チームプロジェクトサービスは、実施したすべての編集を自動保存します。ただし、変更内容を新しいバージョンとして共有することを選択するまでは、共同作業者にはこれらの編集が表示されません。変更内容が共有されるとすぐに、共同作業者は更新されたバージョンが使用可能になります。
チームプロジェクトサービスは以下のことをおこないます。
- チームプロジェクトのプライベートビューを調べる
- 他のユーザーが共有した作業と競合がないことを検証する
shared, and - 共有されたチームプロジェクトの現在のバージョンに変更点を組み込む
Premiere Pro の新しいアセットステータスバッジは、チームメンバーが変更点を共有する前にアセットを編集する場合に警告を表示します。これらの視覚的なキューは、編集の競合を防ぎます。
- 白い上向き矢印は、アセットを追加したが共有していないことを示しているので、共同作業者にはチームプロジェクトのこのアセットへのアクセス権はありません。







チームプロジェクトで複数の共同作業者が同時に作業する場合は、自分が編集したアセットの一部と別の共同作業者によって共有されたバージョンが競合する可能性があります。この状態で自分の変更を共有しようとすると、競合解決ダイアログボックスが表示され、以下の対応方法を選択できます。
- 自分のバージョンを保持する
- 共有バージョンを保持する
- 共有バージョンを受け入れる前に、自分のバージョンをコピーして名前を変更する
また、すべての競合を個別に、またはまとめて解決することもできます。
注意:
競合を解決する前に、アセットまたはシーケンスの変更の範囲を確認したい場合、以下のことができます。
- 競合を解決ダイアログボックスで、「解決を中断」ボタンをクリックする
- バージョンヒストリーに移動し、ソースモニターで競合しているアセットを読み取り専用で開く
- 自分のバージョンと比較する
詳しくは、チームプロジェクトのバージョンの表示を参照してください。


共同作業者が変更点を共有するたびに、チームプロジェクトサービスは、プロジェクトの新しいバージョンを作成して保存します。以前の共有バージョンを表示したり、戻したりすることが容易にできます。バージョンは、チームプロジェクトの共有ヒストリー(履歴)を永続的かつ簡単に保持する手段です。
チームプロジェクトサービスは、おこなったすべての編集を自動的に保存します。チームプロジェクトのデータは、ローカルデータベースに自動的に保存されます。アクティブなネットワーク接続がある場合は、共有、最新の変更点の取得または競合の解決をおこなうたびに、自動的にチームプロジェクトサービスに同期されます。
この新しい自動保存機能を使用すると、いつ編集が自動保存されたかを確認することができます。これにより、以前の自動保存への復元や、既存の自動保存された編集からのチームプロジェクトの作成を簡単に実行できます。
チームプロジェクトには、インターネット接続が一時的に中断されても作業を継続できる、接続中断モード機能があります。そのような中断の間は変更点を共有したり、他の共同作業者から最新の変更点を取得したりできませんが、ローカルに保存されている編集で作業を継続できます。




注意:
チームプロジェクトサービスは、オフラインワークフローをサポートするように設計されていません。インターネットから切断された場合の長期間のチームプロジェクトでの作業は、推奨されません。接続中断モード機能は、インターネット接続が断続的に中断される場合の安全性とセキュリティを確保することのみを目的としたものです。