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データ駆動型グラフィックの作成

  1. Photoshop ユーザーガイド
  2. Photoshop の概要
    1. 夢をカタチに
    2. Photoshop の新機能
    3. 初めての写真編集
    4. ドキュメントの作成
    5. Photoshop | よくある質問
    6. Photoshop の必要システム構成
    7. Photoshop とは
    8. Photoshop を最新の状態にする
  3. Photoshop とその他の Adobe 製品およびサービス
    1. Photoshop で Illustrator アートワークを作業する
    2. InDesign での Photoshop ファイルの操作
    3. Photoshop 用 Substance 3D マテリアル
    4. Photoshop の Capture アプリ内拡張機能の使用
  4. Photoshop iPad 版(中国本土ではご利用いただけません)
    1. Photoshop iPad 版 | よくある質問
    2. ワークスペースについて
    3. システム要件 | Photoshop iPad 版
    4. ドキュメントの作成、表示、書き出し
    5. 写真の追加
    6. レイヤーの操作
    7. ブラシを使用した描画とペイント
    8. 範囲の選択とマスクの追加
    9. 合成を修正する
    10. 調整レイヤーを使用する
    11. トーンカーブで合成の色調を調整する
    12. 変形操作を適用する
    13. 合成画像の切り抜きと回転
    14. カンバスの回転、パン、ズーム、リセット
    15. テキストレイヤーを使用する
    16. Photoshop と Lightroom の連携
    17. Photoshop iPad 版で環境にないフォントを取得する
    18. Photoshop iPad 版での日本語テキスト
    19. アプリの設定を管理する
    20. タッチショートカットとジェスチャー
    21. ショートカットキー
    22. 画像サイズを編集する
    23. Photoshop iPad 版での制作過程をライブストリームで配信
    24. 修復ブラシで不具合を修正する
    25. Capture でブラシを作成して Photoshop iPad 版で使用する
    26. Camera Raw ファイルの操作
    27. スマートオブジェクトの作成と操作
    28. 覆い焼きと焼き込みを使用した画像の露出調整
    29. Photoshop iPad 版の自動調整コマンド
    30. Photoshop iPad 版で画像内の領域を指先で操作する
    31. スポンジツールを使用した画像の彩度の調整
    32. iPad のコンテンツに応じた塗りつぶし
  5. Photoshop web 版(中国本土ではご利用いただけません)
    1. 一般的な質問
    2. 必要システム構成
    3. ショートカットキー
    4. サポートされているファイルタイプ
    5. ワークスペースの概要
    6. クラウドドキュメントを開いて操作する
    7. 生成 AI 機能
    8. 基本的な編集コンセプト
    9. クイックアクション
    10. レイヤーの操作
    11. 画像のレタッチと不具合箇所の除去
    12. クイック選択の実行
    13. 調整レイヤーによる画像の向上
    14. 塗りつぶしレイヤーの追加
    15. 画像の移動、変形、切り抜き
    16. 描画とペイント
    17. シェイプの描画と編集
    18. テキストレイヤーを使用する
    19. Web 上での他のユーザーとの共同作業
    20. アプリの設定を管理する
    21. 画像を生成
    22. 背景を生成
    23. 参照画像
  6. Photoshop(Beta)(中国本土ではご利用いただけません)
    1. Creative Cloud(Beta)アプリの基本を学ぶ
    2. Photoshop(Beta)デスクトップ版
    3. 参照画像
  7. 生成 AI(中国本土ではご利用いただけません)
    1. Photoshop の生成 AI に関するよくある質問
    2. Photoshop デスクトップ版の生成塗りつぶし
    3. 説明テキストプロンプトで画像を生成
    4. Photoshop デスクトップ版の生成拡張
    5. 背景を生成を使用した背景の置換
    6. 類似を生成を使用して新しいバリエーションを取得
    7. Photoshop iPad 版の生成塗りつぶし
    8. Photoshop iPad 版の生成拡張
    9. Photoshop web 版の生成 AI 機能
  8. コンテンツ認証(中国本土ではご利用いただけません)
    1. Photoshop の Content credentials
    2. NFT の ID と来歴
    3. クリエイティブ属性のアカウントの接続
  9. クラウドドキュメント(中国本土ではご利用いただけません)
    1. Photoshop クラウドドキュメント | よくある質問
    2. Photoshop クラウドドキュメント | ワークフローに関する質問
    3. Photoshop でのクラウドドキュメントの管理と使用
    4. Photoshop 用クラウドストレージのアップグレード
    5. クラウドドキュメントを作成または保存できない
    6. Photoshop クラウドドキュメントのエラーを解決する
    7. クラウドドキュメントの同期ログの収集
    8. クラウドドキュメントの編集に他のユーザーを招待
    9. アプリ内でファイルとコメントを共有する
  10. ワークスペース
    1. ワークスペースの基本
    2. 環境設定
    3. Photoshop のもっと知るパネルで簡単に知る
    4. ドキュメントの作成
    5. ファイルの配置
    6. 初期設定のショートカットキー
    7. ショートカットキーのカスタマイズ
    8. ツールギャラリー
    9. パフォーマンス環境設定
    10. ツールの使用
    11. プリセット
    12. グリッドとガイド
    13. タッチジェスチャー
    14. Photoshop での Touch Bar の使用
    15. タッチ機能とカスタマイズ可能なワークスペース
    16. テクノロジープレビュー
    17. メタデータと注釈
    18. 他のアプリケーションへの Photoshop 画像の配置
    19. 定規
    20. プリントしないエクストラの表示または非表示
    21. 画像のコラムの指定
    22. 取り消しおよびヒストリー
    23. パネルとメニュー
    24. スナップを使用した要素の配置
    25. ものさしツールを使用した配置
  11. Web、画面、アプリデザイン
    1. デザインに最適な Photoshop
    2. アートボード
    3. デバイスプレビュー
    4. レイヤーから CSS をコピー
    5. Web ページのスライス
    6. スライスの HTML オプション
    7. スライスのレイアウトの変更
    8. Web グラフィックの使用
    9. Web フォトギャラリーの作成
  12. 画像とカラーの基本
    1. 画像のサイズを変更する方法
    2. ラスター画像とベクトル画像の操作
    3. 画像サイズと解像度
    4. カメラやスキャナーからの画像の取り込み
    5. 画像を作成、開く、読み込み
    6. 画像の表示
    7. 無効な JPEG マーカーエラー | 画像を開く
    8. 複数の画像の表示
    9. カラーピッカーとスウォッチのカスタマイズ
    10. ハイダイナミックレンジ(HDR)画像
    11. 画像のカラーの適用
    12. カラーモードの変換
    13. カラーモード
    14. 画像の一部の消去
    15. 描画モード
    16. カラーの選択
    17. インデックスカラーのカラーテーブルのカスタマイズ
    18. 画像情報
    19. ゆがみフィルターが使用できない
    20. カラーについて
    21. チャンネルを使用したカラーおよびモノクロの補正
    22. カラーパネルとスウォッチパネルでのカラーの選択
    23. サンプル
    24. カラーモードまたは画像モード
    25. 色かぶり
    26. アクションへの条件付きモード変更の追加
    27. HTML CSS と SVG からスウォッチを追加
    28. ビット数と環境設定
  13. レイヤー
    1. レイヤーの基本
    2. 非破壊編集
    3. レイヤーとグループの作成および管理
    4. レイヤーの選択、グループ化、リンク
    5. 画像をフレームに配置する
    6. レイヤーの不透明度と描画
    7. レイヤーのマスク
    8. スマートフィルターの適用
    9. レイヤーカンプ
    10. レイヤーの移動、重なり順の変更およびロック
    11. ベクトルマスクによるレイヤーのマスク
    12. レイヤーとグループの管理
    13. レイヤー効果とレイヤースタイル
    14. レイヤーマスクの編集
    15. アセットを抽出
    16. クリッピングマスクを使用したレイヤーの表示
    17. レイヤーからの画像アセットの生成
    18. スマートオブジェクトの操作
    19. 描画モード
    20. 複数の画像のグループ写真への合成
    21. レイヤーを自動合成を使用して画像を結合
    22. レイヤーの整列と分布
    23. レイヤーから CSS をコピー
    24. レイヤーまたはレイヤーマスクの境界線からの選択範囲の読み込み
    25. ノックアウトして他のレイヤーからコンテンツを表示
  14. 選択範囲
    1. 選択の基本を学ぶ
    2. 合成での選択範囲の作成
    3. 選択とマスクワークスペース
    4. 選択ツールによる選択
    5. なげなわツールによる選択
    6. ピクセル選択範囲の補正
    7. 選択したピクセルの移動、コピー、削除
    8. 一時的なクイックマスクの作成
    9. 画像内の色域指定の選択
    10. パスと選択範囲の境界線の変換
    11. チャンネルの基本
    12. 選択範囲とアルファチャンネルマスクの保存
    13. 画像の焦点領域の選択
    14. チャンネルの複製、分割および統合
    15. チャンネルの演算
  15. 画像補正
    1. オブジェクトのカラーの置換
    2. 遠近法ワープ
    3. カメラの振動によるぶれの軽減
    4. 修復ブラシの使用例
    5. カラールックアップテーブルの書き出し
    6. 画像のシャープとぼかしの調整
    7. カラー補正について
    8. 「明るさ・コントラスト」補正の適用
    9. シャドウとハイライトのディテールの調整
    10. レベル補正
    11. 色相と彩度の調整
    12. 自然な彩度の調整
    13. 画像領域内のカラーの彩度の調整
    14. 色調のクイック補正
    15. 画像への特殊なカラー効果の適用
    16. カラーバランスの補正による画像の向上
    17. ハイダイナミックレンジ(HDR)画像
    18. ヒストグラムとピクセル値の表示
    19. 画像のカラーの適用
    20. 写真の切り抜きと角度補正
    21. カラー画像の白黒画像への変換
    22. 調整レイヤーと塗りつぶしレイヤー
    23. トーンカーブの補正
    24. 描画モード
    25. 出力用画像のターゲット指定
    26. レベル補正およびトーンカーブスポイトツールを使用したカラーと色調の補正
    27. HDR の露光量とトーンの調整
    28. 画像領域の覆い焼きまたは焼き込み
    29. 特定色域の色調の補正
  16. Adobe Camera Raw
    1. Camera Raw の必要システム構成
    2. Adobe Camera Raw の新機能
    3. Camera Raw の紹介
    4. パノラマの作成
    5. サポート対象レンズ
    6. Camera Raw の周辺光量補正、粒状、かすみの除去の効果
    7. 初期設定のショートカットキー
    8. Camera Raw の自動的な遠近法の補正
    9. Camera Raw の円形フィルター
    10. Camera Raw 設定の管理
    11. Camera Raw での画像のオープン、処理および保存
    12. Camera Raw の強化されたスポット除去ツールで画像を修復
    13. 画像の回転、切り抜きおよび調整
    14. Camera Raw でのカラーレンダリングの調整
    15. Camera Raw のプロセスバージョン
    16. Camera Raw での部分補正
  17. 画像の修復および復元
    1. 削除ツール
    2. コンテンツに応じた塗りつぶしを使用して写真からオブジェクトを削除
    3. コンテンツに応じたパッチと移動
    4. 写真のレタッチと修復
    5. 画像のゆがみとノイズの修正
    6. 多くの問題を解決するための基本的なトラブルシューティング手順
  18. 画像の補正と変形
    1. 画像の空の置換
    2. オブジェクトの変形
    3. 切り抜き、回転およびカンバスサイズを調整
    4. 写真を切り抜きおよび角度補正する方法
    5. パノラマ画像の作成と編集
    6. 画像、シェイプ、パスのワープ
    7. Vanishing Point
    8. コンテンツに応じた拡大・縮小
    9. 画像、シェイプ、パスの変形
  19. 描画とペイント
    1. 対称パターンのペイント
    2. 長方形の描画とストロークオプションの変更
    3. 描画の概要
    4. シェイプの描画と編集
    5. ペイントツール
    6. ブラシの作成と修正
    7. 描画モード
    8. パスへのカラーの追加
    9. パスの編集
    10. 混合ブラシによるペイント
    11. ブラシプリセット
    12. グラデーション
    13. グラデーション補間
    14. 選択範囲、レイヤーおよびパスの塗りつぶしおよび境界線の描画
    15. ペンツールによる描画
    16. パターンの作成
    17. パターンメーカーを使用したパターンの生成
    18. パスの管理
    19. パターンライブラリとプリセットの管理
    20. グラフィックタブレットによる描画またはペイント
    21. テクスチャブラシの作成
    22. ブラシへの動的な要素の追加
    23. グラデーション
    24. アートヒストリーブラシによる、スタイル化されたストロークのペイント
    25. パターンによるペイント
    26. 複数のデバイスでのプリセットの同期
    27. プリセット、アクションおよび設定の移行
  20. テキスト
    1. テキストの追加と編集
    2. 統合テキストエンジン
    3. OpenType SVG フォントの操作
    4. 文字の書式設定
    5. 段落の書式設定
    6. テキスト効果の作成方法
    7. テキストの編集
    8. 行と文字の間隔
    9. アラビア語およびヘブライ語のテキスト
    10. フォント
    11. フォントのトラブルシューティング
    12. 日本語、中国語、韓国語のテキスト
    13. テキストの入力
  21. フィルターと効果
    1. ぼかしギャラリーの使用
    2. フィルターの基本
    3. フィルター効果リファレンス
    4. 照明効果の追加
    5. 広角補正フィルターの使用
    6. 油彩フィルターの使用
    7. ゆがみフィルターの使用
    8. レイヤー効果とレイヤースタイル
    9. 特定フィルターの適用
    10. 画像領域をこする
  22. 保存と書き出し
    1. Photoshop でのファイルの保存
    2. Photoshop でのファイルの書き出し
    3. サポートされているファイル形式
    4. グラフィック形式でのファイルの保存
    5. Photoshop と Illustrator 間でのデザインの移動
    6. ビデオとアニメーションの保存と書き出し
    7. PDF ファイルを保存
    8. Digimarc 著作権保護
  23. カラーマネジメント
    1. カラーマネジメントの設定
    2. 一貫した色の保持
    3. カラー設定
    4. ダブルトーン
    5. カラープロファイルの操作
    6. オンライン表示用ドキュメントのカラーマネジメント
    7. 印刷時におけるドキュメントのカラーマネジメント
    8. 読み込んだ画像のカラーマネジメント
    9. 色の校正
  24. Web、画面、アプリデザイン
    1. デザインに最適な Photoshop
    2. アートボード
    3. デバイスプレビュー
    4. レイヤーから CSS をコピー
    5. Web ページのスライス
    6. スライスの HTML オプション
    7. スライスのレイアウトの変更
    8. Web グラフィックの使用
    9. Web フォトギャラリーの作成
  25. ビデオとアニメーション
    1. Photoshop でのビデオの編集
    2. ビデオおよびアニメーションレイヤーの編集
    3. ビデオとアニメーションの概要
    4. ビデオとアニメーションのプレビュー
    5. ビデオレイヤーのフレームのペイント
    6. ビデオファイルと画像シーケンスの読み込み
    7. フレームアニメーションの作成
    8. Creative Cloud 3D アニメーション(プレビュー)
    9. タイムラインアニメーションの作成
    10. ビデオ用の画像の作成
  26. プリント
    1. 3D オブジェクトのプリント
    2. Photoshop を使用したプリント
    3. カラーマネジメントを使用したプリント
    4. コンタクトシートと PDF プレゼンテーション
    5. ピクチャパッケージレイアウトでの写真のプリント
    6. スポットカラーのプリント
    7. 業務用プリンターでの画像のプリント
    8. Photoshop からのカラー印刷の改善
    9. 印刷問題のトラブルシューティング | Photoshop
  27. 自動化
    1. アクションの作成
    2. データ駆動型グラフィックの作成
    3. スクリプト
    4. ファイルのバッチ処理
    5. アクションの再生と管理
    6. 条件付きアクションの追加
    7. アクションおよびアクションパネルについて
    8. アクションへのツールの記録
    9. アクションへの条件付きモード変更の追加
    10. プラグインとスクリプト用の Photoshop UI ツールキット
  28. トラブルシューティング
    1. 解決済みの問題 
    2. 既知の問題
    3. Photoshop のパフォーマンスの最適化
    4. トラブルシューティング/初級編
    5. クラッシュまたはフリーズのトラブルシューティング
    6. プログラムエラーのトラブルシューティング
    7. 「仮想記憶ディスクの空き容量不足」エラーのトラブルシューティング
    8. GPU およびグラフィックドライバーの問題のトラブルシューティング
    9. 見つからないツールを検索
    10. Photoshop の 機能 | 廃止された 3D 機能に関するよくある質問

Photoshop で作成したテンプレートをもとに、データ駆動型グラフィックを使用して作業する

次のようなシナリオを想定しましょう。

あなたは働き始めて 1 週間目で、1 つのテンプレートデザインを使用して、異なるテキストや画像を含む 5 つのバージョンの web バナーを作成する必要があります。

データ駆動型グラフィックが、作業を行う最も効果的な方法であることをご存じでしたか?

データセットを使用して、異なるテキストや画像を含む一貫したデザインを作成するには、次の一般的な手順に従います。

  1. テンプレートとして使用する基のグラフィックを作成します。 

    レイヤーを使用して、グラフィック内で変更するエレメントを分離します。

  2. グラフィックの変数を定義します。変数を使用して、画像の中で変更が必要な部分を指定します。

  3. データセットを作成するか、読み込みます。テンプレートでデータセットを作成するか、テキストファイルからデータセットを読み込みます。

  4. データセットごとにドキュメントをプレビューします。ファイルを書き出す前に、プレビューを参照して、最終画像がどうなるかを確認します。

  5. データと共に書き出してグラフィックを生成します。Photoshop(PSD)形式を使用することをおすすめします。

    Photoshop で変数を使用して異なるバージョンの画像を作成する
    変数を使用して異なるバージョンの画像を作成する

変数

変数を使用して、テンプレート内で変更する要素を定義します。3 種類の変数を定義できます。

表示 / 非表示変数」では、レイヤーの内容を表示または非表示にします。

テキストを置き換え」変数では、あるタイプのレイヤーのテキスト文字列を置き換えます。

画像を置き換え」変数では、レイヤーのピクセルを別の画像ファイルのピクセルに置き換えます。

注意:

背景レイヤーの作業中は、変数を定義することはできません。

変数の操作

  1. イメージ変数定義に移動します。

  2. 変数として定義する内容を含むレイヤーポップアップメニューから、目的のレイヤーを選択します。

  3. 表示 / 非表示画像を置き換えテキストを置き換えから、1 つ以上の種類の変数を選択します。

    表示 / 非表示」では、レイヤーまたはレイヤーグループの内容の表示と非表示を切り替えます。

    画像を置き換え」では、レイヤーのピクセルを別の画像ファイルのピクセルに置き換えます。

    テキストを置き換え」では、テキストレイヤーのテキスト文字列を置き換えます。

  4. 次のいずれかの操作を行います。

    • 名前」フィールドに、変数の名前を入力します。変数名は、文字、アンダースコアまたはコロンのいずれかで始めることができます。ピリオド、ハイフン、アンダースコア、コロン以外の特殊文字およびスペースを含めることはできません。

      または、

    • 名前ドロップダウンメニューから、レイヤーをリンクする既存の変数を選択します。同じ変数にリンクされたレイヤーは、リンクアイコンと共に名前メニューの横に表示されます。

  5. 画像を置き換え」変数を使用する場合は、次の手順に従います。

    1. 置き換える画像の拡大・縮小方法を選択します。
      • 画面に合わせる」の方法では、縦横比を維持しながら、バウンディングボックスに合わせて画像のサイズを変更します。
      • 全画面表示」の方法では、縦横比を維持しながら、バウンディングボックスに合わせて画像のサイズを変更します。片方のディメンジョンでエッジが重なる場合があります。
      • 変更なし」の方法では、置き換える画像のサイズを維持します。片方または両方のディメンジョンでエッジが重なる場合があります。
      • 合致」の方法では、バウンディングボックスに合わせて画像のサイズを変更します。元の縦横比が維持されない場合があります。
    2. 整列アイコンのハンドルを選択して、バウンディングボックス内に配置される画像の整列方法を選択します。(このオプションは、「合致」では使用できません。)
    3. バウンディングボックス内に収まりきらない画像領域を切り取るには、「バウンディングボックスで切り抜く」をオンにします。このオプションは、画像の置き換え方法として「全画面表示」または「変更なし」が選択されている場合にのみ使用できます。(このオプションは、「合致」では使用できません。)
    「画面に合わせる」の方法では、縦横比を維持しながら、バウンディングボックスに合わせて画像のサイズを変更します。
    「画面に合わせる」の方法では、縦横比を維持しながら、バウンディングボックスに合わせて画像のサイズを変更します。

  6. 別のレイヤーの変数も定義するには、レイヤーポップアップメニューからレイヤーを選択して、「OK」を選択します。

    変数を含むレイヤーの名前の横にはアスタリスク(*)が表示されます。矢印アイコンを使用してレイヤー間を移動できます。

変数名の変更

  1. イメージ変数定義に移動します。

  2. レイヤーポップアップメニューから、変数を含むレイヤーを選択します。

  3. 変数名を変更するには、「名前」テキストボックスに名前を入力します。

    変数名は、文字、アンダースコアまたはコロンのいずれかで始める必要があります。また、ピリオド、ハイフン、アンダースコア、コロン以外の特殊文字およびスペースを含むことはできません。

  4. 変数の選択を解除して削除します。

データセット

データセットは、変数と、関連するデータを集めたものです。データセットは、生成するグラフィックのバージョンごとに定義できます。

  1. 次のいずれかの操作を行います。

    • イメージ変数データセットに移動します。

    または、

    • 変数ダイアログボックスが開いている場合は、ドロップダウンメニューから「データセット」を選択するか、「次へ」を選択します。
    注意:

    少なくとも 1 つの変数を定義しないと、デフォルトのデータセットを編集できません。 

  2. 新しいデータセットボタン()をオンにして、現在のデータセットに基づいた新しいデータセットを作成します。

  3. 名前ドロップダウンリストから変数を選択します。

  4. 変数データを編集します。

    • 表示 / 非表示」変数では、「表示」を選択してレイヤーの内容が表示されるようにするか、または「非表示」を選択してレイヤーの内容が表示されないようにします。

    • 画像を置き換え」変数では、「ファイルを選択」を選択してから、置き換える画像ファイルを選択します。レイヤーを置換せずに現在の状態のままにする場合は、データセットを適用する前に「置換しない」を選択します。

    注意:

    置換しない」ボタンを適用しても、以前に別の置換が適用されていると、ファイルは元の状態には戻りません。

    • テキストを置き換え」変数では、「」テキストボックスにテキスト文字列を入力します。
  5. 生成するグラフィックのバージョンごとに別のデータセットを定義します。

データセットを編集、名前変更、または削除するには、データセットメニューから選択して、オプションを編集します。データセット間を移動するには、矢印アイコンを使用します。データセットを削除するには、削除アイコンを選択します。

データセットのプレビューまたは適用

変数とデータセットを変更せずに、基の画像にデータセットの内容を適用します。

これにより、データセットの値を含む画像の表示が変更されます。「プレビュー」オプションを使用して、それぞれのデータセットを含む各バージョンの体裁を確認します。

イメージデータセットを適用に移動して、リストからデータセットを選択し、ドキュメントウィンドウで画像をプレビューします。

適用」を選択して、データセットを適用します。プレビューのみを行い、基の画像を変更しない場合は、「キャンセル」を選択します。

イメージ変数データセットに移動して、「プレビュー」をオンにし、データセットを適用してプレビューすることもできます。

注意:

データセットを適用すると、元のドキュメントが上書きされます。

データセットを使用したグラフィックの生成

変数と 1 つ以上のデータセットを定義したら、これらのデータセット値を使用してバッチモードの出力画像を生成できます。生成される出力画像は、PSD ファイルの形式になります。

  1. ファイル書き出しファイルとしてのデータセットに移動します。

  2. 生成されたすべてのファイルのベース名を入力します。必要に応じて、独自のファイル命名規則を作成することもできます。
  3. ファイルの保存先のディレクトリを選択するには、「フォルダーを選択」ボタンを使用します。

  4. 書き出すデータセットを選択して、「OK」を選択します。

外部ファイルでのデータセットの作成

すべての変数情報を含む外部テキストファイルを使用して、変数が含まれている PSD ドキュメントにそのファイルを読み込むと、多数のデータセットを素早く作成できます。

そのためには、テキストファイルまたは Microsoft Excel スプレッドシートにデータを入力し、そのファイルをタブ区切りファイルまたはコンマ区切りファイルに書き出します。

外部テキストファイルの所定の構文に従います(実際にファイルに記載するときは、Variable または Value で始まる行全体を 1 行とします)。

VariableName1<sep>VariableName2<sep> <sep>VariableNameN <nl> 
Value1-1<sep>Value2-1<sep><sep>ValueN-1<nl> 
Value1-2<sep>Value2-2<sep><sep>ValueN-2<nl> 
Value1-M<sep>Value2-M<sep><sep>ValueN-M<nl>

先頭行にすべての変数名を記載し、後続の行に値を記載します。後続の各行が 1 つのデータセットとなり、それぞれの値が各変数に付与されることになります。

注意:

データセット内の単一行で複数行のテキストを作成するには、タブ区切りファイルまたはコンマ区切りファイルでテキストを二重引用符で囲み、改行したい場所にハードリターンを挿入します。 

外部テキストファイル 構文要素

<sep>

コンマ区切り(CSV)ファイルまたはタブ(タブ区切り)ファイルで、変数名または値が区切られています。

<nl>

各データセットの末尾に置かれる改行文字です。ラインフィード、キャリッジリターンまたはその両方になります。

“true” および “false”

表示 / 非表示変数の有効な値

空白

ファイルの解析時に、区切り文字の周りにある空白は削除されます。値に含まれる単語間の空白(two of a kind など)は削除されません。先頭と末尾の空白は、二重引用符で囲めば(“one kind” など)削除されません。

二重引用符

別の二重引用符で囲めば値の一部と見なされます(““B”” は、データセットでは “B” になります)

<sep> または <nl> が変数値の一部である場合は、値全体を二重引用符で囲む必要があります。

PSD ファイルで定義されたすべての変数をテキストファイルで定義する必要があります。そうしないと、テキストファイルと文書の変数の数が一致しない場合、エラーが表示されます。

データセットの例

チューリップとヒマワリの変数を含む花のテンプレートを使用して、テキストファイルを作成します。次に例を示します。

{contents of FlowerShow.txt} 
Variable 1, Variable 2, Variable 3 
true, TULIP, c:\My Documents\tulip.jpg 
false, SUNFLOWER, c:\My Documents\sunflower.jpg 
false, CALLA LILY, c:\My Documents\calla.jpg 
true, VIOLET, c:\My Documents\violet.jpg
注意:

テキストファイルが画像ファイルと同じフォルダー内にある場合は、画像の場所を相対パスで指定できます。例えば、上の例で最後の項目は、true, VIOLET, violet.jpg とすることができます。

データセットの読み込み

  1. 次のいずれかの操作を行います。

    • ファイル/読み込み/変数データセットに移動します。

    または、

    • イメージ/変数/データセットに移動して、「読み込み」ボタンを使用し、読み込むテキストファイルに移動します。
  2. 読み込みオプションを設定します。

    • データセット名に最初の列を使用:テキストファイルの最初の列の値(表示される最初の変数の値)を各データセット名として使用します。このチェックボックスを選択しない場合には、データセット名は「データセット 1」、「データセット 2」などとなります。
    • 既存のデータセットを置き換え:読み込む前に、既存のデータセットを削除します。
  3. テキストファイルのエンコード方式を設定するか、「自動」のままにして、「OK」を選択します。

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