レイヤーに関連する合成効果を使用すれば、画像内および画像間のチャンネルを合成して新規画像を作成することができます。これには、「画像操作」コマンド(単一チャンネルと合成チャンネルの場合)、または「演算」コマンド(単一チャンネルの場合)を使用できます。これらのコマンドを使用すると、レイヤーパネルで使用できる描画モードのほかに、「加算」および「減算」という 2 つの描画モードを使用できます。レイヤーパネルのレイヤーにチャンネルをコピーして、新しい合成チャンネルを作成することもできますが、「演算」コマンドを使用してチャンネル情報を合成する方が処理に時間がかかりません。
「演算」コマンドでは、2 つのチャンネルの対応するピクセル(画像で同じ位置にあるピクセル)が数学的に処理され、その結果が一方のチャンネルに合成されます。「演算」コマンドを使用するときは、次の 2 つの点を理解しておいてください。
チャンネル内の各ピクセルは明るさの値を持ちます。「演算」コマンドと「画像操作」コマンドの使用時は、これらの値を操作して最終的な合成ピクセルを生成します。
これらのコマンドでは、複数のチャンネル上のピクセルを重ね合わせます。したがって、画像のピクセル寸法が異なる場合は演算できません。
「画像操作」コマンドを使用して、1 つの画像のレイヤーおよびチャンネル(ソース)を、アクティブ画像のレイヤーおよびチャンネル(ターゲット)に合成することができます。
2 つの画像のカラーモードが異なる場合(RGB 画像と CMYK 画像など)、1 つのチャンネルをターゲットレイヤーの合成チャンネルに適用することはできますが、ソースの合成チャンネルをターゲットレイヤーの合成チャンネルに適用することはできません。
「加算」オプションと「減算」オプションについて詳しくは、加算および減算描画モードを参照してください。その他の描画オプションについては、描画モードの説明を参照してください。
「演算」コマンドを使用すると、単一または複数の元画像から、2 つの異なるチャンネルを合成できます。この合成結果を新規画像、またはアクティブな画像の新規チャンネルや選択範囲に適用できます。「演算」コマンドは、合成チャンネルには適用できません。
元になる画像が複数ある場合には、それらの画像のピクセル寸法が同じでなければなりません。
「加算」オプションと「減算」オプションについて詳しくは、加算および減算描画モードを参照してください。その他の描画オプションについては、描画モードの説明を参照してください。
加算および減算描画モードは、「画像操作」および「演算」コマンドに対してだけ使用できます。
加算
2 つのチャンネルのピクセル値が加算されます。これは、2 つのチャンネルの重なっていない画像を統合する場合に便利です。
ピクセル値が高いとカラーが明るくなるので、チャンネルに重なるピクセルを加えると画像が明るくなります。両方のチャンネルでブラックの部分は、ブラックのままです(0 + 0 = 0)。いずれかのチャンネルがホワイトの場合はホワイトになります(255 + 任意の値 = 255 以上)。
加算モードでは、ピクセル値の合計を「スケール」係数で割って、それに「オフセット」値を加えます。例えば、2 つのチャンネルのピクセル値の平均を計算するには、それらのピクセル値を足して 2 で割りますが、オフセット値は入力しません。
「スケール」係数は、1.000 から 2.000 の範囲で値を入力します。「スケール」に大きい値を設定すると、画像が暗くなります。
「オフセット」値には +255 ~ -255 の範囲で明るさの値を入力して、結果チャンネルのピクセルの明るさを加減します。負の値は画像を暗くし、正の値は明るくします。
減算
合成先のチャンネルの対応するピクセル値から、合成元のチャンネルのピクセル値を減算します。「加算」モードの場合と同様に、結果を「スケール」係数で割って「オフセット」値に追加します。
「スケール」係数は、1.000 から 2.000 の範囲で値を入力します。「オフセット」値には +255 ~ -255 の範囲で明るさの値を入力して、結果チャンネルのピクセルの明るさを加減します。
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