グラフィック/プロジェクト内のフォントを置換を選択します。
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Premiere Pro のグラフィックワークスペースおよびエッセンシャルグラフィックスパネルは、Premiere Pro 内でタイトル、グラフィックを作成し、キャプションを直接操作できる強力なワークフローを提供します。
Premiere Pro バージョン 25.0 以降では、エッセンシャルグラフィックスパネルは含まれなくなりました。新しいプロパティパネルを使用して、タイトル、キャプション、オーディオ、ビデオ、グラフィックをより効率的に編集できるようになりました。また、モーショングラフィックとストックオーディオを参照するには、グラフィックテンプレートパネルを使用します。
エッセンシャルグラフィックスパネルを使用して、After Effect や Premiere Pro で作成されたモーショングラフィックステンプレート(.mogrt ファイル)をカスタマイズすることもできます。モーショングラフィックステンプレートについて詳しくは、Premiere Pro でのモーショングラフィックステンプレートの使用を参照してください。
グラフィックワークスペースおよびエッセンシャルグラフィックスパネルへのアクセス
グラフィックスワークスペースにアクセスするには:画面上部にあるワークスペースバーで「グラフィック」をクリックするか、メインメニューでウィンドウ/ワークスペース/グラフィックを選択します。
エッセンシャルグラフィックスパネルにアクセスするには:エッセンシャルグラフィックスパネルはデフォルトでグラフィックスワークスペースに表示されます。ただし、表示されていない場合は、ウィンドウ/エッセンシャルグラフィックスをクリックして直接開くことができます。
エッセンシャルグラフィックスパネルの各部
参照
このタブを使用して、Adobe Stock のモーショングラフィックステンプレート(.mogrt ファイル)を参照します。プロの手によってデザインされたテンプレートで、タイムラインに簡単にドラッグしてカスタマイズすることができます。Adobe Stock は、ビデオのフッテージ、モーショングラフィックステンプレート、写真などの市場を対象としています。詳しくは、モーショングラフィックステンプレートの参照と管理を参照してください。
編集
このタブを使用して、以下を実行します。
- レイヤーの整列と変形、外観プロパティの変更、テキストプロパティの編集などができます。
- Premiere Graphics(prgraphics)にキーフレームを追加します。
- After Effects グラフィックの表示プロパティの変更(aegraphics)
グラフィックの作成
Premiere Graphics は、Photoshop のレイヤーと同様に、複数のテキスト、シェイプおよびクリップのレイヤーを含むことができます。シーケンス内では、複数のレイヤーを単一のグラフィックトラックアイテムの中に含めることができます。新規レイヤーを作成すると、そのレイヤーを含むグラフィッククリップがタイムラインに追加され、再生ヘッドの位置から開始されます。グラフィックトラックアイテムが既に選択されている場合は、次に作成するレイヤーが既存のグラフィッククリップに追加されます。
Premiere Pro で作成する任意のグラフィックを、モーショングラフィックステンプレート(.mogrt)としてローカルテンプレートフォルダー、ローカルドライブおよびCreative Cloud ライブラリに書き出して、共有または再利用できます。
シーケンスにビデオクリップが含まれていなくても、グラフィックレイヤーを作成できます。
グラフィック内のレイヤーとして、画像およびビデオクリップを追加できます。次のいずれかの方法を使用して、クリップレイヤーを作成できます。
- エッセンシャルグラフィックスパネルの「編集」タブで、新規項目アイコンを選択し、ファイルからを選択します。
- アプリケーションメニューバーで、グラフィック/新規レイヤー/ファイルからを選択します。
- プロジェクトパネルで画像またはビデオを選択します。そのアイテムをエッセンシャルグラフィックスパネルのレイヤーパネル、またはタイムラインの既存のグラフィックにドラッグ&ドロップします。
プログラムモニターでグラフィックが選択されていることを確認します。グラフィックが選択されていない場合、このオプションは使用できません。
また、選択したレイヤーの各種類、選択した複数のレイヤー、およびグラフィック全体(グラフィックは選択されているがレイヤーは選択されていない)には、さまざまな編集可能なプロパティがあることに注意してください。
プロジェクト内のフォントを置換するには、フォントを個別に更新するのではなく、すべてのフォントをまとめて更新します。例えば、複数のテキストレイヤーを含むグラフィックがあり、そのフォントを変更する場合は、プロジェクト内のフォントを置換コマンドを使用して、すべてのレイヤーのフォントを同時に変更できます。
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プロジェクト内のフォントを置換ウィンドウパネルが開き、プロジェクトで使用されているフォントのリストが表示されます。
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置換フォントで、置換後のフォントを入力します。
注意:「置換フォント」で、選択したフォントのすべてのインスタンスを、すべてのシーケンスおよび開いているすべてのプロジェクトで置き換えます。単に 1 つのグラフィック内のすべてのレイヤーのフォントを変更するだけではありません。
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置換フォントを選択したら、「OK」をクリックします。
テキストレイヤーおよびグラフィックレイヤーのグループ化は、複雑なテキスト要素やグラフィック要素を使用する場合に便利です。レイヤーをグループ化することで、エッセンシャルグラフィックスパネルの「編集」タブが乱雑になるのを防止できるほか、良質なマスクエフェクトを作成する助けにもなります。
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エッセンシャルグラフィックスパネルで複数のレイヤーを選択します。
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次のいずれかの操作をおこないます。
- エッセンシャルグラフィックスパネルの「編集」セクションの下部にあるグループを作成アイコンをクリックします。
- 選択したレイヤーを右クリックし、コンテキストメニューから「グループを作成」を選択します。
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グループにレイヤーを追加するには、次のいずれかの操作をおこないます。
- レイヤーをグループフォルダーにドラッグします。
- グループフォルダーを別のグループフォルダーにドラッグします。グループとその中のすべてのレイヤーが移動されます。
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レイヤーのグループ化を解除するには、レイヤーを選択してグループの外に移動します。
レイヤーの名前変更
Premiere Pro では、名前のインライン編集がサポートされています。シェイプレイヤーとクリップレイヤーは、エッセンシャルグラフィックスパネルで名前を変更できます。エッセンシャルグラフィックスパネルでレイヤー名を変更するには、次の操作を行います。
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レイヤーの名前をクリックします。
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テキストフィールド内の名前を編集します。
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新しい名前を保存するには、次のいずれかの操作をおこないます。
- 「Enter」をクリックします。
- テキストフィールド以外の場所をクリックします。
テキストレイヤーの名前はプログラムモニターに表示されるテキストなので、インラインで編集できません。
または、エッセンシャルグラフィックスパネルで、シェイプまたはクリップレイヤーを右クリックすることもできます。ポップアップリストから名前変更を選択します。テキストフィールドに新しい名前を入力し、「OK」をクリックします。
ソースグラフィックの作成
「ソースグラフィックにアップグレード」(以前の「マスターグラフィックにアップグレード」)オプションを使用して、シーケンス内のグラフィッククリップからプロジェクトパネルのソースクリップ(以前はマスタークリップと呼ばれていました)アイテムを作成できます。
ソースグラフィックから作成された新しいグラフィック(アップグレード元のグラフィックも含む)は、常に正確に複製されます。これには、ソーステキスト文字列が含まれます。ソースグラフィックのインスタンスでテキスト、スタイルまたはコンテンツに加えられた変更は、ソースグラフィックの他のすべてのインスタンスに反映されます。
ソースグラフィックを作成するには、グラフィック/ソースグラフィックにアップグレードを選択します。
キーフレームを使用して、テキストレイヤー、シェイプレイヤーおよびパスをアニメートできます。エッセンシャルグラフィックスパネル内から、またはエフェクトコントロールパネルを使用して、アニメーションを直接追加できます。
エッセンシャルグラフィックスパネルを使用したレイヤーのアニメーション化
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エッセンシャルグラフィックスパネルで、アニメーション化するレイヤーを選択します。
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アニメートしたいプロパティの横にあるアイコンをクリックします(位置、アンカーポイント、スケール、回転または不透明度)。
このアクションにより、プロパティのアニメーションがオンになります。選択したプロパティのアイコンが、アニメーションがアクティブであることを示す青に変わります。
注意:エッセンシャルグラフィックスパネルのアイコンをクリックすることは、エフェクトコントロールパネルのストップウォッチをクリックすることと同じです。ある場所でアニメーションをオンにすると、他のビューでもそのアニメーションがアクティブになります。
エッセンシャルグラフィックスパネルでアニメーションをオンにすると、アニメーション化されたプロパティを変更するたびに、新しいキーフレームがエッセンシャルグラフィックスパネルまたはタイムラインに追加されます。
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エッセンシャルグラフィックスパネルまたは直接プログラムモニターで再生ヘッドを移動し、このプロパティを調整して、キーフレームを記録します。
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エフェクトコントロールパネルを使用するか、「クリップキーフレームを表示」オプションを使用してタイムライン内のキーフレームを調整することで、アニメーションを微調整します。
エフェクトコントロールパネルを使用したレイヤーのアニメーション化
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エフェクトコントロールパネルで、アニメートするレイヤーを指定します。
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目的のプロパティのアニメーションを切り替えるには、ストップウォッチアイコンをクリックします。
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目的のエフェクトを設定するには、キーフレームの追加/削除をクリックします。
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ベジェ曲線やイーズイン/イーズアウトなどの補間設定にアクセスするには、キーフレームを右クリックします。
ベクトルモーションコントロールを使用すると、ベクトル画像をラスタライズせずに編集したり変形したりできます。これによってピクセル化を防ぎ、望ましくない切り抜きによる境界がなくなります。
エッセンシャルグラフィックスパネル内から、またはエフェクトコントロールパネルを使用して、ベクトル画像を直接編集できます。
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ベクトルモーションを使用してグラフィック全体に変更を適用するには、プログラムモニターをダブルクリックします。
プログラムモニターの特定の 1 つのレイヤーをダブルクリックしないでください。クリックすると、グラフィック全体ではなくそのレイヤーが直接操作用に選択されます。
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エフェクトコントロールパネルのベクトルモーションを使用して、グラフィック全体に変更を適用できます。また、モーションを使用することもできますが、この変更により、拡大/縮小する際に、グラフィックがラスタライズされ、ピクセル化されます。
注意:ピクセル化されたテキストを削除するには、既存のキーフレームを削除し、ベクトルモーションを使用してアニメーションを再作成します。
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位置、スケール、回転およびアンカーポイントのパラメーターを編集できます。
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エフェクトコントロールパネルを使用するか、「ビデオキーフレームを表示」オプションを使用してタイムライン内のキーフレームを調整することで、アニメーションを微調整します。
今後の再利用または共有のために、すべてのレイヤー、エフェクト、キーフレームを含むグラフィックをモーショングラフィックステンプレートとして書き出します。
グラフィック/モーショングラフィックステンプレートを書き出しを選択します。また、タイムラインでグラフィッククリップを右クリックして、モーショングラフィックステンプレートとして書き出しを選択することもできます。
この書き出し機能は、After Effects で作成された .mogrt ファイル用ではなく、Premiere Pro で作成されたグラフィックに対してのみ使用できます。
2 つ以上のグラフィックを選択している場合、または、After Effects グラフィックである場合は、「モーショングラフィックステンプレートとして書き出し」オプションは、使用できないかグレー表示されます。
ヒント:
将来、自分で再利用するためにモーショングラフィックステンプレートを作成する場合は、ローカルテンプレートフォルダーに保存します。ライブラリに書き出す場合、インストールされていなくても使用できます。必要によっては、ライブラリを表示するために、エッセンシャルグラフィックスパネルの「参照」タブにフィルターを適用する必要がある場合があります。
例とサンプルファイル
この演習には、最新バージョンの Premiere Pro と Adobe Stock から提供されている次の無償クリップ(クリップ ID 222379417)が必要です。
再生時間:10 分
再生時間:45 秒
お問い合わせ
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