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Microsoft Power Automate 統合の概要および含まれる権限

 

Adobe Acrobat Sign ガイド

新機能

  1. プレリリースノート
  2. リリースノート
  3. 重要な通知

開始する

  1. 管理者向けクイックスタートガイド
  2. ユーザー向けクイックスタートガイド
  3. 開発者向け
  4. ビデオチュートリアルライブラリ
  5. FAQ

管理者

  1. Admin Console の概要
  2. ユーザー管理
    1. ユーザーの追加
      1. ユーザーを追加
      2. ユーザーを一括で追加
      3. ディレクトリからユーザーを追加
      4. MS Azure Active Directory からのユーザーの追加
    2. 機能重視のユーザーの作成
      1. テクニカルアカウント – API ドリブン
      2. サービスアカウント – 手動
    3. プロビジョニングエラーが発生しているユーザーの確認
    4. 名前/メールアドレスの変更
    5. ユーザーのグループメンバーシップの編集
    6. グループインターフェイスを使用したユーザーのグループメンバーシップの編集
    7. ユーザーの管理者役割への昇格
    8. ユーザー ID タイプと SSO
    9. ユーザー ID の切り替え
    10. MS Azure を使用したユーザー認証
    11. Google フェデレーションを使用したユーザー認証
    12. 製品プロファイル
    13. ログインエクスペリエンス
  3. アカウント/グループ設定
    1. 設定の概要
    2. グローバル設定
      1. アカウントレベルと ID
      2. 新しい受信者エクスペリエンス
      3. 自己署名ワークフロー
      4. 一括送信
      5. Web フォーム
      6. カスタム送信ワークフロー
      7. Power Automate ワークフロー
      8. ライブラリ文書
      9. 契約書からフォームデータを収集する
      10. 文書の表示制限
      11. 署名済み契約書の PDF コピーの添付
      12. 電子メールへのリンクの追加
      13. 電子メールへの画像の添付
      14. メールに添付されるファイルの名前
      15. 文書への監査レポートの添付
      16. 複数の文書を 1 つに結合
      17. 個別文書をダウンロード
      18. 署名済み文書をアップロード
      19. アカウント内のユーザーの委任
      20. 外部受信者による委任の許可
      21. 署名の権限
      22. 送信の権限
      23. e シールを追加する権限
      24. デフォルトのタイムゾーンの設定
      25. デフォルトの日付形式の設定
      26. ユーザーの複数グループ所属(UMG)
        1. アップグレードして UMG を使用
      27. グループ管理者の権限
      28. 受信者を置き換え
      29. 監査レポート
        1. 概要
        2. トランザクション確認ページでの未承認アクセスの許可
        3. リマインダーの追加
        4. 表示イベントの追加
        5. 契約書ページ/添付ファイル数の追加
      30. 製品内メッセージとガイダンス
      31. PDF のアクセシビリティ
      32. 新しいオーサリング機能
      33. 医療機関のお客様
    3. アカウント設定
      1. ロゴを追加
      2. 会社のホスト名/URL のカスタマイズ
      3. 会社名を追加
      4. 契約書完了後の URL リダイレクト
    4. 署名の環境設定
      1. 正式に書式設定された署名
      2. 受信者による署名の許可
      3. 署名者による名前の変更
      4. 受信者が保存した署名を使用するのを許可
      5. カスタムの利用条件と消費者への情報開示
      6. フォームフィールド間の受信者の移動
      7. 署名を辞退
      8. 印鑑ワークフローを許可
      9. 署名者による役職または会社名の入力を必須とする
      10. 署名者が手書き署名を印刷および配置するのを許可
      11. 電子サイン時のメッセージの表示
      12. 署名の作成時にモバイルデバイスの使用を必須とする
      13. 署名者から IP アドレスを要求
      14. 参加スタンプから会社名と役職を除外
    5. デジタル署名
      1. 概要
      2. ダウンロードして Acrobat で署名
      3. クラウド署名で署名
      4. ID プロバイダーのメタデータを含める
      5. 制限付きクラウド署名プロバイダー
    6. e シール
    7. デジタル ID
      1. デジタル ID ゲートウェイ
      2. ID チェックポリシー
    8. レポート設定
      1. 新しいレポートエクスペリエンス
      2. 従来のレポート設定
    9. セキュリティ設定
      1. シングルサインオン設定
      2. アカウント記憶設定
      3. ログインパスワードポリシー
      4. ログインパスワードの強さ
      5. Web セッション期間
      6. PDF 暗号化のタイプ
      7. API
      8. ユーザーおよびグループ情報へのアクセス
      9. 許可する IP 範囲
      10. アカウント共有
      11. アカウント共有権限
      12. 契約書の共有制御
      13. 署名者の ID 確認
      14. 契約書の署名パスワード
      15. 文書のパスワード強度
      16. 地理的な場所で署名者をブロック
      17. 電話認証
      18. ナレッジベース認証(KBA)
      19. ページの抽出を許可
      20. 文書リンクの有効期限
      21. Webhook/コールバック用のクライアント証明書のアップロード
      22. タイムスタンプ
    10. 送信設定
      1. ログイン後に送信ページを表示
      2. 送信時に受信名を必須とする
      3. 既知のユーザーの名前値をロック
      4. 受信者の役割を許可
      5. 電子証人を許可
      6. 受信者グループ
      7. 必須フィールド
      8. 文書の添付
      9. フィールドのフラット化
      10. 契約書を変更
      11. 契約書名
      12. 言語
      13. プライベートメッセージ
      14. 許可されている署名タイプ
      15. リマインダー
      16. 署名済み文書のパスワード保護
      17. 契約書通知の送信方法
      18. 署名者 ID オプション
        1. 概要
        2. 署名パスワード
        3. 電子メールによるワンタイムパスワード
        4. Acrobat Sign 認証
        5. 電話認証
        6. クラウドベースのデジタル署名
        7. ナレッジベース認証
        8. Government ID
        9. 署名者の ID レポート
      19. コンテンツ保護
      20. Notarize トランザクションを有効にする
      21. 文書の有効期限
      22. プレビュー、署名の位置指定、フィールドの追加
      23. 署名順序
      24. Liquid Mode
      25. カスタムのワークフロー制御
      26. 電子サインページのアップロードオプション
      27. 署名後の確認 URL リダイレクト
    11. メッセージテンプレート
    12. バイオ医薬業界標準対応
      1. 概要
      2. ID 認証を強制
      3. 署名の理由
    13. ワークフロー統合
    14. 公証設定
    15. 支払いの統合
    16. 署名者へのメッセージ
    17. SAML 設定
      1. SAML 設定
      2. Microsoft Active Directoryフェデレーションサービスのインストール
      3. Okta のインストール
      4. OneLogin のインストール
      5. Oracle ID フェデレーションのインストール
    18. データガバナンス
    19. タイムスタンプ設定
    20. 外部アーカイブ
    21. アカウントの言語
    22. 電子メール設定
      1. 電子メールのヘッダー/フッター画像
      2. 個々のユーザーの電子メールフッターの許可
      3. 署名依頼電子メールのカスタマイズ
      4. 宛先と CC のフィールドのカスタマイズ
      5. リンクなし通知を有効にする
      6. 電子メールテンプレートのカスタマイズ
    23. echosign.com から adobesign.com への移行
    24. 受信者のオプションの設定
  4. 規制要件に関するガイダンス
    1. アクセシビリティ
      1. アクセシビリティの準拠
      2. Acrobat デスクトップ版を使用したアクセシブルなフォームの作成
      3. アクセシブルな AcroForm の作成
    2. HIPAA
    3. GDPR
      1. GDPR の概要
      2. ユーザーを墨消し
      3. ユーザーの契約書を墨消し
    4. 21 CFR part 11 および EudraLex Annex 11
      1. 21 CRF part 11 検証パック
      2. 21 CFR および EudraLex Annex 11 ハンドブック
      3. 共有責任の分析
    5. 医療機関のお客様
    6. IVES サポート
    7. 契約書の「Vault」への追加
    8. EU/英国に関する考慮事項
      1. EU/英国の国境を超えたトランザクションおよび eIDAS
      2. 電子サインされた証書の HMLR 要件
      3. 英国の電子サイン法に対する Brexit の影響
  5. 契約書の一括ダウンロード
  6. ドメインの要求
  7. 「不正を報告」リンク

契約書の送信、署名、および管理

  1. 受信者オプション
    1. 電子メールリマインダーのキャンセル
    2. 電子サインページのオプション
      1. 電子サインページの概要
      2. フィールドなしで契約書を開いて読む
      3. 契約書への署名を辞退
      4. 署名権限を委任
      5. 契約書を再開
      6. 契約書の PDF をダウンロード
      7. 契約書履歴を表示
      8. 契約書メッセージを表示
      9. 電子サインから手書き署名への変換
      10. 手書き署名から電子サインへの変換 
      11. フォームフィールドを移動
      12. フォームフィールドからのデータの消去
      13. 電子サインのページの拡大と移動
      14. 契約書のツールと情報で使用される言語の変更
      15. 法律上の注意の確認
      16. Acrobat Sign の Cookie の環境設定の調整
  2. 契約書の送信
    1. 送信ページの概要
    2. 自分のみに契約書を送付
    3. 契約書を他のユーザーに送信
    4. 手書き署名
    5. 受信者の署名順序
    6. 一括送信
      1. 一括送信機能の概要
      2. 一括送信 - 親テンプレートを設定
      3. 一括送信 - CSV ファイルを設定
      4. 一括送信トランザクションのキャンセル
      5. 一括送信にリマインダーを追加
      6. 一括送信のレポート機能
  3. 文書へのフィールドの作成
    1. アプリ内オーサリング環境
      1. 自動フィールド検出
      2. オーサリング環境を使用したフィールドのドラッグ&ドロップ
      3. フォームフィールドの受信者への割り当て
      4. 事前入力の役割
      5. 再利用可能なフィールドテンプレートを使用したフィールドの適用
      6. 新しいライブラリテンプレートへのフィールドの転送
      7. 契約書送信時のオーサリング環境の更新
    2. テキストタグを含むフォームの作成
    3. Acrobat(AcroForm)を使用したフォームの作成
      1. AcroForm の作成
      2. アクセシブルな PDF の作成
    4. フィールド
      1. フィールドタイプ
        1. 一般的なフィールドタイプ
        2. インライン画像
        3. 印鑑の画像
      2. フィールドコンテンツの外観
      3. フィールドの検証
      4. マスクされたフィールド値
      5. 表示条件/非表示条件の設定
      6. 計算フィールド
    5. オーサリングに関するよくある質問
  4. 契約書に署名
    1. 受信した契約書への署名
    2. 入力と署名
    3. 自己署名
  5. 契約書を管理
    1. 管理ページの概要
    2. 契約書を委任
    3. 受信者の置換
    4. 文書の表示制限
    5. 契約書のキャンセル
    6. リマインダーの新規作成
    7. リマインダーの確認
    8. リマインダーをキャンセルする場合
    9. Power Automate のフローにアクセス
    10. その他のアクション...
      1. 検索の仕組み
      2. 契約書の表示
      3. 契約書からのテンプレートの作成
      4. 契約書の非表示/再表示
      5. 署名済み契約書をアップロード
      6. 送信済み契約書のファイルとフィールドの変更
      7. 受信者の認証方法の編集
      8. 有効期限の追加または変更
      9. 契約書へのメモの追加
      10. 各契約書の共有
      11. 契約書の共有解除
      12. 各契約書のダウンロード
      13. 契約書の各ファイルのダウンロード
      14. 契約書の監査レポートのダウンロード
      15. 契約書のフィールドコンテンツのダウンロード
  6. 監査レポート
  7. レポートとデータの書き出し
    1. 概要
    2. レポートへのアクセス権をユーザーに付与
    3. レポートチャート
      1. 新規レポートを作成
      2. 契約書レポート
      3. トランザクションレポート
      4. 設定アクティビティレポート
      5. レポートの編集
    4. データの書き出し
      1. 新しいデータ書き出しの作成
      2. 書き出したデータの編集
      3. データの書き出しコンテンツの更新
      4. 書き出したデータのダウンロード
    5. レポート/書き出したデータの名前変更
    6. レポート/書き出したデータの複製
    7. レポート/書き出したデータのスケジュール
    8. レポート/書き出したデータの削除
    9. トランザクションの使用状況の確認

高度な契約書機能とワークフロー

  1. Web フォーム
    1. Web フォームを作成
    2. Web フォームを編集
    3. Web フォームを無効/有効にする
    4. Web フォームの非表示/再表示を切り替える
    5. URL またはスクリプトコードの検索
    6. URL パラメーターを使用した web フォームフィールドの事前入力
    7. Web フォームを保存して後で完了
    8. Web フォームのサイズ変更
  2. 再利用可能なテンプレート(ライブラリテンプレート)
    1. Acrobat Sign ライブラリの米国政府のフォーム
    2. ライブラリテンプレートの作成
    3. ライブラリテンプレートの名前変更
    4. ライブラリテンプレートのタイプの変更
    5. ライブラリテンプレートの権限レベルの変更
    6. 共有テンプレートのコピー、編集、保存
    7. ライブラリテンプレートの集計フィールドデータのダウンロード
  3. Web フォームおよびライブラリテンプレートの所有権の譲渡
  4. Power Automate ワークフロー
    1. Power Automate 統合の概要と含まれる使用権限
    2. Power Automate 統合を有効にする
    3. 管理ページのインコンテキストアクション
    4. Power Automate の使用状況を追跡
    5. 新しいフローの作成(例)
    6. フローに使用するトリガー
    7. Acrobat Sign 外部からのフローの読み込み
    8. フローの管理
    9. フローの編集
    10. フローの共有
    11. フローを無効または有効にする
    12. フローの削除
    13. 便利なテンプレート
      1. 管理者のみ
        1. 完了したすべての文書の SharePoint への保存
        2. すべての完了した文書の OneDrive for Business への保存
        3. 完了したすべての文書の Google ドライブへの保存
        4. 完了したすべての文書の DropBox への保存
        5. 完了したすべての文書の Box への保存
      2. 契約書のアーカイブ
        1. 完了した文書の SharePoint への保存
        2. 完了した文書の One Drive for Business への保存
        3. 完了した文書の Google ドライブへの保存
        4. 完了した文書の DropBox への保存
        5. 完了した文書の Box への保存
      3. Web フォーム契約書のアーカイブ
        1. 完了した web フォーム文書の SharePoint ライブラリへの保存
        2. 完了した web フォーム文書の OneDrive for Business への保存
        3. 完了した文書の Google ドライブへの保存
        4. 完了した web フォーム文書の Box への保存
      4. 契約書データの抽出
        1. 署名済み文書からのフォームフィールドデータの抽出と Excel シートの更新
      5. 契約書通知
        1. 契約書の内容と署名済み契約書を含むカスタム電子メール通知の送信
        2. Teams チャネルで Adobe Acrobat Sign の通知を受信
        3. Slack で Adobe Acrobat Sign の通知を受信
        4. Webex で Adobe Acrobat Sign の通知を受信
      6. 契約書の生成
        1. Power App フォームと Word テンプレートから文書を生成して署名用に送信
        2. OneDrive の Word テンプレートから契約書を生成して署名を取得
        3. 選択した Excel 行の契約書を生成、レビューおよび署名用に送信
  5. カスタム送信ワークフロー
    1. カスタム送信ワークフローの概要
    2. 新しい送信ワークフローの作成
    3. 送信ワークフローの編集
    4. 送信ワークフローのアクティベートまたはアクティベート解除
    5. 送信ワークフローを使用した契約書の送信
  6. ユーザーと契約書の共有
    1. ユーザーの共有
    2. 契約書の共有

他の製品との統合

  1.  Acrobat Sign 統合の概要
  2. Salesforce 向け Acrobat Sign
  3. Microsoft 向け Acrobat Sign
    1. Microsoft 365 向け Acrobat Sign
    2. Outlook 向け Acrobat Sign
    3. Word/PowerPoint 向け Acrobat Sign
    4. Teams 向け Acrobat Sign
    5. Microsoft PowerApps および Power Automate 向け Acrobat Sign
    6. Acrobat Sign Connector for Microsoft Search
    7. Microsoft Dynamics 向け Acrobat Sign
    8. Microsoft SharePoint 向け Acrobat Sign
  4. その他の統合
    1. ServiceNow 向け Acrobat Sign
    2. HR ServiceNow 向け Acrobat Sign
    3. SAP SuccessFactors 向け Acrobat Sign
    4. Acrobat Sign for Workday
    5. NetSuite 向け Acrobat Sign
    6. VeevaVault 向け Acrobat Sign
    7. Coupa BSM Suite 向け Acrobat Sign
  5. パートナーが管理する統合
  6. 統合キーの取得方法

Acrobat Sign 開発者

  1. REST API
    1. メソッドに関するドキュメント
    2. SDK/開発者ガイド
    3. API に関するよくある質問
  2. Webhooks
    1. Webhook の概要
    2. 新しい webhook の設定
    3. Webhook の表示または編集
    4. Webhook のアクティベート解除または再アクティベート
    5. Webhook の削除
    6. 双方向 SSL 証明書
    7. API の Webhook

サポートとトラブルシューティング

  1. カスタマーサポートリソース
  2. 大規模法人のカスタマーサクセスリソース

概要

Microsoft Power Automate とは
Microsoft Power Automate は、クラウドベースのワークフローエンジンです。このワークフローエンジンは、MS Dynamics、MS Planner、OneDrive for Business、Box および Dropbox など標準的なコネクタを含む 500 以上のアプリケーションおよびサービスで、プロセスを簡単に自動化できます。例えば、Power Automate フローでは、Acrobat Sign 契約書が正常に完了したときにトリガーし、その署名済み契約書を SharePoint ディレクトリに自動的に格納できます。

Adobe Acrobat Sign ワークフロー自動化は、Microsoft Power Automate とどのように統合されていますか?
Acrobat Sign web インターフェイス内で、Power Automate ワークフローにシームレスにアクセスできるようになりました。この統合により、Power Automate ワークフローの作成、管理、および実行機能が、Acrobat Sign 内で直接利用できるようになります。これにより、ユーザーは、Power Automate の使用権限を既に持っているかどうかに関係なく、高度なワークフローを作成および管理して、署名前と署名後のタスクを自動化する、シームレスで統合されたエクスペリエンスを実現できます。

この機能は、Acrobat Sign と Power Automate を別々に使用する場合とどのように異なりますか?
Power Automate は通常、Microsoft とは別の使用権限が必要な外部 web ベースアプリケーションですが、Acrobat Sign には Power Automate の使用権限がシードされており、この機能がアクティブ化されると、Power Automate の使用権限を取得する手間が省けます。つまり、この機能により、Acrobat Sign エンタープライズ版ライセンス保有者は、Power Automate の標準コネクタとプレミアムコネクタの両方にアクセスして、電子サインワークフローを作成できます。

この機能でサポートされる使用例を教えてください。
サポートに含まれる署名関連の自動化ワークフローの例には、以下が含まれます。

  • 契約書作成の自動化
  • OneDrive、SharePoint、Box、Google ドライブなどのクラウドストレージへの署名済み PDF のダウンロードと保存
  • 条件付き承認者のルーティングまたはテンプレート選択の自動化
  • データを抽出してダウンストリームシステムにプッシュし、ダウンストリーム処理をトリガーする
  • Microsoft Teams や Slack などの様々なチャネルを介してリマインダーおよび通知を送信する

前提条件

  • 統合にアクセスするには、Adobe Acrobat Sign エンタープライズ版またはビジネス版のライセンスが必要です。
  • Microsoft Power Automate を有効にするには、Azure Active Directory を含む Microsoft の職場または学校のアカウントが必要です。
    • そのようなアカウントをお持ちでない場合は、有効化ページに手順が示されています。
  • 埋め込まれた Power Automate ウィジェットにアクセスするには、ユーザーのブラウザー設定でサードパーティの Cookie を有効にする必要があります。
  • ファイアウォールの制限がある場合は、次の許可リスト設定を配置する必要があります:https://docs.microsoft.com/ja-jp/power-automate/ip-address-configuration

Power Automate に精通しているお客様は、プロセスビルダーおよび機能が、Microsoft Power Automate のスタンドアロンのエクスペリエンスに類似していることにお気づきでしょう。

Power Automate に精通していないお客様は、Power Automate の完全な詳細について Microsoft の公式ドキュメントを参照してください。

初級レベル:

中級レベル:

上級レベル:

学習モジュールの完全なリストは、次の場所で確認できます。

Adobe Acrobat Sign エンタープライズ版ライセンスに含まれている Microsoft Power Automate の使用権限

Acrobat Sign 統合の Power Automate の使用権限では、Acrobat Sign エンタープライズ版ライセンスの一部として含まれる、プレミアムコネクタおよび Microsoft Dataverse などのコネクタのライブラリをすべて使用できます(過剰使用制限の適用あり)。

Power Automate の使用権限(以下「含まれる使用権限」と呼ぶ)は、Acrobat Sign ワークフロー自動化機能を有効にすると、組織に対してアクティブ化されます。含まれる使用権限は、以下に示す使用容量の制限および「含まれる使用権限の条件」に従います。以下の処理能力よりもトランザクション数が多いお客様の場合、Microsoft から直接、Power Automate の追加使用権限を購入できます。既存のお客様は、Acrobat Sign 内から設計または実行する自動化ワークフローに、既存の Power Automate の使用権限を適用することもできます。

含まれる使用権限の条件

  • 含まれる使用権限に基づいて作成されたフローには、1 つ以上の Acrobat Sign コネクタが含まれている必要があります。
  • アドビは、お客様への通知をもって、適宜この機能を終了する場合があります。この場合、お客様は、この含まれる使用権限を使用して開発した Power Automate ワークフローを引き続き使用するために、Microsoft から使用権限を直接取得することができます。
  • 販売注文の更新時に、アドビはこの機能の料金を請求する場合があります。

使用容量の制限

Power Automate フロー、データベースストレージおよび 1 か月あたりの API 呼び出し数は、次の使用量上限の対象となります。使用容量の上限は、Acrobat Sign アカウントにリンクされている Microsoft テナントに対して計算されます。追加の容量は、いつでも Microsoft から直接調達できます。

使用量上限

制限

1 か月あたりのフローの実行数

1,000

フローの数

50

1 か月あたりの API 呼び出し数

10,000

データベースストレージ

1.5 GB

既知の問題

  • ユーザーのブラウザー設定で、サードパーティの Cookie が有効になっている必要がある。
  • Power Automate 機能は、アカウント共有を介して使用することはできません。
  • 埋め込みエクスペリエンスで作成されたフローが、Power Automate ポータルの「マイフロー」セクションではなく「ソリューション」セクションに表示される。
  • Power Automate の「マイフロー」セクションで直接作成したフローが、Acrobat Sign 統合に表示されない。

ページの読み込みに関する問題のトラブルシューティング:

このエラーをトリガーする問題:注意すべき一般的な問題が 2 つあります。

  • ユーザーがブラウザー設定で、サードパーティの Cookie を無効にしている。
  • ユーザーがポップアップを無効にしたために、Microsoft のログインポップアップがブロックされている。

問題の解決方法:

  • ブラウザー設定で、サードパーティの Cookie を許可します。
  • 機能を初めて読み込むときにポップアップを許可して、Microsoft のログインポップアップを使用(および完了)できるようにします。
    • Microsoft への認証は 1 回のみの操作であり、初めて認証した後に、ポップアップアクティビティを無効にすることができます。

このエラーをトリガーする問題:Acrobat Sign コネクタなしでフローが作成された。

問題の修正方法:すべてのフローには、保存される前に Acrobat Sign コネクタが設定されている必要があります。

有効化エラーのトラブルシューティング:

このエラーをトリガーする問題:ユーザーが Azure Active Directory(AAD)アカウントを持っていない。

問題の修正方法:入門」リンクの手順を使用して、AAD アカウントを設定します。

Active Directory エラー

このエラーをトリガーする問題:統合のライセンス認証中に、一時的なシステムエラーが発生する。

問題の修正方法:再試行します。

処理エラー

このエラーをトリガーする問題:入力された Microsoft ユーザーアカウントに対応するテナントが、別の Acrobat Sign アカウントで使用されているために、既にアクティブ化されている。1 つのテナントを複数の Acrobat Sign アカウントにマッピングできない。

問題の修正方法:Microsoft テナント管理者と協力して、テナントにマッピングされている Acrobat Sign アカウントを特定します。

ユーザー競合エラー

このエラーをトリガーする問題:サービスを有効にしようとしているユーザーが、管理者が機能を有効にした Microsoft テナントに含まれない。

問題の解決方法:すべての Microsoft セッションからログアウトし、別の Microsoft テナント/ユーザーとして再試行します。

このエラーをトリガーする問題:ユーザーが、以前使用した別のユーザー名 thazn で OAuth を有効にしようとしている。

問題の解決方法:すべての Microsoft セッションからログアウトし、最初にサービスを設定した Microsoft テナント/ユーザーとして再試行します。

このエラーをトリガーする問題:管理者が(OAuth を介して)リンクしているテナントが、学校または職場のアカウントではない。

問題の解決方法:Microsoft の職場または学校のアカウントを所有しており、そのテナントに認証されていることを確認します。

このエラーをトリガーする問題:ブラウザーのポップアップブロッカーが、Microsoft からのポップアップ入力を拒否しています。

問題の解決方法:ブラウザーでサイトのポップアップブロッカーをオフにします。

 

このエラーをトリガーする問題:統合の更新トークンが期限切れとなっているか、管理者によって取り消されました。

問題の解決方法:OAuth 接続を更新します(自動的にトリガーされます)。

このエラーをトリガーする問題:これは、Acrobat Sign 環境外でトリガーされる一般的な OAuth エラーです。

問題の解決方法:アクションを再試行します。

このエラーをトリガーする問題:これは、Acrobat Sign 環境外で組織のプロビジョニングを実行したときにトリガーされる一般的なエラーです。

問題の解決方法:アクションを再試行します。

このエラーをトリガーする問題:これは、Acrobat Sign 環境外でユーザーフローにライセンスを付与したときにトリガーされる一般的なエラーメッセージです。

問題の解決方法:アクションを再試行します。

このエラーをトリガーする問題:ユーザーが Microsoft の利用条件に同意していない。

問題の解決方法:利用条件に同意します。(利用条件に同意するページが自動的に表示されます)。

このエラーをトリガーする問題:これは、nythinga が失敗し、Acrobat Sign 環境外でその他のエラーが発生したときにトリガーされる一般的なエラーメッセージです。

問題の解決方法:アクションを再試行します。

このエラーをトリガーする問題:統合のプロビジョニング解除に失敗したときの一般的なエラー。

問題の解決方法:アクションを再試行します。

このエラーをトリガーする問題:管理者が Microsoft の利用条件に同意しておらず、OAuth 経由で接続しようとしている。

問題の解決方法:利用条件に同意します。(利用条件に同意するページが自動的に表示されます)。

よく寄せられる質問

サポート

ユーザーは、https://make.powerautomate.com/support に移動して、チケットを発行することができます。

各フローの詳細な実行データは、Acrobat Sign ワークフローページでフローの詳細を選択すると表示されます。または、http://powerautomate.com に移動して同じ内容を参照することができます。フローでエラーが発生した場合、ユーザーは定期的に電子メール通知を受信します。

ベストプラクティスとして、フローに共同所有者を追加することをお勧めします。これにより、プライマリユーザーが離職した後でも、フローを確実に管理できる担当者がいることになります。フロー共有の詳細については、次のリンクを参照してください:https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-automate/create-team-flows

チームレベルのフローの場合は、サービスアカウントを使用してチームとフローを共有できます。

または、Power プラットフォーム管理者の場合、フローの所有者が会社を離職した場合に、シナリオを管理するツールがいくつかあります。次の場所で確認できます:https://learn.microsoft.com/ja-jp/troubleshoot/power-platform/power-automate/manage-orphan-flow-when-owner-leaves-org

Power Automate は、異なる機能や業界のさまざまな自動化シナリオに対応しています。Power Automate を活用して組織内の生産性を向上させる最善の方法は、特定のニーズとビジネス目標に対応することです。Power Automate の使用に関する様々なベストプラクティスについては、次のリンクを参照してください:

https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-automate/guidance/automation-coe/overview

https://powerautomate.microsoft.com/ja-jp/blog/our-best-practices-and-step-by-step-guide-for-creating-an-enterprise-scale-automated-invoicing-process-with-power-automate/

また、よく使用されるシナリオに関するドキュメントは、次の場所にあります(左のナビゲーションを使用):

https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-automate/use-chatgpt-plugin

メンテナンス

使用状況データは、Acrobat Sign アカウント管理者がAcrobat Sign アカウントメニュー/「ワークフローの統合」タブの「使用状況を表示」オプションを使用して確認できます。使用状況データは毎月更新され、「使用状況を表示」にカーソルを合わせると、先月の使用情報が表示されます。アカウント管理者は、「ダウンロード」オプションを使用して CSV ファイルをダウンロードすることで、最大 12 か月の使用状況を表示できます。 

この使用状況情報は、アカウントがリンクされている MSFT テナントに対する使用状況に基づいて、MSFT により提供されます。自動化について詳しくは、 Power Platform 管理センターまたは make.powerautomate.com にアクセスしてください。

使用状況データについてその他にご質問がある場合は、このプロセスを使用して Microsoft サポートにお問い合わせください。

使用状況の情報は、アカウントがリンクされている AAD テナントに対してのみレポートされます。同じ AAD テナントに対して複数の Acrobat Sign アカウントがリンクされている場合は、これらすべてのアカウントでの使用状況が統合されたレポートが表示されます。管理者は、Power Platform 管理者ポータルまたは Power Automate ポータルにアクセスして、使用率の高いフローを確認できます。アドビを含む使用権限に対するユーザーレベルの使用状況に関する詳細なレポートについては、Power Platform 管理者にお問い合わせいただくか、Microsoft でサポートチケットを発行してください。

アドビは、Power Automate の使用権限を再販していません。公正な使用制限を超える高い使用率のシナリオがある場合、ニーズに応じて、このようなユーザーまたはフローに適した Power Automate 標準ライセンスを購入できます

 (Power Automate のユーザー単位またはフロー単位のプランの詳細)。

管理者は、Power Platform 管理者ポータルまたは Power Automate ポータルにアクセスして、使用率の高いフローを確認できます。

Acrobat Sign では、アカウントの空き容量が少なくなったときに電子メールアラートを生成する機能が今後追加される予定です。

セキュリティ

Adobe Acrobat Sign は、サービス内に Power Automate ワークフローを埋め込むマルチテナントアプリケーションです。組み込みソリューションとして、Power Platform のすべてのセキュリティおよびガバナンス構造がこのソリューションに適用されます。

この統合を有効にすると、アドビと Microsoft の間でデータが自動的に交換されなくなります。この統合により、アドビユーザーは Acrobat Sign アプリケーションからコンテキストを切り替えることなく、シームレスにワークフローを構築できます。ユーザーには、Acrobat Sign のコンテキストでプレミアムコネクタを使用してワークフローを作成できるように、内部ライセンスが割り当てられます。

月末に、Microsoft はアドビへの統合により使用される統合された使用状況データ(テナントレベルのアクティブフロー数、フロー実行など)を送信します。この統合の一環として、アドビと Microsoft の間で、個人情報またはエンドユーザーを特定できるデータが交換されることはありません。Adobe 統合が(Acrobat Sign 内または Power Automate 内で)使用され、例えば、作成されたフローが Acrobat Sign と SharePoint の間で文書を転送する場合、この操作はコネクタを介してお客様が開始したアクションとなります。

ユーザーが Adobe Acrobat Sign からワークフローを構築する際、Acrobat Sign はユーザーと Power Platform 環境間の「仲介」アプリになります。したがって、Acrobat Sign アプリには、(ユーザーが開始または設定した場合に)ユーザーの代理でデータの読み取りおよび書き込みを行う権限があります。暗黙的にデータが交換されることはありません。また、Acrobat Sign アプリケーションには、ユーザーの資格情報を使用せずに Power Platform 環境からアーティファクトを読み取りまたは書き込みする権限はありません。

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