は、設定ファイルに含まれる旧バージョンのデフォルトのワークスペースによって
新しいワークスペースが上書きされるおそれがあります。新しいデフォルトのワークスペースと以前のカスタムワークスペースを併用するには、次の操作を行います。

  1. カスタムワークスペースに新しいデフォルトのワークスペースと同じ名前のものがないことを確認します。同じ名前のものがある場合は、カスタムワークスペースの名前を変更して、保存しなおしてください。
  2. プロジェクトからワークスペースを読み込み」(ウィンドウワークスペースサブメニュー)がオンになっていることを確認します。
  3. カスタムワークスペースを使用(選択)している状態で Premiere プロジェクトを保存します。カスタムワークスペースが複数ある場合は、カスタムワークスペースごとにプロジェクトを 1 つ作成し、同様に保存します。
  4. 現在のレイアウトフォルダーをコピーして、バックアップを作成しておきます(復元が必要となる場合に使用)。
  5. レイアウトフォルダーを削除します(次回 Premiere Pro を起動すると、新しいデフォルトのワークスペースが作成されるときに、このフォルダーも再作成されます)。
  6. Premiere Pro を起動します。新しいワークスペースが表示されます。
  7. カスタムワークスペースを使用している状態で保存したプロジェクトを開きます。カスタムワークスペースが読み込まれ、新しいデフォルトのワークスペースと共に使用できるようになります。
  8. カスタムワークスペースが複数ある場合は、それらのプロジェクトも開きます。各カスタムワークスペースが読み込まれます。

パネルのドッキング、グループ化、フローティング

パネルをドッキングしたり、グループの中または外に移動したり、パネルのドッキングを解除してアプリケーションウィンドウ上にフローティング表示することができます。パネルをドラッグすると、パネルの移動先とすることができる場所がドロップゾーンとしてハイライトされます。選択するドロップゾーンによって、パネルの挿入位置、およびパネルが他のパネルとドッキングされるか、グループ化されるかが決まります。

ドッキングゾーン

ドッキングゾーンはパネル、グループまたはウィンドウの端にあります。パネルをドッキングすると、既存のグループに隣接して配置され、新しいパネルを表示するためにすべてのグループがサイズ変更されます。

パネル(A)をドッキングゾーン(B)にドラッグしてドッキングします(C)

グループ化ゾーン

グループ化ゾーンは、パネルまたはグループの中の、パネルのタブ領域に沿った場所にあります。パネルをグループ化ゾーンにドロップすると、そのパネルは他のパネルと重なります。

パネル(A)をグループ化ゾーン(B)にドラッグして既存のパネルとグループ化します(C)

パネルのドッキングまたはグループ化

  1. ドッキングまたはグループ化するパネルが表示されていない場合は、ウィンドウメニューでそのパネルを選択します。

  2. 目的のパネルを目的のドロップゾーンにドラッグします。ドロップゾーンのタイプに応じて、ドッキングまたはグループ化されます。

    Ctrl キーを押しながらパネルをドラッグすると、パネルが浮動になります。

     

    パネルグループのパネルは、スタック形式またはタブ形式で表示することができます。スタック形式のパネルは、パネルヘッダーをマウスでクリック(タッチパネルの場合は指でタップ)すると、展開したり、折りたたんだりできます。パネルグループ設定で、いずれかのオプションを選択してください。

パネルのドッキングを解除してフローティングウィンドウ化

パネルのドッキングを解除して、フローティングウィンドウにすると、そのウィンドウにパネルを追加したり、アプリケーションウィンドウの場合と同様にウィンドウを変更したりできます。フローティングウィンドウを使用すると、セカンドモニターを利用したり、以前のバージョンの Adobe アプリケーションと同様のワークスペースを作成したりできます。

  • ドッキングを解除するパネルを選択し(パネルが表示されていない場合は、ウィンドウメニューから選択します)、次のいずれかの操作を行います。

    • パネルメニューから「パネルのドッキングを解除」または「パネルグループのドッキングを解除」を選択します。「パネルグループのドッキングを解除」を選択すると、パネルグループのドッキングが解除されます。

    • Ctrl キー(Windows®)または Command キー(Mac OS®)を押しながらパネルまたはグループを現在の場所からドラッグします。マウスのボタンを放すと、パネルまたはグループが新しいフローティングウィンドウとして表示されます。

    • パネルまたはグループをアプリケーションウィンドウの外側にドラッグします(アプリケーションウィンドウを最大化している場合は、パネルを Windows のタスクバーにドラッグします)。

パネルグループのサイズ変更

パネルグループ間の境界線にポインターを置くと、サイズ変更アイコンが表示されます。そのアイコンをドラッグすると、その境界線を共有するすべてのグループのサイズが変更されます。例えば、ワークスペースに縦に 3 つのパネルグループが表示されているとします。下の 2 つのグループ間の境界線をドラッグすると、その 2 つのグループのサイズが変更されますが、一番上のグループのサイズは変更されません。

注意:

ポインターの下にあるパネルを最大化するには、@(アットマーク)キーを押します(Shift キーは押さないでください)。パネルを元のサイズに戻すには、もう一度アットマークキーを押します。

  1. 次のいずれかの操作を行います。
    • 縦方向または横方向のいずれか一方向にサイズを変更するには、2 つのパネルグループの間にポインターを置きます。ポインターが二重矢印 に変わります。
    • 両方向に同時にサイズを変更するには、3 つ以上のパネルグループが交差する部分にポインターを置きます。ポインターが四重矢印 に変わります。
  2. マウスボタンを押してドラッグし、パネルグループのサイズを変更します。
    パネルフレーム間の境界線をドラッグしてサイズを水平方向に変更

    A. 元のグループとサイズ変更アイコン B. サイズが変更されたグループ 

パネルを開く、閉じる、スクロール

アプリケーションウィンドウでパネルグループを閉じると、画面上の空いた領域を使用して、他のグループのサイズが変更されます。フローティングウィンドウを閉じると、そのウィンドウ内のパネルも閉じます。

  • パネルを開くには、ウィンドウメニューからパネルを選択します。
  • パネルまたはウィンドウを閉じるには、Ctrl + W キー(Windows)または Command + W(Mac OS)を押すか、閉じるボタン  をクリックします。
  • 狭いパネルグループで隠れたパネルのタブを表示するには、水平スクロールバーをドラッグします。
  • 任意のパネルをパネルグループの最前面に移動するには、次のいずれかの操作を行います。
    • 最前面に移動するパネルのタブをクリックします。

    • タブ領域上にカーソルを置き、マウスのスクロールホイールを回します。スクロールするとパネルが順々に最前面に移動されます。

    • タブを横方向にドラッグすると順序が変わります。

  • 狭いパネルグループで隠れたパネルを表示するには、パネルグループの上にあるスクロールバーをドラッグします。
狭いグループ内のパネルをすべて表示するには水平スクロールバーをドラッグする

マルチモニターの操作

マルチモニターを使用することにより、利用可能な画面領域を増やすことができます。マルチモニターを使用する場合、アプリケーションウィンドウを一方のモニターに表示し、フローティングウィンドウをセカンドモニターに配置します。モニターの構成はワークスペースに保存されます。

インターフェイスの明るさの調節

暗い編集室で作業する場合や、カラー補正を行う場合に、明るさを下げることができます。明るさを変更すると、パネル、ウィンドウおよびダイアログボックスには影響しますが、パネルの内部に位置していないスクロールバー、タイトルバーおよびメニューには影響しません。また、Windows 上のバックグラウンドにも影響しません。

  1. 編集/環境設定/アピアランス(Windows)または Premiere Pro/環境設定/アピアランス(Mac OS)を選択します。
  2. ユーザーインタフェイスの明るさスライダーを左右にドラッグします。初期設定の明るさに戻すには「初期設定」をクリックします。

ビデオチュートリアル - Premiere Pro CC(2014)

インターフェイスの概要

ビデオ編集ワークフローで Premiere Pro のパネルおよびツールを使用する方法を学習します。


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