マニュアル キャンセル

Premiere Pro のエッセンシャルグラフィックスパネル

  1. Adobe Premiere Pro ユーザーガイド
  2. ベータ版のリリース
    1. ベータ版プログラムの概要
    2. Premiere Pro ベータ版ホーム
    3. ベータ版機能
      1. 生成拡張の概要
      2. 生成拡張に関するよくある質問
      3. カラーマネジメントシステム
  3. はじめに
    1. Adobe Premiere Pro の概要
    2. Premiere Pro の新機能
    3. Premiere Pro の更新のベストプラクティス
    4. Premiere Pro のキーボードショートカット
    5. Premiere Pro のアクセシビリティ
    6. よくある質問
    7. リリースノート
  4. ハードウェアおよびオペレーティングシステムの要件
    1. 推奨ハードウェア
    2. 必要システム構成
    3. GPU および GPU ドライバーの要件
    4. GPU アクセラレーションレンダリングとハードウェアによるエンコード/デコード
  5. プロジェクトの作成
    1. 新規プロジェクトの作成
    2. プロジェクトを開く
    3. プロジェクトの移動または削除
    4. 複数の開いているプロジェクトの操作
    5. プロジェクトのショートカットの操作
    6. Premiere Pro プロジェクトの下位互換性
    7. Premiere Rush プロジェクトを Premiere Pro で開いて編集する
    8. ベストプラクティス:独自のプロジェクトテンプレートを作成する
  6. ワークスペースとワークフロー
    1. ワークスペース
    2. 読み込みと書き出しに関する FAQ
    3. パネルの操作
    4. Windows タッチおよびジェスチャーによる操作
    5. デュアルモニターセットアップでの Premiere Pro の使用
  7. Frame.io
    1. Frame.io のインストールとアクティベート
    2. Premiere Pro および After Effects での Frame.io の使用
    3. Adobe Workfront と Frame.io の統合
    4. Frame.io でレビュー用に共有
    5. プロジェクトを共同編集する共同作業者の招待
    6. よくある質問
  8. メディアの読み込み
    1. 読み込み
      1. ファイルの転送
      2. 静止画の読み込み
      3. デジタルオーディオの読み込み
    2. Avid または Final Cut からの読み込み
      1. Avid Media Composer からの AAF プロジェクトファイルの読み込み
      2. Final Cut Pro 7 および Final Cut Pro X からの XML プロジェクトファイルの読み込み
    3. ファイル形式
      1. サポートされているファイル形式
      2. Blackmagic RAW のサポート
    4. タイムコードの操作
  9. 編集
    1. ビデオの編集
    2. シーケンス
      1. シーケンスの作成と変更
      2. ソースモニターでのインポイントとアウトポイントの設定
      3. シーケンスにクリップを追加
      4. クリップの並べ替えと移動
      5. シーケンス内でのクリップの検索、選択およびグループ化
      6. シーケンスからクリップを削除
      7. シーケンス設定の変更
      8. ソースモニターに読み込まれたシーケンスからの編集
      9. シーケンスの簡易化
      10. シーケンスのレンダリングとプレビュー
      11. マーカーの操作
      12. クリップにマーカーを追加
      13. エフェクトコントロールパネルでのマーカーの作成
      14. デフォルトのマーカーカラーの設定
      15. マーカーの検索、移動および削除
      16. 色によるマーカーの表示または非表示
      17. マーカーコメントの表示
      18. シーケンスマーカーのコピーとペースト
      19. After Effects とのマーカーの共有
      20. ソースのパッチ適用とトラックのターゲティング
      21. シーン編集の検出
    3. クリップのカットとトリミング
      1. クリップの分割またはカット
      2. クリップのトリミング
      3. トリミングモードでの編集
      4. J カットと L カットの実行
      5. クリップの作成と再生
      6. トリミングと再生の環境設定の調整
    4. ビデオ
      1. クリップの統合によるオーディオとビデオの同期
      2. メディアをレンダリングして置き換え
      3. 取り消し、履歴、イベント
      4. フレームの固定と保持
      5. 縦横比の操作
    5. オーディオ
      1. Premiere Pro のオーディオの概要
      2. ソースモニターでのオーディオクリップの編集
      3. オーディオトラックミキサー
      4. ボリュームレベルの調整
      5. エッセンシャルサウンドパネルを使用したオーディオの編集、修復および向上
      6. スピーチを強調
      7. スピーチを強調に関する FAQ
      8. オーディオカテゴリのタグ付け
      9. 自動ダッキングオーディオ
      10. リミックスオーディオ
      11. オーディオクリップミキサーを使用したクリップボリュームおよびパンのモニタリング
      12. オーディオバランスとパンについて
      13. 高度なオーディオ - サブミックス、ダウンミキシング、およびルーティング
      14. オーディオエフェクトおよびトランジション
      15. オーディオトランジションの操作
      16. オーディオへのエフェクトの適用
      17. ラウドネスレーダーエフェクトを使用したオーディオの測定
      18. オーディオミックスの録音
      19. タイムラインでのオーディオの編集
      20. Premiere Pro でのオーディオチャンネルのマッピング
      21. Premiere Pro で Adobe Stock オーディオを使用する
    6. 文字起こしベースの編集
      1. 文字起こしベースの編集
      2. 文字起こしベースの編集に関する FAQ
    7. 高度な編集
      1. マルチカメラ編集ワークフロー
      2. VR の編集
    8. ベストプラクティス
      1. ベストプラクティス:オーディオミックスの高速化
      2. ベストプラクティス:効率的な編集
      3. 長編映画の編集ワークフロー
  10. ビデオエフェクトとトランジション
    1. ビデオエフェクトとトランジションの概要
    2. エフェクト
      1. Premiere Pro のエフェクトの種類
      2. エフェクトの適用と削除
      3. FX バッジの使用
      4. エフェクトプリセット
      5. Premiere Pro のメタデータエフェクト
      6. 様々なソーシャルメディアチャンネル用にビデオを自動的にリフレーム
      7. カラー補正エフェクト
      8. エフェクトマネージャー
      9. クリップのデュレーションと速度を変更する
      10. 調整レイヤー
      11. フッテージのスタビライズ
    3. トランジション
      1. Premiere Pro でのトランジションの適用
      2. トランジションの変更とカスタマイズ
      3. モーフカット
  11. タイトル、グラフィック、キャプション
    1. プロパティパネル
      1. プロパティパネルについて
      2. テキストの編集
      3. シェイプの編集
      4. オーディオの編集
      5. ビデオの編集
      6. シェイプでマスク
      7. テキストスタイルの作成、適用、再定義
    2. エッセンシャルグラフィックスパネル(24.x 以前)
      1. エッセンシャルグラフィックスパネルの概要
      2. タイトルの作成
      3. リンクされたスタイルとトラックスタイル
      4. スタイルブラウザーの操作
      5. シェイプの作成
      6. ペンツールによる描画
      7. オブジェクトの整列と分布
      8. テキストとシェイプの外観の変更
      9. グラデーションの適用
      10. レスポンシブデザイン機能のグラフィックへの追加
      11. 音声テキスト変換
      12. 文字起こし用言語パックのダウンロード
      13. キャプションの操作
      14. スペルチェックおよび検索と置換
      15. テキストの書き出し
      16. 音声テキスト変換に関する FAQ
    3. モーショングラフィックステンプレート
      1. モーショングラフィックステンプレートのインストールと使用
      2. モーショングラフィックステンプレートでの画像またはビデオの置き換え
      3. データ駆動型モーショングラフィックステンプレートの使用
    4. ベストプラクティス:グラフィックワークフローの高速化
    5. レガシータイトルの廃止に関する FAQ
    6. レガシータイトルからソースグラフィックへのアップグレード
  12. フォントと絵文字
    1. カラーフォント
    2. 絵文字
  13. アニメーションとキーフレーム
    1. キーフレームの追加、移動、設定
    2. エフェクトのアニメート
    3. モーションエフェクトを使用したクリップの編集およびアニメーション
    4. キーフレームのオートメーションの最適化
    5. キーフレームの移動とコピー
    6. エフェクトとキーフレームの表示および調整
  14. 合成
    1. 合成、アルファチャンネル、クリップの不透明度の調整
    2. マスクとトラッキング
    3. 描画モード
  15. カラー補正とグレーディング
    1. 概要:Premiere Pro のカラーワークフロー
    2. カラー設定
    3. 自動カラー補正
    4. Lumetri Look を使用したカラーでクリエイティブに
    5. RGB および色相/彩度カーブを使用したカラーの調整
    6. ショット間のカラーを修正および一致
    7. Lumetri カラーパネルでの HSL セカンダリコントロールの使用
    8. ビネットの作成
    9. Look と LUT
    10. Lumetri スコープ
    11. カラーマネジメントの表示
    12. タイムライントーンマッピング
    13. 放送用 HDR
    14. DirectX HDR サポートを有効にする
  16. メディアの書き出し
    1. ビデオの書き出し
    2. プリセットマネージャーの書き出し
    3. 書き出しのワークフローと概要
    4. クイック書き出し
    5. Web およびモバイルデバイス向けの書き出し
    6. 静止画像の書き出し
    7. 他のアプリケーション用のプロジェクトの書き出し
    8. Pro Tools で使用する OMF ファイルの書き出し
    9. Panasonic P2 形式への書き出し
    10. 書き出し設定
      1. 書き出し設定のリファレンス
      2. 基本ビデオ設定
      3. エンコード設定
    11. ベストプラクティス:書き出しの高速化
  17. 共同編集
    1. Premiere Pro での共同作業
    2. 共同ビデオ編集の基本を学ぶ
    3. チームプロジェクトの作成
    4. Team Projects でのメディアの追加と管理
    5. 共同作業者の招待と管理
    6. 変更点の共同作業者との共有および管理
    7. Team Projects の自動保存結果とバージョンの表示
    8. チームプロジェクトの管理
    9. リンクされているチームプロジェクト
    10. よくある質問
  18. 長編とエピソードのワークフロー
    1. 長編とエピソードのワークフローガイド
    2. プロダクションの使用
    3. プロダクション内のプロジェクト間でクリップがどのように動作するかを説明します
    4. ベストプラクティス:プロダクションの操作
  19. 他のアドビアプリケーションの操作
    1. After Effects および Photoshop
    2. Dynamic Link
    3. Audition
    4. Prelude
  20. アセットの整理と管理
    1. プロジェクトパネルでの操作
    2. プロジェクトパネルでのアセットの整理
    3. アセットの再生
    4. アセットの検索
    5. Creative Cloud ライブラリ
    6. Premiere Pro の同期設定
    7. プロジェクトのコンソリデート、トランスコードおよびアーカイブ
    8. メタデータの管理
    9. ベストプラクティス
      1. ベストプラクティス:ブロードキャストでのプロダクションから学習する
      2. ベストプラクティス:ネイティブ形式で作業する
  21. パフォーマンスの向上とトラブルシューティング
    1. 環境設定の設定
    2. 環境設定のリセットおよび復元
    3. リカバリモード
    4. プロキシの使用
      1. プロキシの概要
      2. 取り込みとプロキシのワークフロー
    5. システムが Premiere Pro と互換性があるかどうかの確認
    6. Apple シリコン用 Premiere Pro
    7. ちらつき削除
    8. インターレースとフィールドオーダー
    9. スマートレンダリング
    10. コントロールサーフェスのサポート
    11. ベストプラクティス:ネイティブ形式で作業する
    12. ナレッジベース
      1. 既知の問題
      2. 修正された問題
      3. Premiere Pro クラッシュの問題の修正
      4. Premiere Pro の更新後に設定を移行できない
      5. Premiere Pro または Premiere Rush での緑とピンクのビデオ
      6. Premiere Pro でメディアキャッシュを管理する方法
      7. レンダリングまたは書き出し時のエラーの修正
      8. Premiere Pro の再生とパフォーマンスに関する問題のトラブルシューティング
  22. 拡張機能とプラグイン
    1. Premiere Pro でのプラグインと拡張機能のインストール
    2. サードパーティのデベロッパーの最新のプラグイン
  23. ビデオとオーディオのストリーミング
    1. Secure Reliable Transport(SRT)
  24. アセットとオフラインメディアの監視
    1. アセットのモニタリング
      1. ソースモニターとプログラムモニターの使用
      2. リファレンスモニターの使用
    2. オフラインメディア
      1. オフラインクリップの操作
      2. オフライン編集用のクリップの作成
      3. オフラインメディアの再リンク

Premiere Pro のグラフィックワークスペースおよびエッセンシャルグラフィックスパネルは、Premiere Pro 内でタイトル、グラフィックを作成し、キャプションを直接操作できる強力なワークフローを提供します。

注意:

Premiere Pro バージョン 25.0 以降では、エッセンシャルグラフィックスパネルは含まれなくなりました。新しいプロパティパネルを使用して、タイトル、キャプション、オーディオ、ビデオ、グラフィックをより効率的に編集できるようになりました。また、モーショングラフィックとストックオーディオを参照するには、グラフィックテンプレートパネルを使用します。

Adobe Premiere Pro ディープリンク

アップデートの確認
最新の機能強化と特徴を見てみましょう。

エッセンシャルグラフィックスパネルを使用して、After Effect や Premiere Pro で作成されたモーショングラフィックステンプレート(.mogrt ファイル)をカスタマイズすることもできます。モーショングラフィックステンプレートについて詳しくは、Premiere Pro でのモーショングラフィックステンプレートの使用を参照してください。

グラフィックワークスペースおよびエッセンシャルグラフィックスパネルへのアクセス

グラフィックスワークスペースにアクセスするには:画面上部にあるワークスペースバーで「グラフィック」をクリックするか、メインメニューでウィンドウワークスペースグラフィックを選択します。

エッセンシャルグラフィックスパネルにアクセスするには:エッセンシャルグラフィックスパネルはデフォルトでグラフィックスワークスペースに表示されます。ただし、表示されていない場合は、ウィンドウエッセンシャルグラフィックスをクリックして直接開くことができます。

エッセンシャルグラフィックスパネルの各部

エッセンシャルグラフィックスパネルのツールを使用したテキストとシェイプの操作
エッセンシャルグラフィックスパネルのツールを使用したテキストとシェイプの操作

参照

このタブを使用して、Adobe Stock のモーショングラフィックステンプレート(.mogrt ファイル)を参照します。プロの手によってデザインされたテンプレートで、タイムラインに簡単にドラッグしてカスタマイズすることができます。Adobe Stock は、ビデオのフッテージ、モーショングラフィックステンプレート、写真などの市場を対象としています。詳しくは、モーショングラフィックステンプレートの参照と管理を参照してください。

編集

このタブを使用して、以下を実行します。

  • レイヤーの整列と変形、外観プロパティの変更、テキストプロパティの編集などができます。
  • Premiere Graphics(prgraphics)にキーフレームを追加します。
  • After Effects グラフィックの表示プロパティの変更(aegraphics)
Adobe Premiere Pro logo

まずは無料で試してみる
AI を使用したワークフローの強化を試してみましょう

グラフィックの作成

Premiere Graphics は、Photoshop のレイヤーと同様に、複数のテキスト、シェイプおよびクリップのレイヤーを含むことができます。シーケンス内では、複数のレイヤーを単一のグラフィックトラックアイテムの中に含めることができます。新規レイヤーを作成すると、そのレイヤーを含むグラフィッククリップがタイムラインに追加され、再生ヘッドの位置から開始されます。グラフィックトラックアイテムが既に選択されている場合は、次に作成するレイヤーが既存のグラフィッククリップに追加されます。

Premiere Pro で作成する任意のグラフィックを、モーショングラフィックステンプレート(.mogrt)としてローカルテンプレートフォルダー、ローカルドライブおよびCreative Cloud ライブラリに書き出して、共有または再利用できます。

注意:

シーケンスにビデオクリップが含まれていなくても、グラフィックレイヤーを作成できます。

テキストレイヤーの作成

プログラムモニターの横書き文字ツールを使用するか、またはグラフィックメニューの新規レイヤー/テキストコマンドを使用して、タイトルを作成します。詳細については、タイトルの作成を参照してください。

シェイプレイヤーの作成

Premiere Pro には、ペンツール 長方形ツール楕円ツールおよび自在曲線のシェイプとパスを作成するための多角形ツールが用意されています。詳しくは、シェイプの作成を参照してください。

クリップレイヤーの作成

グラフィック内のレイヤーとして、静止画およびビデオクリップが追加されます。詳しくは、クリップレイヤーの作成を参照してください。

クリップレイヤーの作成

グラフィック内のレイヤーとして、画像およびビデオクリップを追加できます。次のいずれかの方法を使用して、クリップレイヤーを作成できます。

  • エッセンシャルグラフィックスパネルの「編集」タブで、新規項目アイコンを選択し、ファイルからを選択します。
  • アプリケーションメニューバーで、グラフィック/新規レイヤー/ファイルからを選択します。
  • プロジェクトパネルで画像またはビデオを選択します。そのアイテムをエッセンシャルグラフィックスパネルのレイヤーパネル、またはタイムラインの既存のグラフィックにドラッグ&ドロップします。
注意:

プログラムモニターでグラフィックが選択されていることを確認します。グラフィックが選択されていない場合、このオプションは使用できません。

また、選択したレイヤーの各種類、選択した複数のレイヤー、およびグラフィック全体(グラフィックは選択されているがレイヤーは選択されていない)には、さまざまな編集可能なプロパティがあることに注意してください。

プロジェクト内のフォントを置換

プロジェクト内のフォントを置換するには、フォントを個別に更新するのではなく、すべてのフォントをまとめて更新します。例えば、複数のテキストレイヤーを含むグラフィックがあり、そのフォントを変更する場合は、プロジェクト内のフォントを置換コマンドを使用して、すべてのレイヤーのフォントを同時に変更できます。

  1. グラフィック/プロジェクト内のフォントを置換を選択します。

  2. プロジェクト内のフォントを置換ウィンドウパネルが開き、プロジェクトで使用されているフォントのリストが表示されます。

  3. 置換フォントで、置換後のフォントを入力します。

    注意:

    「置換フォント」で、選択したフォントのすべてのインスタンスを、すべてのシーケンスおよび開いているすべてのプロジェクトで置き換えます。単に 1 つのグラフィック内のすべてのレイヤーのフォントを変更するだけではありません。

    プロジェクト内のフォントを置換
    プロジェクト内のフォントを置換

  4. 置換フォントを選択したら、「OK」をクリックします。

テキストレイヤーおよびシェイプレイヤーのグループ化

テキストレイヤーおよびグラフィックレイヤーのグループ化は、複雑なテキスト要素やグラフィック要素を使用する場合に便利です。レイヤーをグループ化することで、エッセンシャルグラフィックスパネルの「編集」タブが乱雑になるのを防止できるほか、良質なマスクエフェクトを作成する助けにもなります。

  1. エッセンシャルグラフィックスパネルで複数のレイヤーを選択します。

  2. 次のいずれかの操作をおこないます。

    • エッセンシャルグラフィックスパネルの「編集」セクションの下部にあるグループを作成アイコンをクリックします。
    • 選択したレイヤーを右クリックし、コンテキストメニューから「グループを作成」を選択します。
    グループを作成アイコンまたはコンテキストメニューを使用したグループの作成
    グループを作成アイコンまたはコンテキストメニューを使用したグループの作成

  3. グループにレイヤーを追加するには、次のいずれかの操作をおこないます。

    • レイヤーをグループフォルダーにドラッグします。
    • グループフォルダーを別のグループフォルダーにドラッグします。グループとその中のすべてのレイヤーが移動されます。
  4. レイヤーのグループ化を解除するには、レイヤーを選択してグループの外に移動します。

レイヤーの名前変更

Premiere Pro では、名前のインライン編集がサポートされています。シェイプレイヤーとクリップレイヤーは、エッセンシャルグラフィックスパネルで名前を変更できます。エッセンシャルグラフィックスパネルでレイヤー名を変更するには、次の操作を行います。

  1. レイヤーの名前をクリックします。

  2. テキストフィールド内の名前を編集します。

    インライン名前変更レイヤー
    インライン名前変更レイヤー

  3. 新しい名前を保存するには、次のいずれかの操作をおこないます。

    • 「Enter」をクリックします。
    • テキストフィールド以外の場所をクリックします。
注意:

テキストレイヤーの名前はプログラムモニターに表示されるテキストなので、インラインで編集できません。

または、エッセンシャルグラフィックスパネルで、シェイプまたはクリップレイヤーを右クリックすることもできます。ポップアップリストから名前変更を選択します。テキストフィールドに新しい名前を入力し、「OK」をクリックします。

レイヤー名の変更
レイヤー名の変更

ソースグラフィックの作成

ソースグラフィックにアップグレード」(以前の「マスターグラフィックにアップグレード」)オプションを使用して、シーケンス内のグラフィッククリップからプロジェクトパネルのソースクリップ(以前はマスタークリップと呼ばれていました)アイテムを作成できます。

ソースグラフィックから作成された新しいグラフィック(アップグレード元のグラフィックも含む)は、常に正確に複製されます。これには、ソーステキスト文字列が含まれます。ソースグラフィックのインスタンスでテキスト、スタイルまたはコンテンツに加えられた変更は、ソースグラフィックの他のすべてのインスタンスに反映されます。

ソースグラフィックを作成するには、グラフィック/ソースグラフィックにアップグレードを選択します。

グラフィックのレイヤーのアニメート

キーフレームを使用して、テキストレイヤー、シェイプレイヤーおよびパスをアニメートできます。エッセンシャルグラフィックスパネル内から、またはエフェクトコントロールパネルを使用して、アニメーションを直接追加できます。

エッセンシャルグラフィックスパネルを使用したレイヤーのアニメーション化

  1. エッセンシャルグラフィックスパネルで、アニメーション化するレイヤーを選択します。

  2. アニメートしたいプロパティの横にあるアイコンをクリックします(位置、アンカーポイント、スケール、回転または不透明度)。

    このアクションにより、プロパティのアニメーションがオンになります。選択したプロパティのアイコンが、アニメーションがアクティブであることを示す青に変わります。

    グラフィックレイヤーのアニメーションのオン/オフを切り替え
    グラフィックレイヤーのアニメーションのオン/オフを切り替え

    注意:

    エッセンシャルグラフィックスパネルのアイコンをクリックすることは、エフェクトコントロールパネルのストップウォッチをクリックすることと同じです。ある場所でアニメーションをオンにすると、他のビューでもそのアニメーションがアクティブになります。

    エッセンシャルグラフィックスパネルでアニメーションをオンにすると、アニメーション化されたプロパティを変更するたびに、新しいキーフレームがエッセンシャルグラフィックスパネルまたはタイムラインに追加されます。

  3. エッセンシャルグラフィックスパネルまたは直接プログラムモニターで再生ヘッドを移動し、このプロパティを調整して、キーフレームを記録します。

  4. エフェクトコントロールパネルを使用するか、「クリップキーフレームを表示」オプションを使用してタイムライン内のキーフレームを調整することで、アニメーションを微調整します。

エフェクトコントロールパネルを使用したレイヤーのアニメーション化

  1. エフェクトコントロールパネルで、アニメートするレイヤーを指定します。

  2. 目的のプロパティのアニメーションを切り替えるには、ストップウォッチアイコンをクリックします。

  3. 目的のエフェクトを設定するには、キーフレームの追加/削除をクリックします。

  4. ベジェ曲線イーズイン/イーズアウトなどの補間設定にアクセスするには、キーフレームを右クリックします。

ベクターグラフィックスの編集と変形

ベクトルモーションコントロールを使用すると、ベクトル画像をラスタライズせずに編集したり変形したりできます。これによってピクセル化を防ぎ、望ましくない切り抜きによる境界がなくなります。

エッセンシャルグラフィックスパネル内から、またはエフェクトコントロールパネルを使用して、ベクトル画像を直接編集できます。

  1. ベクトルモーションを使用してグラフィック全体に変更を適用するには、プログラムモニターをダブルクリックします。

    プログラムモニターの特定の 1 つのレイヤーをダブルクリックしないでください。クリックすると、グラフィック全体ではなくそのレイヤーが直接操作用に選択されます。

  2. エフェクトコントロールパネルのベクトルモーションを使用して、グラフィック全体に変更を適用できます。また、モーションを使用することもできますが、この変更により、拡大/縮小する際に、グラフィックがラスタライズされ、ピクセル化されます。

    注意:

    ピクセル化されたテキストを削除するには、既存のキーフレームを削除し、ベクトルモーションを使用してアニメーションを再作成します。

  3. 位置、スケール、回転およびアンカーポイントのパラメーターを編集できます。

  4. エフェクトコントロールパネルを使用するか、「ビデオキーフレームを表示」オプションを使用してタイムライン内のキーフレームを調整することで、アニメーションを微調整します。

モーショングラフィックステンプレートとしてのグラフィックの書き出し

今後の再利用または共有のために、すべてのレイヤー、エフェクト、キーフレームを含むグラフィックをモーショングラフィックステンプレートとして書き出します。 

グラフィック/モーショングラフィックステンプレートを書き出しを選択します。また、タイムラインでグラフィッククリップを右クリックして、モーショングラフィックステンプレートとして書き出しを選択することもできます。

この書き出し機能は、After Effects で作成された .mogrt ファイル用ではなく、Premiere Pro で作成されたグラフィックに対してのみ使用できます。 

注意:

2 つ以上のグラフィックを選択している場合、または、After Effects グラフィックである場合は、「モーショングラフィックステンプレートとして書き出し」オプションは、使用できないかグレー表示されます。

モーショングラフィックステンプレートとして書き出し
モーショングラフィックステンプレートとして書き出し

ヒント:

将来、自分で再利用するためにモーショングラフィックステンプレートを作成する場合は、ローカルテンプレートフォルダーに保存します。ライブラリに書き出す場合、インストールされていなくても使用できます。必要によっては、ライブラリを表示するために、エッセンシャルグラフィックスパネルの「参照」タブにフィルターを適用する必要がある場合があります。

例とサンプルファイル

この演習には、最新バージョンの Premiere ProAdobe Stock から提供されている次の無償クリップ(クリップ ID 222379417)が必要です。

再生時間:10 分

再生時間:45 秒

お問い合わせ

テキストやグラフィックの操作について質問がある場合は、Premiere Pro コミュニティで質問してください。お客様からのご連絡をお待ちしています。

 Adobe

ヘルプをすばやく簡単に入手

新規ユーザーの場合

Adobe MAX 2025

Adobe MAX Japan
クリエイターの祭典

2025 年 2 月 13 日
東京ビッグサイト