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ブラシ機能拡張使用の追加
ブラシパネルには、動的な(または変化する)要素を追加してブラシ先端をプリセットするための様々なオプションが用意されています。例えば、ストロークの方向に応じてサイズ、色およびブラシマークの不透明度を変更するオプションを設定できます。
ブラシにエフェクトを追加するときは、2 つのコンポーネントを使用します。
ジッターでは、エフェクトのランダム度を指定します。0 %を指定すると、エフェクトは 1 つのストローク内で変化しません。100 %を指定すると、ランダムに変化する度合いが最も高くなります。
- コントロールポップアップメニューのオプションでは、筆圧などの影響をどのような度合いで変化させるかを指定します。調整しないように設定したり、指定したステップ数に合わせてフェードさせたり、筆圧やペンの傾き、ペンホイールの位置またはペンの回転に基づいてエフェクトを変化させるように設定することができます。
コントロールポップアップメニューの一部のオプションは、タブレットなどの筆圧感知入力タブレットおよびサポートされるペン(回転コントロール用およびペンホイール用)を使用しているときのみ使用可能です。タブレットがインストールされていない場合、またはコントロール機能がないペンを使用している場合にペンコントロールを選択すると、警告アイコンが表示されます。
ブラシシェイプ
「シェイプ」では、ストロークのブラシマークが力学的影響で変化する度合いを指定します。
サイズのジッターとコントロール
1 つのストロークでブラシマークのサイズをどのように変化させるかを指定します。詳細については、 ブラシの作成と修正を参照してください。
ジッターの変化の割合を最大にするには、値を入力するか、スライダーを使用して値を指定します。ブラシマークの角度をどのように変化させるかを指定するには、コントロールポップアップメニューから次のいずれかのオプションを選択します。
オフ
ブラシマークのサイズの変化を調整しません。
フェード
指定したステップ数で直径の初期値から最小値の間でブラシマークのサイズをフェードします。各ステップは、ブラシ先端のマーク 1 つに相当します。値は 1 ~ 9999 の間で指定します。例えば、10 を入力すると、10 個目のブラシマークでフェードが完了します。
筆圧、ペンの傾き、スタイラスホイール
筆圧、ペンの傾きまたはペンホイールの位置に基づいて、直径の初期値から最小値の間でブラシマークのサイズを変化させます。
最小の直径
「サイズのジッター」または「コントロール」が有効になっているときに、ブラシマークを縮小するときの最小値をパーセント値で指定します。数値を入力するか、スライダーを使用してブラシ先端の直径のパーセント値を指定します。
傾きの大きさ
「コントロール」が「ペンの傾き」に設定されているときに、回転前にブラシの高さに適用する倍率を指定します。数値を入力するか、スライダーを使用してブラシ直径のパーセント値を指定します。
角度のジッターとコントロール
1 つのストローク内でブラシマークの角度をどのように変化させるかを指定します。ジッターの最大パーセント値を指定するには、360 度の何パーセントになるかを換算した値を入力します。ブラシマークの角度をどのように変化させるかを指定するには、コントロールポップアップメニューから次のいずれかのオプションを選択します。
オフ
ブラシマークの角度の変化を調整しません。
フェード
0 ~ 360 度の間でブラシマークの角度を指定したステップ数でフェードします。
筆圧、ペンの傾き、スタイラスホイール、回転
筆圧、ペンの傾き、ペンホイールの位置またはペンの回転に基づいて、0 ~ 360 度の間でブラシマークの角度を変化させます。
一定方向
ブラシストロークの開始時の方向に基づいてブラシマークの角度を決定します。
進行方向
ブラシストロークの方向に基づいてブラシマークの角度を決定します。
真円率のジッターとコントロール
1 つのストロークでブラシマークの真円率をどのように変化させるかを指定します。ジッターの最大パーセント値を指定するには、ブラシの短軸と長軸間の比率をパーセント値で指定します。ブラシマークの真円率の変化の調整方法を指定するには、コントロールポップアップメニューから次のいずれかのオプションを選択します。
オフ
ブラシマークの真円率の変化を調整しません。
フェード
指定したステップ数で 100 %から最小の真円率の間でブラシマークの真円率をフェードします。
筆圧、ペンの傾き、スタイラスホイール、回転
筆圧、ペンの傾き、ペンホイールの位置またはペンの回転に基づいて、100 %から最小の真円率の間でブラシマークの真円率を変化させます。
最小の真円率
「真円率のジッター」と「コントロール」が有効になっているときに、ブラシマークの真円率の最小値を指定します。ブラシの短軸と長軸の間の比率をパーセントで指定します。
ブラシの投影
スタイラスで描く場合、傾きと回転に対する変更によってブラシ先端のシェイプが変わることを指定します。
ブラシのカラーオプション
「カラー」オプションによって、1 つのストローク内でペイントカラーがどのように変化するかが決まります。
描点ごとに適用
1 回のストローク内ではっきり区別できる先端のスタンプそれぞれにカラー変更を指定します。
このオプションがオフの場合、各ストロークの開始時に、動的な変更が 1 回行われます。個々のストローク内ではなく、ストローク間でカラーを変えることができます。
描画色・背景色のジッターとコントロール
描画色と背景色の間でペイント色をどのように変化させるのかを指定します。
ペイントカラーの変化の度合いをパーセント値で指定するには、数値を入力するか、スライダーを使用して値を指定します。ブラシマークのカラーの変化を制御するには、コントロールポップアップメニューから次のいずれかのオプションを選択します。
オフ
ブラシマークのカラーの変化を調整しません。
フェード
描画色と背景色の間で、指定したステップ数でペイントカラーを変化させます。
筆圧、ペンの傾き、スタイラスホイール、回転
筆圧、ペンの傾き、ペンホイールの位置またはペンの回転に基づいて、描画色と背景色の間でペイントカラーを変化させます。
色相のジッター
ストローク内でペイントの色相が変化する度合いをパーセント値で指定します。値を入力するか、スライダーを使用して値を指定します。小さな値を指定すると、描画色の色相に近い範囲内で色相が変化します。大きな値を指定すると、色相が大きく変化します。
彩度のジッター
ストローク内でペイントの彩度が変化する度合いをパーセント値で指定します。値を入力するか、スライダーを使用して値を指定します。小さな値を指定すると、描画色の彩度に近い範囲内で彩度が変化します。大きな値を指定すると、彩度レベルが大きく変化します。
明るさのジッター
ストローク内でペイントの明るさが変化する度合いをパーセント値で指定します。値を入力するか、スライダーを使用して値を指定します。小さな値を指定すると、描画色の明るさに近い範囲内で明るさが変化します。大きな値を指定すると、明るさのレベルが大きく変化します。
HSB
色の彩度を増加または減少させます。値を入力するか、スライダーを使用して -100 ~ 100 の範囲のパーセント値を指定します。-100 %を指定すると、色の彩度がまったくなくなります。100 %を指定すると、色の彩度が最も高くなります。
ブラシの「その他」オプション
ブラシの「その他」オプションでは、ストロークのコース上でペイントがどのように変化するかを指定できます。
不透明度のジッターとコントロール
オプションバーで指定されている不透明度値を上限(超えることはできません)として、ブラシストローク内でペイントの不透明度をどのように変化させるかを指定します。ペイントの不透明度が変化する度合いをパーセント値で指定するには、数値を入力するか、スライダーを使用して値を指定します。ブラシマークの不透明度の変化を制御するには、コントロールポップアップメニューから次のいずれかのオプションを選択します。
オフ
ブラシマークの不透明度の変化を調整しません。
フェード
オプションバーで指定されている不透明度値から 0 まで、指定したステップ数でペイントの不透明度をフェードします。
筆圧、ペンの傾き、スタイラスホイール
筆圧、ペンの傾き、ペンホイールの位置に基づいて、ペイントの不透明度を変化させます。
インク流量のジッターとコントロール
オプションバーで指定されているインク流量値を上限(超えることはできません)として、ブラシストローク内でペイントのインク流量をどのように変化させるかを指定します。
ペイントのインク流量の変化の度合いをパーセント値で指定するには、数値を入力するか、スライダーを使用して値を指定します。ブラシマークのインク流量の変化を制御するには、コントロールポップアップメニューから次のいずれかのオプションを選択します。
オフ
ブラシマークのインク流量の変化を調整しません。
フェード
オプションバーで指定されているインク流量値から 0 まで、指定したステップ数でペイントのインク流量をフェードします。
筆圧、ペンの傾き、スタイラスホイール
筆圧、ペンの傾き、ペンホイールの位置に基づいて、ペイントのインク流量を変化させます。