
消しゴムツールは、ピクセルを背景色または透明に変更します。背景または透明ピクセルをロックしたレイヤーで作業する場合、ピクセルは背景色に変わります。それ以外の場合、ピクセルは透明になります。
消しゴムツールを使用して変更した部分を、ヒストリーパネル上で選択したヒストリー画像に戻すこともできます。
不透明度を 100 %にすると、ピクセルは完全に透明になります。不透明度を低くすると、ピクセルは不透明になっていきます。詳しくは、ペイントツールオプションを参照してください。
「消去してヒストリーに記録」モードでの作業中に一時的に消しゴムツールを使用するには、Alt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)を押しながら、画像内をドラッグします。
Photoshop では、ブラシストロークにインテリジェントなスムージングが施されます。操作は簡単で、ブラシ、鉛筆、混合ブラシ、消しゴムの各ツールの使用中に、オプションバーで「滑らかさ」に値(0~100)を入力するだけです。値として 0 を指定すると、以前のバージョンの Photoshop と同じ従来のスムージングになります。大きな値を指定すると、ストロークに適用されるインテリジェントなスムージングが強められます。
ストロークのスムージングはいくつかのモードで機能します。歯車アイコン()をクリックすると、次のモードのいずれかまたは複数が有効になります。
ロープガイドラインモード
ストリングがぴんと張っているときだけ描画されます。スムージング半径内でカーソルが動いても跡は付きません。
ストロークのキャッチアップ
ストロークを一時停止している間に描画がカーソルに追いつくようにします。このモードを無効にすると、カーソルの動きが止まったときに描画の適用がすぐに停止します。
ストローク終了時にキャッチアップ
最後の描画位置からマウスやスタイラスのコントロールを放したポイントまでストロークを完成させます。
ズーム用に調節
スムージングを調整してストロークのジッターを防ぎます。スムージングはドキュメントにズームインすると弱められ、ズームアウトすると強められます。
レイヤーをマジック消しゴムツールでクリックすると、すべての近似ピクセルが自動的に透明に変わります。透明ピクセルをロックしたレイヤーで作業している場合、ピクセルは背景色に変わります。背景をクリックすると、背景はレイヤーに変換され、すべての近似ピクセルが透明に変わります。
現在のレイヤー上で隣接しているピクセルだけを消去するか、またはすべての近似ピクセルを消去するかを選択できます。
背景消しゴムツールは、ドラッグ操作に従ってレイヤー上のピクセルを消去し、透明にします。描画色のオブジェクトの境界線を維持したまま、背景を消去できます。異なるサンプルおよび許容値オプションを指定することによって、透明部分の範囲および境界線のシャープさをコントロールすることができます。
複雑で精細なエッジのオブジェクトの背景を消去する場合は、クイック選択を使用します。
背景消しゴムツールは、ブラシの中央(ホットスポット)でカラーをサンプルし、ブラシの内側に表示されるカラーを削除します。また、背景消しゴムツールは、描画オブジェクトのエッジのカラーを抽出することによって、描画オブジェクトが別の画像にペーストされた場合に色に対してのハロー現象が表示されないようにします。
背景消しゴムツールは、レイヤーの透明ピクセルをロック設定を無効にします。
鉛筆ツールで「自動消去」オプションを使用すると、描画色を含む領域の上に背景色をペイントできます。
ドラッグの開始時にカーソルの中心が描画色上にあると、その領域は消去されて背景色になります。ドラッグの開始時にカーソルの中心が描画色を含まない領域にあると、その領域は描画色でペイントされます。
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