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自動コントラストによる補正
自動コントラストを使用して補正すると、画像のコントラストが自動的に調整されます。自動コントラストは各カラーチャンネルを個別に調整しないので、色合いが削除されたり不要な色合いが発生したりすることはありません。画像内のシャドウとハイライトの値をクリップし、残りの最も明るいピクセルと最も暗いピクセルを純粋な白(レベル 255)と純粋な黒(レベル 0)に対応付けます。これによって、ハイライトは明るく、シャドウは暗くなります。
初期設定では、画像の最も明るいピクセルと最も暗いピクセルを識別するときに、白と黒のピクセルが 0.5%ずつ切り捨てられます。つまり、両端の 0.5%ずつのピクセルが無視されます。この初期設定は、レベル補正ダイアログボックスとトーンカーブダイアログボックスから表示できる自動カラー補正オプションダイアログボックスで変更することができます。
自動コントラストは、写真や連続階調画像の外観を補正する場合に適しています。単色のカラー画像には効果がありません。
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次のいずれかの操作を行います。
色調補正パネルのレベル補正アイコンまたはトーンカーブアイコンをクリックします。
レイヤー/新規調整レイヤー/レベル補正またはトーンカーブを選択します。新規レイヤーダイアログボックスで「OK」をクリックします。
注意:イメージ/自動コントラストを選択して、調整を画像レイヤーに直接適用することもできます。この方法では、画像情報が破棄され、適用が自動的に行われることに注意してください。以降の手順のオプションは、一切調整することができません。
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属性パネルで、Alt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)を押しながら「自動補正」ボタンをクリックします。
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自動カラー補正オプションダイアログボックスの「アルゴリズム」で、「モノクロコントラストの強調」オプションを選択します。
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クリップするシャドウとハイライトを指定し、中間調のターゲットカラーを調整します。
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「OK」をクリックして、「自動補正」オプション設定を適用します。
自動カラー補正を使用した色かぶりの除去
自動カラー補正を使用すると、画像を検索してシャドウ、中間調、ハイライトを識別することによって、画像のコントラストとカラーを調整することができます。初期設定では、ターゲットカラーとして RGB 128 グレーを使用して中間調を処理し、シャドウとハイライトのピクセルを 0.5%ずつクリップします。これらの初期設定は、自動カラー補正オプションダイアログボックスで変更できます。
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次のいずれかの操作を行います。
色調補正パネルのレベル補正アイコンまたはトーンカーブアイコンをクリックします。
レイヤー/新規調整レイヤー/レベル補正またはトーンカーブを選択します。新規レイヤーダイアログボックスで「OK」をクリックします。
注意:イメージ/自動カラー補正を選択して、調整を画像レイヤーに直接適用することもできます。この方法では画像情報が自動的に破棄されることに注意してください。以降の手順のオプションは、一切調整することができません。
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属性パネルで、Alt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)を押しながら「自動補正」ボタンをクリックします。
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自動カラー補正オプションダイアログボックスの「アルゴリズム」で、「カラーの明るさと暗さの平均値による調整」オプションを選択します。
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「中間色をスナップ」オプションを選択します。
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クリップするシャドウとハイライトを指定し、中間調のターゲットカラーを調整します。
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「OK」をクリックして、「自動補正」オプション設定を適用します。
「自動補正」オプションの設定
自動カラー補正オプションでは、「レベル補正」と「トーンカーブ」の両方で使用可能な「自動補正」を制御します。また、「自動トーン補正」、「自動コントラスト」、「自動カラー補正」の各コマンドの設定も制御します。自動カラー補正オプションを使用して、シャドウとハイライトをクリップするパーセント値を指定し、シャドウ、中間調、ハイライトにカラー値を割り当てることができます。
レベル補正またはトーンカーブの色調補正を使用する際に設定を 1 回だけ適用することも、この設定を保存して、自動トーン補正、自動コントラスト、自動カラー補正、レベル補正とトーンカーブの「自動補正」オプションを適用する際の初期設定として使用することもできます。
A. 自動コントラストオプション B. 自動レベル補正オプション C. 自動カラー補正オプション D. ターゲットカラー、黒点、白色点を設定
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色調補正パネルのレベル補正アイコンまたはトーンカーブアイコンをクリックします。
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属性パネルで、Alt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)を押しながら、「自動補正」ボタンをクリックします。
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Photoshop で画像の全体的な色調範囲を調整するのに使用するアルゴリズムを指定します。
モノクロコントラストの強調
すべてのチャンネルが同じようにクリップされます。これにより、全体的なカラー間の関係を維持したまま、ハイライトはより明るく、シャドウはより暗く表現できます。「自動コントラスト」コマンドではこのアルゴリズムが使用されます。
チャンネルごとのコントラストを強調
各チャンネルの色調範囲が強調され、より高度な補正が可能です。「チャンネルごとのコントラストを強調」では、各チャンネルが個別に調整されるため、色合いが削除されたり発生したりすることがあります。「自動トーン補正」コマンドではこのアルゴリズムが使用されます。
カラーの明るさと暗さの平均値による調整
画像内の平均的な最も明るいピクセルと最も暗いピクセルが見つけられ、クリッピングを最小化しながらコントラストを最大限に強くできます。「自動カラー補正」コマンドではこのアルゴリズムが使用されます。
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Photoshop で平均的な中間色に近い色を画像から見つけて、ガンマ値を調整してカラーを中間色にするには、「中間色をスナップ」を選択します。「自動カラー補正」コマンドではこのアルゴリズムが使用されます。
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ホワイトとブラックのピクセルを切り捨てる割合を指定するには、「クリップ」テキストボックスに比率を入力します。0.5%~ 1%の値を指定することをお勧めします。
初期設定では、白と黒のピクセルが 0.1%ずつ切り捨てられます。つまり、画像の最も明るいピクセルと最も暗いピクセルを識別するときに、両端の 0.1%ずつのピクセルが無視されます。最近のスキャナーやデジタルカメラは出力画質が向上しているため、これらの初期設定のクリップ値は高すぎる可能性があります。
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(ターゲット)カラー値を画像の最も暗い領域、中間色の領域、最も明るい領域に割り当てるには、カラー選択ボックスをクリックします。
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次のいずれかの操作を行います。
レベル補正またはトーンカーブの色調補正の現在の設定を使用するには、「OK」をクリックします。「自動補正」ボタンをクリックすると、同じ設定が画像に再適用されます。
設定を初期設定として保存するには、「初期設定値として保存」を選択し、「OK」をクリックします。次回、色調補正パネルのレベル補正またはトーンカーブの色調補正で、「自動補正」ボタンをクリックして同じ設定を適用することができます。「自動トーン補正」、「自動コントラスト」、「自動カラー補正」の各コマンドでも初期設定のクリップ値を使用します。
注意:自動カラー補正、自動トーン補正、自動コントラストの初期設定として自動カラー補正オプションを保存する場合は、手順 3 でどのアルゴリズムを選択しても関係ありません。この 3 つの自動補正コマンドでは、ターゲットカラーとクリップに指定した値しか使われません。ただし、例外として、自動カラー補正では「中間色をスナップ」オプションも使われます。
「平均化(イコライズ)」コマンドの使用
「平均化(イコライズ)」コマンドは、明るさのレベルの範囲全体を均等に表すように、画像のピクセルの明るさの値を再分布します。「平均化(イコライズ)」では、合成画像のピクセル値が割り当て直され、最も明るい値がホワイトを表し、最も暗い値がブラックを表し、中間色の値がグレースケール全体に均等に配分されます。
スキャンした画像が元画像より暗い場合に、各値のバランスをとって画像をより明るくしたいときに「平均化(イコライズ)」コマンドを使用できます。「平均化(イコライズ)」コマンドとヒストグラムパネルを併用すると、変更の前と後で明るさを比較できます。
「平均化(イコライズ)」コマンドでは調整が画像レイヤーに直接適用されるため、画像が劣化します。非破壊的な調整を行うには、調整レイヤーを使用するか、Adobe Camera Raw で編集を行います。
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(オプション)画像内の平均化する領域を選択します。
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イメージ/色調補正/平均化(イコライズ)を選択します。
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画像の特定の領域を選択した場合は、ダイアログボックスで平均化する対象のオプションを選択し、「OK」をクリックします。
選択した範囲だけを平均化(イコライズ)
選択範囲のピクセルだけを均等に配分します。
選択した範囲に基づいて画像全体を平均化(イコライズ)
選択範囲のレイヤーを基準に画像の全ピクセルを均等に配分します。
「自動補正」オプションによる黒点と白色点の調整
「レベル補正」や「トーンカーブ」の「自動補正」オプションおよび「自動トーン補正」コマンドを使用すると、画像の黒点と白色点が自動的に調整されます。これによって各チャンネルのシャドウとハイライトの一部がクリップされ、各カラーチャンネルで最も明るいピクセルと最も暗いピクセルが純粋な白(レベル 255)と純粋な黒(レベル 0)に対応付けられます。中間ピクセル値はそれに応じて再分布されます。その結果ピクセル値が広がるので、「自動補正」オプションまたは「自動トーン補正」コマンドを使用すると画像のコントラストが上がります。「自動補正」オプションまたは「自動トーン補正」コマンドでは各カラーチャンネルが個別に調整されるので、カラーが削除されたり、色かぶりが発生したりすることがあります。
「自動補正」オプションまたは「自動トーン補正」コマンドは、ピクセル値が平均的に分布していて、単純にコントラストを上げる必要のある画像で、特に優れた効果を発揮します。
初期設定では、「自動補正」オプションまたは「自動トーン補正」コマンドは白色点と黒点のピクセルを 0.1%ずつクリップします。つまり、画像の最も明るいピクセルと最も暗いピクセルを識別するときに、両端の 0.1%ずつのピクセルが無視されます。「自動補正」オプションの初期設定は、自動カラー補正オプションダイアログボックスで変更できます。
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次のいずれかの操作を行います。
色調補正パネルのレベル補正アイコンまたはトーンカーブアイコンをクリックします。
レイヤー/新規調整レイヤー/レベル補正またはトーンカーブを選択します。新規レイヤーダイアログボックスで「OK」をクリックします。
注意:イメージ/自動トーン補正を選択すると、調整を画像レイヤーに直接適用できます。この方法では画像情報が自動的に破棄されることに注意してください。以降の手順のオプションは、一切調整することができません。
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属性パネルで、Alt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)を押しながら「自動補正」ボタンをクリックします。
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自動カラー補正オプションダイアログボックスの「アルゴリズム」で、「チャンネルごとのコントラストを強調」を選択します。
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クリップするシャドウとハイライトの量、および中間調のターゲットカラーを調整します。
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「OK」をクリックして、「自動補正」オプション設定を適用します。