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ビデオとアニメーションの保存と書き出し

Photoshop の従来の 3D 機能が 2024年7月をもって削除されました。ただし Photoshop (Beta) アプリでは、Adobe Substance 3D Viewer (Beta) アプリを使用して、3D オブジェクトを 2D Photoshop デザインに シームレスに追加できます。詳細については、こちらをクリックしてください。

ビデオおよびアニメーションの書き出し形式

アニメーションを GIF ファイルとして保存し、web で表示することができます。ビデオとアニメーションを QuickTime ムービーまたは PSD ファイルとして保存できます。作業内容をビデオとして使用しない場合は、編集内容が保持され、Adobe デジタルビデオアプリケーションや多くのモーションピクチャ編集アプリケーションでサポートされている形式で保存することができる PSD ファイルとして保存するのが最適です。

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アニメーションフレームの最適化

アニメーションの作成を完了したら、web ブラウザーに効率的にダウンロードできるように最適化します。アニメーションの最適化には次の 2 つの方法を使用します。

  • フレーム間で変更される領域のみを含むようにフレームを最適化します。この操作により、アニメーション GIF ファイルのファイルサイズが大幅に削減されます。

  • アニメーションを GIF 画像として保存する場合には、他の GIF 画像の保存でも行う最適化を実行します。特殊なディザテクニックをアニメーションに適用して、ディザパターンがすべてのフレーム間で一貫性を保ち、再生中にちらつきが起こらないようにできます。このような高度な最適化機能が適用されるので、標準の GIF 画像よりアニメーション GIF を最適化する方が時間がかかる場合があります。

注意:

アニメーションでカラーを最適化する場合は、最適化パレットの減色アルゴリズムポップアップメニューで使用中のカラーに合わせて割り付ける、知覚的または特定を使用します。これによって、フレーム全体でカラーの一貫性が保たれます。

  1. タイムラインパネルがフレームアニメーションモードになっていることを確認してください。

  2. パネルメニューから「アニメーションを最適化」を選択します。

  3. 次のオプションを設定します。

    バウンディングボックス

    各フレームで、直前のフレームから変更された部分のみが切り抜かれます。このオプションを使用して作成したアニメーションファイルは、サイズは小さくなりますが、このオプションをサポートしない編集アプリケーションでは互換性がありません。このオプションは初期設定で選択されており、使用を推奨しています。

    重複ピクセルの削除

    直前のフレームから変更のないピクセル部分が、フレーム内で透明になります。重複ピクセルの削除を実行するには、web およびデバイス用に保存ダイアログボックスの「透明部分」オプションを選択する必要があります。このオプションは初期設定で選択されており、使用を推奨しています。

    注意:

    「重複ピクセルの削除」オプションを使用する場合は、フレームの処理方法を「自動」に設定してください(詳しくは、フレーム処理方法の選択を参照してください)。

  4. 「OK」をクリックします。

フレームのレイヤーへの統合

フレームをレイヤーに統合すると、ビデオレイヤーの各フレームに対して単一のレイヤーが作成されます。このオプションは、各ビデオフレームを個別の画像ファイルとして書き出す場合や、静止オブジェクトのビデオを画像のスタックで使用する場合などに便利です。

  1. タイムラインパネルまたはレイヤーパネルで、ビデオレイヤーを選択します。

  2. タイムラインパネルのパネルメニューから「フレームをレイヤーに統合」を選択します。

ビデオファイルまたは画像シーケンスの書き出し

  1. ファイル/書き出し/ビデオをレンダリングを選択します。
  2. ビデオをレンダリングダイアログボックスで、ビデオまたは画像シーケンスの名前を入力します。
  3. フォルダーを選択」ボタンをクリックし、書き出されたファイルがある場所に移動します。

    書き出したファイルを入れるフォルダーを作成するには、「新規サブフォルダーを作成」オプションを選択し、サブフォルダー名を入力します。

  4. ビデオをレンダリングダイアログボックスの出力先セクションの下にあるメニューから、「Adobe Media Encoder」または「Photoshop 画像シーケンス」を選択します。形式ポップアップメニューからファイル形式を選択します。Adobe Media Encoder を選択すると、CPS、H.264、および QuickTime 形式から選択できます。

  5. (オプション)ファイル形式メニューの下にあるメニューから、形式固有のオプションを指定します。

  6. (オプション)手順 4 で「画像シーケンス」を選択した場合、開始番号と桁数を指定します(これらのオプションで、書き出されたファイルに番号を付ける方式を指定します)。必要に応じて次のいずれかの操作を行います。

    • 書き出したファイルのピクセル寸法を指定するには、サイズポップアップメニューを使用します。
    • 設定ボタンをクリックし、形式固有のオプションを指定します。
    • フレームレートメニューからフレームレートを選択します。
  7. 「範囲」の下で次のいずれかのオプションを選択します。

    すべてのフレーム

    Photoshop ドキュメントのすべてのフレームがレンダリングされます。

    開始フレームと終了フレーム

    レンダリングされる一連のフレームを指定します。

    ワークエリア

    タイムラインパネルのワークエリアバーで選択されているフレームがレンダリングされます。

    インフレームとアウトフレーム(Photoshop Extended)

    レンダリングされる一連のフレームを指定します。

    現在選択しているフレーム(Photoshop Extended)

    アニメーションパネルのワークエリアバーで選択されているフレームがレンダリングされます。

    注意:

    選択できる範囲オプションは、選択したファイル形式によって異なります。

  8. (オプション)レンダリングオプションを指定します。

    アルファチャンネル

    アルファチャンネルのレンダリング方法を指定します(このオプションは、PSD や TIFF などのアルファチャンネルをサポートする形式でのみ使用できます)。アルファチャンネルを無視する場合は「なし」を選択し、チャンネルを含める場合は「ストレート - マットなし」を選択し、マットカラーとカラーチャンネルを混合する場合は合成オプションのいずれかを選択します。

    3D 画質

    プロジェクトに 3D オブジェクトが含まれる場合に、サーフェスをレンダリングする方法を制御します。「インタラクティブ」は、ビデオゲームや同様の用途に適しています。「レイトレーシング(ドラフト)」では品質は低下しますが、レンダリングは速くなります。「レイトレーシング(最終)」では品質は高くなりますが、ビデオをレンダリングする時間が長くなります。

    フレームレート

    ビデオまたはアニメーションに毎秒作成されるフレームの数を決定します。「ドキュメントのフレームレート」オプションでは Photoshop のレートが反映されます。別のビデオ規格(例えば、NTSC から PAL)に書き出す場合、ポップアップメニューから適切なレートを選択します。

  9. 「レンダリング」をクリックします。

QuickTime 書き出しファイル形式(Photoshop Extended)

3G

第 3 世代のモバイル機器向けに開発されたファイル形式。

FLC

ワークステーション、Windows、macOS で、コンピューター生成したアニメーションを再生するためのアニメーション形式。この形式は FLI とも呼ばれます。

QuickTime ムービー

複数のコーデックを含む Apple 社のマルチメディアアーキテクチャ(オーディオを書き出すには、この形式を使用する必要があります)。

AVI

AVI(Audio Video Interleave)は、Windows コンピューターでのオーディオ/ビデオ用の標準ファイル形式です。

DV ストリーム

イントラフレーム圧縮を使用するビデオ形式。FireWire(IEEE 1394)インターフェイスを使用してビデオをノンリニア編集システムに変換します。

画像シーケンス

1 つのフォルダー内に含めることができる静止画像のシーケンスで、同じ数値またはアルファベットのファイル名(Sequence1、Sequence2、Sequence3 など)のパターンを使用します。

MPEG-4

様々な帯域幅でオーディオおよびビデオを配信するためのマルチメディア標準。

注意:

Photoshop では、Avid® AVR コーデックなどの他のサードパーティ形式をサポートしていますが、必須の QuickTime コーデックをインストールする必要があります。

QuickTime キーフレームについて

QuickTime の用語では、キーフレームという語は Photoshop のアニメーションキーフレームとは少し異なる意味を表します。QuickTime では、キーフレームはムービーに定期的な間隔で発生し、完全なフレームとして保存されます。キーフレーム間にある中間フレームは、前のフレームと比較され、変更されたデータのみ保存されます。キーフレームを使用すると、ムービーのサイズが大幅に縮小し、ムービーの編集およびレンダリングに必要なメモリが大幅に増加します。キーフレーム間隔を短くすると、シークタイムやリバース再生は速くなりますが、ファイルサイズは大幅に大きくなります。

3G 書き出し設定(Photoshop Extended)

3G 設定について詳しくは、Apple 社の web サイトで「3G」を検索してください。

ファイルフォーマット

3GPP および 3GPP2 は、第 3 世代高速ワイヤレスネットワークでのマルチメディアの作成、配信、再生向けの標準です。3GPP は GSM ネットワーク用のフォーマット、3GPP2 は CDMA 2000 ネットワーク用のフォーマットです。3GPP(Mobile MP4)、3GPP2(EZ ムービー)、AMC(EZ ムービー)は特定のネットワーク向けです。「3GPP(Mobile MP4)」は NTT DoCoMo の 3G サービス「i モーション」用のフォーマットです。「3GPP2(EZ ムービー)」は、KDDI の 3G ネットワークサービス用のフォーマットです。「AMC(EZ ムービー)」は AMC 対応電話機を使用している KDDI 加入者用のフォーマットです。

ビデオ

ファイルフォーマットメニューの下のポップアップメニューから「ビデオ」を選択し、以下の項目を指定します。

ビデオフォーマット

ビデオの書き出しで使用するコーデックを選択します。ソースムービーのビデオトラックが 1 つだけで、既に圧縮済みの場合は、ビデオが再度圧縮されないように「そのまま」を選択することができます。

データレート

1 秒間に再生するキロビット数(kbps)を指定します。通常、kbps を大きくするほど、ムービーの品質が良くなります。ただし、再生を最適化するために、選択したデータレートが利用できる帯域幅を超えないようにしてください。

最適化

ビデオフォーマットメニューから「H.264」を選択した場合に使用する配信方法を指定し、「ビデオオプション」をクリックして「最高品質」を選択します。この設定により、選択したデータレートが上下にどれくらい変化する可能性があるかがコーデックに通知されます。

画像サイズ

ファイルを携帯電話に送信するための標準を指定します。「現在のサイズ」ではソースのサイズがそのまま保持されます。結果のファイルは携帯電話で再生できない場合があります。メニューに表示されないサイズを指定する場合は、「カスタム」を選択します。

指定のアスペクト比を保持

画像サイズを変更する場合、ムービーを新しいサイズに調整する必要があるときにオプション値を指定します。「レターボックス」では、ソースを比例的にサイズ調整してクリーンアパーチャに収まるようにし、必要に応じて上下または両側に黒いバーを追加します。「切り取る」では、クリーンアパーチャに合わせて中央揃え、サイズ調整、およびトリムを行います。

フレームレート

再生時のフレーム数/秒(fps)を指定します。多くの場合、ソースの fps の約数を選択すると、ビデオの画質が向上します。例えば、ソースを 30fps で取り込んだ場合は、フレームレートとして 10 または 15 を選択します。ソース素材よりも大きなレートを選択しないでください。

キーフレーム

書き出したビデオでキーフレームを作成する回数を指定します。キーフレームの数が多い(小さな数値を指定する)ほど、ビデオの品質が良くなりますが、ファイルは大きくなります。

ビデオオプション

「ビデオオプション」をクリックすると、3G 詳細ビデオ設定ダイアログボックスが開きます。ビデオに応じて、ストリーミング時に失われたパケットを回復するためにビデオフレーム内に再同期マーカーを追加するかどうかを指定できます。H.264 ビデオでは、「高速エンコード(1 回実行)」を選択することにより、圧縮プロセス(プレビュー目的など)を高速化できます。初期設定オプションである「最高品質(複数回実行)」では、データを最高の品質で圧縮するのに必要なパスの数がコーデックによって判別されます。

オーディオ

Photoshop Extended では、書き出された 3G ファイルにオーディオが含まれていないので、オーディオオプションはすべて無効です。

テキスト

Photoshop Extended では、書き出された 3G ファイルにテキストトラックが含まれていないので、テキストオプションはすべて無効です。

ストリーミング

ファイルフォーマットメニューの下のポップアップメニューから「ストリーミング」を選択し、以下の項目を指定します。

ストリーミングを使用

QuickTime Player への RTSP ストリーミング用のファイルを作成します。このオプションを選択すると、ヒントトラック(ファイルのストリーミングに必要な命令)が作成されます。

サーバー用に最適化

サーバーでのファイル処理速度が向上しますが、ファイルのサイズが大きくなります。

詳細

ファイルフォーマットメニューの下のポップアップメニューから「詳細」を選択し、以下の項目を指定します。

配信を制限

ダウンロードしたファイルを端末で再生できる回数を指定します。特定の日数が経過したとき、または指定した日付になったときにファイルの有効期限が切れるようにすることもできます。ファイルが Mobile MP4 または EZ ムービーフォーマットである場合は、配信を制限して、特定の端末のファイルを他の端末に送信またはコピーされるのを禁止できます。

ムービーを断片化

HTTP を利用してファイルを小さい断片としてダウンロードすることで、再生開始時間を短縮し、大きなファイルでも端末で再生できるようにします(端末では、ムービー全体を一度に再生できず、ムービーの断片でないと利用できません)。

FLC 書き出し設定(Photoshop Extended)

以下のオプションは FLC 書き出し設定ダイアログボックスで使用できます。

カラーテーブル

書き出したムービーで Windows システムカラーまたは macOS システムカラーが使用するカラーテーブルを指定します。

動作

再生のフレームレートを設定します。

AVI 書き出し設定の指定(Photoshop Extended)

  1. ビデオをレンダリングダイアログボックスで、「QuickTime 書き出し」を選択し、ポップアップメニューから「AVI」を選択します。
  2. 「設定」をクリックします。
  3. AVI 設定ダイアログボックスで、「ビデオ」が選択されていることを確認します。
    注意:

    Photoshop Extended では、書き出された AVI ファイルにオーディオが含まれていないため、サウンドオプションは無効になります。

  4. 「ビデオ」の下の「設定」をクリックし、以下の項目を設定します。

    圧縮の種類

    ビデオの圧縮に使用するビデオ圧縮プログラム(コーデック)を選択します。

    フレーム/秒

    1 秒間に表示される独立した画像の数を指定します。NTSC は標準のビデオ形式で 29.97 fps です。PAL はヨーロッパのビデオ形式で 25fps です。フィルムの標準は 24fps です。QuickTime ムービーは、帯域幅と CPU の要件を減らすために、低めのフレームレートで作成されることもあります。

    ムービーのフレームレートを高くするとモーションは良くなりますが、ファイルのサイズが大きくなります。ムービーの現在のフレームレートよりも低いフレームレートを選択すると、一部のフレームが削除されます。ムービーの現在のフレームレートよりも高い数値を選択すると、既存のフレームが複製されます(ファイルサイズは大きくなる上、品質は向上しないため、推奨できません)。多くの場合、ソースの fps の約数を選択すると、ビデオの画質が向上します。例えば、ソースを 30fps で取り込んだ場合は、フレームレートとして 10 または 15 を選択します。ソース素材よりも大きなレートを選択しないでください。

    キーフレーム単位

    キーフレームの頻度を指定します。キーフレームの数が多い(小さな数値を指定する)ほど、ビデオの品質が良くなりますが、ファイルは大きくなります。一部の圧縮プログラムでは、フレーム間の画像の変化があまりにも大きくなると追加のフレームが自動的に挿入されます。通常、5 秒ごとにキーフレーム 1 つが妥当です(1 秒あたりのフレーム数に 5 を乗じます)。RTSP ストリーミング用のファイルを作成する場合に、配信ネットワークの信頼性に不安があるときは、キーフレームの頻度を 1 秒または 2 秒ごとにキーフレーム 1 つに増やすことをおすすめします。

    データレートの制限

    1 秒間に再生するキロビット数(kbps)を指定します。通常、kbps を大きくするほど、ムービーの品質が良くなります。ただし、再生を最適化するために、選択したデータレートが利用できる帯域幅を超えないようにしてください。

    深さ

    書き出すビデオに含める色数を指定します。このポップアップメニューは、選択したコーデックがサポートする色数が 1 つのみである場合は、使用できません。

    画質

    スライダーをドラッグするか値を入力して、書き出したビデオの画質(およびそのファイルサイズ)を調整します。取り込みと書き出しの両方に同じコーデックを使用している場合、シーケンスのプレビューを描画するときは、書き出しの画質設定と元の取り込みの画質設定を一致させることで描画時間を節約できます。元の取り込みの画質より高い画質を設定しようとしても、画質は変わらずに描画時間が長くなる場合があります。

    スキャンモード

    書き出したムービーにフィールドを含めるか(インターレース)含めないか(プログレッシブ)を指定します。

    アスペクト比

    書き出したムービーの縦横比として 4:3 または 16:9 を指定します。

    オプション

    (Intel Indeo® Video 4.4 のみ)Intel Indeo® Video 4.4 コーデックの圧縮、透明オプション、アクセスキーを設定します。

DV ストリーム書き出し設定(Photoshop Extended)

DV 書き出し設定ダイアログボックスで以下の設定を使用できます。

DV フォーマット

書き出したビデオの DV フォーマットまたは DVCPRO フォーマットを指定します。

ビデオフォーマット

放送用ビデオフォーマットとして NTSC または PAL を指定します。

スキャンモード

書き出したムービーにインターレースフィールドを含めるか、フィールドを含めないか(プログレッシブスキャン)を指定します。

アスペクト比

縦横比として 4:3 または 16:9 を指定します。

指定のアスペクト比を保持

ムービーを新しいピクセル寸法に合わせて調整する必要があるときにオプション値を指定します。「レターボックス」では、ソースを比例的にサイズ調整してクリーンアパーチャに収まるようにし、必要に応じて上下または両側に黒いバーを追加します。「切り取る」では、クリーンアパーチャに合わせて中央揃え、サイズ調整、およびトリムを行います。

注意:

DV 書き出し設定ダイアログボックスにはオーディオオプションが含まれていますが、Photoshop Extended では DV ファイルのオーディオの書き出しは行われません。

QuickTime 書き出し用画像シーケンスの設定(Photoshop Extended)

通常、QuickTime はビデオファイルの書き出しに使用されます。ただし、QuickTime 書き出しポップアップメニューから「画像シーケンス」を選択することもできます。「設定」をクリックして、次のオプションにアクセスします。

形式

書き出される画像のファイル形式を選択します。

フレーム/秒

画像シーケンスのフレームレートを設定します。

数字の前にスペースを挿入

画像ファイル名の名前と生成番号の間にスペースを挿入します。

オプション

「オプション」ボタン(使用できる場合)をクリックし、ファイル形式に固有のオプションを設定します。

特定のファイル形式とそのオプションについて詳しくは、画像の保存と書き出しファイル形式も参照してください。

MPEG4 書き出し設定の指定(Photoshop Extended)

  1. ビデオをレンダリングダイアログボックスで、「QuickTime 書き出し」を選択し、ポップアップメニューから「MPEG-4」を選択します。「設定」をクリックします。
  2. MPEG-4 書き出し設定ダイアログボックスで、ファイルフォーマットメニューから「MP4」または「MP4(ISMA)」を選択します。MP4(ISMA)フォーマットでは、ISMA メンバーにより製造された機器での操作可能性を確保します。
  3. 「ビデオ」の下で以下の項目を指定します。

    ビデオフォーマット

    ビデオを圧縮するためのコーデックを選択します。最低のデータレート(または最小ファイル)で最高の品質を得るには、H.264 を推奨します。MPEG-4 ビデオに対応した装置でファイルを再生する必要がある場合は、対象となる装置に応じて、「MPEG-4 標準品質」または「MPEG-4 高品質」を選択します。ソースムービーのビデオトラックが圧縮済みの場合は、「そのまま」を選び、ビデオが再度圧縮されないようにすることができます。

    データレート

    1 秒間に再生するキロビット数(kbps)を指定します。通常、kbps を大きくするほど、ムービーの品質が良くなります。ただし、再生を最適化するために、選択したデータレートが利用できる帯域幅を超えないようにしてください。

    最適化

    選択したデータレートが上下にどれくらい変化する可能性があるかを指定します。このオプションは、ファイルフォーマットメニューから「MP4」を選択して、ビデオフォーマットメニューから「H.264」を選択し、「ビデオオプション」をクリックして「最高品質」を選択した場合に使用できるようになります。

    画像サイズ

    書き出した画像のピクセル寸法を指定します。「現在のサイズ」では、ソースのサイズがそのまま保持されます。画像サイズメニューに表示されないサイズを指定する場合は、「カスタム」を選択します。

    指定のアスペクト比を保持

    ムービーを新しいピクセル寸法に合わせて調整する必要があるときにオプション値を指定します。「レターボックス」では、ソースを比例的にサイズ調整してクリーンアパーチャに収まるようにし、必要に応じて上下または両側に黒いバーを追加します。「切り取る」では、クリーンアパーチャに合わせて中央揃え、サイズ調整、およびトリムを行います。「サイズ内に収める」では、必要に応じて最も長い側が収まるようにサイズ調整して、対象のサイズに調整します。

    フレームレート

    書き出したビデオの再生用フレームレートを指定します。通常、ソースのフレーム数/秒(fps)の約数を選択すると、ビデオの画質が向上します。例えば、ソースを 30fps で取り込んだ場合は、フレームレートとして 10 または 15 を選択します。ソース素材よりも大きなレートを選択しないでください。

    キーフレーム

    書き出したビデオでキーフレームを自動的に生成するか、キーフレームを作成する回数を指定します。キーフレームの数が多い(小さな数値を指定する)ほど、ビデオの品質が良くなりますが、ファイルは大きくなります。

  4. (MP4 ファイル形式のみ)「ビデオオプション」をクリックし、以下の項目を指定します。

    再同期マーカー

    (「MPEG-4 標準品質」または「MPEG-4 高品質」のみ)ビデオビットストリームで再同期マーカーを使用します。これにより、送信エラーで失われた同期を回復できます。

    プロファイルの制限

    (「H.264」のみ)1 つ以上の標準のプロファイルに適合する装置でビデオファイルを再生する必要がある場合は、それらのプロファイルを選択します。

    エンコーディングモード

    (「H.264」のみ)最良の品質を得るか、エンコーディングの速度を優先するかを選択します。

QuickTime ムービー設定の指定(Photoshop Extended)

  1. ビデオをレンダリングダイアログボックスで、「QuickTime 書き出し」を選択し、ポップアップメニューから「QuickTime ムービー」を選択します。
  2. 「設定」をクリックします。
  3. ムービー設定ダイアログボックスで、「ビデオ」が選択されていることを確認します。
    注意:

    ムービー設定ダイアログボックスにはサウンドオプションも表示されますが、現在のオーディオ設定は調整できません。書き出したファイルにオーディオを含めるには、ビデオレイヤーのオーディオをプレビューを参照してください。

  4. 「ビデオ」の下のボタンをクリックし、以下の項目を設定します。

    設定

    標準ビデオ圧縮設定ダイアログボックスを開いて、ビデオの圧縮および関連オプションを設定できます。

    フィルター

    ビデオフィルターの選択ダイアログボックスを開いて、組み込まれている QuickTime ビデオ効果を適用できます。

    サイズ

    書き出しサイズの設定ダイアログボックスを開いて、書き出したビデオのピクセル寸法を指定できます。

  5. (オプション)インターネットを通じてムービーを配信する場合は、「インターネットストリーミングを準備」を選択して、以下の項目のいずれかを選択します。

    ファストスタート

    ムービーがユーザーのコンピューターのハードディスクに完全にダウンロードされる前に web サーバーから再生を開始するように設定します。

    ファストスタート - 圧縮ヘッダー

    情報を損なうことなくムービーのヘッダーを圧縮し、ムービーがユーザーのコンピューターのハードディスクに完全にダウンロードされる前に web サーバーから再生を開始するように設定します。

    ヒントストリーミング

    QuickTime Streaming Server によってムービーをストリーミングするように設定します。

QuickTime 標準ビデオ圧縮設定(Photoshop Extended)

以下は、標準ビデオ圧縮設定ダイアログボックスで使用できるオプションです。

圧縮の種類

ファイルを書き出すときに適用するコーデックを選択します。

動作

フレーム数/秒(fps)を選択してビデオのフレームレートを指定します。コーデックによっては、サポートするフレームレートが制限されます。ソースクリップの元のフレームレートに応じて、フレームレートを上げるとモーションが滑らかになる場合がありますが、必要なディスク容量が増えます。可能な場合は、キーフレームを生成する回数を指定します(詳しくは、QuickTime キーフレームについてを参照してください)。

データレート

データレートを選択(選択した圧縮プログラムで選択できる場合)または入力し、書き出したビデオの再生時に生成されるビデオデータの量の上限を指定します。

圧縮プログラム

選択したコーデック別の圧縮プログラムのオプションを設定します。圧縮プログラムの詳細オプションを指定するには、「オプション」(使用できる場合)をクリックします。色数メニューが使用できる場合、書き出したビデオに含める色の数を選択します(このポップアップメニューは、選択したコーデックがサポートする色数が 1 つのみである場合は、使用できません)。

圧縮プログラムスライダーをドラッグするか値を入力して、書き出したビデオの画質を調整します。その結果、ファイルサイズを調整することにもなります。取り込みと書き出しの両方に同じコーデックを使用している場合、シーケンスのプレビューを描画するときは、書き出しの画質設定と元の取り込みの画質設定を一致させることで描画時間を節約できます。元の取り込みの画質より高い画質を設定しようとしても、画質は変わらずに描画時間が長くなる場合があります。

注意:

コンポーネントビデオコーデックの圧縮プログラムオプションは使用できません。

QuickTime ムービーサイズの設定(Photoshop Extended)

以下の設定は、書き出しサイズの設定ダイアログボックスで使用できます。

サイズ

書き出したムービーのフレームサイズを指定します。サイズポップアップメニューに表示されていないフレームサイズを指定する場合は、「カスタム」を選択し、幅と高さの値を入力します。

指定のアスペクト比を保持

ムービーを新しいフレームサイズに合わせて調整する必要があるときにオプション値を指定します。「レターボックス」では、ソースを比例的にサイズ調整してクリーンアパーチャに収まるようにし、必要に応じて上下または両側に黒いバーを追加します。「切り取る」では、クリーンアパーチャに合わせて中央揃え、サイズ調整、およびトリムを行います。「サイズ内に収める」では、必要に応じて最も長い側が収まるようにサイズ調整して、対象のサイズに調整します。

ソースビデオをデインターレース処理

各インターレースビデオフレームの 2 つのフィールドをデインターレース処理します。


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