Adobe Acrobat Sign のトランザクションの制限
Adobe Acrobat Sign は、以下の表に従い送信者のサービスレベルによってトランザクション数を制限しています。
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トランザクション/ユーザーライセンス/年 |
ファイルサイズ/アップロード |
ページ数/トランザクション |
署名者数/トランザクション |
KBA トランザクション数 |
電話認証トランザクション |
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Acrobat Standard |
無制限 (以下を参照) |
10 MB |
100 |
10 |
0 |
0 |
Acrobat Pro |
無制限 (以下を参照) |
10 MB |
100 |
25 |
0 |
0 |
Acrobat Sign SMB |
150 (以下を参照) |
10 MB |
100 |
25 |
0 |
0 |
Acrobat Sign ビジネス版 |
150 (以下を参照) |
10 MB |
100 |
25 |
0 |
0 |
Acrobat Sign ビジネス版 |
150 (以下を参照) |
10 MB |
100 |
25 |
50 |
50 |
Acrobat Sign エンタープライズ版 |
150 (以下を参照) |
10 MB |
500 |
25 |
50/年 |
50/年 |
Acrobat Sign エンタープライズ版 |
150 (以下を参照) |
10 MB |
500 |
25 |
50 |
50 |
トランザクション/Acrobat Sign ユーザー:トランザクションは、電子文書または関連する電子文書のコレクションが Acrobat Sign を介して 1 人以上のエンドユーザーに送信されるたびに発生します。
Acrobat Sign プランはユーザーライセンスとして販売され、契約で別途規定されていない限り、年間 150 件のトランザクションを含んでいます。
大量のトランザクションを処理するビジネスレベルおよびエンタープライズレベルのお客様は、ユーザー無制限(またはサイトライセンス)の合計トランザクション数での購入を営業担当者に相談できます。
トランザクションの使用量について詳しくは、トランザクション使用量に関する記事を参照してください。
ファイルサイズ/アップロード:Acrobat Sign には、アップロードする各ファイルのサイズに制限があります。
上限を超えたサイズのドキュメントをアップロードしようとすると、ファイルの下に「アップロードの上限を超えました」というエラーメッセージが表示されます。
ページ数/トランザクション:トランザクション全体(結合されるすべてのファイル)の合計ページ数には制限があります。
アカウントに設定されている制限より大きい文書を送信しようとすると、「文書がページ数の上限を超えたため、Acrobat Sign は契約書を作成できませんでした」というエラーが表示されます。
署名者数/電子トランザクション:電子サイントランザクションに署名できる署名者の人数は、各サービスレベルによって異なります。
シングルユーザー、チームのマルチユーザー、およびビジネスサービスレベルでは、トランザクションに含めることができる署名者の合計人数が厳密に制限されています。
KBA トランザクション数:ナレッジベース認証(KBA)は、署名者の高度な認証方法で、ビジネスおよびエンタープライズレベルのサービスで有効になります。
電話認証トランザクション数:電話認証トランザクションも、署名者の高度な認証方法で、ビジネスおよびエンタープライズレベルのサービスで有効になります。
クライアントによる Acrobat Sign へのすべてのリクエストは、システムリソースを保護し、可能な限り多くのユーザーをサポートする機能を維持するためにモニタリングされます。
同じ消費者(例:同じユーザー ID、IP アドレス、契約書 ID など)によるリソース消費速度は、分、時間、および日ごとに制限(スロットリング)されます。
消費者がスロットリングのしきい値を超えると、そのリクエストは HTTP の 429 応答とともに却下されます。
また、まれな状況で、お客様による使用がシステムまたはアドビのサービス提供の中断または危険の原因となる場合、製品の使用が一時的に中止されることがあります。
Acrobat Sign への各リクエストは、そのリクエストが消費するシステムリソースの量に基づいて評価されます。同じエンドポイントに渡されるパラメーターが異なると、リソース消費量が変わることがあります。
また、一部のリクエストは長いバックグラウンドプロセスを必要とし、それもまたスロットリング評価アルゴリズムで考慮されます。
そのため、リクエスト速度は、特定期間のリクエスト数として単純に説明することはできません。スロットリングポリシーは、システムに負荷をかける正当な用途を含む、毎日のリクエスト履歴データに基づいています。
Acrobat Sign のポリシーは、毎日の標準ワークフローボリュームに影響を与えない程度に寛容であることが保証されています。
スロットリング制限は、アカウント下の各ユーザーに適用されます。
システムがユーティリティユーザーを使用して Acrobat Sign へのAPI 呼び出しを行っている場合は、スロットリングされる可能性を減らすために、トランザクションを複数のユーティリティユーザーに分散させることをお勧めします。
いいえ。
お使いのサービスパッケージ(チーム、ビジネス、エンタープライズ)がトランザクション速度に直接影響を与えます。
サービスが上層になるほど、スロットルしきい値が高くなります。
リクエストが HTTP の 429 応答を返した場合、この応答は、ユーザーが特定期間で許可されているリソースの制限を超えて消費したことを意味します。1 分間あたり、1 時間あたり、または 1 日あたりの制限に違反する可能性があります。
このエラーメッセージは、スロットリングブロックが解除されて、API 呼び出しが再開できるようになるまでの秒数を意味します。
契約書作成(一括送信、web フォーム、テンプレートを含む)の REST API 呼び出し、または REST 以外のエンドポイントでは、次のようなエラーが返されます。
- 「現時点で ... の制限に達しました。<wait_time_in_seconds> 秒後に再試行してください。」
契約書作成に関連しないその他の REST API のリクエストでは、次のようなエラーが返されます。
- 「リクエストが多すぎます。<wait_time_in_seconds> 秒後に再試行してください。」
契約書作成に関連しないその他の REST 以外のエンドポイントでは、次のようなエラーが返されます。
- 「リクエストが多すぎます。現在、システムがビジー状態です。<wait_time_in_seconds> 秒後に再試行してください。」
(トランザクションボリュームがスロットリングしきい値を超える可能性がある)重要なイベントが予定されている有料アカウントは、サクセスマネージャーに連絡して、ニーズに合うようにスロットリングポリシーを調整してください。